思考力や問題解決力を伸ばす「STEAM教育」が楽しく学べると話題の『ワンダーボックス』ですが、いざ始めようと思うと「タブレットって必要なの?」「手持ちのタブレットって使える?」「新しくタブレットを買うならどれが良い?」といった疑問が出てきます。
そこで、本記事では実際にタブレットを使ってワンダーボックスを受講している僕が、「タブレットの必要性」や、「おすすめのタブレット」を紹介していきます。
『ワンダーボックス』を受講しようと思っている方の参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
↓ワンダーボックスで実際に遊んでいる様子は以下からご覧いただけます
ワンダーボックス レビュー/実際に受講して感じたメリット・デメリットや評判・口コミをまとめて紹介
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ワンダーボックスにタブレットをおすすめする理由
『ワンダーボックス』自体は、タブレットだけではなくスマートフォンでも動きます。
そのため、スマートフォンを持っているなら、それで良いのではないか?と思うかもしれませんが、結論から言うとワンダーボックスを受講するならタブレットは用意するべきだと考えています。
主な理由は次の通りです。
スマートフォンだと画面が近くて目に悪い
『ワンダーボックス』は、子供が集中して遊ぶため、スマートフォンだとかなり顔を画面に近づけてプレイしがちです。
実際にスマホにアプリを入れて子供に遊ばせてみた様子です。
かなり画面から距離が近く、これを続けていると目が悪くなるのでは……と心配になります。
また画面が小さいと子ども自身も遊びにくいみたいで、「ちょっとちっちゃくてやりづらい」と本人も言っていたので、画面の大きさは遊びやすさにも繋がるようです。
指を使って操作する遊びが多く、画面が小さいと操作しづらい
『ワンダーボックス』では様々な遊びが用意されていますが、どれも指で操作するので、画面の大きさは、それだけ操作のしやすさに繋がります。
特に画面の大きさが重要なのは、塗り絵やお絵かきをするようなコンテンツ。
画面右のペンで色を選んだり、消しゴムで消したりと、どうみてもスマホだとやりづらそうですよね……。
公式サイトでも、
画面上で絵を書く操作が発生する一部コンテンツは、タブレットの方がよりお楽しみいただける内容となっております。
引用元:ワンダーボックス公式サイト
と記載があるとおり、ワンダーボックスを最大限楽しむには、やはりタブレットは用意したほうが良いと言えます。
タブレットを持っている場合、体験版アプリで動作確認を
「タブレットは持っているけど、ワンダーボックスが動くかどうか知りたい」場合、まず体験版アプリを使って、動作確認することをオススメします。
ワンダーボックスには、教材の一部を無料で試すことができる「体験版アプリ」というものが用意されています。
体験版アプリを手持ちのタブレットに入れ、ちゃんと動作すれば新しくタブレットを買う必要は無いので、無駄な出費が避けられます。
体験版アプリは何度でも無料で試すことができるので、是非試してみましょう。
ワンダーボックスで使うタブレットの選び方
タブレットを持っていない場合や、持っていても古くて体験版アプリが満足に動かなかった場合、やはり新しくタブレットを用意する必要があります。
そこで、ここからはタブレットを購入する際に、覚えておくべきポイントを幾つか紹介していきます。
画面サイズは大きい(10インチ以上)方が良い
タブレットと呼ばれるものには、「7〜8インチくらいの小さめタブレット」「10インチ前後のもの」「12インチ以上の大型タブレット」といった様に、意外と種類があります。
『ワンダーボックス』は、大きな画面の方が遊びやすく、目にも優しいためタブレットを選ぶ際には10インチ以上の画面サイズがあるものを選ぶと良いでしょう。
ただ、12インチ以上の大型タブレットになってくると、画面は大きいのですが、その分価格が跳ね上がる傾向にあるため、10インチ前後のタブレットが性能と価格のバランスが一番良いと思います。
動作環境を満たしているかを確認
タブレットを購入する際は、動作環境を満たしているかを確認しましょう。
ワンダーボックス公式では、以下を動作環境としています。
OS | メモリ(RAM) | |
---|---|---|
iPad/iPhone端末 | iOS 13.0以上 | 2GB以上 |
Android端末 | Android 6.0以上 | 2GB以上 |
Amazon端末(FIre HD) | Fire OS 6以上 | 2GB以上 |
基本的に、ここ1〜2年ほどの間に発売されたタブレット端末であれば、上記の条件は満たしていると思いますが、注意しておきたいのは、メルカリやショップで中古のタブレットを買おうとする場合、本当に上記の動作環境を満たしているかをしっかりと確認しておく事をオススメします。
なお、表にある「Amazon端末」というのは、Amazonが販売しているタブレット端末「Fire HD」シリーズの事です。
ワンダーボックス以外に使う予定があるかを検討
タブレットを購入する際は、ワンダーボックス以外に使う予定があるかを考えてみましょう。
日本の場合、iPhoneやiPadのシェアが多いため、色んなアプリがiPhone/iPadを前提として作られていることが多いです。
学習アプリの他にも、お絵描きしたり、ゲームしたりと、色んな用途でタブレットを使いたいと考えている場合はiPadを選んでおくのが無難です。
ワンダーボックス公式がオススメしているタブレット
ワンダーボックス公式では、以下のタブレットをオススメしています。
2024年8月推奨端末は以下の通りです。
Apple iPad 【モデル番号:A2602】
(Amazon.co.jpで見る)
Fire HD 10 (第13世代) 【モデル:KFTRWI】
(Amazon.co.jpで見る)
(2024年8月時点)
引用元:ワンダーボックス公式サイト
タブレットをどれにするか迷いたくない方は、公式でオススメしている端末を選んでおくのが無難ではあります。
ワンダーボックスにおすすめのタブレット
ここからは実際に僕がオススメするタブレット端末を幾つか紹介します。
Apple iPad(第9世代)
ワンダーボックス公式の推奨端末にもなっている通り、やはりiPadが一番なのは間違いありません。
iPadは、10.2インチの画面サイズがあるので、ワンダーボックスを楽しむために最も適しているタブレットです。
処理性能が高いので、ワンダーボックス以外のアプリも快適に動き、ゲームもサクサク動きます。
また、別売りですが「Apple Pencil」を用意すれば、お絵かきやノート代わりにも活用でき、「Smart Keyboard」を用意すれば、ノートパソコンの様な使い方もできるなど、iPad1台だけで様々な使い方ができます。
この様に、タブレットとしての性能や使いやすさは間違いありませんが、価格が税込49,800円と、気軽に買うにはちょっと躊躇する金額なのが最大の欠点です。
Xiaomi Redmi Pad SE
個人的に結構オススメしたいタブレットは『Xiaomi(シャオミ) Redmi Pad SE』です。Xiaomi(シャオミ)は、中国に本社を置く総合家電メーカーで、スマートフォンやタブレットなどを数多く手掛けています。
Xiaomi最大の特徴は、何と言っても「コスパ」です。紹介している『Redmi Pad SE』は、Androidをベースとしたタブレットですが、価格が22,000円ほどと非常に安価なのが特徴です。
iPadほどの性能はありませんが、ネットを見たり動画を見たりする程度であれば何の問題も無くサクサク動き、もちろんワンダーボックスも軽快に動作します。
安価ながら本体の質感も上々で、手頃なタブレット端末の中では高い完成度を誇る『Redmi Pad SE』は、ワンダーボックス用としてもオススメです。
Fire HD 10
ワンダーボックス公式の推奨端末の一つである、Amazonの「Fire HD 10」タブレット。こちらも価格が約2万円と非常に安く、「コスパ」がかなり良いのが特徴。
性能自体もそこまで悪くなく、ワンダーボックスを動かす程度であれば問題なく動作します。
ただ、「Fire HD」シリーズ最大の欠点と言えるのが、搭載しているOSが(基本ソフト)は、「Fire OS(ファイアオーエス)」というAndroidをベースに、Amazonが独自にカスタマイズしたものを搭載しています。
このため、純正のAndroidタブレットよりも使えるアプリの種類が少なかったりとデメリットも大きいです。一応とある手順を踏めば、Androidタブレット同様に「Google Play」を使えるようになるのですが、ある程度知識が無いと難しいので、素直にAndroidタブレットを選んで置いたほうが簡単と言えるでしょう。
まとめ
ワンダーボックスを最大限楽しむなら、やはりタブレットを用意するのがオススメです。
どのタブレットを選ぶかのポイントを最後にまとめてみます。
個人的には、やはりiPadはワンダーボックス用としては高すぎるので、『Redmi Pad SE』が良いかなと思います。
ぜひこの記事を参考にして、楽しく快適に子供が学習できる環境を整えてあげてください。
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