『AirPods』『AirPods Pro』は、使用中に残りバッテリー残量が少なくなると警告音が鳴って教えてくれますが、警告音が鳴る前に、どのくらいバッテリーが残っているかを確認したい時があります。
そこで、本記事では『AirPods』『AirPods Pro』の充電確認方法を6つ紹介します。この中から使えそうなものを選んで頂ければと思います。
タップできる目次
iPhoneもしくはiPadの近くで充電ケースの蓋を開ける
一番簡単で分かりやすい方法としては、「iPhoneもしくはiPadの近くでAirPods充電ケースのフタを開ける」という方法。
こうすると画面上に、充電ケース、AirPods本体のバッテリー残量がポップアップで表示されます。それぞれの写真と共に、%単位でバッテリー残量が確認できるので非常に分かりやすいですね。
具体的な手順は以下の通り。
なお、このポップアップ表示は優先順位が非常に高いようで、ゲームをプレイ中している最中に表示させた場合、ゲームが一時停止します。特に弊害は無いと思うのですが、ゲームタイトルによっては何か変な挙動になってしまう可能性もあるかもしれません。
この状態でイヤホンを取り出すと、左右それぞれのバッテリー残量を確認する事も可能です。
なお、このポップアップ表示はiPhone / iPadに『AirPods / AirPods Pro』を結構近づけないと反応してくれなかったりします。
この方法には1点だけ注意点があって、充電ケースのバッテリー残量が0%の時は反応してくれません。しばらく使ってない場合や、逆に使いすぎた場合などは注意しておきましょう。
ウィジェットで確認する
こちらも分かりやすい方法なのが「ウィジェット」で確認するという方法です。
ウィジェットはアプリを起動させなくても、機能の一部を常に画面に表示させる事ができるというもの。
以前までのiOSはウィジェット機能の自由度が低かったのですが、「iOS 14」からはホーム画面にウィジェットを配置できるようになったのに加え、「iOS 16」からはロック画面にもウィジェットが配置できるようになりました。
iOSホーム画面に「バッテリーウィジェット」を配置した様子。
配置するウィジェットの大きさによって表示が異なっており、「中サイズ」ウィジェットの場合、アイコンと%表示、「大サイズ」ウィジェットの場合は更に詳細にデバイス名とバッテリー残量が表示されます。
なお、『AirPods / AirPods Pro』との接続状況によって表示内容は異なり、充電ケースのフタを開け、イヤホンを取り出すと左右それぞれのバッテリー残量が表示されます。
ウィジェットを追加する方法
ウィジェットは簡単な方法でホーム画面に追加できます。
まずはホーム画面の空いている部分を長押しすると、アプリアイコンがプルプルと動き出します。その状態で、左上にある「+」ボタンを押すと、ウィジェットの追加画面になります。
ウィジェットには色んな種類がありますが、下へスクロールしていくと「バッテリー」というウィジェットがあるので、そちらをタップ。
バッテリーウィジェットは、大きさを「小・中・大」の中から選択できます。大きさは好みや使い方にもよりますが、個人的には「中サイズ」くらいが一番使いやすい様な気がします。
大きさを選び「ウィジェットを追加」すると、ホーム画面上にバッテリーウィジェットが配置されます。後はウィジェットやアプリアイコンの位置を調整した後、右上にある「完了」をタップすればバッテリーウィジェットが画面に追加されます。
ロック画面にウィジェットを追加する方法
「iOS 16」からは、ロック画面にもウィジェットを配置出来るようになりました。これによりわざわざ「Face ID」などでロックを解除しなくてもバッテリー状況を確認できます。
やり方は、ロック画面を長押しすると「カスタマイズ」が選べるようになるので、そちらをタップ。その後は「ウィジェットを追加」を選択すると、その場所にウィジェットを配置できます。
ウィジェット一覧から「バッテリー」を選択。こちらも大きさが2種類から選べます。視覚的に確認したい場合は小さい方でも良いかもしれませんが、%単位で詳細に確認したいので、大きい方を選択。
バッテリーウィジェットが配置できました。ロック画面にはあと半分ウィジェットを配置できる領域があるので、僕の場合天気を配置しておきました。
配置が終わったら、右上の「完了」ボタンをタップすると、設定完了です。
これでロック解除しなくてもバッテリー残量が確認できるようになりました。
なお、普段はiPhoneのバッテリー残量を表示するようになっていますが、『AirPods / AirPods Pro』を使っている場合は、ちゃんとAirPodsのバッテリー残量を優先的に表示するようになっています。
Siriに聞く
Siriにバッテリー残量を尋ねると、答えてくれます。
Hey Siri、AirPodsのバッテリー残量は?
といった感じで尋ねると、ちゃんと「残り◯◯%です」といった形で返事してくれます。
この方法は、作業中やランニング中など両手が塞がっている状態で確認できるのが便利です。
Macで確認する
『AirPods / AirPods Pro』をMacとペアリングして使っている方もいると思います。
その場合、MacOSのメニューバーにある「Bluetooth」からバッテリー残量が確認できるので、Macで『AirPods / AirPods Pro』を使っている方はこちらの方法がオススメです。
Apple Watchで確認する
『Apple Watch』をお持ちの方は、コントロールセンターからバッテリー残量の確認ができます。
画面を上にスワイプして、コントロールセンターからバッテリーアイコンをタップすると、Apple Watchと接続中のAirPodsのバッテリー残量が表示されます。
こちらも手元ですぐに確認できるので、Apple Watchを持っている方であればこの方法がオススメ。
充電ケースのLEDで確認する
今まで紹介した方法は、iPhoneやMacなどのデバイスとペアリングして確認する方法でした。
どのデバイスともペアリングしていない状態でバッテリー残量を確認する方法としては、充電ケースに付いているLEDの色で確認する方法があります。
LEDの付いている箇所はAirPodsの種類によって異なりますが、『AirPods Pro』などは前面にLEDがあります。
AirPodsがケースに入っており、フタが開いている場合はAirPods本体のバッテリー残量を、AirPodsが入っていない場合は充電ケースのバッテリー残量を示すようになっています。
具体的には以下の通り。
ケースLEDの色 | AirPods本体の状態 | |
---|---|---|
充電ケースに入っている | 充電ケースに入っていない | |
緑 | AirPods本体が充電されている | 充電ケースが充電されている |
オレンジ | AirPods本体のバッテリー残量が少ない | 充電ケースのバッテリー残量がフル充電1回より少ない |
正直かなり分かりづらいですw
本当に大まかに知りたい時にだけ使える方法といった感じですね。
AirPodsの充電確認方法まとめ
ここまで『AirPods / AirPods Pro』のバッテリー残量を確認する方法を紹介してきました。
まとめますと、
といった方法があります。
簡単かつ詳細に確認する方法としては「iPhoneの近くで充電ケースのフタを開ける」方法か、「ウィジェットで確認する」方法かなと思います。
『AirPods / AirPods Pro』は、性能としては優れていますがバッテリー持ちはあまり良くはありません。
長時間使いたい場合は、上記のような方法を使い、バッテリー残量に注意しながら使ってみてください。
AirPodsの充電でよくある質問
- AndroidでAirPodsのバッテリー残量を確認する方法はありますか?
Androidの場合、サードパーティ製アプリを使うことでAirPodsのバッテリー残量を確認することができます。
有名な所で言えば「AirBattery」「Pod Air」あたりですが、どうも最新のAirPodsには対応していないというレビューもあります。
その他、Playストアからはダウンロード出来ませんが、オープンソースで作られている無料のアプリ「OpenPods」でもAirPodsのバッテリー残量を確認することが出来るようです。
- AirPodsの充電はどのくらい時間がかかりますか?
- AirPodsをフル充電するのにかかる時間は、充電ケースに入れて約20分程度です。AirPods ProやAirPods(第3世代)の場合、バッテリー充電の最適化が行われているため、フル充電までは約1時間ほどかかることもあるようです。
- AirPods充電ケースのLEDはどの色になりますか?
- 充電ケースLEDの色が緑の場合、ケースはフル充電されています。LEDの色がオレンジの場合、1回のフル充電分に満たない分しか残っていないので、充電が必要です。
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