最近新しく『Keychron K1 SE』というキーボードを買ったり、自分のデスク周りをアップデートさせているのですが、メインマシンとして使っている『14インチ MacBook Pro』用のスタンドが無いな…という事に気づきました。
スタンドが無くてもノートパソコンは使えますが、ノートパソコンスタンドを使う事によって「目線が上がり、目が疲れにくくなる」「効率的に排熱できる」「デスク周りをスッキリできる」と、メリットが多く、ノートパソコンを使っている方なら導入する価値が大いにあります。
しかし、ノートパソコンスタンドって種類も多く、価格も様々なのですが、「デザイン」にこだわった製品ってそれほど多くありません。
そんな中、今回購入したノートパソコンスタンドが『Twelve South Curve Flex』。
この製品はノートパソコンスタンドでは珍しい「白い色」を採用し、高さの調節が可能、折り畳んで持ち運びが可能といった特徴があります。
さらに、本製品はあの「Apple Store」で取り扱われているという点も抑えておきたいポイント。まさにAppleが認めたデザインと言える高いデザイン性にも注目です。
本記事では『Twelve South Curve Flex』を実際に使い、デザインや使い勝手、『14インチ MacBook Pro』を載せた様子をレビューしていきます。
オシャレなノートパソコンスタンドを探している方は、本記事を参考にしてみてください。
タップできる目次
Twelve South Curve Flexとは?
『Twelve South Curve Flex』は、高さや角度が調整できる、アルミニウム製のノートパソコンスタンド。
MacBookシリーズを始めとした、10〜17インチまでのデバイスに対応し、折り畳んでポーチに収納すれば、どこでも持ち運んで使用可能です。
本製品を手掛けるTwelve South(トゥエルヴ・サウス)社は、2009年にアメリカで設立された会社。Mac関連のアクセサリーを中心に、その独創的なデザインは、各方面から高い評価を得ています。
Apple Storeで取り扱っている
『Twelve South Curve Flex』は、Apple Storeで取り扱われています。
Apple Storeでは、MacやiPhone本体だけではなく、周辺アクセアリーも販売されていますが、それらは全てAppleが認めたデザインや機能性の高いものしかありません。
すなわち、Apple Storeで販売されているということは、Appleお墨付きと言うことができ、『Twelve South Curve Flex』も、そんなアイテムの一つです。
スペック
Twelve South Curve Flex | |
---|---|
材質 | アルミニウム合金 |
高さ調整範囲 | 5〜21cm |
対応パソコン | 10〜17インチのノートパソコン |
耐荷重 | 約3.2kgまで |
カラー | マットホワイト/マットブラック |
サイズ | 約224×35×265mm |
重量 | 約850g |
価格 | 12,980円 |
パッケージの内容
『Twelve South Curve Flex』を開封して、パッケージ内容や本体外観を見ていきます。
製品の写真が中央に映えるパッケージデザイン。
どことなくAppleっぽい雰囲気を感じます。
今回Amazonで製品を購入したのですが、届いた瞬間からパッケージが破れていました……
使用上特に問題は無いのですが、新品として購入したものがこれだとちょっと悲しいものがあります。
パッケージを開封すると、この様な感じでスタンドが収まっていました。
パッケージ内容は上記の通り。
オーナーガイドは全て英語。
そもそも使い方はそんなに難しい製品では無い上に、イラストが描かれているので、見ればだいたい分かると思います。
スタンドのヒンジ部分調整に使う六角レンチ。
これ、付属のポーチの中に入っており、最初どこにあるのか分かりませんでした。
ポーチは、ノートパソコンケースにもよく使われている「ネオプレン素材」で出来ており、柔らかく、しっかりと衝撃を吸収してくれます。
専用ポーチだけあって、サイズはピッタリ。
本体外観・サイズ感
本体のデザインやサイズ感を見ていきます。
通常、ノートパソコンスタンドと言えば、真四角な形状をしている製品が多い中、『Twelve South Curve Flex』は、曲線のデザインが特徴的です。
また、一般的なノートパソコンスタンドの色は「シルバー」が多いのですが、本製品は「マットブラック」「マットホワイト」という色を採用しており、「黒」や「白」でデスク周りを統一している人には嬉しいカラーバリエーションとなっています。
本体のフレームにはアルミニウム合金が使われていますが、マットな塗装をしてあるために光沢はありません。
本体前面にはワンポイントとしてロゴマークが見えます。
本体裏面。
裏面には製品名やロゴが見えますが、デスクに設置した際には見えなくなるので、デザイン的にノイズにならないのが良いですね。
また、本体の曲線に沿って、滑り止めのゴムが取り付けられており、ズレにくくなっています。
折りたたまれた状態。
『Twelve South Curve Flex』は、細部まで非常に精巧に作られています。バリなどが無く、塗装もムラがありません。
こういったヒンジ部分がグラグラする事がなく、しっかりと決めた位置に固定されます。
高さは、約5〜21センチの間で調節が可能。
最大まで高くすると、このくらいまで持ち上げることが出来ます。
500mlペットボトルとの高さ比較。
結構高い位置まで調節が可能なのではないでしょうか。
ノートパソコンを支える部分は、傷がつかないようにシリコン素材のクッションみたいなものが備わっています。
シリコン素材のクッションは、こういった所にも備わっており、折り畳んだ時にスタンドに付かないような工夫がなされています。
本体の重量は、実測で841.9g。
持ち運べるノートパソコンスタンドと考えると、かなり重さがあります。
トラベルバックが付属するとは言え、普段から持ち運ぶ用というよりは、基本はデスクに設置して使い、必要に応じて持ち運んで別の場所で使う……といった使い方がメインだと思います。
Twelve South Curve Flexの使用レビュー
『Twelve South Curve Flex』をデスクに設置し、『14インチ MacBook Pro』を置いて使ってみます。
MacBookを載せた様子。白くミニマルな本体デザインはMacとの相性も抜群です。
ノートパソコンスタンドって様々なものがありますが、ここまでシンプルでミニマルなものはあまり無いように思います。
なお、本製品の耐荷重は最大3.2kgとなっているので、MacBook Proはもちろん、重量級ノートパソコンでも問題なく使えます。
後ろから見た様子。曲線が非常に美しいですね。
ノートパソコンとの接地面が少なく、効率よく排熱してくれそうな点もメリットと言えそうです。
上から覗くと、ちょうどワンポイントのロゴが見えます。
実際にはこんな感じで使ってますが、スタンド自体が変に目立たず、スッキリとした印象になります。
ノートパソコンを直接触ると高さが少しズレる
ここまで見てきたように、デザイン的には申し分無いのですが、スタンドにノートパソコンを設置した上で文字入力する時に、体重をかけると少し高さがズレます。
これは、高さが無段階調整できる為、仕方ないのですが、人によっては使いにくいと感じる事もありそうです。
なお、ノートパソコン本体ではなく、別途キーボードを使っている場合、この点は全く問題はありません。
僕の場合もキーボードは『Keychron K1 SE』使っているので、MacBook本体に触れる事はあまりなく、丁度良い高さをキープ出来ています。
Twelve South Curve Flexのレビューまとめ
『Twelve South Curve Flex』は、見た目が美しいミニマルデザインのノートパソコンスタンド。
あの「Apple Store」で取り扱われている事からも分かる通り、Appleお墨付きの高いデザイン性は、他の製品と一線を画するのは疑いのない所。
「デザイン性を重視する」「白や黒が好き」といった方であれば、間違いなくオススメのノートパソコンスタンドと言えます。
反面、ネックになってくるのは「価格」。一般的なノートパソコンスタンドが数千円程度で購入できるのに対し、本製品は1万円を超えてきます。
さらに、高さ調整は可能なものの、回転機構などはありません。
また、重さもそこそこあるため、カバンの中にいつも忍ばせておくといった使い方もあまり向いているとは言えません。
そのため、「コスパ重視」の方や「機能重視」の方の場合、BoYataなど他メーカーの方が適していると思います。
使う人は選びますが、質が高くデザインも良いノートパソコンスタンドが欲しいという場合、『Twelve South Curve Flex』は有力な選択肢と言えます。
COMMENT