EDIFIER LolliClip レビュー/イヤーカフなのにノイキャン!?これが意外にも効くんです。音質も素晴らしく、メインで使えるワイヤレスイヤホン
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EDIFIER LolliClip レビュー/イヤーカフなのにノイキャン!?これが意外にも効くんです。音質も素晴らしく、メインで使えるワイヤレスイヤホン
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イヤホンなどオーディオ機器にも”トレンド”がありますが、ワイヤレスイヤホンの市場で現在トレンドとなっているのが、耳に挟むような形で装着し、耳穴を塞がない「イヤーカフ型」のイヤホン。

耳を塞がないので、周囲の音を遮断せずに音楽を楽しむことが出来るので、家事をしながら何かを聴く…みたいな”ながら作業”のお供として人気があります。

EDIFIER LolliClip

このイヤーカフ型は耳との間に隙間が空いているので、物理的に音を塞ぐことは出来ないのですが『EDIFIER LolliClip』は、なんとノイズキャンセリング機能を搭載しています。

イヤーカフなのにノイキャンってどういうこと…!?と疑問だらけの本製品。実際に使ってみて音質やノイキャン性能などを詳しくレビューしていきます。

イヤーカフ型が欲しいけど、音質に妥協したくないという方、ぜひ本記事を参考にしてください。

本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。

EDIFIER LolliClipとは?

『EDIFIER LolliClip』とは、コスパの高さを背景に世界中で人気のオーディオブランドEDIFIER(エディファイア)から発売された、イヤーカフ型ワイヤレスイヤホン。

同社のイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンは『R1』もありますが、それと比較してより一般的なインナーイヤー型イヤホンに近く、形状や音質もかなり異なるものとなっています。

それでは、スペックや主な特徴を見ていきます。

スペックと主な特徴

EDIFIER LolliClip
Bluetooth5.4
対応コーデックSBC、AAC、LDAC
ドライバーサイズ13mmダイナミックドライバー
再生周波数帯域20Hz-40kHz
連続再生時間ANC ON:6時間(充電ケース併用:26時間)
ANC OFF:9時間(充電ケース併用:39時間)
急速充電15分充電で3時間再生
充電端子USB-C
空間オーディオ
マルチポイント接続◯(2台まで)
防水性能IP56
専用アプリEDIFIER ConneX対応
カラーブラック/ホワイト
重量31g
価格16,980円(税込)

スペックを踏まえた本製品の主な特徴は以下の通り。

EDIFIER LolliClipの主な特徴
  • Bluetooth5.4搭載で安定性が高い
  • LDACに対応し、ハイレゾワイヤレスオーディオを楽しめる
  • ANC(アクティブノイズキャンセリング)に対応
  • マルチポイント接続に対応
  • 耳装着検知、自動左右識別に対応
  • IP56の防水性能
  • 専用アプリ「EDIFIER ConneX」に対応

開封と付属品

パッケージはシンプルで洗練されたデザイン。

背面には仕様などが書かれています。

付属品
EDIFIER LolliClipの付属品
  • EDIFIER LolliClip 本体×1
  • USB-C to Aケーブル×1
  • 取扱説明書

付属品は上記の通り。

本体デザイン

『EDIFIER LolliClip』の本体デザインを見ていきます。

充電ケースの本体デザイン

充電ケースの表面は光沢感あるデザイン。

見た目は美しいのですが、光沢あるタイプは傷も指紋も目立ってしまうので一長一短といった所。個人的には光沢が無いマットな方が好みです。

持ち運ぶ機会が多く、傷つくのが気になるという方は、Amazonなどで保護ケースが販売されているので、そちらも合わせて用意するのが良いでしょう。

充電ケース裏面

充電ケース背面はロゴと充電用USB-Cポートがあります。

なお、本製品はワイヤレス充電には非対応です。

充電ケースを開けた様子

充電ケースを開けた様子。

イヤホン本体

取り出したイヤホン本体

イヤホンの形状はインナーイヤー型に近く大きい

イヤホン本体の形状はインナーイヤー型イヤホンに近く、イヤーカフ型にしては全体的なサイズ感はやや大きめです。

イヤホン表面にはロゴが見える

イヤホン表面。ちょっとサイズは大きめですね。ロゴも見えます。

イヤホン表面の内部には各種センサーが内蔵されている

内側には血中酸素濃度・心拍数を計測するためのセンサーが内蔵されています。

EDIFIER R1との比較

LolliClipとR1の比較
左:LolliClip、右:R1

同社のイヤーカフ型イヤホン『R1』と比較した様子。

『LolliClip』がホワイト、『R1』がアイボリーという事で、同じ白系なのですが色味はだいぶ違います。

充電ケース自体の大きさは似たようなもので、『LolliClip』がやや横に長い楕円形なのに対し『R1』は少し縦に長い楕円形といった様子。

LolliClipとR1の比較
左:LolliClip、右:R1

一方でイヤホン本体は結構大きさが異なります。『LolliClip』の方が大きくてゴツいって印象。

EDIFIER LolliClipの使用レビュー

『EDIFIER LolliClip』を実際に使い、使い勝手や音質を見ていきます。

装着した様子・装着感

実際に装着した様子がこんな感じ。

一般的なイヤーカフ型イヤホンと比較すると、より耳の奥まで入ってきます。そのため、イヤーカフ型というよりは、どちらかというとインナーイヤー型イヤホンを装着した時に感覚は近いですね。

そのため、イヤーカフ型の軽い付け心地や開放感を求めている方の場合、結構違和感あるんじゃないかと思います。

なお、本製品には自動装着検出機能がある上、付けた時に左右も自動的に判別してくれます。どっちが左かな…?と迷うことが無いので、これはかなり便利ですね。

付けた時の安定感は非常に高く、少し動いたくらいで取れたりズレたりすることはありません。その分やや着用感は強めで、長時間使っていると耳が少し痛くなってくるのでその点は注意が必要。

操作方法

本体のブリッジ部分をタッチして各種操作が可能

『EDIFIER LolliClip』は、本体のブリッジ部分をタップすることで各種操作が可能。

動作・状態L側(左)R側(右)
再生/停止2回タップ
曲送り3回タップ
曲戻し
音量を上げる
音量を下げる
通話応答/終了
着信拒否
ANCモード切替2回タップ
サウンドモード切り替え3回タップ

初期状態では上記の様になっています。

後述するアプリから動作は変更出来るのですが、「L/R」それぞれ2回タップ、3回タップの計4動作しか割り振ることが出来ず、音量調整などが割り振りにくいです。

もう少し割り振りできる動作が増えれば良いのですが、操作方法自体が複雑になってしまうので悩ましい点ではあります。

音質

気になる音質について。

LolliClipの音質

一言で言うとめっちゃ良いです。最初使った時結構驚きました。

本製品の様な周囲の音が聞こえる「オープンイヤータイプ」の製品って、低音が弱かったり、解像感が無かったりと、普通のインナーイヤー型と比較してしまうと劣るというのが一般的な認識だと思うのですが、『EDIFIER LolliClip』に関しては、普通のインナーイヤー型と比較しても遜色ないレベルで音質が良いと感じました。

まず感じたのは、低音の強さです。「オープンイヤータイプ」の製品は低音が弱くなりがちですが、本製品はむしろ低音の強さが目立ちます。

全体的なバランスを考えると、逆に低音が強すぎて中高音域の解像感が乏しくモッサリして埋もれがちという印象を受けました。

そこでオススメしたいのが、専用アプリのイコライザー設定で「高域ブースト」を選ぶこと。これにより強すぎた低音が少し抑えられ、中高音域が持ち上がってきます。

これで全体的なバランスは良好に。個人的にかなり好みの音に近く、これだけ音質が良ければメイン機としても十分に使えるレベルだと感じました。

ノイズキャンセリング性能

イヤーカフ型なのにノイズキャンセリング…?と謎だらけの本機能ですが、実際に使ってみた所、間違いなくノイズキャンセリングは効いている事が確認できました。

LolliClipのノイズキャンセリング性能

ただ、当然ながら一般的なワイヤレスイヤホンとノイズキャンセリングの効き方は全く異なります。

『EDIFIER LolliClip』の場合、エアコンの「ゴォー…」という音や、パソコンのファン音「サー…」といったような、低音ノイズに関して一定程度の効果があり、ノイズレベルを軽減してくれます。

一方で、人の声だとかそれ以外の音に対しての効果は薄く、少し効いてるかな…?といった程度。

そのため、しっかりとしたノイズキャンセリングを求める方には向いていません(まぁイヤーカフという時点でそれは求めていないでしょうが…)

とは言え、あるとないでは結構違い、音楽を聴く際に邪魔な低音ノイズをカットしてくれるので、より音楽に集中しやすい、本製品に適したノイキャン性能という印象です。

なお、ANCオンにすると風切り音が結構気になります。その場合、ANCオフにしておくと良いでしょう。

専用アプリ「EDIFIER ConneX」で出来ること

『EDIFIER LolliClip』は、専用アプリ「EDIFIER ConneX」に対応しています。

アプリのダウンロードは以下から。

Edifier ConneX

Edifier ConneX

BEIJING EDIFIER TECHNOLOGY CO.,LTD.無料posted withアプリーチ

アプリホーム画面。こちらから各種設定にアクセスできます。

ノイズキャンセリングコントロールは、ANCのON・OFFを設定できるもの。基本的にはONで良いのではないかと思います。

イコライザー設定は、予め用意されたプリセットから選ぶタイプで、自分で細かいカスタマイズは出来ません。

好みにもよると思いますが、「高域ブースト」が個人的にはオススメです。

サウンドモードは、「音楽/ゲーム/空間オーディオ」を切り替えられます。

個人的に面白いなと思ったのが「空間オーディオ」。

この手の機能って単純に変なリバーブがかかるだけってものが多く、あまり好みでは無いのですが、『EDIFIER LolliClip』の場合、ヘッドトラッキングに対応しており、ちゃんと顔を向けている方向に合わせて音が変化します。

ライブ音源なんかを再生するとより楽しめそうな感じでした。

タッチコントロール設定画面。左・右ともに、2回押した時、3回押した時の動作をカスタマイズできます。

ただ、前述した通り、左右合わせて計4動作しか設定出来ないので、自由度はそこまで高くないかなという印象。

血中酸素濃度・心拍数を計測できるが、都度測定

『EDIFIER LolliClip』本体に内蔵されているセンサーによって、アプリから血中酸素濃度と心拍数を計測できます。

ただこれ、リアルタイムに計測しているわけではなく、アプリから自分で計測ボタンを押した時しか計測してくれないんですよね…。

この手の計測機能は、Apple Watchなどのスマートウォッチや、以前レビューした『Smart Recovery Ring』の様なスマートリングでもあるため、わざわざイヤホンに搭載する必要があるのかは正直謎ですね。

これらのセンサーを内蔵した事により『EDIFIER LolliClip』本体が大きいのでは…?などと邪推してしまう部分もあるため、オーディオ機器として特化してほしかったと正直思いました。

EDIFIER LolliClipのレビューまとめ

EDIFIER LolliClip

総合評価

(4.5)
EDIFIER LolliClip のメリット
  • イヤーカフ型なのに音質が非常に良い
  • イヤーカフ型なのにノイズキャンセリング搭載。効果も感じられる
  • LDACに対応し、ハイレゾワイヤレスオーディオが楽しめる
  • 自動装着検知機能があり、左右も自動で判別してくれる
  • 装着時の安定感は高く、ズレたり落ちたりしない
EDIFIER LolliClip のデメリット
  • 長時間つけていると耳が痛くなる
  • 血中酸素濃度・心拍数の計測機能は必要性をあまり感じない

『EDIFIER LolliClip』は、イヤーカフ型ながら同価格帯のインナーイヤー型に勝るとも劣らないほどの良好な音質を誇るワイヤレスイヤホン。

「イヤーカフ型は音質があまり良くない」という常識を覆すほどで、音楽鑑賞が主という方でもメイン機として使えるだけの実力を持っています。

また、アクティブノイズキャンセリングも搭載。一般的なワイヤレスイヤホンとは効きが異なりますが、低音ノイズはある程度除去してくれるので、音楽に集中できます。

『EDIFIER LolliClip』は、イヤーカフ型とインナーイヤー型の中間といった立ち位置。ANC性能など特化した製品には叶わないものの、上手く両者を融合させているなという印象を受けました。イヤーカフの便利さを求めながら、音質も妥協したくないという方にはピッタリとハマるワイヤレスイヤホンです。

気になった方は是非チェックしてみてください。

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Webデザイナー兼ブロガー
白い”モノ”を中心に、ガジェットや家電、デスク周りのアイテムなどをレビューしています。

バリューコマース メディアアワード 2021下期 新人賞1位 / 2022下期 ファッション・アクセサリー賞 受賞 | Amebaチョイス記事監修も行っています | Apple好き・ムジラー | 2児のパパ

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