iPhoneなどのスマホを充電する為に必要なのがUSB充電器。
僕はiPhone用として超小型の『Anker PowerPort III Nano 20W』を愛用していますが、今回『CIO-PD20W2C』というUSB充電器を購入しました。
『CIO-PD20W2C』はAnkerと同じ500円玉と同じくらいのサイズ感ながらUSB-Cを2ポート備えている画期的な製品。
2023年現在、このサイズでUSBが2ポートある製品は『CIO-PD20W2C』しか無く、CIOの技術は世界一ィィィィーーーー!と叫びたくなるほどのUSB充電器です。
本記事では、実際に『CIO-PD20W2C』を使い、サイズ感や充電性能などを詳しくレビューしていきます。
小型のUSB充電器を探しているという方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
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CIO PD20W2Cとは?
株式会社CIOから販売されている、USB充電器が『CIO PD20W2C』。
最大の特徴は、約2.8×2.8×3cmという500円玉ほどのサイズに、USBを2ポート備えている点。
種類としては、USB-C×2の『CIO-PD20W2C』と、USB-C×1、USB-A×1の『CIO-PD20W1C1A』があり、クラウドファンディングサイト「Makuake」では、発売前から大きな注目を集め、最終的に5,000万円以上の支援金を集めました。
また、こういったUSB充電器は中国のメーカーが多いのですが、株式会社CIOは日本の企業という事もあり、安心感が高いのもメリットの一つと言えます。
スペック
CIO-PD20W2C | CIO-PD20W1C1A | |
---|---|---|
ポート構成 | USB-C×2 | USB-C×1 USB-A×1 |
入力 | 100-240V 50/60Hz | 100-240V 50/60Hz |
出力 | USB-C1/C2:5V⎓3A / 9V⎓2.22A / 12V⎓1.66A USB-C 2ポート合計:最大15W | USB-C:5V⎓3A / 9V⎓2.22A / 12V⎓1.67A USB-A:5V⎓3A / 9V⎓2A / 12V⎓1.5A USB-C+USB-A 2ポート合計:最大20W |
PPS出力 | − | 3.3-6V⎓3A / 3.3-11V⎓2A |
プラグ折りたたみ | − | − |
サイズ | 約28×28×30mm | 約28×28×30mm |
重量 | 約35g | 約35g |
スペックは上記の通り。
サイズや重量は全く同じで、ポート構成が大きく異なる点ですが、合計出力に目を向けると、USB-C×2の『CIO-PD20W2C』が、計15W。USB-C×1、USB-A×1の『CIO-PD20W1C1A』が、計20Wという違いがあります。
パッケージの内容
『CIO PD20W2C』を開封して、パッケージ内容や本体デザインを見ていきます。
パッケージは紫のカラーが映えるデザイン。この色はCIOのブランドカラーなんですかね?ウェブサイトなんかでもこの色が使われています。
パッケージ内容は上記の通り。
取扱説明書は英語と日本語の記載があります。
性質的にそこまで難しい説明を必要としない製品ですが、仕様などは一通り書かれている様子。
本体デザイン
『CIO PD20W2C』の本体。
キューブ型の形状をしており、非常にコンパクト。
ちょっと分かりづらいですが、本体表面にはCIOのロゴが刻印されています。ロゴも控えめで、他に目立った装飾も無いミニマルデザインなので、見た目は非常に良いですね。
サイズは「約28×28×30mm」で、500円玉とほぼ同じ大きさ。
その大きさで、USB-Cが2ポートあるんだから凄いですよね…
電源プラグ部分には仕様や認証マークが書かれており、PSEマークもあります。
本製品唯一の残念なポイントが、プラグが折り畳めないという点。
このサイズなので仕方ないとは思いますが、持ち運ぶ際には注意が必要です。
重量は実測で34.4g。軽量なので、気軽に持ち運んで使えます。
CIO PD20W2CとAnker PowerPort III Nano 20Wの比較
本製品と、同じく最大20Wの出力ができる超小型のUSB充電器『Anker PowerPort III Nano 20W』を比較。
大きさにほとんど違いはありませんが、USBポートの数が倍というのはインパクトがあります。
プラグが折り畳めない点も両者共通。
『Anker PowerPort III Nano 20W』が出た当初は「なんて小さいんだ」と思ったものですが、技術の進歩早すぎませんか……?
CIO PD20W2Cの使用レビュー
実際に『CIO PD20W2C』を使い、使用感や充電性能を見ていきます。
まずは1ポートで使った場合。
『iPhone 12 mini』を充電してみます。
計測してみると、だいたい10〜12Wくらいで充電できている様子。
正直、あれ?こんなものか?と思ったのですが、充電器を『Anker PowerPort III Nano 20W』に差し替えてみても、同じくらいの数値でした。
ちなみに、『MacBook Pro』を単ポートで充電した際は、19.270Wと最大出力に近いの数値を計測できたので、充電器自体は問題なさそう。
続いて、『iPhone 12 mini』と『MacBook Pro』を同時に充電してみた場合。
2ポート同時に使った場合、最大出力が15Wまでに制限されるのですが、なぜか測った時には1ポートと同様10W前後の数値が出ました。
一方のMacBook側を見てみると、一応15Wと認識はしている様子。
ちょっと良く分からない部分もあるのですが、一応仕様通りの挙動をしているような様子です。
耐久性が無いという口コミが目立つ
Amazonなどで本製品の口コミを見てみると「耐久性が無い」といった意見が散見されます。
僕はまだ使い始めたばかりという事もあり、全く問題ないのですが、今後使ってみて何か不具合などが発生したら記事を更新しようと思います。
なお、CIOは公式サイトで会員登録と製品登録をすると、24ヶ月まで保証期間が延長するので、心配な方は忘れずに製品登録しておくことをオススメします。
CIO PD20W2Cのレビューまとめ
『CIO PD20W2C』は、500円玉とほぼ同じサイズながら、USB-Cを2ポート備えたUSB充電器。
このサイズでUSBが2ポートある製品って他では見当たらないので、スマホ用の小型USB充電器が欲しいといった場合、第一候補にあがるくらいに優れた製品です。
プラグが収納できないという弱点はありますが、それ以外に目立った欠点も無く、まさに小型充電器の決定版といえるUSB充電器に仕上がっています。
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