EarFun Clip 2 レビュー/9,990円でLDAC対応、カナル型に迫る明瞭さのイヤーカフ型イヤホン
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EarFun Clip 2 レビュー/9,990円でLDAC対応、カナル型に迫る明瞭さのイヤーカフ型イヤホン
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現在のワイヤレスイヤホン市場で人気なのが「イヤーカフ型イヤホン」です。新製品もバンバン登場し、音質や付け心地が年々進化してきています。

ただ、イヤーカフ型イヤホンって、耳を塞がないという特性上、音質ではカナル型イヤホンに及ばず、あくまで「ながら聴き」として使うには十分、という評価が一般的かなと思います。

EarFun Clip 2

ところが、今回紹介する『EarFun Clip 2』は、音質を重視したイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンで、LDACとハイレゾワイヤレス認証に対応しているのが特徴。実際に聴いてみると、中高域の明瞭さがイヤーカフ型の想定を超えていて、カナル型のイヤホンを聴いているような感覚になるほどでした。

実際にしばらく使ってみましたので、音質や装着感、使い勝手、メリット・デメリットを詳しく紹介します。

お得なクーポン情報!

メーカー様より、本記事で紹介している『EarFun Clip 2』の割引クーポンコードを発行していただきました。

Amazon公式ストア、もしくはEarFun公式サイトで25%OFF。通常価格9,990円が7,493円で購入できます。

元々1万円を切る価格で驚いていた製品が、7,000円台で買えてしまうことになります。正直、このクオリティでこの価格はなかなかないので、気になった方はぜひクーポンをご利用ください。

クーポンコード:EFCLIPTMP
有効期限:2026年10月31日まで

EarFun Clip 2とは?

中国・深センを拠点にワイヤレスイヤホンやヘッドホンを手掛ける「EarFun」から2026年4月23日に発売された、イヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホンが『EarFun Clip 2』です。

2025年発売の前作『EarFun Clip』の後継モデルにあたり、ドライバーの大型化、マイクの増設、ワイヤレス充電への対応など、実用面がひととおり底上げされています。

スペック

EarFun Clip 2
ドライバー12mm チタンコーティング振動板/デュアル磁気回路設計
対応コーデックLDAC / AAC / SBC
Bluetooth6.0
マルチポイント接続対応(2台)※LDACとの併用は不可
連続再生時間LDACオフ:最大11時間(ケース込み40時間)
LDACオン:最大6時間(ケース込み22時間)
防水防塵IP55(充電ケースは非対応)
充電方法有線(USB-C)/ ワイヤレス充電対応
カラーブラック / ホワイト / ラベンダー
サイズ70×48.1×29.2mm
重量約5.5g(片耳)
保証期間18ヶ月(公式サイトで製品登録すると24ヶ月)
価格9,990円

パッケージ内容

今回は「ホワイト」と「ブラック」の両方をご提供いただいたので、まずは「ホワイト」から見ていきます。

パッケージ内容
EarFun Clip 2のパッケージ内容
  • EarFun Clip 2 本体×1
  • USB-A to USB-C ケーブル×1
  • 取扱説明書類

パッケージ内容は上記の通り。

説明書は日本語に対応している

説明書は多言語に対応しており、日本語の記載もしっかりとあります。

付属のケーブルは短め

付属のケーブルはUSB-A to USB-C。長さは短めで、あくまでも本体充電用といった感じですね。

本体デザイン

『EarFun Clip 2』本体のデザインを見ていきます。

ホワイトの充電ケース

充電ケースは楕円形で、一般的なワイヤレスイヤホンによく見られる形です。

前面にはロゴとLEDランプが内蔵されており、バッテリー残量を色別に教えてくれます。

充電ケース底面

充電ケースの底面にはUSB-Cポートと物理ボタン。この物理ボタンは、マルチポイント接続をする時やリセットする際に使用します。

表面は光沢感があるパールのような仕上げ

充電ケースの表面は光沢があり、パールのような仕上げ。高級感が感じられるデザインです。

イヤーカフには珍しくL/Rの区分がある

ケースを開けた様子。本製品で特徴的なのが、「L/R」が決まっているところです。

イヤーカフ型のワイヤレスイヤホンって左右の区別がない製品が多いのですが、本製品では一般的なワイヤレスイヤホンと同じように左右が決まっています。

使い勝手だけを考えれば左右の区別がない方が楽ではあります。ただ、左右で役割を分けられるぶん、音質面ではこちらの方が良いのかもしれません。

イヤホン本体

イヤホン本体。耳にかける部分は楕円形で、比較的大きめです。

前作『EarFun Clip』では球形だったスピーカー側の形状が、Clip 2では楕円形に変更されています。公式によると、肌との接触面積を広げて圧迫感を抑えるためとのこと。実際に着けてみると耳へのフィット感が高く、ズレにくくなっているように感じます。

物理ボタンが搭載されている

もう一つの特徴が、本体に物理ボタンが搭載されている点。この手の製品はタッチ操作が中心で、誤動作することも結構あるんですよね。その点は使っていて明確に違いを感じた部分なので、メリットの項で詳しく紹介します。

C型ブリッジ採用で伸縮性がある

ブリッジ部分はC型で伸縮性があり、フィット感も上々。厚さ0.5mmのニッケルチタン形状記憶合金ワイヤーが使われており、肌に触れる部分には40°の超軟質シリコンを採用しているとのことです。

12mmのチタンコーティングドライバーを採用

ドライバーは12mmのチタンコーティング振動板で、デュアル磁気回路設計と組み合わせています。前作は10.8mmのカーボンファイバー複合膜だったので、サイズも素材も変わっている形ですね。

重量は実測で50.2g

本体の重量は、充電ケース込みで実測50.2g。

イヤホン単体だと、約5.5gほど

イヤホン本体だけだと実測で11.6gなので、片耳あたり約5.5gほどです。

ブラックモデルのパッケージ

続けてブラックモデルを見ていきます。

パッケージ内容はホワイトモデルと同じ。ブラックモデルは付属のUSBケーブルも本体に合わせて黒色になっています。

ブラックモデルの充電ケース

ブラックモデルの充電ケース。

ホワイトモデル同様に光沢感はありますが、こちらはやや控えめで、少し落ち着いた印象です。

反面、手の脂は少し目立ちそうな気もしました。

イヤホン本体はガンメタリックになっており、カッコいい仕上げ

イヤホン本体のデザイン。こちらは表面がガンメタリックとなっており、カッコいい仕上がりです。

ブリッジ部分なども黒で統一されている

表面以外の本体やブリッジ部分などは、黒で統一されています。

質感は上々

イヤーカフ型は装着している姿が周りから見えるぶん、質感は意外と重要なポイントかなと思います。その点はどちらのカラーも1万円以下とは思えない仕上がりで、好みで選んで問題なさそうです。

EarFun Clip 2のメリット

『EarFun Clip 2』を実際に使い、感じたメリットを紹介します。

イヤーカフ型とは思えない明瞭感のある音質

イヤーカフとは思えない明瞭感のある音質

『EarFun Clip 2』を初めて使って、率直に驚いたのが音質の良さです。

イヤーカフ型は仕組み上どうしても音質で不利、と思っていたのですが、本製品を聴いて考えを改めました。

まず、中高音域の明瞭感がかなり良いです。籠もった感じのないクリアで透き通った音といった印象。ボーカルも艶っぽく、音楽そのものを楽しく聴ける方向のチューニングだと思いました。

デフォルトの状態でも十分に高音質ではありますが、僕は高音の透明感や明瞭さを重視しているので、「高音ブースト」をベースに、もっと低音が欲しいので「迫力ある重低音」を組み合わせたカスタムイコライザーを使っています。

安価な製品だと高音を持ち上げた途端に刺さる感じが強く出ることが多いのですが、本製品は破綻せず、クリアで抜けのある音のままきれいにまとまってくれます。

イヤーカフというよりはカナル型に近い聴こえ方で、これが1万円を切る価格というのはかなり驚きです…

9,990円でLDACとハイレゾワイヤレス認証に対応している

本体そのものの音質が良いことに加えて、それを下支えする技術として高音質コーデック「LDAC」に対応しており、ハイレゾワイヤレス認証も取得しています。

実際にAndroid端末で接続してみると、しっかりとLDACが有効になっていました。情報量の多さははっきり分かるレベルで、音の臨場感や広がりもより出てきます。

ただしLDACはAndroid向けの規格なので、iPhoneから直接接続する場合はAACになります。iPhoneでもLDACで聴きたい場合は、USB-C接続のBluetoothトランスミッターを使うという方法があります。

片耳約5.5gで着けていることを忘れる軽さ

付けていることを忘れる軽さ

『EarFun Clip 2』は、片耳約5.5gという軽さも特徴の一つ。本体のサイズはやや大きめな印象ですが、実際に手に取るとかなり軽いです。

実際に付けてみた様子

実際に付けた様子がこちら(息子にモデルになってもらってます)。

C型ブリッジは伸縮性が高く、素早く装着できます。挟む力も程よく、装着時に痛みを感じることはありません。

後ろから見た様子

後ろから見た様子。本体はやや大きめですが、そのぶん耳との接地面が広く、しっかり引っかかってくれます。

重さもほとんど感じず、日中4、5時間は着けっぱなしで使いましたが、耳への負担はありませんでした。装着している違和感も少なく、頭を動かしてもズレることはなかったです。

物理ボタンなので誤動作が少なく、マナーモードもすぐ呼び出せる

ワイヤレスイヤホンの操作方法はタッチ式が多いですが、本製品は物理ボタンを押して操作します。

物理ボタンを搭載

そのため誤動作が少なく、使い勝手は良好。個人的には、押すかつまむかで操作するタイプの方が好みですね。

ボタンにはL/Rそれぞれ操作を割り当てることが可能で、1回押し・2回押し・3回押し・長押しの4つを設定できます。

個人的におすすめなのが、長押しに「マナーモード」を割り当てること。音量を段階的に下げていくのではなく、一発で素早く下げられる機能です。

イヤーカフ型は耳を塞がないので周囲の音が聞こえるのが利点ですが、それでも話しかけられた時やアナウンスを聞きたい時など、音量を下げたい場面はあります。そんな時に一時的に音量を一気に下げられるので、日常生活の中で出番が多い機能ですね。

ワイヤレス充電とIP55に対応している

ワイヤレス充電に対応した

前作『EarFun Clip』はワイヤレス充電に対応しておらず、レビューでも弱点として挙げられていました。本製品ではその点がしっかり改善されています。

USB-Cによる有線充電に加えて、Qi対応の充電パッドがあれば置くだけで充電できるので、使い勝手はかなり良くなりました。

なお、イヤホン本体はIP55の防塵・防水に対応しているので、汗や小雨程度なら問題ありません。ただし充電ケースは防水非対応なので、そこは分けて考える必要があります。

EarFun Clip 2のデメリット

『EarFun Clip 2』を実際に使って感じたデメリットも正直に紹介します。

LDACをオンにすると再生時間が半分近くまで落ちる

連続再生時間は、LDACオフで最大11時間(ケース込み40時間)ですが、LDACをオンにすると最大6時間(ケース込み22時間)まで落ちます。

音質を優先するとバッテリーが削られるのは他社製品でも同じですが、11時間と6時間はさすがに差が大きいなと感じます。

一日中つけっぱなしにするなら、用途によって切り替えるのがよさそうです。

LDACとデュアルデバイス接続は同時に使えない

『EarFun Clip 2』はマルチポイント接続(アプリ上では「デュアルデバイス接続」と表記)に対応していますが、LDACとの併用はできません。どちらか一方を選ぶ形になります。

LDACとマルチポイント接続は併用できない

ただ、まぁこれは本製品に限った話ではなく、LDACは伝送量が大きいぶんマルチポイントと両立しにくいものです。ソニーの『WH-1000XM4』も公式ヘルプガイドに「2台同時接続をオンにしているときはLDACは使用できず、AACまたはSBCに自動的に切り替わる」と明記されているくらいです。

使い方は人それぞれだと思いますが、僕は他にもイヤホンやヘッドホンを併用しているので、これ1台で全てを賄う必要がありません。なので音質優先でLDACをオンにして使っています。

充電ケースは防水非対応

充電ケースは防水非対応

イヤホン本体はIP55ですが、充電ケースには防水性能がありません。公式FAQでも明記されています。

運動中に汗をかいた手でケースを触るくらいなら問題ありませんが、雨の日にカバンの外ポケットに入れるような使い方は避けたほうがよさそうです。

EarFun Clip 2はこんな人におすすめ

『EarFun Clip 2』は以下のような方におすすめです。

  • イヤーカフ型を初めて試してみたい方
  • イヤーカフ型は音質面で妥協するもの、という印象を持っている方
  • 中高音域の明瞭さやボーカルの聴こえ方を重視する方
  • Androidを使っていて、LDACでの高音質再生を試したい方
  • 仕事や家事をしながら音楽を流しておきたい方
  • タッチ操作の誤動作にストレスを感じたことがある方

逆に、外の音を遮断して音楽に没入したい方や、パンチのある重低音を求める方には構造的に向いていません。

ただ「耳を塞がずに、それでも音楽をちゃんと聴きたい」という方には、1万円を切る価格でここまで鳴ってくれる本製品はかなりおすすめです。

EarFun Clip 2に関するよくある質問

『EarFun Clip 2』に関するよくある質問をまとめました。

iPhoneでも使えますか?
はい、iPhoneでも問題なく使えます。ただしLDACはAndroid向けの規格なので、iPhoneから直接接続する場合はAACでの接続になります。 iPhoneでもLDACで聴きたい場合は、USB-C接続のBluetoothトランスミッターを使うという方法があります。
ノイズキャンセリングはついていますか?
音楽再生時のANC(アクティブノイズキャンセリング)は非搭載です。イヤーカフ型は耳を塞がない構造のためANCとは相性が悪く、製品の弱点というより構造上の前提になります。 通話時のノイズキャンセリング(AI ENC)は搭載されていて、左右2基ずつ計4つのマイクで周囲の騒音を抑えます。
マルチポイント接続とLDACは同時に使えますか?
いいえ、同時には使えません。実際に試したところ、LDACを有効にするとデュアルデバイス接続(マルチポイント)は使えず、どちらか一方を選ぶ形になります。 これは本製品に限った制約ではなく、LDACは伝送量が大きいためマルチポイントと両立しにくい規格です。
イコライザーで音質は調整できますか?
はい、専用アプリ「EarFun Audio」でプリセットを選べるほか、カスタムイコライザーも使えます。デフォルトの状態でも十分な音質ですが、好みに合わせて調整することが可能です。 なお、プリセット名はAndroidが「高音ブースト」、iPhoneが「トレブルブースト」と表記が異なります。

EarFun Clip 2のレビューまとめ

EarFun Clip 2

総合評価

(5)
EarFun Clip 2 のメリット
  • イヤーカフ型とは思えない明瞭感のある音質
  • 9,990円でLDACとハイレゾワイヤレス認証に対応している
  • 片耳約5.5gで着けていることを忘れる軽さ
  • 物理ボタンなので誤動作が少なく、マナーモードもすぐ呼び出せる
  • ワイヤレス充電とIP55に対応している
EarFun Clip 2 のデメリット
  • LDACをオンにすると再生時間が半分近くまで落ちる
  • LDACとデュアルデバイス接続は同時に使えない
  • 充電ケースは防水非対応

『EarFun Clip 2』を実際に使ってみて、一番驚いたのはやはり音質です。

イヤーカフ型は耳を塞がない構造上どうしても音質で不利、と思っていたのですが、中高音域の明瞭さはイヤーカフというよりカナル型に近い聴こえ方。高音をイコライザーで持ち上げても刺さらず、ボーカルも艶っぽく鳴ってくれます。これが1万円を切る価格で手に入るというのは、正直かなり驚きました。

装着感も良好で、日中4、5時間着けっぱなしにしていても耳への負担はありませんでした。物理ボタンによる操作、ワイヤレス充電、IP55の防塵・防水と、実用面も一通り揃っています。

LDACをオンにすると再生時間が短くなる点や、デュアルデバイス接続と併用できない点は気になるところですが、どちらも仕組み上のトレードオフで、特に大きなデメリットではないと思います。

イヤーカフ型は音質面で妥協するもの、と思っている方にこそ一度聴いてみてほしい製品です。気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

お得なクーポン情報!

メーカー様より、本記事で紹介している『EarFun Clip 2』の割引クーポンコードを発行していただきました。

Amazon公式ストア、もしくはEarFun公式サイトで25%OFF。通常価格9,990円が7,493円で購入できます。

元々1万円を切る価格で驚いていた製品が、7,000円台で買えてしまうことになります。正直、このクオリティでこの価格はなかなかないので、気になった方はぜひクーポンをご利用ください。

クーポンコード:EFCLIPTMP
有効期限:2026年10月31日まで

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フリーランスWebデザイナー兼ブロガー
2016年よりガジェットブログ「モノペディア」を運営し、これまでに200以上の製品をレビュー。デザインから写真・執筆まで全て自分で手掛けています。バリューコマース メディアアワード受賞。

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