Atmoph Window 2 レビュー/世界中の風景を楽しめる窓型スマートディスプレイ
Atmoph Window 2 レビュー/世界中の風景を楽しめる窓型スマートディスプレイ
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我が家は、部屋の中心に柱があるせいで、玄関から部屋を眺めると必ず目に入るような作りとなっています。

Atmoph Window 2を設置する予定の壁

この柱は建物の構造上どうしても取ることが出来なかったので、何とかしてこの空間を有効に活用出来ないか…と考えた結果、世界中の風景を見ることが出来ると評判の、窓型のスマートディスプレイ『Atmoph Window 2』を飾ろうと思い、購入。

本記事では『Atmoph Window 2』を取り付けた様子から、実際に使ってみて感じた使い勝手や、良い点・イマイチな点など詳しくレビューしていきます。

Atmoph Window 2とは?

atmoph window2 e
出典:Amazon.co.jp

Atmoph Window 2』は、世界中の風景を映し出す事が出来る、窓型のスマートディスプレイです。

風景は、海・山などの自然から、街並みや都会の喧騒まで1,200種類以上が用意されており、全て4Kの解像度で収録されています。

また、風景だけではなく”音声”も同時に収録されており、波の音などが本体のスピーカーから聞こえてくるので、あたかも本当にその場所に行ったかの様な体験が出来るのが最大の特徴です。

スペック

Atmoph Window 2
ディスプレイ27インチディスプレイ(1920×1080、ノングレア)
CPU1.9 GHz クアッドコア ARM Cortex-A53
GPUMali-G31
デコーダーH.265 ハードウェアデコーダー
メモリ2GB
ストレージ64GB
Wi-Fi802.11 ac/b/g/n(5Ghz/2.4GHz)
Bluetooth4.0
スピーカー3W フルレンジスピーカー×2、10W 振動スピーカー
消費電力標準稼働時 23W、スリープ時 7W(1日標準7時間とした場合、電気代約3円)
本体サイズ[Basic] 幅372×高さ638×奥行57mm
[Wood] 幅386×高さ647×奥行65mm
重量[Basic] 4.5kg
[Wood] 4.7kg

スペックは上記の通り。

あくまで風景を表示するためのディスプレイなので、高いスペックは必要ないのかもしれませんが、ディスプレイの解像度がフルHD(1920×1080)、Wi-FiがWi-Fi5(802.11ac)、Bluetoothのバージョンが4.0…と、普段スペックを気にするガジェッターからすると、ちょっと見劣りするなという印象です。

パッケージの内容

Atmoph Window 2』を開封して、パッケージ内容や本体外観・サイズ感を見ていきます。

届いたダンボールを開けてみると、カラフルなパッケージが現れました。

27インチディスプレイを搭載している製品なだけあって、パッケージはかなり巨大です。

開封するときは広い場所でやった方が良いと思います。

パッケージを開けると、付属品類が見えてきます。

僕の場合、電源アダプタが入っているのみでしたが、「カメラモジュール」や「LEDモジュール」などのオプションモジュールを購入している場合、一緒にパッケージに同梱されています。

付属品類の下には、ディスプレイ本体、およびフレームが収められていました。

Atmoph WIndow 2のパッケージ内容
Atmoph Window 2のパッケージ内容
  • Atmoph Window 2 ディスプレイ本体およびフレーム 1台
  • 電源アダプタ 1個
  • ステッカー 1枚
  • 壁掛けガイド
  • 取扱説明書

パッケージ内容は上記の通りです。

付属の電源ケーブル

本体と電源アダプタを繋ぐ白い電源ケーブル。

付属する電源アダプタ。

電源アダプタと電源ケーブルを繋ぐ

実際に使う際には、電源アダプタから直接本体に繋ぐのではなく、途中で白いケーブルと接続します。

なんでこんな風になっているかと言うと、恐らく「本体から垂れ下がるケーブルを目立たないように白くしたかったから」じゃないかと思いました。

電源ケーブルが目立つと”窓感”が薄くなりますからね…。こういったケーブルの色にも配慮されている点は良いですね。

付属の取扱説明書

取扱説明書は英語および日本語で書かれていますが、本体の取り付け方法が主な内容であり、『Atmoph Window 2』で何が出来るのか、とかの説明は特にありません。

そいうった詳しい事はウェブサイトを見てほしいという方針なのだと思います。

Atmophステッカー

Atmophのステッカーも付いてきました。かわいい。

本体外観・サイズ感

Atmoph Window 2』本体の外観やサイズ感について見ていきます。

Atmoph WIndow 2はディスプレイ周りにグレーの枠

本体はディスプレイの周りにグレーの枠が取り付けられています。

グレーの枠部分は光沢が無いマットな質感で、ザラザラとした手触り。

Atmoph WIndow 2の背面

背面はこんな感じ。

Atmoph WIndow 2のロゴ

控えめにロゴが入っています。

Atmoph WIndow 2背景のスピーカー穴とフック穴

背面上部にはスピーカー穴と、壁掛け用のフック穴が空いています。

プラスチックながらフレームの質感は非常に良い

本体の外側に付けるプラスチック製のフレーム。

フレームの色は白

こちらは5種類の色から選ぶことが出来ますが、僕は白を選択しました。

こちらのフレームもマットでザラザラとした手触り。プラスチック製ながら質感が非常に高く、安っぽさは全くありません。

その他、価格は高くなりますが、木製フレームなども用意されており、インテリアに合わせて選ぶことが出来ます。

Atmoph Window 2の取り付けとセットアップ

Atmoph Window 2』を壁に取り付けていきます。

壁に取り付け

Atmoph Window 2を設置する予定の壁

取り付ける壁がこちら。

この壁は部屋に入ると真っ先に目に入ってくるので、ここに『Atmoph Window 2』を付ければ、部屋に入ってきた人の目線を集める”アイキャッチ”になるんじゃないかと考え、購入したという次第です。

設置する壁とAtmoph Window 2のサイズ感

柱と『Atmoph Window 2』とのサイズ感。

実際に置いてみると2枚並べられそう…とも思いましたが、安い買い物では無いので、セレブになるまでは1枚でガマン。

テープで壁掛けガイドを仮固定

壁付けするためには、壁にフックを設置する必要がありますので、取扱説明書に同梱されていた「壁掛けガイド」を使います。

まずは、テープなどで「壁掛けガイド」を仮止めし、フックの位置を決めていきます。

壁掛けガイドの位置決め

この壁掛けガイドの位置決めが、一番気を使った所です。

「ちゃんと水平になっているか」「左右の余白は均等か」を、メジャーを使い距離を測りながら何回も微調整を繰り返しました。

iPhoneのカメラアプリで水平を確認

本当に水平なのか分からず、iPhoneのカメラアプリを使ってみましたが、やはりよく分かりませんw

最終的には、やはり全てメジャーで左右と床からの距離をしっかりと測って位置決めをしました。

ハイパーフック かけまくり

壁掛け用のフックは、Atmophが公式で推奨している『ハイパーフック かけまくり』を使いました。

こちら『Atmoph WIndow 2』注文時に一緒に買い忘れてしまったので、結局Amazonで購入することに。

Atmoph公式ストアでは、『ハイパーフック かけまくり』と「壁掛けガイド」が2枚セットになった、「Atmoph Window 2 壁掛けキット」が販売されていますので、本体と一緒にそちらも買っておいたほうが良かったなと思いました。

壁掛けガイドにあわせ、フックを位置調整

「壁掛けガイド」にあわせ、『ハイパーフック かけまくり』を壁に設置します。

ピンを挿す

ピンを挿し、

しっかりとフックを固定

付属のプッシュエイドで押し込んでしっかりと固定。

壁掛けガイドにそってフックを固定

もう一方も同じくしっかりと固定していきます。

壁掛けガイドを破って取り除いていきます

フックの取り付けが終われば「壁掛けガイド」は不要なので、ビリビリと破いて取り除いていきます。

壁掛けガイドが少し残ってしまった

「壁掛けガイド」がうまく取り除けず、多少残ってしまっていますが、Atomph本体を取り付けてしまえば見えなくなるので、このくらい残っていても問題ありません。

フレームを取り付け

無事フックが取り付けられたので、最後にフレームを取り付け、

電源ケーブルを繋ぐ

電源ケーブルを繋ぎ、

壁へ取り付けた様子

壁へと取り付け!

見た感じ、ちゃんと壁に対して水平かつ中央に来ているような感じがします。

位置決めを慎重にした甲斐がありました。

本体の厚みは結構ある

横から見た様子。

27インチの大型ディスプレイを搭載しているので仕方ないのかもしれませんが、厚みは結構あります。

ケーブルは白

気になるのが本体から伸びる電源ケーブル。

ケーブルが目立たないように白色だったりしますが、それでもやはり気になりますね…。

ケーブルはモールか何かを使って極力目立たないように隠した方が良さそうです。

電源アダプタが目立つ

もう1点気になるのが、電源アダプタ。

それなりに大きいので、こちらも何かケーブルボックスなどを使って隠したほうが自然です。

電源アダプタを隠した様子

ということで、無印のケーブルボックス『無印良品 スチールタップ収納箱フラップ式』を使い、電源アダプタなどを隠しました。

初期セットアップ

無事取り付けることが出来たので、初期セットアップを進めていきます。

電源を入れるとロゴが表示された後、色とりどりの山のような背景画像が表示されます。

チュートリアル

最初はボタン操作のやり方を説明するチュートリアルが表示されます。

Atmoph本体にある3つのボタン

チュートリアルにもある通り、本体の操作は全てこのボタンで行います。

文字や数字の入力もこのボタンで行う必要があるため、本体自身の操作性は高くありません。

言語設定

続いて言語の選択をし、

Wi-FIの選択

Wi-Fiに繋ぎます。

なお、『Atmoph Window 2』は、Wi-Fiが必須です。

Wi-Fiのパスワードを入力

Wi-Fiのパスワードを入力。

このように文字は、画面上のソフトウェアキーボードから入力します。

本体のボタンを使って1文字ずつ入力していく必要があるため、かなり大変です。

ユーザーライセンス契約

無事ネットに繋がれば、ユーザーライセンス契約の同意、

システムアップデート

システムアップデートに進みます。

アップデートがある場合、ここで更新、再起動されますので、少し時間がかかります。

アカウント作成

アカウントを持っていない場合、アカウントの作成に進みます。

リミットレスプランの案内

その後は、リミットレスプランに加入するかどうかを選びます。

リミットレスプランの内容

リミットレスプランとは、月額980円からのサブスクリプションサービスで、加入することにより1,200本以上の風景が見放題になるなどの特典があります。

『Atmotph Window 2』の良さである「世界中の様々な景色が見られる」という特徴を活かすには加入するほうが良いですが、元々本体には3本の風景がプリインストールされている他、風景を1本590円で買い切る事も出来ます。

とりあえず1ヶ月無料トライアルが付いているという事もあって、僕はリミットレスプランに加入しました。

起動画面

最後にアプリの案内などが表示され、セットアップが完了です。

Atmoph Window 2で出来ること

Atmoph Window 2』で出来ることを見ていきます。

世界中の様々な風景が見られる

様々な風景が見られる

これは言わずもがなですが、世界中の様々な風景や景色が見られるのが最大の特徴です。

本体には、予め3本の風景がプリインストールされていますが、月額980円のリミットレスプランに加入すると、1,200本以上の様々な風景を見ることが出来ます。

海や山、草原などの自然あふれる風景から、都会の喧騒、オーロラなども用意されており、普段では中々目にすることのない風景が広がります。

また、「映像」だけではなく「音声」も含まれているため、波や風の音が聞こえてくる他、映像によっては、ニワトリの「コケコッコー!」なんて鳴き声も聞こえてきたりしますw

家に居ながら、あたかもそこの場所に居るかのような感覚にさせてくれます。

デコレーション機能で仮想的に窓枠の表示も

面白い機能としては、「デコレーション機能」というものがあって、これは風景画像に色んな窓枠の画像を重ね、窓から見た風景を演出できる機能なんかもあります。

実用性はありませんが、用意されているデコレーションの数は15種類くらいあるので、結構楽しめます。

カレンダーを表示できる

カレンダーを表示

『Atmoph Window 2』では、googleカレンダーと連動させる事によって、カレンダーを表示することが可能です。

色んな活用法があると思いますが、僕の場合「ゴミ捨ての予定」と「子どもたちの予定」を、カレンダーに登録しています。

朝ごはんを食べている時に、子どもたちの予定を確認して、荷物に過不足が無いかなどをチェックするようにしています。

なお、このカレンダーは、あくまで連携したgoogleカレンダーの内容を表示するといったものなので、『Atmoph Window 2』から予定の登録や変更・削除などは出来ません。

天気を表示する

天気の表示

『Atmoph Window 2』では、設定した地域の天気予報を表示する事が出来ます。

今日の天気の他、向こう1週間の天気も表示することが可能。

ただ後述しますが、どうもこの天気予報のデータの正確性はかなり怪しいような気がしますw

ウィジェットを配置できる

今まで見てきた「カレンダー」「天気」などに加え、「現在日時」「風景の場所」などを、ウィジェットとして画面に配置することが出来ます。

配置するウィジェットを選択

この様に配置したいウィジェットを選択し、

ウィジェットの配置設定

どこに配置するかを指定します。

ウィジェットを配置した様子

”窓感”は多少薄れますが、ちょっとした”スマートディスプレイ”の様に使えます。

Atmoph Window 2の良い点

ここからは実際に『Atmoph Window 2』を3ヶ月間ほど使ってみて感じた、良い点・悪い点をまとめていきます。

まずは良い点から。

画質は良い

『Atmoph Window 2』自体は、ディスプレイ解像度がフルHD止まりなのですが、かなり画質は良く感じます。

画質はかなり良い

収録されている映像が4Kらしいので、その辺りも映像の綺麗さに影響を与えているのだと思います。

4Kで収録されているのなら、ディスプレイも4Kにすれば良いのになぁと思ったりしますが、コスト面などで難しいんでしょうね。

流石にディスプレイの近くで見ると、”ドット感”みたいなものはあるのですが、1mほど離れてしまえば特に気にならないレベルかなと思います。

視野角が広いので斜めから見ても色変化が少ない

また、液晶がノングレアタイプなので光の反射が少なく見やすいほか、視野角も広いので横の方から見ても色変化が少ないのも良いですね。

風景の種類がメチャクチャ多い

『Atmoph Window 2』は、風景の映像が1,200種類以上も用意されており、毎月の様に新しいものが追加されていっています。

Atmophで用意されている風景

実際の海や山の風景だけではなく、「Unreal Engine」と言う実写と間違うほどにリアルな画像を作り出せるゲームエンジンを使った、仮想の風景まで揃っており、バリエーションが非常に豊富です。

月額980円〜のリミットレスプランに加入する必要はあるものの、毎回追加される映像は非常にハイクオリティでどれも楽しめます。

子どもたちとの会話に繋がった

これはまあ我が家の事例なんですが、『Atmoph Window 2』を飾ったのが、ダイニングテーブルの横にある壁なので、食事中などにAtmophの景色の話題になります。

「これどこー?」「あーお魚さんだー!」

みたいな子どもたちの素直な反応が微笑ましいなぁと思ったり、

「アメリカって書いてあるよ!」

みたいな、最近カタカナを覚えた5歳の息子が反応してくれたりと、家族の会話のきっかけにも繋がっており、インテリア以上の価値をもたらしてくれているように感じます。

Atmoph Window 2のイマイチな点

『Atmoph Window 2』は、新しい製品という事もあり、まだまだ機能やUIが洗練されていない箇所も見受けられます。

そんな中でも、実際に使ってみてイマイチだなと感じた点を幾つか紹介します。

本体の操作性が悪い

『Atmoph Window 2』は、本体で操作する場合、3つのボタンを駆使して操作することになります。

Wi-Fiのパスワード入力だったり、リミットレスプランを申し込む際のカード番号の入力などは、全てこの3つのボタンでソフトウェアキーボードを操作することになります。

せめて「十字キー」の様に、上下左右移動できればソフトウェアキーボードでもまだ入力しやすいのですが、左右しか移動できないので文字入力はかなり大変でした。

別売りの専用リモコン『Atmoph Remote』であれば、上下左右ボタンが付いているので、そちらを使えば良いのですが、税込で2,000円ほどしてしまうのが難点です。

標準で専用リモコンを付属してくれれば良いのになと思いました。

窓感はそんなに無い

これは僕が設置した場所があまり良くないというのもありますが、”窓感”みたいなものはそこまでありません。

ベゼルが太い

ディスプレイ周辺の枠というかベゼルが太いことに加え、本体自体に結構厚みがある事も原因じゃないかなと思います。

最近のディスプレイはベゼルレスが主流という事もあり、それらと比較すると余計に太く見えてしまいます。

当然、PC用ディスプレイとは違うので、直接的な比較は出来ませんが、ベゼルの太さと本体の厚みは次モデルで改善して欲しい点です。

アプリのUIが独特

『Atmoph Window 2』は、スマホ向けに専用アプリが用意されています。

Atmoph Window 2

Atmoph Window 2

Atmoph Inc.無料posted withアプリーチ

こちらのアプリからもAtmoph本体を操作出来るので、専用リモコンを使わなくても良いという利点はあるのですが、いかんせんこのアプリ操作性がかなり独特です。

Atmoph専用アプリのUI

アプリの中央にある水色の領域がトラックパッドの様に指をスライドさせて上下左右に動かすというUIになっています。

慣れてしまえば使えなくも無いのですが、初見でこれは戸惑うのでは無いかと思いました。素直に十字キーを模したものの方が分かりやすいのでは無いかと感じます。

また、設計思想みたいな話になるのですが、このアプリは「Atmophの画面を見ながら操作する」事を前提としており、リモコンのアプリ版みたいな作りとなっています。

個人的には、それよりもアプリ内だけで風景を選んだり、ウィジェットの配置などが行なえ、アプリ内で決めた設定を、本体側に反映させるといった使い方の方がよりアプリを有効に活用できるのでは無いかと思いました。

天気予報がデタラメ

『Atmoph WIndow 2』を購入したのは、風景画像を見たいというのもありましたが、時間や天気などが常に表示出来るという”スマートディスプレイ”的な側面に期待した所もあります。

そのため、天気予報に関しても表示させたいと思っていたのですが、実際に使ってみると天気予報のデータがかなり怪しい(というかデタラメ)です。

Atmophの天気予報はデータが怪しい

これはとある日に「東京」の天気を表示させたものです。

天気予報アプリでは一日中晴れになっており、強い日差しが照りつけるとなっているのに対し、Atmophの天気予報は一日中雨予報でしたw

色んなサイトの天気予報を見てみても雨になっているものは一つも無く、実際に外を眺めてみても雨が降る様子は全く無かったので、Atmophが使っている天気予報のデータがかなり怪しいと思っています。

そのため現在は天気予報を表示するのをやめています。

ここは正直期待はずれでしたね…。正確なものが表示出来るようになって欲しいと願うばかりです。

価格が高い

正直に言うと『Atmoph Window 2』で出来ることは対して多くありません。

あくまでスマートディスプレイではなく、”窓”なので、ニュースを見ることも、Youtubeを見ることも出来ません。

それでいて本体価格は[Basic]で約5万円。パノラマにしようと3台繋げると約15万円かかります。

更に風景画像を楽しみたい場合、リミットレスプランに加入する必要があるので、月額980円(パノラマの場合月額1,480円〜)かかるという事を考えると、全体的なコストはかなりのものになります。

Atmoph Window 2のレビューまとめ

Atmoph Window 2

総合評価

(4)
Atmoph Window 2 のメリット
  • ディスプレイの解像度がフルHDとは思えないほど映像が綺麗
  • 風景の種類が多い
  • 音も収録されているので、雰囲気が伝わる
Atmoph Window 2 のデメリット
  • 本体の操作性が悪い
  • アプリのUIが独特
  • 天気予報のデータがおかしい
  • 価格が高い(本体・月額共に)

Atmoph Window 2』は、壁に飾るだけで世界中の風景が楽しめる窓型のスマートディスプレイです。

収録されている映像は4Kで撮影されただけあって、どれも美しいものばかり。

映像だけではなく、”音声”も収録されているので、家に居ながらまるでその場所に行ったかのようなリアルな体感が出来ます。

新しい製品なだけあって、実際に使ってみると、まだまだハード面でもソフト面でも進化の余地がありそうな所は幾つも見えてきます。

ただ、他には類を見ない唯一無二な製品である事は間違いありませんし、我が家では部屋のアイキャッチになっている他、子どもたちとの会話のきっかけにもなっており、設置して良かったなと今の所感じています。

価格が高いので、全ての方にオススメ出来るわけではありませんが、部屋の雰囲気を変えたいという方や、テレワークで外出の機会が減り気分転換をしたいという方にはオススメの製品です。

AUTHOR

Webデザイナー兼ブロガー
白い”モノ”を中心に、ガジェットや家電、デスク周りのアイテムなどをレビューしています。

バリューコマース メディアアワード 2021下期 新人賞1位 / 2022下期 ファッション・アクセサリー賞 受賞 | Picky'sの記事監修も行っています | Apple好き・ムジラー | 2児のパパ

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