外出する際のお供として持ち歩いているのがモバイルバッテリー。
様々な種類が販売されていますが、ここ最近のトレンドの一つとしてワイヤレス充電に対応しているという点があげられます。
iPhoneやAirPods Proなど、最近のデバイスはワイヤレス充電に対応している事が多く、ワイヤレス充電対応モバイルバッテリーと組み合わせれば、ケーブルいらずでどこでも充電出来るというメリットがあります。
特にiPhoneの場合、iPhone 12シリーズ以降、MagSafe(マグセーフ)という磁力でくっついて固定する規格を採用しているため、MagSafe対応のモバイルバッテリーを用意しておくと便利。
そこで今回紹介するのがMagSafeに対応し、5,000mAhの容量を持つモバイルバッテリー『VOLTME MagPak 5K』。
「MagSafe対応」「コンパクトで軽量」「スタンド付き」「全5種類のカラー展開」と、多くの特徴を備え、デザイン的にもオシャレな本製品の特徴を詳しくレビューしていきます。
MagSafe対応のモバイルバッテリーが欲しいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
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VOLTME MagPak 5Kとは?
5,000mAhの容量を持つ、MagSafeに対応したモバイルバッテリーが『VOLTME MagPak 5K』。
オシャレなデザインと豊富なカラーバリエーションに加え、薄型でコンパクトなサイズを実現しているので、持ち運びやすいのが特徴です。
VOLTME(ボルトミー)とは
「VOLTME(ボルトミー)」って、日本国内で知名度が低いですが、充電分野で20年以上の実績を持つVoltnex Innovations Technologyという会社が立ち上げた、独自ブランドが「VOLTME」。
製造などは中国で行われていますが、日本で販売されるにあたり「PSEマーク」もしっかり取得されているため、安心して使うことが出来ます。
スペック
VOLTME MagPak 5K | |
---|---|
バッテリー容量 | 5,000mAh |
ワイヤレス出力 | 5W / 7.5W |
USB-C出力 | 15W |
USB-C入力 | 最大15W |
カラー | ブラック / ブルー / グレー / グリーン / パープル |
メーカー保証 | 18ヶ月 |
サイズ | 105×67×12.5mm |
重量 | 133g |
価格 | 5,990円(税込) |
パッケージの内容
『VOLTME MagPak 5K』を開封して、パッケージ内容や本体外観・サイズ感を見ていきます。
パッケージはグレーを基調とした色あいながら、底面に少し見えるオレンジカラーがオシャレな印象を受けます。
背面には仕様や認証マークなどがあり、PSEマークも見えますね。
また、製品登録するためのシリアルナンバーが書かれているシールも貼られているため、こちらも忘れずにチェックしておきましょう。
VOLTMEの製品は『VOLTME Revo 65W』の時もそうでしたが、グレー×オレンジの統一されたパッケージデザインになっており、統一感あって良いですね。
パッケージ内容は上記の通り。
取扱説明書は多言語対応されており、日本語での表記もあります。
付属のUSB-C to Cケーブル。
長さは30cmほどと短く、あくまで充電用といった感じですが、端子部分には「VOLTME」という刻印がされている辺りにこだわりを感じます。
オレンジ色が鮮やかなTHANK YOUカード。
本体外観・サイズ感
『VOLTME Revo 65W』の本体外観・サイズ感を見ていきます。
本体サイズは「105×67×12.5mm」とコンパクト。
バッテリー容量は5,000mAhと決して多くはありませんが、その分小さいので普段持ち運ぶデバイスとしてはこのくらいのサイズ感が使いやすいと思います。
今回使ったのは「ブルー」という色ですが、パステルカラーの淡い色合いがオシャレな印象。本体はマットでシリコンっぽいような質感。
指紋や脂分が目立たず、実際に手にとっても滑りにくく持ちやすい印象。本体の質感は全体的にかなり良いように思いました。
背面は中央にスリットのようなものが入っており、ここを折り曲げることでスタンドになります。
縦置き、横置きどちらにも対応はしていますが、モバイルバッテリーのみでスタンドを使った場合、安定性が無くすぐに倒れてしまいます。
え…使えないじゃん…と思うかもしれませんが、ちゃんとiPhoneと固定させた場合には安定するのでご安心を。
本体下部にはボタンと電池残量を表すLEDがあります。
側面にはUSB-Cポートがあり、モバイルバッテリー自体への充電に使う他、有線でデバイスを充電する時にも使用します。
『iPhone 12 mini』との比較。厚みは12.5mmとほぼ同じくらいの薄型設計。
大きさも『iPhone 12 mini』と、ほぼ同じくらいのサイズ感ですね。
重量は実測で137.2g。MagSafe対応でスタンドが内蔵されている事を考えると、軽量な部類に入ると思います。
VOLTME MagPak 5Kの使い方と使用レビュー
『VOLTME MagPak 5K』を実際に使い、その使い勝手を見ていきます。
本製品最大の特徴と言えば、やはりMagSafeに対応している点だと思うので、『iPhone 12 mini』に使いワイヤレス充電してみます。
円の様なデザインが施されている部分が、ワイヤレス充電の有効エリア。ここにiPhoneを付けてみます。
本体を近づけていくと、スルッと正しい位置にスライドしてピタッとくっつきます。
ワイヤレス充電は位置合わせがシビアで、ズレていると上手く充電出来なかったりするのですが、MagSafeの場合は位置ズレの心配が無く本当に使い勝手が良いですね。
MagSafeの場合、最大7.5Wで充電できます。速度は最速というわけではありませんが、付けっぱなしで持ち運べるので、実際はそこまで速度は気にならないかなと思います。
モバイルバッテリーを付けていてもカメラは隠れないので、このまま写真撮影も可能。
ただminiの場合、約9mmくらいiPhone本体よりはみ出します。
「mini」では無い「無印」や「Pro」などであれば、本体からはみ出ずちょうどフィットする感じになると思います。
横幅に関しては、ほぼ『iPhone 12 mini』と一緒。
『VOLTME MagPak 5K』を装着すると当然厚みは出ますが、持ちにくくなったという感じはありません。
マグネットは結構強力で、約900gまでの荷重に耐えるようです。
『iPhone 12 mini』程度であれば問題なく付きます。
スタンドを使った場合。
前述した通り、モバイルバッテリー単体では安定しませんが、iPhoneを実際に付けると重さが出るのか安定性が増します。
ただ、それでも縦置きの場合は倒れそうになることもあるため、安定性は正直それほど高くないと思います。
一方、横置きの場合は縦置きよりも安定性は高いです。
ただ、この状態でも画面をタップすると倒れそうになる事もあるため、全体的にスタンドの安定性はそこまで期待しない方が良さそうです。
ワイヤレス充電は標準規格のQiに対応しているので、『AirPods Pro』の様なワイヤレス充電対応デバイスも問題なく充電可能。
MagSafeではないので、位置ズレに気をつける必要はあります。
ワイヤレス充電だけではなく、当然有線でも充電は可能。
実際の出力を計測してみると、10.224Wという結果に。有線の方が速度は早いのですが、そこまで劇的に早いというわけでもないようです。
パススルー充電に対応
『VOLTME MagPak 5K』は、パススルー充電に対応しています。
パススルー充電とは、USBでモバイルバッテリー本体に充電しながら、ワイヤレス充電によってデバイスを充電できるというもの。
簡易的なUSB充電器としても使えますね。
ちなみに充電具合を見ていましたが、ワイヤレス充電したデバイスの方が優先的に充電され、その後にモバイルバッテリー本体への充電が開始されるみたいです。
2台同時充電も可能
『VOLTME MagPak 5K』は、ワイヤレス充電+USB-Cの2台同時充電が可能です。
『AirPods Pro』『iPhone 12 mini』を同時に充電してみましたが、どちらとも問題なく充電できていたので、複数デバイスを持ち歩いている方には嬉しい仕様です。
ただ、モバイルバッテリー自体の容量が5,000mAhと決して多くない点は注意しておく必要はありますね。
VOLTME MagPak 5Kのレビューまとめ
『VOLTME MagPak 5K』は、MagSafeに対応したモバイルバッテリー。容量としては5,000mAhとそれほど多くはありませんが、軽量でコンパクトなので携帯性を重視する方に最適な一台です。
iPhone 12シリーズ以降であれば、マグネットの力でピタッとくっつき、位置ズレを気にすることなく最大7.5Wで充電できます。
背面に備えられたスタンドは、そこまで安定性が高くないのが難点ですが、ワイヤレス+USB-Cの2台同時充電にも対応している、パススルー充電に対応しているなど、機能面ではかなり優秀。
普段使いできる小さめのモバイルバッテリーを探している方にオススメのモバイルバッテリーですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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