Wi-Fi 7対応ルーターも低価格化が進み、1万円前後のエントリーモデルが増えてきた一方、2〜3万円台のミドルレンジ帯にも面白い選択肢が出てきています。そんな中、ZTEが「ゲーミング特化」を謳うモデルを投入してきました。
今回レビューするのは『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』。2026年3月に発売されたWi-Fi 7対応のゲーミングルーターです。

結論から言うと、デュアル2.5GbEポート(帯域独立)・8コアNPU・1GBメモリ・8本外部アンテナという構成で24,800円は、スペックだけ見ればかなり攻めた価格設定です。
6GHz帯には非対応のデュアルバンドモデルですが、有線まわりの充実度とプロセッサ性能はこの価格帯ではなかなか見ないレベルかなという印象ですね。
ただし、デュアルバンドである点や、専用アプリの完成度など気になるポイントもあるので、そのあたりも正直にお伝えしていきます。
本記事で紹介している『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』を、なんと20%OFFで購入できる割引クーポンをメーカー様より発行していただきました!
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有効期限:2026年4月29日 23:59まで
本体スペックが非常に高く、通信速度を重視する方に非常にオススメな本製品をお得に購入できるチャンスなので、この機会をお見逃し無く!
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ZTE Inazuma BE7200 Pro+とは?
『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』は、通信機器大手ZTEが手掛けるWi-Fi 7対応ゲーミングルーターです。「Inazuma(稲妻)」の名前の通り、低遅延・高速通信に特化した設計がされており、FPSや格闘ゲームなどミリ秒単位の反応速度が求められるシーンを想定したモデルです。
スペック
| ZTE Inazuma BE 7200 Pro+ | |
|---|---|
| SoC | 8コア |
| メモリ | 1GB |
| 外付アンテナ | 8本搭載 |
| 無線規格 | Wi-Fi 7 IEEE 802.11be/ax/ac/a/n(5GHz帯) IEEE 802.11b/g/n/ax/be(2.4GHz帯) |
| Wi-Fi速度 | 最大7,140Mbps 5GHz帯:最大5,764Mbps 2.4GHz帯:最大1,376Mbps |
| ポート | WAN 2.5GbE ×1 LAN 2.5GbE ×1 1GbE ×3 USB USB 3.0×1 |
| WI-Fi暗号化 | WEP/WPA/WPA2/WPA3/WPA-PSK/WPA2-PSK/WPA3-SAE |
| MLO対応 | ◯ |
| EasyMesh対応 | ◯ |
| 本体サイズ | 幅:23.6cm 奥行:27.8cm 高さ:4.5cm |
| 本体重量 | 約1,1kg |
| 価格 | 24,800円 |
注目すべきポイントは、2.5GbEポートがWANとLANで帯域を独立して確保している点。多くのルーターでは複数の高速ポートがあっても内部でバスを共有しているため、同時使用時に速度が低下するケースがありますが、本製品はWANとLANの2.5GbEが干渉しない設計になっています。
パッケージ内容


『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』のパッケージは黒とゴールドを基調としたデザイン。
ゲーミングルーターらしい性能の高さを感じさせる高級感あるパッケージとなっています。


開封するとまずはステッカーがお目見え。
本製品は「メカニカルな宇宙船」というイメージの製品デザインなため、ステッカーも宇宙を意識したものになっています。

- ZTE Inazuma BE7200 Pro+ 本体 ×1
- ACアダプター ×1
- LANケーブル ×1
- ステッカー ×1式
- ユーザーマニュアル
パッケージ内容は上記の通り。

付属のACアダプタ。
本製品は高性能なルーターなため、ACアダプタも相応な大きさとなっています。

付属するLANケーブル。スリムとかではない、いわゆる一般的なLANケーブルといったものが付属。

付属するユーザーマニュアル。

この手のマニュアルは簡易的なものが多い中、本背品のマニュアルは小冊子みたいな感じでしっかりと印刷されたものが付属しており、プレミアム感があります。
本体デザイン
『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』本体のデザインを見ていきます。

ゲーミングルーターらしい尖ったデザイン。
「メカニカルな宇宙船を想起させる筐体デザイン」というコンセプトで設計されており、確かにちょっとSF感も感じるような造形となっています。
本体の筐体はプラスチックですが、所々にあしらわれたゴールドのラインがちょっと高級感も感じる仕上がりとなっています。

本体正面。
左右にスリットが設けられており、熱がこもりにくい設計となっています。また、本体中央に見える三本のラインはLEDインジケーターで、ステータスなどを表します。

本体背面。
本製品はポート類が充実しており、2.5Gbps対応WANポート×1、2.5Gbps対応LANポート×1、1Gbps LANポート×3、USB 3.0ポート×1とかなり豪華。
特にWAN、LAN共に2.5Gbpsポートが用意されているので、ポート間のボトルネックが少なく高速通信が可能です。
また、USBポートにHDDなどを接続すれば簡易NASとして使えるなど、総合的な実力が高いルーターと言えます。

本体底面。
中央にも通気口が設けられており、さらに内部には大型のダイキャスト製ヒートシンクを搭載されているそう。
全体的にしっかりとした放熱対策がとられており、長時間の高負荷運用でもパフォーマンスが低下しにくい設計となっているのは、流石ゲーミングルーターだなと感じました。
ZTE Inazuma BE7200 Pro+のメリット
『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』を実際に使い、感じたメリットを紹介します。
圧倒的なスペックで驚きの速度を計測
本製品はWi-Fi 7に対応し、最大7,140Mbpsという驚異的なスペックを誇ります。
実際に速度を計測してみたのですが、過去使ってきたどんなルーターよりも速い数字を計測し、正直かなり驚きました。
以下に詳しい計測条件などを記します。
- 約60平米の鉄骨コンクリート造のマンション
- 平日14時台に計測
- iPhone 15 Proで「Speedtest」アプリを使って計測
- 回線はNURO光 for マンション(2Gbps)

部屋の中央にルーターを設置し、各ポイントでそれぞれ3回ずつ計測し、平均値を取りました。
参考までに、以前『ZTE Sora BE3600 Pro』を計測した時の数値も併記しますが、計測時間など若干異なりますので、あくまでも参考値としてご参照ください。
| 計測場所 | Inazuma BE7200 Pro+ | Sora BE3600 Pro |
|---|---|---|
| ①仕事場 | DOWN:1,208.3Mbps UP:647Mbps | DOWN:1,067.3Mbps UP:639.1Mbps |
| ②リビング | DOWN:1,406Mbps UP:652Mbps | DOWN:992.3Mbps UP:640.2Mbps |
| ③寝室 | DOWN:1,101.3Mbps UP:651Mbps | DOWN:948.2Mbps UP:637.0Mbps |
| ④お風呂場 | DOWN:1,091.3Mbps UP:651Mbps | DOWN:846.9Mbps UP:547.8Mbps |
ちょっと速すぎて計測中も驚きを隠せなかったのですが、『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』は恐ろしく速いですね。。。
僕が計測に使っている「iPhone 15 Pro」は「Wi-Fi 6E」までしか対応しておらず、Wi-Fi 7のスペックをフルに引き出すことはできないため、速度的にはそんなに変わらないとばかり思っていたのですが、数字上ではしっかりと差が出ていました。

特にリビングで計測していた時にでた「1,446Mbps」という数値は今まで色んなルーターの速度を計測してきましたが、その中でも最高の値が出ています。

続いてPCと有線で繋いだ時の計測結果。
数値が奮わないのは、使ってるPCのLANポートが1Gbpsまでしか対応いないためで、完全にそこがボトルネックになっています。
『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』くらい高性能なルーターの実力を引き出すためには、もともとの回線速度に加え、PCなどデバイス側の対応など、トータルで環境を整えていく必要があるなと強く感じました。
8本の外部アンテナにより壁越しでも安定した通信が可能

『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』には特徴的な8本の外部アンテナを搭載しており、各アンテナは高出力FEM(フロントエンドモジュール)を独立搭載しているため、壁越しや離れた部屋でも安定した電波を届けることができると案内されています。
こちら、実際に計測した際もしっかりと効果が現れており、我が家で一番壁が多いお風呂場の中でも1Gbpsを超える速度が計測できました。
| 計測場所 | Inazuma BE7200 Pro+ | Sora BE3600 Pro |
|---|---|---|
| お風呂場 | DOWN:1,091.3Mbps UP:651Mbps | DOWN:846.9Mbps UP:547.8Mbps |
今まで使ってきたルーターの場合、お風呂場の中は結構速度が低下していたのですが、本製品は速度が落ちにくく、壁の多い環境でも高速な通信が可能です。
やはり外付けアンテナは強いですね…。見た目的には野暮ったくなりますが、通信の安定性や速度を求めるなら、自由に向きも変えられる外付けアンテナタイプのルーターがベストな選択肢かもしれません。
帯域独立型のデュアル2.5GbEポートが優秀

『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』の性能の高さを表す特徴的なポイントとして、WANとLANの2.5GbEポートが帯域を独立して確保している点があります。
WAN側に高速光回線を接続し、LAN側にゲーミングPCを2.5GbEで有線接続した場合、両方のポートがフルスピードで動作できるとの事。
一般的なルーターでは複数の高速ポートがあっても内部で帯域を共有しているケースが多いので、この「真のデュアル2.5GbE」は有線でゲーミングPCやコンソール機を繋ぐ方にとっては、かなり嬉しい仕様と言えます。
USB 3.0による簡易NAS機能

背面のUSB 3.0ポートにUSBメモリや外付けHDDを接続するだけで、ネットワーク上のデバイスからファイルにアクセスできる簡易NAS機能に対応しています。
NASも普通に買おうとすると数万円はするので、家庭内でちょっとしたファイル共有をしたい…という場合にはかなり便利です。
USB3.0なので速度も速く、これで十分というケースも多そうです。
ペアレンタルコントロールが無料で柔軟に設定できる
個人的にZTEのルーターで気に入ってる点が、専用アプリ「ZTE Smart Life」で細かい時間制限ができる点です。


「ペアレンタルコントロール」は保護者が子供のネット利用時間を制限したり、アクセス禁止サイトを登録したりできる機能ですが、他社製品の場合、無料だと細かい設定ができないものもあります。
特に、平日と週末で別々の設定をしたり、1日の利用時間制限をしたい場合など、有料プランに入らないと出来ないという製品もあるなか、「ZTE Smart Life」であれば、1日の利用時間はもちろん、利用可能時間帯の設定も曜日ごとに設定可能です。
本製品はゲーミングルーターという位置づけですが、家族みんなで使う高性能ルーターとしての役割も果たしてくれます。
ZTE Inazuma BE7200 Pro+のデメリット
『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』を実際に使って感じたデメリットも正直に紹介していきます。
6GHz帯には非対応(デュアルバンド)
本製品はWi-Fi 7対応ですが、対応バンドは5GHzと2.4GHzのデュアルバンドのみ。Wi-Fi 7のメリットの一つである6GHz帯には対応していません。
同価格帯のルーターには6GHz対応のトライバンドモデルも存在するため、絶対的な無線性能を重視する場合、やや見劣りしてしまう点もあります。
ただ、本製品は帯域独立のデュアル2.5GbEポートやプロセッサ性能が優れているというメリットもあるので、有線接続を重視するのであれば、本製品は魅力的に映るはずです。
本体サイズが大きくデザインは好みが分かれる

「ゲーミングルーター」全般に言えることなのですが、性能を重視するとどうしても本体サイズが大きく、見た目もアンテナが生えたゴツゴツしたデザインになりがちです。
本製品も例にもれずメカニカルなデザインが採用されており、こういうのが好きな方にはたまらないと思いますが、リビングに置くには主張が強めだなと感じます。

本体サイズも大きめで、同社の『ZTE Sora BE3600 Pro』と比較すると圧倒的にサイズ感が違うのが分かります。
付けアンテナの向きを変えることを考えると隙間に置くのも適しておらず、それなりに設置場所を確保する必要があります。
専用アプリでのセットアップは戸惑うポイントが多い
『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』はルーター本体自体の性能は非常に高いポテンシャルを感じますが、セットアップなどに使う専用アプリ「ZTE Smart Life」に関してはまだ荒削りな部分があります。
具体的には、アプリにルーターを登録するのですが、まずそれがすんなりと進みません。


『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』のWi-Fiに繋いだあと、アプリからデバイスをスキャンしてもまず本体が見つからず、手動で追加しようとしても上手く行かない事が多いです。


接続が失敗した時のメッセージも翻訳されていないので何が書いてあるかイマイチ分からないのと、本体のQRコードを読み込んでも無効と表示されるなど、初期設定は結構苦労しました。

色々と試しましたが、最終的には一度アプリを再起動するとデバイス一覧に表示されるようになり、ここからは問題なくセットアップが進みます。
補足情報
本記事で紹介しているこれらの不具合や未翻訳の箇所については、今後のアプリバージョンアップにて解消予定との連絡をメーカー様より頂きました。
また、アプリ内ではなく、スマホ標準のQRコードリーダーで読み込む事で正常に接続することが可能との事ですので、不具合が発生した場合はこの方法を試してみると良いでしょう。

正直初期設定に関しては、アプリよりもルーター本体のIPアドレスを叩いて出てくるブラウザの管理画面の方が分かりやすいように思います。以前と比較するとアプリも改善してるのですが、まだこの点は他社製品の方が1歩リードしているように思います。
ZTE Inazuma BE7200 Pro+はこんな人におすすめ
『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』は以下のような方におすすめです。
- FPSや格闘ゲームなど、低遅延が求められるオンラインゲームをプレイする方
- ゲーミングPCやコンソール機を有線(2.5GbE)で接続したい方
- 壁が多いマンションなどで、離れた部屋でも速度を落としたくない方
- 子供のネット利用をアプリで柔軟にコントロールしたい方
- 簡易NASやメッシュ接続など、1台でいろいろまかないたい方
逆に6GHz帯を使いたい方や、コンパクトなルーターを求める方にはあまり適しておらず、有線まわりの充実度とプロセッサ性能を重視するなら、本製品はかなり良い選択肢になってくれると思います。
ZTE Inazuma BE7200 Pro+のよくある質問
『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』に関するよくある質問をまとめました。
- 6GHz帯に対応していないのは問題ありますか?
- 2026年現在、6GHz帯に対応したクライアントデバイスはまだ限定的です。iPhone 17シリーズや一部の最新PC向けWi-Fiモジュール等が対応していますが、家庭内の大半のデバイスは5GHz / 2.4GHzでの接続になるかと思います。将来的に6GHz対応デバイスが増えた時に備えたい場合は、トライバンドモデルを選んだ方が安心です。
- IPv6(IPoE)には対応していますか?
- はい、IPv6に対応しています。DS-Liteやv6プラスなど主要なIPv6サービスには対応していますが、一部対応していないものもあるため、事前に確認しておくのが良いでしょう。
- 簡易NAS機能はどの程度使えますか?
- USB 3.0ポートにUSBメモリや外付けHDDを接続するだけで、ネットワーク上のデバイスからファイルにアクセスできます。動画のストリーミング再生や大容量ファイルの共有にも使えますが、専用NASほどの機能(RAID構成やアプリ連携等)はないので、あくまで「簡易」的な用途向けです。
- ZTE Sora BE3600 Proとメッシュ接続はできますか?
- Wi-Fi EasyMeshに対応しているので、対応ルーター同士であれば連携可能です。Inazuma BE7200 Pro+を親機、Sora BE3600 Proを子機として組み合わせるといった使い方もできます。
ZTE Inazuma BE7200 Pro+のレビューまとめ
『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』を見てきましたが、結論としては、デュアル2.5GbE(帯域独立)・8コアNPU・1GBメモリ・8本外部アンテナという構成を24,800円で手に入れられるのは、スペック面ではかなり攻めた1台だなという印象です。
実際に速度を計測してみても、Wi-Fi 6E対応のiPhoneですら1,400Mbps超えを記録するなど、過去にレビューしてきたルーターの中でもトップクラスの数値が出ました。壁越しでも速度が落ちにくい点も好印象ですね。
一方で、6GHz帯に非対応なのはこの価格帯だと気になるポイントですし、専用アプリのセットアップはまだ荒削りな部分が目立ちます。ZTEのルーターは性能に対して価格が安いのが魅力ですが、アプリ周りの完成度は今後のアップデートに期待したいところです。
有線環境を重視するゲーマーや、コスパの高いWi-Fi 7ルーターを探している方にとっては、かなり面白い選択肢になると思います。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
本記事で紹介している『ZTE Inazuma BE7200 Pro+』を、なんと20%OFFで購入できる割引クーポンをメーカー様より発行していただきました!
クーポンコード:X8NSROPK
有効期限:2026年4月29日 23:59まで
本体スペックが非常に高く、通信速度を重視する方に非常にオススメな本製品をお得に購入できるチャンスなので、この機会をお見逃し無く!


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