以前と比べ、USBから給電する機器が増えてきています。特にスマートフォンやその他デジタルガジェットは、USB給電のものがほとんど。必要なUSBポートの数はどんどん増えていく一方です。
我が家でもUSB給電のデバイスが多く、デスク周りがものすごくグチャグチャになっており、もっとスッキリとしたいと思い、USB急速充電器である『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』を購入しました。
この製品は、
- USB-A×4ポート、USB-C×1ポートの計5ポート備える
- USB-CはPD対応で最大30Wまでの出力が可能
- Anker独自技術PowerIQにより急速充電が可能
といった特徴があり、散らかりがちなUSB電源周りをスッキリとまとめることが出来ます。実際に購入したので詳細にレビューしていきます。
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Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQとは?
Ankerから販売されているUSB充電器が『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』。
特徴としては「PD対応のUSB-Cポートが一つ」「USB-Aポートが4つ」の計5ポートのUSBを備えている点。
USB−Cが少ないのはちょっと難点ですが、今まで使ってきたUSB-Aで充電するようなデバイスをまとめて充電できるというメリットがあります。
スペック
Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ | |
---|---|
入力 | AC 100 – 240V |
出力 | 【PDポート】 5V = 3A、9V = 3A、15V = 2A、20V = 1.5A 【PowerIQポート】5V = 6A (各ポート最大2.4A) |
カラー | ブラック/ホワイト |
本体サイズ | 約103x78x28mm |
重量 | 約213g |
価格 | 3,690円(税込) |
PD対応のUSB-Cポートは最大30Wの出力が可能。PowerIQ対応のUSB-Aポートは各ポート最大12Wまでの出力が可能です。
パッケージの内容
ANKERらしいシンプルなパッケージ。ANKERのブランドカラーであるブルーが良く映えます。
パッケージ内容は上記の通り。
本体デザイン
『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』は、「ブラック」と「ホワイト」の2色展開ですが、自分が購入したのは「ホワイト」モデルです。全体的には長方形ながら、角が丸くなっているので安全性も高く、持ちやすくなっています。
本体表面はつや消しマット仕上げで、ザラッとした手触りです。一番上の長細い部分は、電源が入っていると青色のLEDが点灯します。
USBポート類は一番上のポートがPD対応のUSB-Cポート。その下にPowerIQ対応のUSB-Aポートが4つの計5ポートです。
電源側はメガネ型ケーブルの差込口。ここからコンセントに繋げます。
背面側には各種仕様や、認証マークなどが記載されています。
Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQの使用レビュー
『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』を使い、デスクの電源を整理していきます。
整理するデスク
今回整理するデスクは妻のデスクで、テレワークの影響などから自宅で仕事をするようになった為、色んなデバイスが散乱している状態です。まさにカオスw
- WindowsノートPC 充電用ACアダプタ
- iPhone充電用ライトニングケーブル
- Apple Watch用充電ケーブル
- ワイヤレスイヤホン充電用マイクロUSBケーブル
- Rakuten Mini充電用USB-Cケーブル
上記デバイス用のケーブルやらACアダプタが散乱しており、コンセント周りは大混雑。
コンセントも結局USB充電アダプタを挿しているので、最近はコンセントの数よりもUSBの数の方が重要になってきている感がありますね。
今回は『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』をデスクの横に固定して、USB電源周りをスッキリとさせていきたいと思います。
3Mの強力な両面テープが付属
メーカー側もどこかに固定して使うことを想定しているようで、3Mの強力な両面テーブが付属しています。
両面テープを『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』の裏面に貼ります。
そしてデスクの側面に固定。本当言えばデスクの下に固定して隠したかったのですが、デスクの構造上難しかったので側面に付けました。
側面に『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』を付けたおかげで、今まであったコンセントのタップは隠すことが出来ました。
両面テープでこのように固定していますが、しっかりと固定されておりズレることは無さそうです。
また、USBポートの向きに関しては少し悩みました。写真のように上に向けると、使っていないポートにホコリが入ってしまうので、あまり理想的とは言えません。ですが、今回は使い勝手を優先してあえて上向きに取り付けています。
ホコリがどうしても気になる場合、空いているUSBポートに付けるキャップが売られているので、そちらを購入しようかなと考えています。
『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』を取り付けた後のデスクです。前と比較すればかなりスッキリしました。後は余っているケーブル類をデスクの後ろに隠すなど工夫すればもっとキレイにまとまるのではないかと思います。
ノートPCの電源は『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』のUSB-Cポートから取っています。元々の電源アダプタの出力が65Wだったのですが、『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』はその半分以下の30W出力までしか出来ません。出力が足りていないのでPC使用時には充電が減っていくのですが、長時間使い続けなければ特に問題ないかなと言うことで、スッキリさを重視しています。
12インチMacBookを充電
前述のノートPCは必要とする電源が65Wでしたが、『12インチMacBook』であれば30Wで十分事足ります。ということで、持っている『12インチMacBook』を『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』に繋いでみました。
無事「AC充電器の情報」はワット数が30となっています。このくらいの低電力なPCであれば充電しながらでも十分に使えることが分かります。
Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQのレビューまとめ
『Anker PowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQ』は、増え続けるUSB充電デバイスをまとめて充電するのにとても役立ちます。PDやAnker独自規格PowerIQにも対応し、どのデバイスでも高速充電が可能。
ポート数も十分なので、自宅で使う他、出張先のお供として持っていっても役立ちそうです。
注意点としてはAmazonの商品名では「PD対応 60W」という表記がありますが、これは全てのポート合計で最大60Wという事であり、PD対応ポートの単体での最大出力は30Wなので注意が必要です。
また、個人的にはUSBポート側にある青いLEDライトは不要だと思いました。一見カッコいいのですが、OFFにすることが出来ず、夜寝る時に眩しくて気になるので、寝室に置く場合はLEDライトを隠すなどの工夫が必要かと思います。
それ以外は特に不満もなく、充電もしっかり出来ており、デスク周りがスッキリしたので買ってよかったと思っています。USBのポート数が足りなくなってきたという方にオススメです。
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