散らかりやすい電源ケーブル類をまとめて隠すのに便利なのが「ケーブル収納ボックス」。
ダイソーなどの100均や3COINS、ニトリなんかでも売られていますが、意外にも今まで無印良品から”ケーブル収納ボックス”という商品は販売されていませんでした。
満を持して無印良品から販売されたのが『スチールタップ収納箱フラップ式』というケーブル収納ボックス。販売前からSNSでも話題になったこの製品を購入しましたので、実際に使ってみて感じた使い勝手やメリット・デメリットなどをレビューしていきます。
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無印良品 スチールタップ収納箱フラップ式とは?
無印良品から販売されているスチール製のケーブル収納ボックスです。
無印良品といえば、様々な収納ケースを販売しているのでケーブル収納ボックスもあるのかと思いきや、今まで専用の物は販売されていませんでした。
SNS上では「ポリプロピレンファイルボックス」をケーブル収納ボックス代わりに使っている方も多いのですが、側面に空いている穴が小さく電源コードを通しにくい事や、ホコリが溜まりやすく、排熱性能も無いので安全面で少し不安といったデメリットがありました。
そこで満を持して登場したのがこの『スチールタップ収納箱フラップ式』。
無印らしいシンプルなデザインと、スチール製ならではの頑丈さを備え、フラップ式という事で収納しやすく取り出しやすいという使い勝手にも配慮された製品となっています。
パッケージ内容
それでは『無印良品 スチールタップ収納箱フラップ式』を開封し、本体の外観やサイズ感を見ていきます。
パッケージは無印お馴染みのシンプルなデザイン。
パッケージ背面には注意事項などが記載されています。
早速開封。パッケージ内にはケーブル収納ボックス本体のみ入っていました。
正面から見た様子。
無印らしい無駄な装飾が無い、シンプルなデザインが特徴的です。
色味としては真っ白ではなくて、無印の製品でよく使われている「ホワイトグレー」という色。落ち着いた色合いなので、どこに置いてもインテリアと馴染みます。
もちろん無印の他のアイテムとの相性もバッチリ。
フタを開けた様子。
一般的なケーブル収納ボックスって、フタを上から被せて閉めるタイプの製品が多く、一度フタを閉めてしまうと、再度開けるのが面倒でした。
その点、『無印良品 スチールタップ収納箱フラップ式』は、”フラップ式”というだけあってパカパカとフタを開け締めでき、簡単に中を触れるのがとても良いです。
特に、ON/OFFスイッチが付いているタイプの電源タップなんかを使っている場合、開け締めのしやすさというのはかなりのメリットですね。
なお、フタの内部に注意書きシールが貼ってありますが、こちらはかなりしっかりと貼り付けてあり「シールはがし」みたいなものが無いとキレイに剥がれません。
そもそも注意書きシールなので、剥がすものでは無いのかもしれませんが…
ケーブル収納ボックス内部はこの様な作り。
底面にはスリットが設けられており、熱がこもらないような工夫がなされています。
本体左右にはケーブルを通すための穴が空いています。穴の大きさは結構大きいので、太いケーブルでも問題なく通せそう。
底面の四隅にはシリコンゴムが付けられており、ズレないような工夫がなされています。
無印良品 スチールタップ収納箱フラップ式の使用レビュー
実際に『無印良品 スチールタップ収納箱フラップ式』を使ってみます。
今回ケーブル類をまとめる場所が、テレビの下。
『ニンテンドースイッチ』と、メッシュWi-Fiルーター『LINKSYS VELOP』が置いてあり、配線がグチャグチャになっており、見た目が良くありません…。
まず、本体の中に電源タップを入れ、ルーターの電源アダプタなどを繋いでいきます。
『LINKSYS VELOP』の電源アダプタは真四角な形状をしており、横幅は6cmほどあるのですが、繋いでもまだ空間に余裕があります。
スイッチの電源アダプタを繋いでも、まだまだ余裕があります。これであればあと、1〜2個ほど電源アダプタが増えても問題なく収まりそうです。
ケーブル収納ボックス内がゴチャゴチャでも、フタを閉めてしまえばスッキリします…が、前面にある穴が大きく、中のケーブル類が少し見えてしまっている点はちょっと気になりますね。
フタは薄いですが、スチール製という事もあり、そこそこ重いものを載せても大丈夫そう。
という事で、ルーターとスイッチを置いてみましたが、丁度良い感じにピッタリと収まってくれました。
横から見た様子。下部の穴にはまだかなり余裕があるので、太いケーブル類を通しても問題無さそうなくらい余裕があります。
別売りのキャスターを組み合わせれば、移動できる充電スポットに
別売りの『ポリプロピレン収納ケース用キャスター』と、『ポリプロピレンファイルボックススタンダード用キャスターもつけられるフタ』(商品名が長いw)を組み合わせれば、キャスターで自由に移動できる”充電スポット”として使うことが出来ます。
無印の店頭でも、上記のものを組み合わせて展示してある事が多く、その使い方を推している印象を受けますが、個人的には、あまり有効に活用できるシーンが思いつかなかったのでキャスターは買いませんでした。
移動できたとしても、そもそもコンセントからはケーブルを伸ばす必要があるので、移動させる分長いケーブルが必要になるのがネックかなと思いました。
なにか良い活用法など思いついたらまた試してみたいですね。
無印良品 スチールタップ収納箱フラップ式のレビューまとめ
『無印良品 スチールタップ収納箱フラップ式』は、満を持して無印から販売されたケーブル収納ボックスです。
今まで無かったのが不思議なくらいでしたが、流石に後発なだけあって様々な点で工夫がされています。
無印らしいシンプルなデザインを保ちながらも、フラップ式を採用し、内部へ簡単に出し入れができる他、スリットが入っている事で熱がこもらないようになっているなど、デザインと機能が両立した、よく出来た製品だと感じました。
価格がやや高めなのはネックですが、使い勝手の良いシンプルなケーブル収納ボックスを探しているという方におすすめの製品です。
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