『M1 MacBook Air』を購入してから、外出先でもパワフルに作業が出来るようになったので、気分転換も兼ねて外で作業することが増えました。
ノートPCを持ち運ぶので、何かケースが欲しいと考えていた所、「ケースにもなり、スタンドにもなる」という『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』を見つけたので、購入。
この製品は、
- 収納ケースでありながら、素早くPCスタンドに出来る
- スタンドの角度は「15度」「25度」と2段階調整が可能
- 厚さ7mm、重量315gと軽量薄型設計
といった特徴があります。実際に使ってみた様子やメリット、デメリットなどを詳しくレビューしていきます。
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MOFT 3 in 1 Carry Sleeveとは?
iPhoneやiPad用のスタンドを多く販売しており、そのデザイン性の高さ、機能性の高さが高い評価を受けているブランド「MOFT(モフト)」より販売された、最新のノートPC用キャリーケースが『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』です。
この製品の最大の特徴は、「ノートPCスタンド」と「収納ケース」が一つになっている事。
収納ケースとしてノートPCを外出先に持ち運び、持ち運んだ先で今度はスタンドとして使えるという、これ一つで二役の機能を備えた製品です。
製品の種類
13インチ | 13.3インチ | 16インチ | |
---|---|---|---|
本体サイズ | 340×240×7mm | 360×255×7mm | 395×275×7mm |
重量 | 285g | 315g | 370g |
カラーバリエーション | ナイトブラック/オックスフォード・ブルー/シエナ・ブラウン/クラシック・ヌード/ダークグリーン | ||
対応機種 | 13″ MacBook Pro and 11-12″ Laptops MacBook Air 2018 and Later Version HP Zbook 14 Dell XPS 13 Microsoft Surface Pro 7 Lenovo Chromebook | MacBook Air 2017 and early version Asus vivobook 14 Zenbook duo Surface Laptop 3/2/1 13.5″ HUAWEI MetaBook X Pro 2020 Dell Inspiron 13 | Surface Laptop3 15″ 15″ Macbook Pro Razer blade 15(Base Model 2019) Dell XPS 15 Acer Aspire 5 15.6″ Dell XPS 17 ASUS VivoBook 15 15.6″ Surface Book 2 |
耐荷重 | 10kg | ||
入るPCの最大サイズ | 305×215×17mm | 325×230×17mm | 360×250×17mm |
『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』のサイズ展開は、「13インチ」「13.3インチ」「16インチ」の3サイズ。
今回『M1 MacBook Air』のディスプレイサイズと同じである「13.3インチ」モデルを購入しました。
パッケージの内容
『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』を開封して、パッケージ内容や本体外観・サイズ感を確認していきます。
今回購入したのは、「13.3インチ」モデルで、色は「ナイトブラック」。
パッケージはかなりしっかりとした作りになっており、前面は透明なプラスチックで覆われていて、中身が確認出来るようになっています。
パッケージ背面には製品の特徴が写真と共に案内されています。
パッケージを開け、中身を確認していきます。
パッケージ内容は上記の通りと簡素。
付属してくる簡易マニュアルには、使い方が書かれていますが、ちょっとこれを見てもあまり良くわからないというのが正直な感想。
まぁ、使い方自体は難しくないので、実際に触ってみるのが一番だと思います。
本体外観・サイズ感
『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』本体の外観やサイズ感を見ていきます。
全体のフォルムはこの様な感じ。使われている素材は「特注の上質フェイクレザー」。一般的なフェイクレザーと比較し、薄いながらも耐久性の優れているのが特徴との事。
見た感じ、フェイクレザーと言えどあまり安っぽい印象は無く、シンプルでスタイリッシュな見た目を実現しています。
また水を弾く撥水加工となっているので、多少水をこぼすくらいであれば問題ありません。(フタの隙間から水は侵入するので防水という訳ではありませんが)
実際の手触りは柔らかく、薄いながらもしっかりと中のPCを守ってくれそうな印象です。
フタ部分はマグネットになっており、ペタンとくっつきます。
中にある緩衝材を取り外して、中も見ていきます。
ケース内部は、起毛の様な素材になっており質感がとても良いです。出し入れもスムーズで、パソコン本体に傷が付くことも無さそうです。
さり気なく書かれた「Designed By MOFT」という文字もオシャレですね。
ケース裏面の中央部分は、伸縮性のある柔らかい素材になっており、充電器などある程度厚みのある周辺機器も入れられるようになっています。
ケース自体の薄さは約7mmと非常に薄く、重量は約315gと軽量。このまま使うことも出来ますし、インナーバックの様な感じでカバンの中に収めても使い勝手が良さそうです。
MOFT 3 in 1 Carry Sleeveの使い方と使用レビュー
『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』は「スタンド(15度・25度)」と「ケース」の3通りの使い方が出来るのが特徴です。それぞれの使い方をじっくりと見ていきます。
15度のスタンド
まずは”15度”のスタンドとして使った場合の様子。フタの部分で支えるような形でスタンドになります。
フタ部分がマグネットになっているおかげで、しっかりと固定されスタンドとしてグラつくような事はありません。
『M1 MacBook Air』を置いてみました。15度でもキーボードに結構な傾斜が付きます。
実際にこの状態で使ってみましたが、スタンドを使うのと使わないでは明らかにキーの打ちやすさが違いますね。スタンドを使って傾斜を付けたほうがより自然にタイピングが出来ます。
横から見た様子。前述の通りキーが打ちやすくなるのはもちろんですが、ディスプレイが上がることで、視線が高くなり、首や肩への負担も軽減してくれそうです。
ノートPCって見下ろして使うことが多いので、首や肩痛くなるんですよね・・・。
外出先で作業をする事が多い方はこういった持ち運べるスタンドあると便利だと思います。
背面から見た様子。ちゃんと『M1 MacBook Air』を支えられているのが分かります。
『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』は薄いので、使っている最中にグラついたり、スタンドが倒れたりしないかなとちょっと不安だったのですが、実際に使ってみるとグラつく事も無く、非常に安定しています。
どうやら耐荷重はシリーズ最高クラスの10kgとの事なので、1〜2kg程度のノートPCだったら余裕で支えられるみたいですね。
もう1点、安定させている工夫がこちら。前面に設けられたストッパーでノートPCがズレないようにしっかりとキャッチしてくれています。
このストッパー、決して大きいものではないのですが効果は絶大。これはよく考えられているなぁと素直に感心しました。
25度のスタンド
続いて25度の角度で使ってみた様子です。ケース両脇を折りたたむことにより、より高い傾斜のスタンドが出来上がります。
こちらもマグネットでピタッとくっつく様になっており、素早くスタンドにすることが可能。一番最初はどうやるんだろうとちょっと迷いましたが、1回やってみると感覚が分かると思います。
25度ということで、傾斜はかなり高め。
『M1 MacBook Air』を置いてみた様子。
個人的には、ちょっと傾斜がキツイので、キーの打ちやすさという意味では15度の方が打ちやすいかなと感じました。
ただ、こっちの方がより視線が上がるので、Youtubeなど、何か視聴する時なんかはこっちの25度の方が見やすいですね。
15度と25度、切り替えもすぐに出来るので、その時の使い方に合わせて切り替えて使っていくというのが良い使い方の様に感じました。
横から見た様子。傾斜が付いているので安定性はどうかと思いましたが、ストッパーのおかげでこの高さにしてもグラついたりはせず、安定しています。
後ろから見た様子。
斜め後方から見た様子。本体が薄いのによく支えられているなと感心します。
収納力はどうか
『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』は、スタンドだけではなく、キャリーケースとしても使えますので、どのくらい収納出来るのかを試してみました。
まずは『M1 MacBook Air』を収納してみた様子。サイズ感は概ね良いのですが、左右に若干隙間が出来ています。
『M1 MacBook Air』のディスプレイサイズが13.3インチだったので、『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』も同じく13.3インチモデルを購入したのですが、どうもサイズ的には13インチモデルでも入りそうな感じです。
MOFT Carry Sleeve 13インチモデルに入る最大サイズ | M1 MacBook Airの本体サイズ |
---|---|
305×215×17mm | 304.1×212.4×16.1mm |
まぁ買っちゃったので仕方ないですw
追記:13インチ用買いました。
結局、『M1 MacBook Air』用に、別途13インチモデル買いました。すると、ピッタリ!
そして13.3インチモデルは、『14インチMacBook Pro』にピッタリ!
ですので、MacBook用で『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』を買う場合、
- M1 MacBook Air → 13インチモデル
- 14インチMacBook Pro → 13.3インチモデル
を選ぶと良いと思います。
『M1 MacBook Air』本体に続いて、Apple純正の30W電源アダプタと、USB-C充電ケーブル(2m)を収納してみます。
『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』本体内部には仕切りがあるので、それを挟めばノートPCに傷を付けません。
電源アダプタと充電ケーブルを入れてみた様子。
本体中央は伸縮性のある素材になっているので、電源アダプタの様な厚みのあるものを入れても問題ないような作りとなっていますが・・・
Apple純正電源アダプタの場合、そこそこ厚みがあるせいか入れてみるとモッコリしててあまりスタイリッシュではありませんw
見た目を重視するならば、『Anker PowerPort Atom III Slim』の様な薄型の電源アダプタを別途用意した方が良いような気がします。
手に持った時のサイズ感
手に持った時のサイズ感はこのような感じ。
ノートPCを入れていてもそれほど大きくならない事と、『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』自体が軽量なので、持ち運びはしやすい印象ですね。
周辺機器を入れすぎてしまうと、厚くなり持ち運びにくくなるので、最低限の道具を入れてスマートに持ち運ぶ感じがスタイリッシュで良いのでは無いかと思いました。
MOFT 3 in 1 Carry Sleeveのレビューまとめ
『MOFT 3 in 1 Carry Sleeve』は、ノートPCの収納ケースとして持ち運べ、外出先でスタンドに早変わりするという1個で二役の機能を備えた優れたケースです。
実際に使ってみても、一瞬でスタンドに切り替えられ、薄いながらもグラつくこと無く安定しているので、タイピングが非常にやりやすくなりました。
ケースに使われている素材はフェイクレザーなものの、質感は上々で安っぽくなくスタイリッシュな印象です。
全体的によく考えられているなと感心するポイントが多く、普段からノートPCを持ち運んで外出先で使う機会が多い方にオススメのケースと言えそうです。
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