デスクワークをしている方も多いと思いますが、みんな共通の悩みなのが「首や肩のコリ」や「腰痛」です。座らないようにすれば良いと言いますが、そんな簡単じゃないんですよね…
そこで注目したいのが「椅子」です。座っている時間が長い場合、より体に合った椅子を使うことで適度に負担を軽減することができます。

近年、デスクワーク用の高機能なオフィスチェアが注目されており、価格も数万円〜数十万円するものまで様々です。
僕は様々なオフィスチェアを検討した結果、ハーマンミラー社の『ミラ2チェア』を購入しました。なぜこの椅子を選んだのか、納期や実際の座り心地はどうなのかなどを詳しく紹介していきます。
2015年に購入したこの『ミラ2チェア』ですが、10年使った2025年に「ハーマンミラーの12年保証」サービスを利用して無償で修理しました。
修理の流れや手続き、実際の修理の様子などをまとめましたので、よろしければ合わせてご覧ください。
タップできる目次
ミラ2チェアとは?
『ミラ2チェア』は、高機能オフィスチェアとして有名な『アーロンチェア』などを手掛ける、ハーマンミラー社から販売されているオフィスチェアです。
同社のオフィスチェアの中では比較的新しい製品で、2014年2月に販売を開始しています。
『アーロンチェア』は、高機能オフィスチェアの最高峰かつ定番の製品ではありますが、設計されたのは1994年と現代よりもITが普及していない時代に作られたものです。
ITが普及した現代では、以前よりもデスクに向かって座っている時間が格段に長くなっており、そんな現代のワークスタイルに合わせて設計されたのが、本記事で紹介する『ミラ2チェア』です。
デザイン
『ハーマンミラー ミラ2チェア』のデザインを細かく見ていきます。

チェア全体としてはこのような形と色。
オフィスチェアとしては比較的コンパクトなのが特徴です。また、オフィスチェアにありがちな真っ黒という色だけではなく、このように白やターコイズといったカラフルなカラーへのカスタマイズが出来るのも特徴。(ただ、カスタマイズすると納期に注意が必要。詳しくは後述)

座面はメッシュになっており、夏場長時間座っていても蒸れることが無く、快適に作業を続けることが出来ます。
また、メッシュだと耐久性は大丈夫かな?と心配に思うかもしれません。ただ、もう使い始めてから数年経っていますが、汚れ等はあるものの特に破れたりはしていません。
毎日ずっと座っているのにも関わらず、未だにボロボロにならず使えているので、耐久性はかなり高いと言えそうです。
もし、仮に座面が破れてしまったとしても、ハーマンミラー社の製品は12年保証が付いており、その間であれば修理対応してくれるので、安心感があります。

アームレストの調整具合はかなり自由度が高いです。安いものだと高さすら調節できないものも多い中、高さはもちろん、角度や前後の位置なども調節できます。


左右の角度もかなり自由に変更できます。

アームレストを下から見た様子です。アームレストは角度の他にもある程度上下左右の位置が変更できるので、体型や姿勢に合わせて調整が出来ます。

本製品の特徴的な背面のデザイン。ハンドルが付いている部分は、腰に当てる「ランバーサポート」と呼ばれるものです。ランバーサポートを使うことにより、背骨を支え、理想的な着座姿勢にするサポートをしてくれるとの事。
長時間椅子に座ることの多いデスクワーカーにとって嬉しい機能です。

ランバーサポートは腰の位置に合わせて自由に上下の位置を変更できるほか、こちらのハンドルを回すことで効き目を調節できます。
ミラ2チェアの使用レビュー
実際に『ミラ2チェア』を使ってみて感じした、座り心地や使用感を紹介していきます。
座り心地
まず、チェアとして最も重要な「座り心地」について。
率直に言うと、メチャクチャ良いです(語彙力w)
この椅子を購入する前までは、1万円台のオフィスチェアみたいなものを使っていました。それはそれで別に悪くは無かったのですが、『ミラ2チェア』は、座った瞬間から違いが明らかです。
座面に座り、背中をもたれかけてみると、身体全体に自然にフィットする感覚があります。ちゃんと椅子が自分の体重を支えてくれているのだなぁと感じることができます。
これは1万円台のオフィスチェアでは味わえない感覚で、価格の違いを感じました。

また、座面がメッシュになっているのは、蒸れなくて良いですね。
以前まで使っていたチェアは、夏場になると群れてしまい、集中しているときは内ももの辺りが汗ばんで不快に感じることがありましたが、この椅子を使いだしてからは蒸れることが無くなりました。
身体への影響はあったか?
以前までは1万円台のオフィスチェアを使っていましたが、それと比較すると確実に身体への負担は軽減されていると感じます。
今までの椅子は、座っているとすぐに腰が重くて痛くなりましたが、『ミラ2チェア』ではその感覚が軽減されているように思います。また、椅子から立ち上がる際も以前の椅子と比較するとスッと立てるようになりました。
ただ、腰痛が完全に無くなったのかと言われると、そんな事はありません。
こればっかりは椅子だけで解決できる問題では無さそうです。ずっと同じ姿勢でいない、適度に身体を動かすなど、よく言われている腰痛対策も合わせて行うことで、トータル的に改善に繋がるものと思われます。
また、腰の方は少し負荷が軽減されているように感じましたが、首や肩のコリはそこまで変化がないように感じます。これは自覚しているのですが、椅子に座る姿勢があまり良くない事と、アームレストの調整があまりうまく行っていなかった事が原因のように思います。
作業中、アームレストにちゃんと腕を乗せることを意識的に行えば、多少首肩への負担が軽減される感覚があるため、正しい姿勢で使えば、それに見合った効果があるような気がします。
座面の下にホコリが溜まる

ずっと使っていると、座面の下にかなりホコリが溜まります。この写真は掃除した後なので比較的綺麗ですが、1ヶ月も使っているとここにかなりのホコリが付着しています。

ホコリが溜まった時は、ウェットティッシュを使ってホコリを拭いているのですが、本体のプラスチック素材がかなりザラザラしているためか、あまり綺麗にホコリが取れません。
そのため、何回か拭いてようやく綺麗になるので、掃除はかなり結構手間だなと感じることが多いです。
ヘッドレストやフットレストが欲しい時がある
『ミラ2チェア』に限らず、ハーマンミラー社のオフィスチェアは、基本的にヘッドレストやフットレストなどは付いていません。
これはハーマンミラー社の思想ですが、あくまでも仕事をするための「ワークチェア」であり、リラックスする為の椅子ではないので、ヘッドレストなどは付いていないそう。
まぁ確かに…と思う部分はありますが、時には足伸ばして休憩したい時だってあると思います。だって人間だもの…
最近のオフィスチェアではヘッドレストなんかは標準的に装備されているので、それらと比較するとあまり機能性は高くないと言えます。
ミラ2チェア購入時の注意点
僕が実際に『ミラ2チェア』を購入した時に感じた注意点を幾つか紹介。
試し座りは必須
『ミラ2チェア』に限らず、椅子を購入する時は確実に試し座りをした方が良いです。できれば、このようなオフィスチェアが沢山置いてある店舗に行って、実際に座り、比較する方が良いでしょう。
僕が購入した時は、新宿に大塚家具のショールームがあったので、そこで『ミラ2チェア』を初め、『アーロンチェア』や、オカムラの『コンテッサ』など、数々のオフィスチェアが展示してあり、実際に座ることが出来ました。
こういったオフィスチェアを扱っている家具屋さんはネットで探せば見つかるので、購入前には確実に試しておきたい所です。
納期はかなり長いことを覚悟
この『ミラ2チェア』は、足の部分や座面部分の色や素材をカスタマイズ出来ることが特徴の一つです。
最も一般的な「黒」の場合は、在庫がある事が多く、1週間程度の納期で届くこともありますが、色を変更するなどのカスタマイズを行った場合、15週間程度かかるので、カスタマイズをしたい場合は納期に注意する必要があります。
実際にハーマンミラーの公式ストアでも、黒の場合は納期が1週間となっているのに対し、少しでもカスタマイズを加えると、納期が15週間になるのが分かります。


こちらは店頭で購入する場合も同様です。僕の場合は大塚家具で購入しましたが「黒」や「ターコイズ」は店舗に在庫があり、すぐに届けてもらうことが可能でしたが、白にカスタマイズしたので、実際には3ヶ月以上待って納品されました。
ミラ2チェアのレビューまとめ
『ミラ2チェア』はハーマンミラー社が現代のワークスタイルに合わせて設計したオフィスチェアです。
実際に座ってみると分かるのですが、1万円台のオフィスチェアと比較すると、座り心地は段違いに良く、体全体にフィットするのが分かります。
また機能面でも優れており、前傾チルト機構や、ランバーサポート、アームレストの自由さなど、オフィスチェアに求められているものは一通りサポートされています。
同じくハーマンミラー社の代表的なチェアである『アーロンチェア』と比較すると、機能面では特に劣る点は無く、価格帯も『アーロンチェア』が20万円前後という価格に対し、『ミラ2チェア』は、15万円前後で購入できるという利点があります。
もちろん10万円を超える金額なので、気軽に購入できるものではありませんが、12年保証も付いており、長期間使うことを考えると決して高くない買い物だと思います。
最近ではテレワークの広がりにより、家での作業環境を整えたいと考えている方も多いと思いますが「椅子」に注目してみるのは如何でしょうか?投資する価値はあると思います。







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