子供の寝かしつけ用として人気なのが、絵本を壁や天井に投影して楽しむプロジェクター「ドリームスイッチ」。
我が家でも『ドリームスイッチ 日本の昔話と世界の童話』を使っています。
「ドリームスイッチ」の口コミを見ていると、これを使うと目が悪くなるのでは?といった疑問を目にすることがあります。
そこで、本記事ではドリームスイッチを使うと目が悪くなるのか?という点について、実際に使っている立場から解説をしていきます。
ドリームスイッチを使いたいけど、不安だと感じる方は、本記事を参考にしてください。
タップできる目次
そもそも目が悪くなる原因って何?
目が悪くなる要因は様々で、「加齢」や「病気」の他に「近視」「乱視」「老眼」などがあるそうです。
特に近年増えているのが「子供の近視」らしく、スマホやタブレットの普及により、近いところを長時間見つめ続けるのが原因の一つだそう。
ゲームのしすぎやスマホの使用などで、近いところを長時間見つめ続けることが近視の原因のひとつとされています。
目はカラダの重要な一部です。
ですから、カラダでいうと長時間ゲームに集中することで、猫背になったりして姿勢が悪くなるのと同じイメージです。目も手元のゲーム機やスマホ、目の前のテレビなど、見つめ続けているところばかりにピントが合うようになってしまいます。姿勢と同様にピントが近くの一点に固定されやすくなり、遠くがボヤけて見えるのですね。
引用:日本でも視力が低下している子どもが増えてる理由 | メガネのイタガキ
特にスマホやタブレットの場合、ディスプレイの光が直接目に入ってくるため「疲れ目」になりやすいのも視力の低下に繋がる原因だと考えられます。
ドリームスイッチで目が悪くなる可能性は低い
これまで見てきた様に、子供の目が悪くなる原因としては、
- 近くのものを長時間見続ける
- 目に直接光を入れる
といったものの影響が大きい事が分かりましたが、「ドリームスイッチ」の場合は上記の要因に当てはまらないので、目が悪くなる可能性は低いと考えています。
ここからはそう思う理由を具体的に解説していきます。
ドリームスイッチは目から離れた天井に投影する
ドリームスイッチの様な絵本プロジェクターは、天井や壁などに投影して使います。
使用するお部屋の環境にもよりますが、だいたい2m近く離れた場所に映像を投影して見るため、十分な距離が確保できていると思われます。
それに加え、ドリームスイッチに収録されている「お話」は、1話辺り5〜10分程度という長さなので、長時間見続けるという事もありません。
『ドリームスイッチ2』の場合、最大4話まで続けてお話を再生できる「連続再生機能」がありますが、それを使ったとしても30分以内には終わることがほとんどです。
スマホやタブレットの様に近くで画面を長時間見続けるわけではないので、ドリームスイッチは目への負担は少ないものと思われます。
直接目に光が入らない
スマホやタブレットのディスプレイは画面自体が光っており、その画面を見つめることで直接光が目に入ってきます。
これは目に負担をかけ「疲れ目」に繋がるほか、夜に明るい光を見ると脳が覚醒してしまい眠れなくなるなどの弊害があります。
一方、ドリームスイッチの場合は、本体から投影した光を天井や壁に映して見るので、直接光を目に入れるわけではありません。そのため、目への負担が少ないと言われています。
ドリームスイッチを使う際の注意点
ドリームスイッチのような絵本プロジェクターは、スマホやタブレットの様なものと比べると、目への負担は少ないと思われますが、それでも幾つか注意すべき点もあります。
投影する光を直接見ない
よく「太陽を直接見てはいけません」と言われる様に、強い光を見ると目を痛めてしまいます。
それと同じ様に、ドリームスイッチ本体から出ている光を直接みると、目に強い負荷を与え、目を痛めてしまうので、投影している光を直接見ないようにしましょう。
特に、子供ってこういう光出ている所覗きたがると思うので、大人がしっかりと見守るようにしましょう。(ウチの子供も何回も覗こうとして、その度に注意しています…w)
明るさを調整する
ドリームスイッチには明るさを4段階で調整する機能が付いています。
眩しすぎる場合や、暗すぎる場合は、この明るさ調整機能で適度な明るさに変えてあげましょう。
特に小さい子供の場合、まだ「眩しい」や「暗い」というのがよく分からない事もあると思うので、大人が適切な明るさに調節してあげると良いでしょう。
長時間見ないように注意する
ドリームスイッチに収録されている「お話」の長さは、だいたい1話あたり5〜10分程度ですが、何回も繰り返し見ると、結局長時間映像を見続ける事になり、目への負担が心配になってきます。
そのため、お話を見る本数を予め決めておくと良いでしょう。
我が家の場合、「お話」は2話まで、「童謡」などは2曲までといった感じでルールを決めて見せていました。(「ひつじかぞえ200」みたいな長いのは2曲分としてカウントしたりしてました)
このように大人が上手く調整することで、子供の目への負担は軽減できると思います。
ドリームスイッチは目が悪くなる?のまとめ
ここまで「ドリームスイッチは目が悪くなるのか?」について解説してきました。
改めて結論を言うと、「正しく使うなら、ドリームスイッチで目が悪くなる可能性は低い」と考えています。
- 投影する光を直接見ない
- 明るさを調整する
- 長時間見ないように注意する
上記の注意点を守って適切に使えば、子供の視力に与える影響は少ないでしょう。
実際、我が家もドリームスイッチを使っていますが、今のところ子供の視力に問題はありません。
ドリームスイッチを上手く活用して、寝かしつけの時間をより楽しく、有意義なものにしてもらえればと思います。
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