ここ近年、次々と新製品が登場するのが「完全ワイヤレスイヤホン」。僕も出かける際には必ずというほど持ち歩いています。
完全ワイヤレスイヤホンは「強力なノイズキャンセリング」「ハイレゾ対応」「長時間連続再生」など、スペックを競う様に進化を続けていますが、”デザイン”に関しては、どちらかというと男性好みの無骨でメカニカルな製品が多いように思います。
そんなワイヤレスイヤホン市場で「アクセサリーの様な感覚で身につけられるオシャレな北欧デザイン」を採用しているのが、スウェーデン発のオーディオ機器メーカー「Sudio(スーディオ)」。
Sudioが作る製品は、どれも洗練された北欧デザイン。見た目を重視する人にとって注目のメーカーです。
そんなSudioから、2021年9月に新しく販売されたワイヤレスイヤホンが『Sudio T2』。前モデルである『Sudio Tolv』よりも、音質・機能・装着感など様々な要素を進化させた、注目のワイヤレスイヤホンです。
本記事では、そんな『Sudio T2』を実際にじっくりと使ってみましたので、デザインや使い勝手、音質などを詳しくレビューしていきます。
デザインに優れたイヤホンが欲しい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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Sudio T2とは
スウェーデン発のオーディオ機器メーカーであるSudio(スーディオ)から、2021年9月に販売が開始された、最新の完全ワイヤレスイヤホン。
同社の人気モデル『Sudio Tolv』の後継にあたるモデルで、オシャレな北欧デザインを継承しながらも、「ANC(アクティブノイズキャンセリング)」や「外音取り込み(パススルー)」など、最近のワイヤレスイヤホンのトレンドを盛り込んだ意欲的なイヤホンに仕上がっています。
また機能面だけではなく、400を超える耳のサンプルを元に着用感を改善し、どんな耳にもフィットするように装着面でも改善がなされた他、周囲の環境雑音を抑え、クリアな通話品質を実現する「ビームフォーミングマイク」の搭載など、あらゆる面で改良が加えられています。
Sudio(スーディオ)について
2012年に設立された、スウェーデンのストックホルムを拠点とするオーディオテクノロジー企業。最新テクノロジーを取り入れながら、音質、デザイン、シンプルさ全てにおいて最高峰クラスのオーディオ機器を追求し続けている、今注目のメーカーです。
スペック
Sudio T2 | |
---|---|
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC |
連続再生時間 | ANC OFF:約7.5時間(ケース充電含め合計約35時間) ANC ON:約6.5時間 |
ドライバー | 8mmダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz-20kHz |
充電端子 | USB-C |
重量 | イヤホン単体:5.3g 充電ケース:35.6g |
カラー | ホワイト/ブラック/ミントグリーン/サンドベージュ |
ノイズキャンセリング | ○ |
防水 | ○ |
価格 | 14,900円 |
『Sudio T2』のスペックは上記通り。
前モデルである『Sudio Tolv』と比較し、機能・音質・再生時間など様々な面で強化がされていますが、価格は据え置かれており、相対的にコスパが良くなっているのが特徴です。
連続再生時間は、イヤホン本体で約7.5時間(ANC有効時には約6.5時間)。充電ケース併用で最大約35時間と、かなりバッテリーの持ちは良いなという印象。
また急速充電にも対応しており「10分の充電で約2時間の再生が可能」なので、朝忙しい時間にちょっとだけ充電して、そのまま通勤時に使うといった事も出来るのは嬉しいポイントです。
Sudio T2の開封と本体外観
『Sudio T2』を開封してパッケージ内容や本体外観・サイズ感を見ていきます。
製品はロゴが入った専用のダンボールで届きました。色が黒いという事もあって非常にスタイリッシュなデザイン。ブランドの世界観が現れています。
中の梱包もロゴが入った梱包材をステッカーが上質な雰囲気を醸し出しています。
洗練されたオシャレな雰囲気があるパッケージデザイン。背面には仕様などが書かれています。
今回は「ホワイトモデル」でのレビューとなりますが、他にも「ブラック」「ミントグリーン」「サンドベージュ」といったカラーが用意されています。
どれも少しくすんだような優しい色合いなので、女性からの支持を得そうだと感じました。
パッケージを開けていくと、まずはイヤホン本体、その下に付属品類やマニュアルが収められていました。
パッケージ内容
パッケージ内容は上記の通り。
付属のUSB-A to Cケーブル。
長さは30cmほどと短く、あくまで充電用といった感じですが、端子部分にはSudioのロゴが入っているなど、付属品にもこだわりが感じられます。
付属してくるイヤーピースは「XS/S/M/L」の4種類。
予めイヤホン本体には「Mサイズ」が装着されています。
女性を意識しているのか、一般的にはあまり付属してこない「XSサイズ」があるのが特徴的です。
本体外観・サイズ感
『Sudio T2』の本体外観やサイズ感を見ていきます。
充電ケースは、まるで卵のような形状をした可愛らしいデザイン。
ケースから伸びるストラップがアクセントとなっており、アクセサリーの様な雰囲気もあります。
手にすっぽりと収まる感じがとても可愛い…
ワイヤレスイヤホンと言えば、一般的にゴツゴツとしたものが多い中『Sudio T2』は女性が持っていても違和感の無いデザインになっています。
また、この充電ケースめちゃくちゃ質感が良いです。
すべすべとした手触りで高級感があり、ずっと触っていたくなるような感覚。個人的にこれはかなり好きですね。
背面には充電用のUSB-C端子が備わっています。前モデルはMicroUSBだったので、明確に進化したポイントの一つと言えます。
一方で、最近のトレンドの一つでもある「ワイヤレス充電」には残念ながら非対応です。
なお、USB端子の下にあるLEDは「ケースの電池残量」を表しています。
ケース電池残量 | LEDの状態 |
---|---|
0〜25% | オレンジに点灯 |
26〜100% | 白に点灯 |
具体的には上記の通りとなっており、オレンジになった際には充電が必要です。
充電ケースのフタを開けると、イヤホン本体が収納されています。
イヤホン本体はマグネットにより固定されているので、充電ケースを逆さまにしてもイヤホンが落ちることはありません。出し入れもしやすく、使い勝手は良好です。
イヤホン本体のデザイン。
タッチセンサーにもなっている、中央の金属部分がアクセサリーの様な印象を受けますね。サイズは「24×21×23mm」と比較的小型なので、女性でも身につけやすいと思います。
この「ホワイト」モデルは金属部分がゴールドという事もあり、女性向けのように感じました。「ブラック」の方はガンメタリックになっているので、”カッコよさ”みたいなものを求める場合、「ブラック」も良さそう。
イヤホン本体内側。「L/R」の表記が見やすく、分かりやすいのは良いですね。
重量は、イヤホン単体で「11.2g」、充電ケースを合わせた総重量で「48.8g」となっています。
実際手に取った感じも、あまり重さを感じることは無く、持ち運びやすい印象です。
Sudio T2の使用レビュー
『Sudio T2』を実際に使い、使い勝手や音質などをレビューしていきます。
装着感
イヤホンの付け心地は軽くて良好です。
カナル型のイヤホンって付ける際に”圧迫感”を感じる製品もありますが、『Sudio T2』は、あまり気にならず長時間付けていても快適に使えます。
また、イヤーチップが「XS・S・M・L」と4種類付属しており、耳の大きさや好みによって替えられるので、ある程度どのような方でもフィットすると思います。
ちょっとしたアクセサリーの様な雰囲気もあってオシャレですね。女性の場合だとより似合うのではないかと思います。
操作感
イヤホン本体の金属部分がタッチセンサーとなっており、触れることで各種操作が可能。
動作・状態 | L側(左) | R側(右) |
---|---|---|
再生/停止 | タッチセンサーを1回押し | |
曲送り | ― | タッチセンサーを2回押し |
曲戻し | タッチセンサーを2回押し | ― |
音量+ | ― | タッチセンサーを3回押し |
音量− | タッチセンサーを3回押し | ― |
通話 | タッチセンサーを1回押し | |
着信拒否/通話終了 | タッチセンサーを3秒間長押し | |
モード切替 | タッチセンサーを2秒間長押し |
一通りの操作はイヤホン本体ですべて行えるようになっていますし、全体的に操作はシンプルで扱いやすい印象です。
ただ、ちょっと気になったのは「タッチセンサーの感度」。イヤホン本体を取り出すときや耳への装着時にセンサーに触れてしまい、いきなり曲が流れ出すという事が結構ありましたので、触れる際には少し注意が必要。
また、モード切替時(ANC/外音取り込み)の音声案内が効果音となっており、ANCモード時には「車の通りすぎる音」、外音取り込み時には「ピンポン」という音がなります。
効果音だけでは現在のモードが何なのか良く分からないというのが正直な感想で、ここは英語でも良いので、アナウンスが欲しかった所です。
マルチポイントには非対応
最近のワイヤレスイヤホンのトレンドの一つでもある「マルチポイント」には非対応です。
複数のデバイスで使いたい場合は、一旦『Suido T2』をリセットする必要があります。
リセットは『Sudio T2』の充電ケースにイヤホンをセットし、フタを開けた状態で充電ケース底面にあるボタンを5秒長押しすることでリセット状態になります。
音質
音質はあくまで僕個人が感じた主観にはなりますが、一言で言うと「かなり良い」と思います。
音の傾向としてはややドンシャリで、高音域は若干刺さるような感じがありますが、解像度が高く非常にクリア。中音域はボーカルが埋もれること無くハッキリと聞き取れます。
その上、低音域の迫力が凄く、ベースやバスドラムの音がズンズンと聴こえるので、ロックやEDMなどを元気な音で楽しむことが出来ます。
対応するコーデックは「SBC」のみとなっており、欲を言えばAACやapt-Xなど他のコーデックにも対応して欲しかったところですが、十分に音の良さは感じられました。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)性能
『Sudio T2』のノイズキャンセリング性能は「そこそこ」といった所。
エアコンやファンなどの小さいノイズはある程度消してくれますが、自動車などのロードノイズに対してはそこまで強力ではありません。
ノイズキャンセリング性能を重視する場合、『Sudio T2』は少し物足りないというのが正直な所でしょうか。
外音取り込み(パススルー)
外音取り込みモードは、思ったより自然に聴こえます。
流石に『AirPods Pro』の様なハイエンドモデルほどでは無いものの、問題なく会話は出来るレベルなので十分に実用的と言えます。
遅延具合
『Sudio T2』は対応コーデックがSBCのみなので、遅延に関しては不利なはずですが、実際に使ってみた印象としては、かなり遅延が少ないように感じました。
今まで幾つもワイヤレスイヤホンを試しましたが、『AirPods Pro』を除いてここまで遅延が少ない製品は初めてです。
幾つかゲームをプレイしてみましたが問題なく遊べますし、遅延が命取りとなる「音ゲー」も、多少調整すれば十分に遊べるレベルだと感じました。
”ゲーミングイヤホン”というわけでも無いのに、この遅延の少なさは驚きました。
Sudio T2のレビューまとめ
『Sudio T2』は、アクセサリーの様なオシャレな北欧デザインを採用し、ファッション感覚で身につけられる完全ワイヤレスイヤホンです。
デザイン面だけではなく、ワイヤレスイヤホンとしての完成度も高く、クリアな音質面や装着感の良さ、アクティブノイズキャンセリングや外音取り込み機能なども備え、前モデルである『Sudio Tolv』よりも機能面・音質面で着実に進化を遂げています。
また、ビームフォーミングマイク搭載により、周りの環境雑音を抑制し、クリアな通話を実現できるので、ウェブ会議などのビジネスシーンでも活躍できるようになりました。
その他、遅延の少なさもかなり優秀。ゲーム用途としても十分に使えるレベルに達しているのは驚きでした。
普段使い用としてはもちろん、可愛いデザインで高級感もあるので、プレゼントとして贈っても喜ばれそうなイヤホンに仕上がっています。
メーカー様より、当記事限定の【15%OFFクーポンコード】を発行して頂きました!
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上記コードを入力する事により、Sudio公式サイトで、全ての商品を15%OFFにて購入することが出来ます。有効期限はありませんので、ぜひチェックしてみてください。
また、Sudioの公式アカウントでは最新情報が発信されているので、合わせてチェックしてみて下さい。
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