健康管理や体型維持のために重要なのが、日々の体重管理。定期的なチェックをして体重を常に把握するのは重要です。
最近僕も太ってきたので、ちゃんと測って記録しなければなと思ってるんですが、つい面倒で忘れてしまうことが多くあります…。
そんなズボラな自分でも、毎日忘れずに記録できそうと思ったのが、本記事で紹介する「スマートバスマット」。
「バスマット」なので、毎日お風呂に入る際に必ず乗るため測り忘れが無いことや、見た目的にもシンプルで脱衣所に置いても邪魔にならない事が特徴の本製品を実際に使ってみましたので、使い勝手を詳しくレビューしていきます。
簡単に使い続けられる体重計を探している方は、是非本記事を参考にしてください。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。
タップできる目次
スマートバスマットとは?
『スマートバスマット』とは、体重計とバスマットが一体となった製品。
単純に一体になっただけではなく、”スマート”と名が付くだけあって、アプリで体重管理が出来るのが特徴。
アプリで体重管理自体は珍しいものではありませんが、『スマートバスマット』は3秒間乗るだけで自動的に体重データが記録され、毎回アプリを開く必要がありません。
また、複数人(最大8名)までの体重管理にも対応し、体重によって自動的に載った人を判別してくれるので、夫婦間や、子供の体重管理にも使えるなど、家族全員で活用できるのが大きなメリットです。
『スマートバスマット』を手掛けるのは、東京大学発ヘルスケアベンチャー企業「issin株式会社」。ベンチャーですが、開発者は照明一体型プロジェクター「ポップイン アラジン」や、話題の「スイカゲーム」の手掛けるなどの実績があり、その実力は折り紙付き。
最近では5分でオンラインエクササイズが出来る『Smart 5 min. (スマートファイブミニッツ)』もサービス開始予定で、今最も注目を集める企業の一つです。
スペック
スマートバスマット | |
---|---|
計量範囲 | 6〜150kg |
最小表示 | 6〜75kg±100g 75〜150kg±200g |
電池 | リチウムイオン蓄電池(内蔵) DC4.2V |
通信方式 | 2.4G 802.11 b/g/n |
防水規格 | IP65 |
使用環境湿温度 | 0〜40℃〜90%RH |
寸法 | 600×390×20mm |
重量 | 5.6kg |
パッケージの内容
パッケージは中央にロゴが入ったシンプルで分かりやすいデザイン。
開封していくと、マット、本体、付属品といった感じで収められていました。
パッケージ内容は上記の通り。
付属するクイックスタートガイドは簡素ながらも一通りの使い方が説明されています。
より詳しい説明が見たい場合、QRコードを読み込めば詳細な取扱説明書を確認することが可能。
付属の電源アダプターは、6W出力可能なUSB-Aのもの。
充電ケーブルは、一方がマグネットタイプになっている専用のケーブルが付属してきます。
マグネットタイプは使い勝手が良いですが、専用ケーブルだと破損した時に入手方法が限られるのが弱点。
公式サイトでは、2,000円(税込)で本ケーブルが販売されているので、ケーブルが破損した際はそちらから購入する事はできます。
付属のソフト珪藻土マット。スマートバスマット本体の上に載せて使います。
珪藻土と聞くと硬いバスマットをイメージしますが、このバスマットはソフトと名が付くだけあって、ふんわりと柔らかいのが特徴。
ネットを付ければ洗濯機でも洗えるらしく、お手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。
背面には滑り止めが貼られていました。
本体デザイン
本体はガラスが美しいキレイなデザインに仕上がっています。
ただ、強化ガラスが使われているためか本体はかなり重いです。
本体上部には充電用の端子。
本体四隅には体脂肪計に付いてそうな金属パーツがありますが、本製品に体脂肪を測る機能は無いので、剛性を高めるための工夫かなと思います。
本体背面。特に装飾も無くシンプルな仕上がり。
背面には電源スイッチやリセットボタンなどがあります。
使い始める前にまずは本体を充電。
付属の専用充電ケーブルを使って、本体を充電します。
電池残量によってLEDの色が変わり、緑色に点灯すると充電が完了。
なおバッテリー持ちですが、1回2〜3時間の充電で、約3ヶ月ほど持つそうです(1日3回計測時)
充電が完了したら本体背面のスイッチをONにします。
LEDの色が青になり、Bluetooth接続待機状態となります。
付属のソフト珪藻土マットをセットして、準備は完了。
スマートバスマットの使用レビュー
実際に『スマートバスマット』を使ってみます。まずは専用アプリをダウンロード。
スマートバスマット
issin Inc.無料posted withアプリーチ
アプリは会員登録が必須なので、メールアドレスもしくは電話番号にて登録します。
登録後はプロフィールの登録。BMIを計算するためにも正しく入力するのがポイントです。
プロフィール登録後は、体重管理モードを選択。
各モードの詳細は以下の通り。
モード名 | モード説明 |
---|---|
健康維持モード | 現状を維持したい人向け 週平均の体重変化を毎週に通知する |
ダイエットモード | 減量したい人向け 減量のペースを毎週に通知する |
マタニティモード | 妊娠中の方向け あなかの子供とお母さんの体重管理 |
ベビーモード | 生まれてからひとりで計測できるまで 大人が抱っこして計測する |
チャイルドモード | ベビーモードを終えてから12歳まで 子どもの成長を実感できる |
健康維持やダイエットは分かりやすいですが、マタニティモードやベビーモードなど、子供が産まれる前〜産まれた後まで、トータルに体重を計測できるモードが用意されているのは感心しました。
我が家も子供が2人居ますが、妊娠中や産まれてからって結構体重を測る機会多いんですよね。
赤ちゃんの時の体重って基本的に病院とかで測る事が多いのですが、こうやって自宅で気軽に計測できるのは助かるなぁと感じました。
モードを選んだ後は、Bluetooth接続、およびWi-Fiに接続すれば計測が可能になります。
実際に測ってみた様子。
スマートバスマットの上に乗り、3秒ほど待っていると「ピッ」と音がなり、体重のデータがアプリに反映されます。非常に簡単ですね。
また、データはWi-Fi経由で送信されるので、スマホが近くに無くても問題ありません。
複数人のデータを管理でき、体重によって自動的に認識される
『スマートバスマット』は最大8名まで同時に管理できます。
僕の他にも6歳の息子、3歳の娘も計測してみましたが、『スマートバスマット』に乗った人の体重を自動的に認識し、ちゃんとその人に合わせてデータが蓄積されていきます。
特に何か切り替える操作も必要としないので、一家全員で無理なく自然に体重測定が出来るのは非常に便利だと感じました。
何気に便利だと思ったのが、チャイルドモードの場合、成長曲線と照らし合わせる事が出来る所。
子供を持つ親ならみんな気になるのが「自分の子供がちゃんと成長しているかどうか」という点。『スマートバスマット』で、日々体重を計測していくと成長具合が適切なのかどうかが分かります。
また、何か異常を感じた場合、小児科の先生にメールで相談できる「小児科オンライン」というサービスとも連携しており、安心感が高いのも特徴。
子供がいる家庭では『スマートバスマット』を導入するメリットは大きいと感じました。
体重が見えない
『スマートバスマット』は、一般的な体重計と違って本体で体重を確認することは出来ません。
一見デメリットの様にも感じますが、計測時に体重を見て落ち込んだりすることが無い点や、測っている最中に他の人に体重を見られる心配が無いというメリットもあります。
計測した体重自体はアプリで確認できますし、複数人で使っている場合は「自分の体重を隠す」という設定もできるので、夫婦間で使うのにも便利です。
脱衣所のものが減る
今まで我が家の脱衣所には、珪藻土バスマットと体重計が別々で置いてありました。
それらが『スマートバスマット』を導入した事により、一つにまとめる事が出来たので、単純に脱衣所のものが減ってスッキリします。
バスマットの吸水力はそこそこ
本製品は、ソフト珪藻土マットを体重計の上に載せます。
前述の通り、このマットは柔らかく肌触りは良いのですが、吸水力という点では普通の珪藻土バスマットと比較すると弱めです。
お風呂上がりにスマートバスマットに乗ってみた感じがこちら。水分はしっかりと吸い込んでいるのですが、珪藻土バスマットほどサラサラになる感触はありません。
一般的なバスマットとそれほど変わらないかなと思います。
洗って繰り返し使えるという点では、こちらのマットの方が優位ですが、お風呂上がりにしっかりと足の水分を取りたい…!という方は物足りなさを感じるかもしれません。
体重が近い人がいる場合、データが重複する
この『スマートバスマット』は、体重によって人を判別します。
そのため、複数人で使っていて体重が近い人が居る場合、データが重複して計測されてしまいます。
重複して計測したデータは手動で消すことも可能ですが、正直かなり面倒なので体重が近い人同士で使うのは避けたほうが良さそうです。
体重以外に人を判別するものがあれば良いのですが、今の仕組みだとなかなか難しそうですね…
スマートバスマットのレビューまとめ
『スマートバスマット』は、体重計とバスマットを融合させた製品。
お風呂に入る際にバスマットって必ずといって良いほど使うものなので、特別意識をしなくても毎日体重を簡単に測れるのがメリットです。
デザインもシンプルで、脱衣所に置いてもスッキリと見せてくれるデザイン性の高さもポイント。
体重は気になるけど、毎日測るのが面倒なんだよな…といった方や、子どもの成長記録を付けたいといった方には特におすすめの製品だと感じました。
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