スチームを使うことで、より美味しいパンが焼けると人気なのが、スチーム機能付きの高機能オーブントースター。バルミューダの「ザ・トースター」なんかが有名ですが、知っての通り、オーブントースターとしては3万円を超えるなどかなり価格が高いのがネックです。
そんな中、無印良品からもスチーム機能付きのオーブントースターが登場。

価格はバルミューダのトースターと比較しても格段に安い4,990円ながら、スチーム機能を搭載し、無印らしいシンプルなデザインが特徴的なオーブントースターです。
実際に購入してみましたので、使用感やメリット・デメリットなどを詳しく紹介していきますので、本製品が気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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無印良品 スチームプレート付きオーブントースターとは?
今までも無印からは『オーブントースター 縦型』などの製品が販売されていましたが、機能的にはごく普通のオーブントースターでした。
今回販売された『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』は、それに”スチーム機能”を加えたものです。詳しいスペックと主な特徴は以下の通り。
スペックと主な特徴
無印良品 スチームプレート付きオーブントースター | |
---|---|
型番 | MJ-OT10C |
消費電力 | 1000W |
温度調節 | 80〜230℃ |
タイマー機能 | ◯(15分) |
カラー | ホワイト |
サイズ | 約幅33cm×奥行26.7cm×高さ22.2cm |
価格 | 4,990円(税込) |
- 無印らしいシンプルで可愛いデザイン
- コンパクトなサイズ感
- 水蒸気を利用して、ワンランク上の焼き上がりを実現できる
- 同時に2枚までの食パンを焼くことが可能
- 価格が4,990円と安価
スチーム機能を搭載するオーブントースターは数多く販売されていますが、どれも1万円以上はするような高価格帯の製品ばかり。
そんな中『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』は、税込4,990円と非常に安価なのが特徴。
もちろん安価なだけじゃなく、デザインも無印らしくシンプルで無駄のないものになっており、キッチンに置いてもノイズにならずインテリアとしてもマッチしてくれます。

『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』の外箱。
一目で無印と分かるシンプルなデザインと色使い。

- オーブントースター本体 ×1
- トレー ×1
- 焼網(着脱式)×1
- スチームプレート ×1
- 取扱説明書
付属品は上記の通り。
開封した直後は、焼網がセットされていない状態です。焼網がセットされていないと扉も閉まらないのですが、焼網を取り付けると問題なく扉も閉まるようになりました。
本体デザイン

本体正面から見た様子。
無印らしい余計な装飾が無いシンプルなデザイン。四隅の角が丸くなっており可愛い印象を受けます。


本体側面と背面。こちらも至ってシンプル。
そのため、キッチンに置いてもノイズにならずインテリアと調和してくれそう。

本体前面にあるつまみで温度とタイマーの調整ができます。
温度は80〜230℃、タイマーは最大15分まで設定可能。

全面扉を開けるとこんな感じ。一般的なオーブントースターと特に違いは無いですね。

本体下部にはくず受けプレートが設置されています。

このくず受けプレートの中央に、濡らしたスチームプレートを置くことで、スチーム機能を使うことが可能となります。

冷凍食品を調理する時に使うトレーも付属。

トレーの上にアルミホイルを敷き、冷凍ピザや冷凍からあげを調理すると電子レンジでは味わえないカラッとした仕上がりに調理することが可能。
無印良品 スチームプレート付きオーブントースターの使用レビュー
『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』を実際に使ってみて感じた使用感やメリット・デメリットを詳しく紹介していきます。
スチーム機能を使うと、食パンがワンランク上の焼き上がりに
本製品の目玉でもある「スチーム機能」。
バルミューダなど、他社製の製品は本体の水タンクに給水するタイプが多いですが、『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』の場合、珪藻土で出来ている「スチームプレート」を水に濡らすことによってスチーム機能を実現しています。

そのため、使う前にはまずスチームプレートを10秒ほど水で濡らす必要があります。

濡らしたスチームプレートを、くず受けプレートの中央にセット。
この状態でパンを焼きます。

扉に水蒸気が確認でき、ちゃんとスチーム機能が働いているのが分かります。

スチームプレートをセットする以外は普通のオーブントースターと操作は変わりません。

焼き上がったパン。
実際に食べてみると、スチームを使わない時と比較してパンの中がしっとりとしています。スーパーで買ってきた普通の食パンなんですが、ワンランク上の焼き上がりだと感じました。
サイズがコンパクトでデザインが可愛い

『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』は、オーブントースターとしては小型なのでキッチンに置いても邪魔になりません。
無印らしく無駄な装飾が無いので、他の無印アイテムはもちろん、他のキッチン家電と並べて置いても調和してくれます。
角が丸くなったデザインも可愛いですね。
ただ、カラーがホワイトしかないので、黒いものでキッチンを統一している場合、ちょっと合わせづらさはあるかもしれません。グレーなど他の色もあるといいですね。
扉が外せ、お手入れも楽

『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』は、前面の扉や焼網などのパーツを全て取り外すことが出来ます。
オーブントースターって使っていくと奥の方に油汚れなんかが溜まって汚くなる事が多いのですが、本製品であれば全て取り外すことで奥の方までお手入れ可能。
いつでも綺麗に保てるのはメリットと言えます。
スチームプレートは毎回水に濡らす必要がある

本製品最大のデメリットと言えるのがこの点。
スチーム機能を使うために必須のスチームプレートですが、こちらは調理する前に毎回水に濡らす必要があります。
問題となるのが、連続で使用する時。調理後のスチームプレートは熱くなっているので、冷めるまで待つ必要があり、続けて使用することが出来ません。
本製品はコンパクトなため、一度に焼ける食パンも2枚と少なめ。そのため一人や二人の場合だと1回で調理が終わるので良いのですが、家族みんなの分を…という場合、スチーム機能を使うためには途中でプレートが冷めるを待つ必要があります。
もちろんスチームプレートを使わなければ良いのですが、それだとこのオーブントースターを選ぶ意味も無くなってしまうというジレンマも…
コストカットの為に珪藻土を使ったのかなと思うのですが、他のスチームオーブントースター同様に水は簡単に本体上部から給水できるようにし、連続で使用できる形にして欲しいです。
コンパクトな反面、大きめのピザなんかは焼けない
『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』は本体がコンパクトなため、大きめのピザなんかはそのまま焼くことが出来ません。
20cmほどの小さめピザだったら問題ありませんが、スーパーに売ってるようなチルドピザだと直径23cmほどあるので、半分に切らないと入らなさそう。
食パンも同時に2枚までしか焼くことが出来ないので、やはりファミリー向けというよりは単身者向けといったオーブントースターですね。
無印良品 スチームプレート付きオーブントースターのレビューまとめ
『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』は、”スチーム機能”を搭載したオーブントースター。スチーム機能の効果は抜群で、普通の食パンがワンランク上の焼き上がりになります。
一方で、肝心のスチーム機能を楽しむためには、毎回スチームプレートを水に濡らす必要があるなど、手間がかなりかかるのがネックです。
そのため、連続使用しなさそうな、1人暮らし、もしくは2人暮らし程度の小家族であればあまりデメリットを気にせず使うことができます。
デザインも無印らしいシンプルでキッチンに置いても悪目立ちせず調和してくれ、価格も安いので、少人数で使う為のコンパクトなオーブントースターが欲しいという方は『無印良品 スチームプレート付きオーブントースター』オススメです。
気になった方はぜひ商品をチェックしてみて下さい。
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