デスク環境ってこだわってますでしょうか?
自分が気に入った環境で作業できると、気分も上がり、作業効率の向上にも繋がりますよね。
近年のコロナ禍から始まったリモートワークの普及などにより、デスク環境を考え始めた方、結構いると思います。
そんな中で、環境構築に一役立ちそうなのが「照明」。特に、デスク周りを簡単に”エモい”感じに仕上げられるのが「LEDテープライト」です。
本記事では、スマホで簡単に色を変えられる”スマート”なLEDテープライト『TP-Link Tapo L900-5』を紹介。
実際にデスクに貼ってみましたので、その使用感や光り方、メリット・デメリットなどを詳しくレビューしていきます。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
タップできる目次
TP-Link Tapo L900-5とは?
TP-Link(@tplinkjapan)から販売されているスマートWi-Fiテープライトです。
TP-Link(ティーピーリンク)と言えば、無線LANルーターなどWi-Fi機器が有名なメーカーさんですが、実は「スマートランプ」や「スマートカメラ」など、スマートホーム関連製品にもかなり力を入れています。
同社のスマートホーム製品は「Tapo」というブランドが付けられており、ルーター製品で培われたネットワーク技術がふんだんに搭載され、スマート・かんたん・安全をキーワードに高品質な製品を低価格で提供しています。
その中でも今回紹介する『TP-Link Tapo L900-5』は、
- 1,600万色の色に対応
- アプリから簡単に色や明るさが変えられる
- スマートスピーカーと連動して声で操作が可能
- スケジュール機能搭載
- 3年間の保証付き
という特徴を持っています。
スペック
TP-Link Tapo L900-5 | |
---|---|
サイズ | 5000×10×1.6 mm |
重量 | 57g |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b/g/n |
Wi-Fi周波数 | 2.4GHz |
定格消費電力 | 13.5W |
調光 | 1-100%(アプリやクラウド操作時のみ) |
寿命 | 25,000時間 |
保証期間 | 3年間 |
『TP-Link Tapo L900-5』のスペックは上記の通り。
寿命が25,000時間と長寿命。かつ3年間の保証が付いていると、保証内容に関しては他メーカーの製品よりも頭一つ抜けている印象ですね。
パッケージの内容
『TP-Link Tapo L900-5』を開封して、パッケージ内容や本体外観・サイズ感を見ていきます。
パッケージデザインは水色が綺麗なデザイン。
パッケージ内容は上記の通りです。
クイックスタートガイドには特に説明文などはなく、イラストのセットアップ方法が書かれています。
下部には多言語化されたテキストがありますが、こちらはアプリダウンロードの案内でした。
電源ボタン。中央にボタンが一つあるだけのシンプルデザインですが、比較的ボタンが大きいような気がします。
ボタンの本体色は白なので目立ちにくいのは良いですね。
実際に使う際には、別に付属する電源アダプタを繋いで使う必要があります。
こちらは電源ボタンにあるLEDテープライトと繋げるコネクタ部分。
付属の電源アダプタ。サイズはそこまで大きくないのですが、デスク周りに置く場合、コンセントの確保が必要です。
電源ボタンと電源アダプタを繋げた様子。
それぞれ色が異なるので、どうせなら電源アダプタも白にして欲しかったなぁ…なんて思いました。
また、電源アダプタじゃなくて、USB給電出来ればいいのになとも思ったのですが、消費電力的にUSBだと足りないみたいなので残念。
こちらがLEDテープライト本体。
今回は『TP-Link Tapo L900-5』という長さが5mの製品を使いましたが、『TP-Link Tapo L900-10』という、長さが10mの製品もあります。
本体にはこのように一定間隔ごとにLEDが埋め込まれており、これらが光って照らしてくれます。
テープライト裏面は3Mの両面テープになっているので、好きな場所に貼り付けて使うことが可能。
実際にデスクに貼る前に、本当に光るのかテストしてみます。
電源ボタンとLEDテープライトを繋げますが、矢印の向きが正しくないとLEDが点灯しません。
ちなみに、これは間違って付けた様子。
こちらは正しい向き。よく見るとテープライトの方に矢印ありますね…。
正しく通電されていると、緑と白が交互に点灯します。
TP-Link Tapo L900-5の貼り付け方と注意点など
実際に『TP-Link Tapo L900-5』をデスクに貼り付けていきます。
今回貼り付けようと思っているのは、先日導入した電動昇降デスク『FlexiSpot E7』。
正面は割とケーブルが見えないようにしていますが…
背面はこんな感じでケーブルだらけですw
そのうち、もっとちゃんとケーブルチューブなんかでまとめないとダメですね…。
実際に『TP-Link Tapo L900-5』をデスクに貼っていってますが、まだこの段階ではテープライト裏面の両面テープは使わず、マスキングテープで仮止めをしています。
テープライトは一度貼ってしまうとやり直しが難しいので、まずはこのように仮止めして、ちゃんと位置などを調整してから貼ったほうが良いと思います。
背面にケーブルが多いので一苦労…。
横着してデスクの上に物を載せたまま作業しましたが、一旦全部どかしたほうがやりやすかったなぁ…と思いましたw
デスクにモニターアームを付けている方も多いと思いますが、モニターアームの部分は流石に上から付けるしか無いと思います。
一通り貼ってみました。壁に反射させた部分は結構いい感じで光っています。
デスク右側は壁がないので、仕方ないですね。
『TP-Link Tapo L900-5』は長さが5mの製品ですが、僕のデスクは左右と奥に貼っても半分くらい余るので、折り返して2重にしてみようかなと、やってみた所。
LEDテープライトは完全に折り曲げると使えなくなるので、曲げる際はこのように緩やかにする必要があります。
……と、試してみたものの、折り曲げた箇所の光が変な方向を向いている事やLEDの位置合わせが大変だったので、結局の所2重にするのはやめました。
長さを確認したら、ハサミでカット。
切る場所は決まっており、テープライト表面にハサミのマークがある箇所を切っていきます。
こちらが余ったテープライト。
テープライトは切ってしまうと余った部分は使えません。
Amazonなんかでは余った部分に取り付けるコネクタも売ってたりしますが、物によってはハンダ付けが必要だったりとハードルは高いです。
部屋を照らすといった場合であれば5mの長さは有用ですが、デスク周りに使う場合5mはちょっと長いかなぁと思いました。
”デスク用”として、長さは2.5m、USB給電なんて製品があれば完璧なのですがw
TP-Link Tapo L900-5の使用レビュー
『TP-Link Tapo L900-5』は、電源を繋げてボタンを押せば光りますが、アプリを使うことでその真価を発揮します。
アプリのダウンロードと初期セットアップ
TP-Link Tapo
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まずはアプリ「TP-Link Tapo」をダウンロード。
アプリを使うには「TP-Link ID」が必要。持っていない場合はサインアップからアカウント登録を進めます。
アカウント登録が済み、ログイン出来たらデバイスを追加していきます。沢山の製品が並んでいますが「Tapo L900」を選択。
アプリでは初期セットアップ方法を分かりやすく教えてくれますので、ガイドに従って進めていきます。
『TP-Link Tapo L900-5』をWi-Fi接続するために、一旦OS側のWi-Fiネットワークを「Tapo_Light Strip_XXXX」に繋ぎます。
アプリ側に戻ると、正常に進めている場合「見つかりました」と表示され、家のネットワークが表示されますので、普段使っているWi-Fiと繋ぎます。
問題ない場合、Tapoデバイスとアプリがペアリングされます。
ペアリングが完了すると、デバイスに名前・種類・アイコンを設定していきます。適当でもかまいませんが、複数のデバイスを管理する際には、しっかりと名前を付けておくと良いでしょう。
最後にファームウェアの更新がある場合、ここでアップデートが可能。
実際僕がセットアップした時も、最新のファームウェアがありアップデートされました。
さすがスマートデバイス。こういったLEDテープライトみたいなものにも”ファームウェア”とかあるんだなぁ……と感じさせる一面でした。
アップデートが終わると、アプリのホーム画面に移動し、実際に使い始めることができます。
アプリからTapoの検出ができない場合
最初アプリから初期セットアップを行っていた時に遭遇したのが、アプリからテープライトが見つけられないという現象。
セットアップ途中で、TapoのWi-Fiネットワーク「Tapo_Light Strip_XXXX」に繋ぎますが、その後Tapoを検出できませんでした。というエラーメッセージが表示される状況に……。
何回か試してみてようやく分かったのが、「OS側からローカルネットワーク権限を付与していなかった」のが原因でした。
最初左の様に「ローカルネットワーク権限が必要です」となっていたのですが、よく分からずそのままセットアップしていたのが良くなかったようです。
一度アプリを終了し、再度起動すると許可を求められ、ここでOKすることにより、アプリからテープライトの検出が出来ました。
アプリで出来ること
アプリからは、電源のON/OFF、明るさの変更、色の変更など基本的な事はもちろん行えます。
予め幾つかのプリセットが設定されており、ワンタッチで色の変更が可能。それぞれのプリセットは細かく色のカスタマイズが出来るので、時間や利用シーンに合わせてプリセットを作っておくと便利です。
その他、自動的に色が変わる「エフェクト」も豊富に用意されています。
どれも派手な見た目で、インパクト大。
実用性はそこまで無いかもしれませんが、ド派手に光らせたい場合などに使える…かもしれません。
スケジュール設定など
決まった時間や、日の出・日没といった時間に合わせて、オン/オフ、明るさの変更が出来るスケジュール設定も可能。
曜日指定が出来るので、平日夜〜寝る前だけ光らせる…みたいな事も出来ます。
その他にユニークなのが「おでかけモード」。ランダムにオン・オフを切り替えて留守を悟られないようにする機能です。一人暮らしの場合に役立ちそう。
実際にデスク周りを光らせてみた様子
『TP-Link Tapo L900-5』を使い、デスク周りを光らせてみた様子です。
白に光らせてみた様子。なんか良い感じです。
元々僕のデスクは白のものが多いですが、よりクールな印象を与えてくれますね。
Youtuberなんかが使ってそうな紫っぽい色。”エモい”感じ出てますかね?
緑っぽい色もキレイです。
赤は凄いですね。燃えるような色です。
エフェクトを使ってみた様子
エフェクトを使った見た様子。
「オーロラ」→「稲妻」→「沸騰」の順にエフェクトを切り替えています。
移り変わる色は本当に美しいのですが、どういったシーンで使うのかは思いつきませんw
電球色は実用性が高い
紫や青は雰囲気は作り出せるものの、ずっとその色で使い続けるのもどうかなぁと思ったりします。
ということで、普段遣いするには電球色っぽい色ににするのがオススメ。
ただ、アプリから色温度の変更は出来ないので、黄色〜オレンジ色をベースに電球色っぽくしていく必要があります。
色温度の変更も出来れば、もっと電球色に近いナチュラルな色が出ると思うので、ここは改善に期待したい所。
なんとか色味を調整したのが上の写真。デスク上のダウンライトと同じ様な色にすることにより、全体的に調和がとれ、良い感じになりました。
夜の暗い環境化でもデスク周りが明るくなり、目にも優しそうです。
TP-Link Tapo L900-5のレビューまとめ
『TP-Link Tapo L900-5』は、貼り付けるだけで手軽にライトアップができるLEDテープライトです。
光り方が非常にキレイで、デスク環境をオシャレに彩ってくれます。
分かりやすい説明と使いやすいUI、柔軟なスケジュール設定などアプリの完成度が高いのも魅力的ですね。
LEDテープライトはもっと価格が安い製品もありますが、25,000時間の長寿命と、業界最長クラス3年間の保証付きというのはTP-Linkならでは。
「デスク環境をオシャレにしたい」「デスク周りに彩りが欲しい」といった方に、是非試してみて欲しいLEDテープライトでした。
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