COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版) レビュー/COFOの最強モニターアームに上下配置版が登場!デュアルモニターアームはもうこれ1択じゃないか…?
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COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版) レビュー/COFOの最強モニターアームに上下配置版が登場!デュアルモニターアームはもうこれ1択じゃないか…?
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数あるモニターアームの中でも、非常に高いスペックと、シンプルかつ洗練されたデザインで高い評価を得ているのが『COFO 無重力モニターアーム Pro』。

クラウドファンディングサイト「Makuake」にて応援購入総額7,200万円を達成した化け物のようなモニターアームですが、そんなCOFOのモニターアームから上下配置版が登場しました。

COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)

今までの「デュアル版」では出来なかった、モニターの上下配置ができるようになったことに加え、左右配置にも対応するなど、より柔軟なモニターレイアウトが可能となった本製品。

実際に自分のデスクに設置し、色々なレイアウトを試してみましたので、使い勝手やメリット・デメリットなどを詳しくレビューしていきます。

デュアルモニター環境にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)

総合評価

(5)
COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版) のメリット
  • アーム1本辺りの耐荷重が14kgと最強クラス
  • 滑らかな動きで、狙った位置にピタッと止まる
  • 繋ぎ目のないミニマルなデザイン
  • ベースが非常に小さく、デスク上の場所を取らない
  • 工具不要のトルク調整や、デスク上から設置できるクランプなど、様々な面で使い勝手が良い
COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版) のデメリット
  • 左右配置の場合、アームが後方に大きく伸びる
  • アーム自体はやや太め
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本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。

COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版) とは?

COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)とは?

モニターアーム最高クラスのスペックと、洗練された優れたデザインで、各方面から高い評価を得ているのが『COFO 無重力モニターアーム Pro』。

そんなCOFOのモニターアームから新しく『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』が登場。

現行モデルである『COFO 無重力モニターアーム Pro(デュアル)』や、同じくデュアルモニターアームの定番である『エルゴトロンLX』との比較を交えながら、スペックや主な特徴を見ていきます。

スペックと主な特徴

COFO 無重力モニターアーム Pro
(上下配置版)
COFO 無重力モニターアーム Pro
(デュアル板)
エルゴトロンLX
モニター左右配置
モニター上下配置
対応モニターサイズ
(アーム1本あたり)
17〜40インチ〜24インチ
耐荷重
(アーム1本あたり)
2.5kg〜14kg3.2〜9.1kg
チルト(縦)+80° / −80°+5° / −70°
パン(横)+90° / −90°+90° / −90°
回転360°360°
構造タイプダブルメカニカルスプリング式メカニカルスプリング式
VESA規格75×75mm
100×100mm
75×75mm
100×100mm
クランプ式の対応天板10〜50mm10〜66mm
グロメット式の対応天板10〜55mm8〜76mm
カラーマットブラック/マットホワイトブラック/ホワイト/シルバー
本体重量6.72kg6.5kg8.62kg
価格32,999円(税込)45,560円(税込)
COFO 無重力モニターアーム Pro (上下配置版)の主な特徴
  • 上下配置はもちろん、左右の配置にも対応する
  • アームのベース部分が非常にコンパクトで、デスクの場所をとらない
  • 耐荷重がアーム1本あたり14kgまでと最強クラス
  • 業界初のダブルメカニカルスプリング式を採用し、細やかな操作性を実現
  • 可動域が広く、様々な角度での調整が可能
  • 繋ぎ目の無い、ミニマルで洗練されたデザイン
  • 質感が良く、剛性が高い

COFOのモニターアームは、現在も「デュアル」という、2画面対応のモニターアームもありますが、そちらはモニターを左右にしか配置できないものでした。

「上下に配置したい」という要望を受け、満を持して登場したのが本製品『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』。

本モデルは上下配置はもちろんの事、左右配置にも対応しているので、より自由度の高いモニターレイアウトが可能に。

また、デスクに設置するためのベースの形状やクランプ部分も従来より見直され、よりコンパクトになったのも注目すべきポイント。

もちろん、COFOモニターアームの特徴である、最大14kgまでの耐荷重やダブルメカニカルスプリングによる滑らかな動きなど、モニターアームとしての高いスペックは保たれており、デュアルモニターアームとして非常に高い完成度を誇る製品となりました。

製品パッケージの内容と組み立て

製品パッケージ

『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』のパッケージ。

パッケージ外装もそうですが、内部も個々のパーツがそれぞれ個包装されていたりと、かなり丁寧な作りになっています。

COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)の付属品
COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)の付属品
  • ベース ×1
  • ポール ×1
  • 下アーム ×2
  • 上アーム ×2
  • VESAプレート ×2
  • 固定リング ×2
  • 取り付け工具 ×1式
  • 取扱説明書

付属品は上記の通り。

モニターアーム本体はもちろん、取り付け金具や工具なども全て付属しているので、自分で別途用意する必要はありません。

細かいネジ類もそれぞれ小分けされており、分かりやすく親切です。

取扱説明書

当然説明書も日本語で詳細に書かれており、これを見ながら作業すれば誰でも簡単に取り付けられると思います。

取り付けるデスク

実際にデスクに『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』を取り付けていきます。

デスクへの取り付けは「クランプ式」「グロメット式」どちらにも対応していますが、今回はクランプを使い挟み込む形で設置する「クランプ式」を使います。

上から開け締めできるベース

一般的なモニターアームの場合、ベースを取り付ける際はデスクの下からレンチで締める必要がありますが、COFOのモニターアームは、ベースの上からレンチを差し込んで操作できます。

わざわざデスク下に潜り込む必要が無いので、これはかなり便利。全モニターアームで採用して欲しいくらいですね。

ベース部分が非常にコンパクト
左:COFOモニターアーム、右:Flo Monitor Arm

もう1点、COFOのモニターアームには非常に優れた点があって、ベース部分がかなりコンパクトです。

モニターアームのベース部分ってどうしてもデスクの上に出てくるものなので、ベース部分の大きさってデスク上の使える広さに直結します。

その点、COFO場合はベース部分の直径が約10cmと、数あるモニターアームの中でも最小クラス。

ベース部分が小さいと評判の『Flo Monitor Arm』とほぼ同じ大きさなのに加え、ベースの軸が奥に配置されているので、よりコンパクトにデスクに設置できます。

この様に、ベース部分の使い勝手や完成度はCOFOの右に出るものは居ないのではないかと思うくらい、優れています。

レンチで固定

ベース部分が設置できたら、次はポールを上から差し込み、レンチで固定。

固定リングを設置

次はまず固定リングを付け、

下ベースを差し込んで固定

その上から下ベース部分を差し込んで固定。

これをもう一度繰り返します。

下ベースを取り付けた様子

2つの下ベース部分を取り付けた様子。

続いて、下アームに上アーム部分を取り付けてレンチで締めれば、ベース部分は完成します。

2つアームがありますが、やってることは同じなので組立自体はかなり簡単という印象。

VESAプレートを取り付け

続いてモニターに付属のVESAプレートを取り付け。このプレートは「75×75mm」「100×100mm」どちらにも対応しているので、幅広い種類のモニターが設置可能です。

上から差し込むだけでセット完了

モニターを上から差し込むような形でセットできるので、簡単。

スライドをずらしてロック

モニターを差し込んだ後、安全ロックをスライドさせることでロックが出来ます。

ここまで見てきたように、総じて組み立ては非常に簡単。ベース部分の取り付け方やモニターの取り付けまで、他のモニターアームでちょっと「面倒くさいな」と感じる部分が大きく改善されており、COFOはモニターアームのメーカーとしては後発ながら、既にどのメーカーよりも完成度が高いと言えるくらい、洗練されています。

上下配置した様子
上:27インチ、下:24インチ

2台のモニターを設置した様子。今回は27インチ、24インチの2台を使っています。上下配置版なだけあって、問題なく設置可能。

ただ、上下配置時には一部設置不可な組み合わせもあり、下に40インチクラスの大型モニターを配置した場合、上には24インチ以下のモニターしか設置できません。

あまり該当するケースは無さそうな気もしますが、下に大型モニターを配置する予定の場合、可能かどうか一度確かめておくと良いでしょう。

左右配置した様子
左:24インチ、右:27インチ

左右に配置した様子。

上下配置版と名前は付いていますが、左右にも配置は可能です。

一方を縦にした様子
左:24インチ、右:27インチ

こちらもよくSNSで見かける一方を縦に配置した様子。

この様にレイアウトの自由度は高く『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』1台で、様々なレイアウトパターンに対応できます。

COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版) の使用レビュー

実際にしばらく『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』を使って感じた使用感やメリット・デメリットなどを紹介します。

動きが滑らかで位置調整がやりやすい

動きは非常に滑らか
動きは滑らか

以前より『COFO 無重力モニターアーム Pro』を使っているので、日々感じている事なのですが、アームの滑らかさは抜群で、位置調整する際も非常にスムーズに動いてくれます。

安価なモニターアームの場合、動かす際に「ギギギ…」といった軋む音がする製品もあるのですが、COFOのモニターアームはそういった不快な音は全くせず、スッと動いてくれるので気持ち良いです。

工具を使わなくてもトルク調整可能
工具を使わなくてもトルク調節が可能

また”無重力”という名が付いている通り、狙った位置にピタッと止められるのも良い点。モニターの重さによってはアームが浮き沈みするのですが、それのトルク調整も六角レンチなどを使わず、回すだけで調整が可能です。

この様に「使いやすさ」という点では、COFOのモニターアームは非常に優れており、デュアルモニターアームでもその使い勝手の良さは引き継がれています。

なお、アームの動きの滑らかさや、どのくらい角度調整できるかなどを以前検証した動画がありますので、良ければあわせてご覧ください。

耐荷重が1アーム辺り14kgと最強クラス

2画面対応のデュアルモニターアームは、様々なメーカーから販売されていますが、14kgの耐荷重がある製品ってそう多くありません。

モニターアームで有名なエルゴトロンでも、アーム1台辺りの耐荷重は9〜10kg程度で、最大モニターサイズも27インチくらいです。

その点『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』は、アーム1台辺り14kgの耐荷重があり、対応モニターサイズも最大40インチと最強クラス。大型のウルトラワイドモニターにも対応できる”ガチなスペック”が大きな特徴です。

デザインが美しい

COFOのモニターアームはデザインが美しい事で定評があります。

実際に「グッドデザイン賞」を始め、フランスの「French Design Award」やアメリカの「American Good Desidn」など世界中のデザインアワードで受賞するなど、各方面から高い評価を得ています。

繋ぎ目のないシンプルなデザイン
本体に繋ぎ目がない、シンプルで洗練されたデザイン

実際に製品を見ていても分かる通り、アームの質感は非常に良く、繋ぎ目が無いシンプルで洗練されたデザインとなっています。

また、モニターアームというものは、モニター類から伸びるケーブルをどう隠すか…というのも重要なポイントです。『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』は、上アーム・下アーム共にケーブルホルダーがあるほか、付属する「収納リング」や「ケーブル固定テープ」を使うことで、よりスッキリとした見た目にできる工夫がなされています。

収納リングや固定テープを使えば線も上手くまとめられる
収納リングや固定テープを使えば、ケーブルも上手くまとめられる

僕もまだ配線処理は試行錯誤中なのですが、収納リングやケーブル固定テープを上手く使えば、結構キレイにまとめられるのでは無いかと感じています。

あと、ケーブルをまとめる際にオススメなのが、ケーブルスリーブを使うこと。ケーブルスリーブとは編込式のケーブルカバーの事で、これを使うことによって複数のケーブルをまとめられる他、色も隠すことができます。

特に白いデスク環境の場合、黒いケーブルだと目立ってしまうので、こういったケーブルスリーブを活用するとよりスッキリまとめることが可能です。

別売りのノートパソコンスタンドも使用可能

別売りのノートPCホルダーマウント

COFOには別売りで「ノートPCホルダーマウント」が用意されています。

これを使うことにより、ノートPC用のスタンドとしても使用可能。ノートPC、モニター共に自由自在に位置が変えられるので作業効率はかなり向上します。

ノートPCホルダーマウントを使った様子

「ノートPCホルダーマウント」は、11.6〜17.3インチまで幅広く対応しており、伸縮タイプのサイドストッパーが付いているので、着脱も簡単です。

耐荷重も9kgまでと重量級のゲーミングノートPCでも問題なく使用可能です。

アーム自体はやや太め

アーム自体はやや太め

『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』のデザインはミニマルで美しいフォルムを実現しており、”世界一美しいモニターアーム”と呼ばれる『Flo Monitor Arm』と比較しても遜色ないレベルだとは思いますが、1点気になるのはアーム自体はやや太めという所。

恐らく、ダブルメカニカルスプリング式を採用している点や、耐荷重14kgという高スペックを実現するためにこの様な堅牢性のある設計になっているのだと思いますが、もう少し細ければ更にシャープで美しいのになという感じる点ではあります。

モニターのレイアウトによってはアームが大きく後方に伸びる

『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』は、上下左右自由にモニターのレイアウトを変えられるのが特徴ですが、モニターのレイアウトによってはアームが大きく後方に伸びてしまいます。

配置によっては後方に大きく飛び出す

特に左右配置の場合、結構後方までアームが伸びてしまうので、壁ギリギリに設置することが出来ません。

横にずらしてなんとか最小限に抑えることができた

色々と試してみたのですが、デスクに設置したモニターアームの位置自体を横にずらす事で、なんとか左右配置でも後方の出っ張りを最小限に抑えることが出来ました。

この様に、モニターのレイアウトによっては後方に空間が必要だったり、位置を変えるなどの工夫が必要な場合があるので、どの様なレイアウトで使う予定なのか、設置場所に余裕はあるのかなどを事前に確認しておくことをオススメします。

COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版) のレビューまとめ

COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)

総合評価

(5)
COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版) のメリット
  • アーム1本辺りの耐荷重が14kgと最強クラス
  • 滑らかな動きで、狙った位置にピタッと止まる
  • 繋ぎ目のないミニマルなデザイン
  • ベースが非常に小さく、デスク上の場所を取らない
  • 工具不要のトルク調整や、デスク上から設置できるクランプなど、様々な面で使い勝手が良い
COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版) のデメリット
  • 左右配置の場合、アームが後方に大きく伸びる
  • アーム自体はやや太め

『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』は、高い評価を得ているCOFOモニターアームの最新モデル。今まで出来なかった上下配置に加え、左右配置もでき、より自由なモニターレイアウトが可能となりました。

また、ベース部分も今までの「デュアル版」と比較して半分ほどのコンパクトさを実現しており、まさに上位互換と言っても過言では無い仕上がりとなっています。

アーム自体のスペックや動きの滑らかさについては申し分無く、デザインもCOFOらしい美しいデザインなので、どんなデスクとも相性は抜群。

デュアルモニター用のモニターアームが欲しい場合、現時点で最もおすすめできるモニターアームが『COFO 無重力モニターアーム Pro(上下配置版)』だと思います。

気になった方は是非チェックしてみてください。

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Webデザイナー兼ブロガー
白い”モノ”を中心に、ガジェットや家電、デスク周りのアイテムなどをレビューしています。

バリューコマース メディアアワード 2021下期 新人賞1位 / 2022下期 ファッション・アクセサリー賞 受賞 | Amebaチョイス記事監修も行っています | Apple好き・ムジラー | 2児のパパ

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