子供の幼児教材って種類がありすぎて迷いますよね…。僕も2022年現在、5歳と2歳の子供がいますが、知育玩具を買ったり、ドリルを買ったりと色々と試しました。
そんな幼児教材の中でも、STEAM教育を楽しく学べると話題なのが「ワンダーボックス」。タブレットなどを使い、遊びながら思考力を伸ばすような工夫がされている教材です。
我が家でも実際に1年近く「ワンダーボックス」を受講していますので、習い始めてから実際に自分の子供がどう変化したのかを紹介していきます。
また、「他に受講している方の評判や口コミ」や「ワンダーボックスのお得な入会方法」なども含めてレビューしていきますので、ワンダーボックスが気になっているという方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
タップできる目次
ワンダーボックスとは?
「ワンダーボックス」とは、アプリとアナログ教材(キット)を組み合わせて学ぶ、4〜10向けの教育教材です。
最大の特徴は「STEAM教育」を楽しく学ぶという所に重点が置かれているという点。
STEAM教育とは、
- Science(科学)
- Technology(技術)
- Engineering(工学)
- Art(芸術)
- Mathematics(数学)
の頭文字を繋げた造語で、これらの領域を重視する教育方針。
元々はアメリカから広がった概念ですが、日本でも文部科学省が推進し、プログラミング教育の必修化を筆頭として導入が進んでおり、今の時代に沿った新しい教育の形と言えます。
多くの職業がAIやロボットに取って代わられると言われていますが、自ら課題や興味を見つけ、問題を解決したりイノベーションを生み出していく為の基礎教育として、このSTEAM教育が高い注目を集めており、それを楽しみながら学べるというのが『ワンダーボックス』の大きな特徴です。
なぜワンダーボックスを選んだか
以前までは「こどもちゃれんじ」を2年間ほど受講していました。
「こどもちゃれんじ」は恐らく通信幼児教材では一番の知名度と人気だと思います。
実際に、送られてくる教材は数が多く質も高いので、幼児教材としては非常に優れているのですが、僕の息子の場合3歳頃からあまり教材で遊ばなくなってきました。
成長に伴い興味の幅が広がったみたいで、トミカやプラレール、ブロックといった他の遊びの方が楽しいらしく、せっかく届いた教材も届いた直後は良いのですが、すぐにやらなくなってしまいます。
また、毎月送られてくる教材は、月を追うごとに溜まっていき、遊ばない教材でモノが溢れるなど場所を取ることも問題でした。
以上の事から、徐々に受講している意味があまり感じられなくなり、退会することに。
かといって何もさせないのもなぁと思っていた所、タブレットにダウンロードした知育系アプリは飽きもせず、ずっと遊んでいることに気づきました。
タブレットを使った教材なら継続してやってくれるのかな?と思い、タブレットを活用した幼児教材を調べてみると「ワンダーボックス」というものがある事を知り、受講してみることにしたという経緯があります。
ワンダーボックスの教材をレビュー
『ワンダーボックス』の教材を見ていきます。
この様な形で教材が届きます。
教材は「4月号」「5月号」という表記ではなく、「vol.エジソン」「vol.ガリレイ」など、偉人達の名前になっています。
パッケージを開ける時は、エジソンの有名な言葉である「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である。」という文字が書かれており、こういった所も『ワンダーボックス』の特徴である「ワクワク」が詰まっています。
「vol.エジソン」に入っていた教材は、
- はじめてブック
- ハテニャンのパズルノート(ワークブック)
- カードトラベラー(ペーパーコンテンツ)
- ギアギアワールド(トイ教材)
が入っていました。
『ワンダーボックス』では、「ワークブック」「トイ教材」「ペーパーコンテンツ」の3点セットが基本となる教材になっています。
初めて受講したので、「はじめてブック」が付いてきました。これを見てアプリの用意をしておきます。
実際に子供に教材を遊ばせてみた
実際に『ワンダーボックス』の教材を自分の息子にやらせてみました。
『ワンダーボックス』は、アプリを使うことを前提としているので、持っているスマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードします。
ワンダーボックス |WonderBox
WonderLab Inc.無料posted withアプリーチ
スマートフォンでも動作はしますが、画面が小さすぎるので、基本的にはタブレットで使うことを前提としたものの様です。
食いつきが凄い
元々タブレットは、知育系のアプリなどをやらせていましたが、タブレットを触っている間の集中力は凄いものがありました。
そのため、タブレットで新しい遊びが出来ると言うことで、子供の食いつきが凄いです。
教材の箱に書かれている謎を解いて、アプリに入力
実際にアプリで遊ぶためには、教材のカギを開けて開放する必要があります。
そのカギのヒントは、送られてきた教材の箱の裏に書かれており、謎を解いて答えをアプリに入力すると、その月の教材が開放されるという仕組みになっています。
こういう所から既に「デジタル」と「アナログ」が融合されており、実際に遊んでいる子供はもちろん、親の方もワクワクと子供と一緒に楽しめる仕掛けになっているのは凄いなと感じました。
カギが開いて、教材が開放されます。
アプリ教材は常時10種類以上用意されている
『ワンダーボックス』では、「思考力」「サイエンス」「プログラミング」などが、楽しく遊びながら学べるアプリが常時10種類以上用意されています。
その中でいくつか子供が遊んでいる様子を紹介。
思考力が身につく「ジュニアランド」
「ジュニアランド」というアプリでは、ワンダーボックスの基本的な操作方法や、思考力を養うことができます。
こちらは、リスのキャラクターが欲しがっているものを選んで与えていく遊び。
一定時間内にどのくらい欲しがっているものをあげられるかを競います。瞬時の判断力などを養うことができそうですね。僕の息子も、何回もプレイしていいスコアが出ると本当に嬉しそうに見せに来ました。
その他、岩陰に隠れたキャラクターを、画面をクルクルと回転させて見つけるという遊びもあり、空間認知能力を養うことが出来そうです。
プログラミング能力を養う「コードアドベンチャー」
「コードアドベンチャー」では、決められたマスにコードブロックを置いて、順番に実行させるというプログラミング思考を遊びながら学ぶことが出来るアプリ。
「←」「→」をマスに置いていくことで、迫ってくる障害物から避けるという遊びです。最初は「→」も左右しか無く単純ですが、そのうち置けるマスの数も増え、「リピート」が出てくるなど、大人でも結構頭を使うような問題が沢山出てきます。
僕の息子も最初は上手く出来ませんでしたが、繰り返し説明することによって徐々に自分だけで問題を解くようになりました。
用意されているアプリは本当に良く出来ているなと関心するばかりです。
トイ教材でも遊んでみました
『ワンダーボックス』では、アプリだけではなく、実際に手を動かして遊ぶアナログな教材が送られてきます。
そのうちの一つ「トイ教材」で遊んでみた様子です。
今回の「トイ教材」は、木の歯車を使って、歯車がどうやって動いているのかを学ぶ教材でした。
歯車を爪楊枝を使ってボードに固定し、手で回すことによって動きを確認できるというもの。
最初は小さい歯車の組み合わせでしたが、そのうち大きな歯車とも組み合わせることで、複雑な動き方を学んでいけます。
子供と一緒に歯車を動かして、隣同士の歯車は反対向きに回るなど学んでいきます。これは息子も楽しいらしく、様々な組み合わせを自分で試していました。
時には歯車が外れちゃってこんな風に泣いちゃうことも。失敗を繰り返して成功するんだよと教えてあげたりしますが、あまり本人には響いていない様子…(汗
泣いて拗ねちゃったので、もう遊ばないかなと思っていたのですが、後日また遊びだして、
最終的にはこのような飾り付けまでしていました。
いやはや子供の発想力というものには驚かされます。
ワンダーボックスのメリット
ここまで『ワンダーボックス』の教材を見てきましたが、実際にしばらく使ってみて感じているメリットをまとめます。
思考力や想像力などが学べる
『ワンダーボックス』は、一般的な幼児教育教材とは異なり「思考力」や「想像力」を育てるような工夫が満載です。これは今まで試してきた通信教材や、一般的に売られているドリルなどとは明らかに異なります。
個人的に思うのは、「ひらがな」や「足し算」などの基礎的な学力というものは、保育園や学校でも学べる機会が多いのに対し、思考力や想像力はそれほど多く学べる機会は無いのかなと考えています。
幼児期の大切な時期に、思考力や想像力といった力を養っておくことで、将来大人になった時に問題解決する力となって役立つような気がしており『ワンダーボックス』は僕の考えに最も近い教材の一つだと思っています。
楽しみながら飽きずに長く学べる
息子には通信教材を含め、色んなものを買ってますが、なかなか長く続いているものはありません。ですが、この『ワンダーボックス』は、毎月届く新しいキットや毎月の様に更新されるアプリによって、子供が長く遊べる工夫がされているおかげか、定期的に遊んでいます。
スコアを競うようなアプリでは、良いスコアが出ると嬉しそうに見せに来るなど、楽しんでいるようなので今の所受講して良かったなと思っています。
なお、子供がどのくらい遊んでいるかは、ウェブ上から確認することが出来ます。必ずしも全ていいスコアを目指す必要は無く、偏りが出るのは自然な事の様です。
ワンダーボックスのデメリット
『ワンダーボックス』にはデメリットもあります。
足し算、ひらがなの様なものは学べない
『ワンダーボックス』では「STEAM教育」に沿った「思考力」などを学ぶところに重点が置かれているので、小学校で学ぶ「ひらがな」や「足し算」などの基礎学習は学べません。
そのため、「小学校に上る前に準備をしておきたい」という用途には向かない点はデメリットと言えるかもしれません。
ただ、このような基礎学習は巷にいくらでも教材やドリルがあるので、それらと併用すれば特に大きな問題は無いと個人的に考えています。
集中しすぎる
子供ってタブレットとか好きですよね。僕の息子も例に漏れずものすごく好きなので、ずっとやり続けるという事がありました。
アプリ側で最大時間や休憩間隔の設定が出来るので、これらを上手く活用してあまり目を酷使させないようにする工夫も必要かなと思います。
ワンダーボックスにおすすめのタブレット
ワンダーボックスの推奨動作環境は、2024年8月現在で以下の様になっています。
- iPad/iPhone端末:[OS] iOS 13.0以上 [メモリ(RAM)] 2GB以上
- Android端末:[OS] Android 6.0以上 [メモリ(RAM)] 2GB以上
- Amazon端末:[OS] Fire OS 6以上 [メモリ(RAM)] 2GB以上
となっています。
スマートフォンでも動作しますが、基本的にはタブレットで動かすことを前提とした作りになっているので、出来ればタブレットを用意することをオススメします。
個人的にオススメのタブレットを以下の記事で紹介していますので、是非合わせてご覧ください。
ワンダーボックスの料金
『ワンダーボックス』の料金体系は、
毎月払い | 6ヶ月一括 | 12ヶ月一括 | |
---|---|---|---|
月額 | 4,200円 | 4,000円 | 3,700円 |
年換算 | 50,400円 | 48,000円 | 44,400円 |
年間差額 | − | 2,400円 | 6,000円 |
上記の通りになっています。
率直な感想としては、結構高いと思っています。
以前まで受講していた「こどもちゃれんじ」が、年間払いで月あたり2,000円程度だったので、それと比較すると倍近くの料金設定はちょっと高いなと感じます。
「アプリ+キット」という”組み合わせ教材”なので、価格が高くなる点は仕方ないのかなと思う部分もありますが、少しでも価格を抑えたい場合は12ヶ月一括払いを使って、トータルの金額を抑えるのが良いと思います。
ただ、一般的な通信教材は年齢が上がるごとに、料金も上がっていくというものが多いのですが、『ワンダーボックス』は年齢関係なく一律料金設定なので、その点は安心です。
兄弟の追加は一人あたり1,850円
兄弟で『ワンダーボックス』を楽しみたいという場合は、一人あたり1,850円の追加料金で受講できます。
その際は「アプリのアカウント」が2つになり、兄弟それぞれでプレイすることが可能。届く教材の方は、
- 届く箱はひとつ
- ワークブックは1人に1冊
- その他教材は内容に応じて共有 or 1人ひとつ
となっており、無駄な重複を省くことで価格を抑えているとの事。
兄弟二人で利用する場合は、月額5,550円となり、一人あたり2,775円で受講できるので、他教材と比較してもそこまで高くは無いかなという印象です。
ワンダーボックスの口コミ
ネット上で『ワンダーボックス』を受講している方の口コミをいくつか集めてみました。
ワンダーボックス、お高いだけあってよくできてる。紙教材とデジタルコンテンツが連携していて、好きなものだけしていいという方針なので娘さんはお絵かきや写真撮影ミッションばかりやっていてあまりお勉強という感じはない。親は貧乏性なのでもれなく取り組んで欲しいと思っちゃうけど。
— ダララ (@daradara_de_dar) February 27, 2021
ワンダーボックスのこの問題。どうしたら解けるか?新中1の息子と甥っ子が裏紙にメモ書いて相談しながら解いてるの見て、二人とも大きくなったんだなって感慨深かった🥺
— なべこ🍲 (@runrun_pot) April 3, 2024
1歳の2人がプラレールの新幹線を目を輝かせてよちよち追いかけてた姿を昨日のことのように思い出すのに。 pic.twitter.com/9Ldi8ryHPR
今月からワンダーボックス始めた🎉ThinkThinkや配布で頂いたハテニャンのパズルノートが大好きだった長男👦届いたワンダーボックスを開けてアプリ始めたら、嬉しくて楽しくて震えながら笑ってた😄親はコンセプトに感動。こなす事でなく、考えることを楽しむための教材、ノルマもなく我が家にあってる! pic.twitter.com/oWIixs8jML
— 技術 (@motoriikuji) December 10, 2022
『ワンダーボックス』に関する口コミを調べてみたのですが、驚いた事にほとんどが良い意見で、あまり悪い意見が出てきません。
絶対的に受講者数がそれほど多くないのかもしれませんが、実際に受講した親御さん達からは高い評価を得られている事が分かる結果となりました。
ワンダーボックスのレビューまとめ
『ワンダーボックス』は「STEAM教育」を楽しく学ぶという点に重点が置かれた教材です。デジタル教材と、アナログ教材両方の良さを取り入れて、「思考力」や「想像力」を養い、現代社会において必要不可欠な「問題解決力」の基礎を育むことが出来ます。
タブレットを使った学習なので、子供の食いつきが良く、ゲームを楽しむような感覚で勉強してくれるのは大きなメリットだと感じました。
ひらがなや足し算などの基礎学習用では無い事と、価格が高めという点は気になりますが、基礎学習は保育園や幼稚園でも教えてくれますし、本屋に行けばドリルが売っているので、そちらでカバーすればいいのかなと思います。
実際に僕の息子は現在5歳になりますが、ひらがなの「読み」は出来ますし、「書き」の方も間違うことはありますが、結構出来るようになってきています。足し算、引き算も得意なので、特に学習に遅れがあるとは感じていません。
「STEAM教育」を学べる教材はそんなに多く無いので、我が家は引き続き『ワンダーボックス』を継続して受講していこうかなと考えています。
ワンダーボックスが気になる方は、無料の資料請求やオンライン説明会で情報収集するのがオススメ
『ワンダーボックス』についてより詳しく知りたい方は、公式サイトから無料で資料請求することができる他、定期的にオンライン説明会を行っており、そこでスタッフの方が実際の教材に触れながら分かりやすく説明してくれます。
『ワンダーボックス』のアプリや教材に興味がある方は、ぜひ公式サイトを覗いてみてください。
ワンダーボックスのキャンペーンコード
『ワンダーボックス』では、実際に受講している人から「紹介コード」を教えてもらい、入力することで初年度5%割引を受ける事が出来る「お友だちご紹介キャンペーン」を行っています。
キャンペーンコードを入力することによるデメリットは無く、12ヶ月一括払いの場合、だいたい2,200円ほど安くなる計算になりますので、受講を検討している方はぜひ以下のキャンペーンコードをご活用下さい。
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