KTC MegPad A27Q7 レビュー/完全コードレスで家中使える27インチAndroidスマートモニター
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KTC MegPad A27Q7 レビュー/完全コードレスで家中使える27インチAndroidスマートモニター
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「キッチンでレシピ動画を見たいけど、タブレットだと画面が小さい」「リビングでも寝室でもデスクでも、1台のモニターを使い回せたら便利なのに」そんな悩みに応える新しいジャンルの製品が、移動式スマートモニターです。

今回紹介する『KTC MegPad A27Q7』は、27インチの大画面・Android 14搭載・完全コードレス対応を兼ね備えた、まさにこの移動式スマートモニターを代表する1台。

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結論から言うと、家中で大画面エンタメを楽しみつつ、USB-C 1本でPCのサブディスプレイにもなるので、リモートワークやWeb会議にも使いたい方にとって、かなり良い選択肢です。フルHD解像度やHDMI非搭載といった割り切りはあるものの、完全コードレスで家中どこでも使える自由さは他に代えがたい魅力があります。

実際にしばらく家の中で使ってみましたので、感じたメリット・デメリットを詳しく紹介します。

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これ1台あるだけで、”生活が変わる”。そんなスマートモニターです。気になってる方は、この機会をお見逃し無く!

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KTC MegPad A27Q7とは?

KTC(Key To Combat)は中国・深圳発のモニター専業ブランドで、ゲーミングモニターを中心に高コスパな製品を日本市場に展開しています。本製品『KTC MegPad A27Q7』は、2025年6月に発売された同ブランドの移動式スマートモニターシリーズの27インチモデル。

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「モニター」と名前が付いていますが実態はスタンド一体型のAndroidタブレットで、Google公式認証を取得しているためPlay ストアから10万本以上のアプリを直接インストールして使えます。PCやスマホに接続して使う従来のポータブルモニターとは、完全に別ジャンルの製品です。

スペック

KTC MegPad A27Q7
ディスプレイ27インチ(10点マルチタッチ)
解像度フルHD(1920×1080px)
コントラスト比4000:1
リフレッシュレート60Hz
SoCSnapdragon 662(8コア)
メモリ8GB
ストレージ128GB
OSAndroid 14
カメラ5MPフロントカメラ(プライバシーカバー付き)
スピーカーデュアルステレオスピーカー(6W×2)
通信Wi-Fi 5
Bluetooth 5.1
ポート類USB-C ×1
バッテリー容量9,500mAh(65W高速充電対応)
本体サイズ幅63.4cm×高さ130.6cm×奥行42.6cm
重量17.48kg
価格84,980円

スペック表で注目したいのは、Snapdragon 662+RAM 8GB+ストレージ 128GBという構成です。Snapdragon 662自体は2020年リリースのミドルレンジ向けチップなので最新ではないものの、動画視聴やブラウジング、軽めのゲームであれば十分な処理性能を持っています。

また、ストレージ128GBあれば動画コンテンツのオフライン保存にも困りません。

一方で気になるのは対応する通信規格。「Wi-Fi 5」と「Bluetooth 5.1」というのはやや古いですね。特に本機種はコードレスで使う製品なので、Wi-Fi規格の古さは速度面・セキュリティ面でも少し気になるところです。

パッケージ内容と組み立て

『KTC MegPad A27Q7』のパッケージ内容を確認し、組み立てていきます。

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本製品のパッケージは27インチのディスプレイを同梱しているため、かなり大きめ。開封場所は予め確保しておくことをオススメします。

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開封していくと各パーツはしっかりと発泡スチロールで梱包されているのが分かります。

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支柱
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台座
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ディスプレイ
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KTC MegPad A27Q7のパッケージ内容
  • 27インチモニター ×1
  • 支柱 ×1
  • 円形台座 ×1
  • 電源アダプタ ×1
  • カバー(小物置き)×1
  • リモコン ×1
  • 単4電池 ×2
  • ドライバー ×1
  • ネジ類
  • クイックセットアップマニュアル
  • マニュアル

パッケージ内容は上記の通り。

付属してくる「クイックセットアップマニュアル」や「マニュアル」は日本語で、イラストを交えて説明されているので、組み立て自体は分かりやすいですね。

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組み立ては製品を保護している発泡スチロールを利用するなど、よく考えられた設計になっています。

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組み立て自体はそこまで難しくなく、円形台座に支柱を差し込んだ後にネジ止め。

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その後モニターに予め取り付けられているラウンドトリムを外し、支柱に通し、モニターと支柱を取り付けます。

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モニター背面には矢印がありますので、向きを間違えないように取り付け。

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支柱から伸びている電源コードをモニターへと取り付け。

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最後にラウンドトリムを取り付けると配線が完全に隠れて、見た目もきれいに仕上がります

組み立て自体は非常に簡単で、30分もかからずに組み立てることができました。ドライバーやネジ類も付属してくるので自分で何か用意する必要がない点も良いですね。

組み立ては1人でも問題なくできますが、円形台座と支柱がやや重いため、女性など力に不安のある方は2人以上で組み立てしたほうが良いかもしれません。

本体デザイン

『KTC MegPad A27Q7』の本体デザインを見ていきます。

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全体的な佇まいは、ショッピングモールなんかで見かけるデジタルサイネージのような見た目です。

台座も含めた本体自体は大きいのですが、コードレスなためか配線がどこにも見えず、ミニマルな佇まいです。

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本体背面から見た様子。モニター本体、支柱、台座全てが白で統一されており、クリーンなデザイン。

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また、モニター背面は波のような独特の模様が入ったプラスチック素材で、指紋や皮脂が目立ちにくい仕上げとなっています。

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背面右側にはボタン類がまとまっていますが、正直押しづらいのであまり使う機会はありません。

付属のリモコン、もしくはタッチで操作するのが主な操作方法になります。

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背面にはUSB-Cポートが1つ搭載されており、映像出力に対応したUSBケーブルを使うとPCの外部ディスプレイとしても使用できます。詳しくはメリットの項目で紹介します。

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本体を左右から見た様子。装飾や端子類などが一切見えないので、横顔もフラットで整った印象です。

支柱を軸に角度調整も自在にできます。

チルト(上下)は−5°〜20°までの調整可能。

スイベル(左右)は15°の角度調整が可能。

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90°回転して縦方向として使うこともできますね。

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本体を支える台座は9,500mAhという大容量バッテリーを搭載しているため大きめですが、主張が控えめで洗練されたデザインです。

モニターを支える支柱は約20cmの高さ調整も可能。

本体上部には5MPのカメラも内蔵。Web会議なんかに役立ちます。また、スライドカバーも搭載されており、物理的にカメラを隠すことができるため、プライバシーの保護にも配慮されています。

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付属のカバーは支柱にネジ止めすることで小物置きに。

リモコンやコントローラーを置いておくのに最適です。

KTC MegPad A27Q7のメリット

『KTC MegPad A27Q7』を実際に使い、感じたメリットを紹介します。

視聴距離が取れていればフルHDでも十分な画質

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『KTC MegPad A27Q7』は、27インチでフルHD(1920×1080)解像度のため、ピクセル密度は約82 PPIとそこまで高くはありません。

ただし、本製品はリビングやキッチンで離れた距離から動画を見たり、ソファでくつろぎながらアプリを使ったりというのが主な用途。実際に1m前後の距離で動画視聴や各種アプリを使ってみましたが、解像度の低さは特に気になりませんでした。

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また、VAパネルを採用していることから、斜めから見た時の色変化もほとんど感じません。本製品はキャスター付きで複数人がさまざまな角度から覗き込むシーンも想定されるため、視野角が広いのは地味ながらありがたいポイントです。

NetflixやYouTube、Amazon Prime Videoといった動画配信サービスを離れた距離から楽しむ、という本製品の本来の使い方であれば必要十分な画質と言えます。

動画視聴・SNS・ブラウジングが快適に動く処理性能

本製品はSnapdragon 662+RAM 8GBのミドルレンジ構成のため、最新のハイエンドスマホと比べると処理性能は見劣りしますが、本製品の主な用途である「動画視聴」「SNS」「ブラウジング」の様な使い方であれば引っかかりなく快適に動作します。

実際の処理性能を確認するため、定番ベンチマークアプリで計測してみました。

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Geekbench 6
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Antutuベンチマーク
スコア
Geekbench 6(シングルコア)329
Geekbench 6(マルチコア)1,014
AnTuTu Benchmark306,652

スコアとしてはエントリー〜ミドルレンジクラスといった結果。

実際にNetflixやYouTubeでの動画再生、Xなどスクロール量の多いSNSアプリの操作、Chromeでのブラウジング、電子書籍アプリでの読書、Googleドキュメントでの文書編集など、本製品の主用途を一通り試してみましたが、いずれもストレスなくサクサク動きました。

ただし、原神のような重めの3Dゲームを快適に遊ぶには非力なスペックです。ベンチマークスコアから見るとマイクラのような軽めのゲームであれば問題なく動作するレベルですが、そもそもモニターのリフレッシュレートが60Hzと、本体自体がゲーミング用では無いので、ゲーム用途としてのモニターが欲しいのであれば、同社のゲーミングモニターを選びましょう。

KTCは非常にコスパの良いゲーミングモニターが豊富にラインナップされているので、予算に合わせた高性能モニターが安く手に入ります。

大画面のタブレットとして直感的に操作できる

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「モニター」と名前は付いていますが、本製品の実態はスタンド一体型のAndroidタブレット。10点マルチタッチに対応しており、指で直接画面に触れて操作できます。

スマホと同じ感覚でタップ・スクロール・ピンチイン/アウトが使えるので、Webサイトを指でスーッとスクロールしたり、画像をピンチで拡大したり、動画を直接タップで一時停止したりと、リモコンを使わなくても直感的に操作できます。

特にXやニュースサイトのような縦に長いコンテンツを流し読みする時は、リモコンよりもタッチ操作の方が圧倒的にスピーディー。27インチの大画面を「巨大なタブレット」として扱う感覚が、本製品ならではの使い心地です。

完全コードレスで使える9,500mAhの大容量バッテリー

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本製品最大の魅力は、電源ケーブルを一切繋がずに使える完全コードレス設計です。9,500mAhのバッテリーを内蔵しているため、充電さえしておけば家中どこに持ち運んでもそのまま使えます。

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バッテリー持続時間はウェブブラウジングなど軽い作業なら約6時間、動画視聴メインだと3〜4時間というのが目安。映画1本くらいなら余裕で見れるだけのバッテリー容量があります。

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なお、充電は65W高速充電に対応しているので、素早くフル充電し、また別の位置で使えるというメリットもあります。

コンセントの位置や電源ケーブルの長さを気にせず、本当に好きな場所で使える。この自由さは一度体験すると元には戻れません。

家中どこでも使える、シーンを選ばない柔軟さ

完全コードレスとキャスター付きスタンドの組み合わせで真価を発揮するのが、シーンに合わせて自由に置き場所を変えられる柔軟さです。実際に使ってみて、僕がよく活用しているシーンを紹介します。

料理中のレシピ表示

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キッチンのカウンター横に置いて、レシピや動画を見ながら料理を作る時に重宝します。

ただ、料理って手が濡れていたり粉だらけになっていたりする上に、油ハネなんかもするのであまり近くに置くのには適していません。

汚れた手で画面を触るのも嫌なので、汚れの少なそうな料理の時に使うか、汚れることを前提で付属のリモコンで操作するのが良いですね。

このように気をつける点はありますが、画面の見やすさは抜群で、立ったままレシピを見るのにすごく便利です。

家族でご飯を食べながらの動画視聴

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これ、あまり行儀が良くない行為だと言うのは分かってるんですが、リビングのダイニングテーブル横において、家族でご飯を食べながらテレビ代わりに動画を流しています。

我が家にも一応チューナーレステレビはあるのですが、ダイニングテーブルとは離れた場所にあり、持ってくることができません。

その点MegPadであればコンセントを繋げなくてもただ持ってくるだけで良いので、セットアップはめっちゃ楽。導入してからは食卓が少し賑やかになりました。

トレーニング動画を見ながらの筋トレ

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Youtubeのトレーニング動画を見るのにもMegPadは大活躍します。

場所を問わず使えるので、マットと一緒に持ち運んでどこでも簡易的なトレーニング環境を作ることが可能。

一時期タブレットで試した事があるのですが、画面が小さくてフォームが良く分からないんですよね…。その点MegPadであれば27インチの大画面なので、お手本の動きがしっかりと見えます。

ゲーム中の攻略情報チェック

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個人的にこれが一番お気に入りの活用法だったりするのですが、ゲームをしている時、横にMegPadを置いて攻略サイトを見れるので、ゲームがめっちゃはかどります…!

今まではスマホで攻略情報を確認していたのですが、画面が小さくてかなりストレスだったんですよね…

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Youtubeの攻略情報はもちろん、ゲーム攻略サイトってwikiみたいに縦長のサイトも多いため、MegPadを縦にして指で素早く目的の場所までスクロールできるのが神です。

XなどSNSの流し読み用

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MegPadは縦に回転して使えるので、XやInstagramのような縦スクロールSNSを見るのにも最適。

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何かの作業中でもSNSを開きっぱなしにしておけるので、ゆるく流し読みするのに最適です。ソファでくつろぎながら見てもいいし、何かの作業中でも横に置けるので素早く最新情報にアクセスできます。

USB-C 1本でPCのサブディスプレイにもなる

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『KTC MegPad A27Q7』は背面のUSB-Cポートに映像出力対応のType-Cケーブルを繋ぐだけで、PCのサブディスプレイとしても使えます。

特に活躍するのが、在宅でのWeb会議です。普段は家の中で動画視聴やSNSを見るのに使い、いざZoomやGoogle Meetで会議という時だけデスク横に持ってきて、相手の顔と資料を27インチの大画面で確認できます。

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また本製品はフロントカメラ(5MP)とマイクを内蔵しているため、PCを開かず本機単体でWeb会議に参加することも可能です。プライバシーカバー付きで、使わない時は物理的にカメラを隠せるのでセキュリティ面でも安心ですね。

「家中でエンタメ用途、デスクでは仕事用途」と1台で2役こなしてくれるので、活用の幅がぐっと広がります。

Android 14+Google認証で10万以上のアプリが使える

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本製品はGoogle公式認証を受けたAndroid 14搭載端末なので、Play ストアから10万以上のアプリを直接インストール可能です。

NetflixやYouTube、Amazon Prime Video、Disney+などの動画配信アプリはもちろん、Chromeでのブラウジング、Googleドキュメントでの文書作成、電子書籍アプリでの読書まで、普段スマホでやっている大抵のことがそのまま大画面で楽しめます。

KTC MegPad A27Q7のデメリット

『KTC MegPad A27Q7』を実際に使って感じたデメリットも正直に紹介します。

近距離での使用やPCのサブモニター用途では解像度の低さが目立つ

画面サイズは27インチあるものの、解像度は1920×1080のフルHD。ピクセル密度で計算すると約82 PPIとなり、27インチとしてはやや粗めです。

4Kモニターや高解像度タブレットを日常的に使っている方だと、文字の輪郭やアイコンのジャギーが気になる場面があるかもしれません。動画視聴やブラウジングでは実用上問題ないレベルですが、雑誌や細かい図表を表示する用途だとメリハリに欠けます。

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個人的には、24インチでフルHDか、27インチでもWQHD程度の密度はほしかったところ。もう一段上の解像度があれば、PCのサブモニター用途でも安心して使えるのですが…。

高画質を重視するなら、4K対応の上位モデル『KTC MegPad A32Q7Pro』を検討する方が幸せかもしれません。

スピーカーが背面側に向いていて音の迫力に欠ける

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デュアル6W×2のステレオスピーカーは音質自体はなかなか良いのですが、本体背面側に音が出る配置のため、視聴者に向けて音が直接届きません。

動画視聴やビデオ会議では問題ないレベルですが、映画やゲームのような迫力を期待する用途では正直物足りなさを感じます。本気で音にこだわるなら、Bluetoothスピーカーや外部スピーカーとの併用が現実的です。

HDMIポートがないのでPS5やSwitchが直接繋がらない

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本製品の映像入力はType-Cのみで、HDMIポートは搭載されていません。

PS5やSwitchのような家庭用ゲーム機は付属ケーブルがHDMIのため、本製品に直接接続できません。どうしても繋ぎたい場合はHDMI to Type-Cの変換ケーブルやアダプターが必要になります。

ゲーム機の出力先としても使いたい場合は、HDMIポート搭載の『A32Q7Pro』を選んだ方が確実です。

カメラ画質は控えめ。動きのあるシーンはやや苦手

フロントカメラは5MPと今時の水準から比べると控えめなスペックです。

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KTC MegPad A27Q7のカメラで撮影した写真

実際に本体のカメラで写真を撮ってみましたが、ノイズが多くて古いスマホで撮っているような印象を受けました。

ただ、この本体のカメラを使う場面って、ビデオ通話やリモート会議など顔が映ればOKという用途が主なので、それを考えると必要十分な画質と言えます。

SNS投稿用など、より高品質な画質を求めるなら、外部カメラの導入を検討すると良いでしょう。

キャスターにロック機構がない

丸形シャーシのキャスターにはロック機構が付いていません。

傾斜のある場所に置くと自然に動いてしまうため、フローリングが水平でない部屋では設置場所に注意が必要です。小さな子どもやペットのいる家庭では、不意に動いた際の転倒リスクも意識したいところです。

KTC MegPad A27Q7はこんな人におすすめ

『KTC MegPad A27Q7』は以下のような方におすすめです。

  • キッチンや洗面所、リビングなど、家の中の複数のシーンで大画面を使い分けたい方
  • 在宅ワークで使いたい時だけ、PCのサブディスプレイとして大画面を出したい方
  • テレビは置きたくないけど、動画配信サービスは大画面で視聴したい方
  • PCを起動せずに、単体でNetflixやYouTubeを楽しめる大画面デバイスを探している方
  • スマホより大きく、固定テレビより自由な、新しいデバイスを試してみたい方

4K画質やHDMI接続、PS5/Switch2のゲーム出力を求めるなら上位モデル『KTC MegPad A32Q7Pro』の方が向いていますが、フルHDで十分・価格を抑えたい・HDMI接続を必要としない方には、本製品はかなり良い相棒になってくれると思います。

KTC MegPad A27Q7とA32Q7Proの比較

同ブランドの上位モデル『A32Q7Pro』との比較です。

A27Q7(本製品)A32Q7Pro
画面サイズ27インチ32インチ
解像度フルHD(1920×1080)4K UHD(3840×2160)
OSAndroid 14Android 13
通信規格Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2
バッテリー9,500mAh / 65W充電9,500mAh / 90W充電
ポートType-CType-C、HDMI 2.0、USB 3.0
タッチ10点マルチ10点マルチ
実売価格約6万円〜約9万円〜
A27Q7を選ぶべきケース
  • 価格を抑えつつスマートモニターを導入したい
  • フルHDで十分、4Kまでは求めていない
  • HDMI接続するゲーム機やPCがない
  • 設置スペースが27インチくらいまでが限界
  • より新しいAndroid 14による長期サポートを期待したい
A32Q7Proを選ぶべきケース
  • 高精細な4K映像でエンタメを楽しみたい
  • PS5やSwitch、PCをHDMIで接続したい
  • より大きな32インチ画面が欲しい
  • Wi-Fi 6環境を活かしたい

地味な点ですが『A32Q7Pro』はAndroid13、『A27Q7』はAndroid14という違いもあります。バージョンは一つ違いですが、古いAndroidってアプリの対応が外れたりと時間が経過すると使いづらくなってくるため、より最新のバージョンを搭載している『KTC MegPad A27Q7』は、長い目で見ると有利ですね。

KTC MegPad A27Q7に関するよくある質問

『KTC MegPad A27Q7』に関するよくある質問をまとめました。

PS5やSwitchと接続できますか?
本製品にはHDMIポートが搭載されていないため、家庭用ゲーム機を直接接続することはできません。HDMI to Type-Cの変換ケーブル・アダプターを使えば理論上は可能ですが、安定動作の保証はありません。ゲーム機との接続を重視する場合はHDMIポート搭載の上位モデル『A32Q7Pro』の方が確実です。
PCのサブモニターとして使えますか?
Type-Cケーブルで接続すれば、PCのサブディスプレイとして利用できます。ただしフルHD解像度なので、4Kモニターのサブとして使う場合は表示の粗さが気になる可能性があります。
バッテリーは何時間くらい持ちますか?
Webブラウジングや文書作成など軽い作業で約6時間、動画視聴では3〜4時間が目安です。65W高速充電対応なので、短時間の充電でもかなり回復します。
組み立ては難しいですか?
日本語マニュアルが図付きで丁寧に解説されているため、組み立て自体は難しくありません。ただし支柱と円形台座が重いので、力に不安がある方は2人での作業をおすすめします。
Netflix等の動画配信サービスは4K画質で再生されますか?
本製品のディスプレイはフルHD(1920×1080)解像度のため、再生は最大でフルHDまでです。また、Android搭載モニター全般に言えることですが、Widevine DRMのセキュリティレベルによってはNetflix等の配信サービスがSD画質に制限される場合があります。
メーカー保証はありますか?
KTCは日本国内で1年間のメーカー保証を提供しています。日本語サポートチームにも対応しているとのことです。

KTC MegPad A27Q7のレビューまとめ

KTC MegPad A27Q7

総合評価

(4.5)
KTC MegPad A27Q7 のメリット
  • 視聴距離が取れていればフルHDでも十分な画質
  • 動画視聴・SNS・ブラウジングが快適に動く処理性能
  • 大画面のタブレットとして直感的に操作できる
  • 完全コードレスで使える9,500mAhの大容量バッテリー
  • 家中どこでも使える、シーンを選ばない柔軟さ
  • USB-C 1本でPCのサブディスプレイにもなる
  • Android 14+Google認証で10万以上のアプリが使える
KTC MegPad A27Q7 のデメリット
  • 近距離での使用やPCのサブモニター用途では解像度の低さが目立つ
  • スピーカーが背面側に向いていて音の迫力に欠ける
  • HDMIポートがないのでPS5やSwitchが直接繋がらない
  • カメラ画質は控えめ。動きのあるシーンはやや苦手
  • キャスターにロック機構がない

『KTC MegPad A27Q7』は、「モニター」「タブレット」「テレビ」のいずれにも完全には当てはまらない、移動式スマートモニターという新しいジャンルを代表する1台です。

27インチというサイズは、タブレットでは得られない迫力と、テレビほどの圧迫感のない絶妙なバランス。キャスターで家中を移動でき、Android 14で単体完結、コードレスで使える。さらにUSB-C 1本でPCのサブディスプレイにもなるので、エンタメ用途と仕事用途の両方をカバーできるのが本製品ならではの強みです。

一方で、フルHD解像度、HDMIポート非搭載、バッテリー持続時間など、割り切りが必要なポイントもあります。ここは上位モデル『A32Q7Pro』との差別化ポイントでもあるので、自分の用途に本製品のスペックが合うかをしっかり見極めてから選ぶのが良いと思いました。

気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

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フリーランスWebデザイナー兼ブロガー
2016年よりガジェットブログ「モノペディア」を運営し、これまでに200以上の製品をレビュー。デザインから写真・執筆まで全て自分で手掛けています。バリューコマース メディアアワード受賞。

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