PC作業中に音楽を流すためのデスクトップスピーカーは、音質を求めるとサイズが大きくなりがちで、設置場所に困るケースが多いです。

結論から言うと、コンパクトなサイズ感と高品質な音を両立させたい方には『EDIFIER M60』がかなりおすすめです。
VGP2025金賞&コスパ大賞を受賞したこのスピーカーは、片手に乗るコンパクトさでありながら66Wの出力を誇り、LDACによるハイレゾワイヤレスにも対応。デザインもシンプルで洗練されており、モダンなデスク環境にピッタリとマッチします。
実際にしばらく使ってみましたので、音質や使い勝手、同社の『MR3』『MR5』との比較も交えながら、メリット・デメリットを詳しく紹介していきます。
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EDIFIER M60とは?
『EDIFIER M60』は、「100×168×147mm」というコンパクトなサイズながら、66Wの出力を誇るパワフルなデスクトップスピーカー。「USB-C/RCA」といった有線接続に加え、ハイレゾコーデックである「LDAC」にも対応するなど、有線・無線共に高品質な音質を実現しているのが特徴です。
VGP2025では金賞&コスパ大賞をダブル受賞しており、オーディオ専門家からの評価も高い製品。カラーはホワイト・ブラック・ラベンダーパープル・クラシックオーク(木目)の4色展開で、デスクの雰囲気に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

スペックや主な特徴を詳しく見ていきます。
スペックと主な特徴
| M60 | MR3 | |
|---|---|---|
| 再生周波数帯域 | 58-40kHz | 52-40kHz |
| ハイレゾ対応 | ◯ | ◯ |
| 定格出力 | 66W | 36W |
| SN比 | ≥85dB(A) | ≥85dB(A) |
| 入力 | USB-C/RCA | TRSバランス/RCA/AUX |
| Bluetooth | 5.3 | 5.4 |
| 対応コーデック | SBC、LDAC | SBC |
| マルチポイント接続 | − | ◯ |
| ルーム補正 | − | ◯ |
| 専用アプリ | EDIFIER ConneX対応 | EDIFIER ConneX対応 |
| カラー | ホワイト/ブラック/ラベンダーハーブ/クラシックオーク | ホワイト/ブラック |
| サイズ | 100×168×147mm | 125.5×220×185mm(アクティブ側) 125.5×220×176mm(パッシブ側) |
| 価格 | 23,980円 | 14,980円(税込) |
- VGP2025金賞&コスパ大賞をダブル受賞
- デスクトップスピーカーとしてはかなりのコンパクトサイズ
- 66Wというパワフルな出力
- LDACに対応し、ハイレゾワイヤレスオーディオを楽しめる
- スピーカー間やPCとの接続ケーブルが少なくスッキリとしたデスク環境を構築できる
- 専用アプリ「EDIFIER ConneX」に対応し、音質のカスタマイズが可能
何と言っても「100×168×147mm」という片手で持てるほどのコンパクトなサイズが特徴的。しかし、出力は「66W」と、このサイズからは考えられないほどパワフルな音を鳴らしてくれます。
接続方法は「USB-C/RCA」といった有線接続に加え、Bluetoothの無線接続にも対応。さらに「LDAC」コーデックに対応しているので、ハイレゾワイヤレスオーディオを楽しめるのも嬉しいポイント。
専用アプリ「EDIFIER ConneX」にも対応しており、アプリからイコライザ調整を行えるのも、”イマドキ”のスピーカーといった印象ですね。
パッケージ内容

パッケージはこのような感じ。スピーカー本体がコンパクトな事もあり、パッケージサイズも比較的コンパクト。

スピーカーやスタンドなど各パーツはしっかりと梱包されています。

特にスピーカー本体は不織布に加え、ビニール袋でも保護されている厳重っぷり。丁寧な梱包が好印象です。

- EDIFIER M60本体 ×1
- アルミスピーカースタンド ×1セット
- 電源ケーブル ×1
- RCAケーブル ×1
- USB-Cケーブル ×1
- スピーカー接続ケーブル ×1
- 3.5mmオーディオケーブル ×1
- マニュアル類
付属品は上記の通りです。
本体デザイン
『EDIFIER M60』の本体デザインを見ていきます。

非常にシンプルでミニマムなデザインが特徴的。ゲーミング用とかではないので、光ることはありません。
本体下部にはロゴが見えるものの、そこまで主張は強くないかなという感じ。ただ、個人的にはロゴの色はゴールドじゃなくてシルバーやグレーにしてくれたほうが、ホワイトとの相性はよいのになと感じました。

スピーカー背面。上部にはバスレフポートがあり低音を増強してくれます。
見て驚くのは、スピーカーにありがちな調整ノブなどが無くシンプルにまとまっているという点。ある意味でかなり割り切った設計と言えそうです。

プライマリ側の背面。最低限の入力端子しかないといった印象。

セカンダリ側に至っては、スピーカーケーブル差込口しかないシンプルさ。
これだけシンプルだと、配線がやりやすいというメリットもあります。

側面から見た様子。装飾もなく非常にクリーンなデザイン。

本体は光沢が無いマットな質感で落ち着いた印象。どの様なデスク空間で使っても調和してくれそう。

底面には四隅にゴム脚が付いています。
付属のアルミスピーカースタンドは相性バツグン

『EDIFIER M60』には、アルミ製のスピーカースタンドが付属してきます。
このスピーカースタンド、なかなかにミニマルなフォルムで見た目もスタイリッシュ。

スタンド裏にはゴム脚が取り付けられており、安定性もあり無駄な振動も防いでくれそう。

スタンドに『EDIFIER M60』を乗せた様子。
流石付属品だけあってサイズ感は完璧ですね…

横から見てもサイズ感は完璧の一言。なかなかサードパーティ製のスタンドには出せない美しさがあります。
ただ注意点があって、ブラックモデルを選んでも付属してくるのはこの「シルバー」カラーのようです。ホワイトモデルの場合シルバーは相性良いですが、ブラックモデルだとちょっと見た目的に浮いてしまうかもしれません。
それでは早速セットアップしていきます。

まずは左右のスピーカー間を付属のケーブルで繋ぎます。

スピーカーケーブルは4ピンの専用ケーブルで、挿すだけで使える簡易さが魅力的。
一方、オーディオに拘りのある方だったら、別売りの高品質なオーディオケーブルを使う方もいると思いますが、そういった”アップグレード”はできません。

プライマリ側に電源ケーブルを繋げます。電源はACアダプタが無いので、スッキリとした配線にできるのが良いですね。

PCへの接続はRCAケーブルを繋ぐ方法もありますが、

今回は利便性を考えてUSB-Cで繋げます。
USB-C 1本繋ぐだけで使えるので、デスクトップPCはもちろん、MacBookの様なコンパクトなノートパソコンとの相性も抜群です。
EDIFIER M60のメリット
『EDIFIER M60』を実際に使い、感じたメリットを紹介します。
デスクに設置しやすいコンパクトなサイズ感

『EDIFIER M60』を設置してまず感じるのは、やっぱりそのコンパクトさ。
「100×168×147mm」というサイズ感は、デスクトップスピーカーの中でもかなり小さい部類です。デスクがあまり広くない方でも設置しやすいというのは大きなメリットと言えそうです。
同社の『MR3』と比べても一回り以上小さく、モニターの横に置いてもデスクの圧迫感がないのは良きポイントですね。
中高音域の明瞭感が素晴らしいクリアな音質

気になる音質ですが、一言で言うとかなり良いです。
音の輪郭がハッキリとしており、特に中高音域の明瞭感はかなりのもの。ボーカルの表現力も豊かで気持ち良く音楽を楽しむことができます。
低音域は強すぎず程よく豊かといった印象。ゴリゴリに低音重視の方には少し物足りないかもしれませんが、個人的には全体的にバランスが取れており聴きやすい音質に仕上がっているように感じました。
TI製のClass-Dデジタルアンプを搭載しており、24bit/96kHzの音源に対応。このサイズからは考えられないほどパワフルで明瞭なサウンドを楽しめます。
デザインと機能を両立したタッチパネル操作
『EDIFIER M60』は、本体に物理的なボタンやノブなどがなく、非常にクリーンなデザインを実現しています。

音量調節は本体上部にあるタッチパネルを操作することで行います。左右の「±」は音量調整。中央のボタンは、電源ボタンと入力ソースの切り替えに対応。手を近づけると自動でバックライトが点灯し、離れると消灯するのもスマートです。



「赤」はUSB、「青」はBluetooth、「緑」はAUXと色で現在の入力ソースを表すような仕組みになっています。
こういうタッチパネル操作って人によって好みが分かれる点で、物理的なノブの方が使いやすいと感じる方も多いと思うのですが、個人的にはこのタッチパネル操作方式は好意的に捉えています。

どうしてもノブやボタンを付けようとすると、デザイン的にゴチャゴチャしてしまい、洗練さが失われます。実際、デザイン性に定評ある小型スピーカーの『AudioEngine A2+』は、デザインを優先しているためか音量調節ノブが背面にあり、使い勝手の面では微妙と言わざるを得ません。
その点『EDIFIER M60』は、ノブやボタンを前面に付けずデザインを重視しながらも、背面まで手を伸ばさずとも音量調節をできるようにしたということで、デザインと機能を両立させた”一つの答えだと思います。
有線・無線どちらも高品質。LDAC対応でハイレゾワイヤレスも
接続方法はUSB-CとRCAの有線接続に加え、Bluetooth 5.3にも対応。
特に嬉しいのがLDAC対応という点。LDACはSonyが開発したハイレゾ対応のBluetoothコーデックで、最大990kbpsの転送速度を持っています。ワイヤレスでも高音質を楽しめるので、スマホやウォークマンからの接続でもハイレゾ音源を存分に楽しめます。
同価格帯の競合スピーカーでLDACに対応しているものは少ないので、ここは『EDIFIER M60』の大きなアドバンテージですね。
配線が少なくデスクがスッキリする


背面からスピーカーを見ると分かるのですが、使用するケーブルが少なく、デスクの配線がやりやすいのはメリット。
電源ケーブルにはACアダプタがないので、スッキリとした配線にできるのもよいですね。
USB-Cで接続する場合はUSBケーブル1本追加するだけですし、Bluetoothで接続してしまえばUSBケーブルすら不要になり、電源ケーブルとスピーカー間を繋ぐケーブルだけで完結してしまいます。
ノートPCのように場所を移動して使う際にも便利で、ゴチャゴチャした配線が不要なのはありがたいポイントです。
アプリで音質のカスタマイズが可能
『EDIFIER M60』は、専用アプリ「EDIFIER ConneX」に対応しており、音質調整やルーム補正など各種調整が可能です。
アプリのダウンロードは以下から。


この手のアプリってあまり出来が良くないことが多いのですが、「EDIFIER ConneX」はその中でも比較的良く出来ているアプリだと思います。
アプリからそれほどできることは多くありませんが、変な表記も無くバグっぽい挙動もないので、使いやすいアプリだと思います。


イコライザーでは、「音楽」の他に「モニター」「ゲーム」「映画」など幾つかのプリセットが用意されています。
基本的には「音楽」で問題ないと思いますが、好みの音質にカスタマイズしたい場合「カスタマイズ」から各音域の調整が可能。


アプリから音量の調節も可能。
ただ、個人的に気になったのは、音量調整の段階。「0〜16」の間で調整できるのですが、もう少し細かく微調整したいと感じる場面がよくあります。(3だと小さいけど、4だと少し大きい。3.5くらいの中間の音量にしたいな…みたいな事です。)
その他は、本体上部のタッチパネルLEDの点灯時間や、Bluetoothで繋げた際のアナウンス音ON・OFFなど基本的な設定をアプリからは行えます。
EDIFIER M60のデメリット
『EDIFIER M60』のデメリットも正直に紹介していきます。
音量調節の段階が粗い
個人的に一番気になったのがこの点。音量は「0〜16」の16段階で調整できるのですが、もう少し細かく微調整したいと感じる場面がよくあります。
例えば3だと小さいけど、4だと少し大きい…3.5くらいの中間の音量にしたいな、というようなことですね。アプリからも同じ16段階なので、ここはファームウェアアップデートなどで改善してほしいところ。
音場がやや狭い
コンパクトなサイズ感ゆえだとは思いますが、音場が狭く広がりには少し欠ける印象があります。その点だけで言えば本体サイズが大きい『MR3』や『MR5』の方に軍配があがるでしょうか。
これはコンパクトさとのトレードオフなので仕方ない点ではありますが、音の広がりを重視する方は上位モデルも検討した方がよいかもしれません。
マルチポイント接続・ルーム補正には非対応
『EDIFIER M60』はマルチポイント接続(複数デバイスの同時接続)やルーム補正機能には非対応です。これらの機能が必要な場合は、下位モデルの『MR3』の方が対応している点は注意が必要です。
また、スピーカーケーブルが4ピンの専用ケーブルのため、社外の高品質なスピーカーケーブルに交換するといったこともできません。この辺りは割り切った設計と言えそうです。
EDIFIER M60はこんな人におすすめ
『EDIFIER M60』は以下のような方におすすめです。
- デスクスペースが限られているが、高音質なスピーカーが欲しい方
片手に乗るコンパクトさで66W出力は唯一無二 - デスクのデザインにこだわりたい方
ノブやボタンがないクリーンなデザインは、ミニマルなデスク環境と相性バツグン - スマホやウォークマンからハイレゾワイヤレスで音楽を楽しみたい方
LDAC対応はこの価格帯では貴重 - はじめて本格的なデスクトップスピーカーを導入したい方
2万円台半ばという手に取りやすい価格で、VGP金賞受賞の品質を体験できる - MacBookなどUSB-Cで手軽に接続したい方
USB-C入力対応でケーブル1本で繋がる
逆に、ゴリゴリの低音が欲しい方や、マルチポイント接続・ルーム補正が必要な方は、同社の『MR3』や『MR5』の方が合っているかもしれません。
EDIFIER M60 / MR3 / MR5の比較
EDIFIERのデスクトップスピーカーは、用途や予算に応じて選べる幾つかのラインナップされていますが、主なモデルを比較してみました。
| M60 | MR3 | MR5 | |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | マルチメディアスピーカー | モニタースピーカー(エントリー) | モニタースピーカー(フラッグシップ) |
| 定格出力 | 66W | 36W | 110W |
| ドライバー構成 | 2ウェイ(1インチ+3インチ) | 2ウェイ(0,75インチ+3インチ) | 3ウェイ(1インチ+3.75インチ+5インチ) |
| Bluetooth | 5.3 | 5.4 | 6.- |
| 対応コーデック | LDAC/SBC | SBC | LDAC/SBC |
| USB-C入力 | ◯ | ー | ー |
| XLR/TRS入力 | ー | TRS | XLR/TRS |
| マルチポイント接続 | ー | ◯ | ◯ |
| ルーム補正 | ー | ◯ | ◯ |
| スタンド付属 | ◯(アルミ製) | ー | ー |
| サイズ感 | コンパクト | やや大きめ | 大きめ |
| 価格 | 23,980円 | 14,980円 | 42,980円 |
M60は「デスクに置くスピーカー」として最適化されているのに対し、MR3・MR5は「音楽制作やモニタリング」寄りの設計になっています。
USB-C入力に対応しているのはM60だけなので、MacBookやドッキングステーションと手軽に繋ぎたい場合はM60が最も使い勝手がよいでしょう。
EDIFIER M60に関するよくある質問
『EDIFIER M60』に関するよくある質問をまとめました。
- EDIFIER M60とMR3はどっちがいい?
- コンパクトさ・デザイン・LDAC対応を重視するならM60、ルーム補正やマルチポイント接続、TRSバランス入力が欲しい場合はMR3がおすすめです。USB-C入力はM60にしかないので、PCとの接続の手軽さではM60に軍配があがります。
- EDIFIER M60はテレビに繋げる?
- Bluetooth接続やAUXケーブルで接続すれば、テレビ用スピーカーとしても使えます。ただし、aptX LLなどの低遅延コーデックには対応していないため、Bluetooth接続時は映像と音のわずかなズレが発生する場合があります。遅延が気になる場合は、AUX(有線)接続がおすすめです。
- タッチパネル操作は使いにくくない?
- 好みが分かれるポイントですが、手を近づけると自動でバックライトが点灯する仕組みになっており、慣れれば問題なく操作できます。また、アプリからも音量調節や入力ソースの切り替えができるので、タッチパネルに手が届きにくい位置に設置している場合でも不便はありません。
- EDIFIER M60は何色展開?
- ホワイト・ブラック・ラベンダーパープル・クラシックオーク(木目)の4色展開です。デスクの雰囲気に合わせて選べます。
- サブウーファーは接続できる?
- 『EDIFIER M60』にはサブウーファー出力端子がないため、外部サブウーファーの追加接続はできません。低音をさらに強化したい場合は、アプリのイコライザーで低音域を持ち上げるか、上位モデルの『MR5』を検討するとよいでしょう。
EDIFIER M60のレビューまとめ
『EDIFIER M60』はコンパクトでデスクに設置しやすく、ボタン類やノブが無いクリーンなデザインを実現しているスピーカー。
USB-C/AUXといった有線接続に加え、Bluetoothにも対応。さらにはLDACにも対応しているなど、有線・無線問わず高品質な音を楽しむことができます。
音質は、このサイズからは考えられないほどパワフルで明瞭。多少音場が狭く感じることはありますが、全体的なバランスはよく、クリアな音で音楽鑑賞はもちろん、映画やゲームなども楽しめます。
VGP2025金賞&コスパ大賞のダブル受賞が示す通り、デザイン・音質・使い勝手の全てを高水準で満たしながらも、価格が2万円台半ばと手に取りやすいのも魅力的。高品質なデスクトップ用の小型スピーカーが欲しい方にとって、まず最初に検討すべきスピーカーだと思います。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。






電源、PCの位置的にスピーカーを左右逆に置きたいのですが
それに合わせて出力も逆にしたいのですが設定できないですよね?
このスピーカーは左右の出力を逆にする設定ないですね…
アプリでもそういった設定項目は無いみたいです…