デスク周りにパソコンやスマホ、その他ガジェット類なんかを置いていると、充電するためのケーブル類が散乱してきます。
見栄えが悪いだけではなく、ケーブル同士が絡まる、ケーブルを取ろうとするとデスクの裏側に落ちていってしまうなど、使い勝手の面でも良くありません。
そこで役立つのが「ケーブルホルダー」。デスクに設置しケーブルをまとめることでデスク周りがスッキリするので、おすすめアイテムの一つです。
本記事は、Ankerから販売されている”マグネット式”ケーブルホルダー『Anker Magnetic Cable Holder』を使ってみましたので、本体のデザインや使い勝手などをレビューしていきます。
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Anker Magnetic Cable Holderとは?
USB充電器やモバイルバッテリー、イヤホンなど数多くのデバイスを手掛けるAnkerから発売されているケーブルホルダー。
ケーブルホルダーは、ケーブルを固定しバラバラにならないように整理できるアイテム。ケーブルホルダー自体は100均でも売っているので手に入れやすいアイテムですが、Ankerの『Anker Magnetic Cable Holder』は、マグネット式を採用しているのが最大の特徴。
一般的なケーブルホルダーは、ケーブルを使うたびにケーブルホルダーから取り外さなければいけないという手間がありました。
『Anker Magnetic Cable Holder』は、クリップ自体が取り外せ、マグネットによりホルダー本体にピタッとくっついてくれます。
スペック
Anker Magnetic Cable Holder | |
---|---|
マグネットクリップ | 5個 |
対応ケーブル直径 | 直径3.5mm以下 |
カラー | ブルー/ブラック/ホワイト |
本体サイズ | 幅88×奥行42×高さ17mm(実測) |
重量 | 約51g |
価格 | 1,690円(税込) |
『Anker Magnetic Cable Holder』のスペックは上記の通りです。
販売当初は本体色が「ブルー」しかありませんでしたが、ユーザーからの要望が多かったために「ブラック」が追加。
その後、更にユーザーの声に応えるように、「ホワイト」が追加されたという経緯があります。
僕もこのケーブルホルダー自体は気になっていたものの、白が無かったので購入には至らずじまいだったのですが、ホワイトが追加されると知り、すぐに購入。
ユーザーの意見を聞いてくれるのは嬉しい限りですね。
Anker Magnetic Cable Holderの開封と本体外観
『Anker Magnetic Cable Holder』を開封して、パッケージ内容や本体外観を見ていきます。
Ankerお馴染みのブルーが映えるパッケージデザイン。
ケーブルホルダー本体はこのように収められています。
パッケージ内容
パッケージ内容は上記の通り。
本体以外に付属品はなく、シンプルなパッケージ内容です。
本体外観・サイズ感
『Anker Magnetic Cable Holder』本体の外観やサイズ感を見ていきます。
本体はこのように台座と、ケーブルクリップが5個付いています。
台座裏面は粘着性の素材になっており、デスクなどに貼り付けて使用可能。
台座手前部分にはANKERのロゴが見えます。
台座・ケーブルクリップ共に硬めのシリコン素材で出来ており、質感は非常に良いです。
ケーブルホルダー自体のサイズは「幅88×奥行42×高さ17mm」と、手のひらに収まるようなコンパクトサイズになっています。
ケーブルを挟むケーブルクリップ。
公式サイトでは直径3.5mm以下のケーブルが対応しているとの事ですが、実際にはもう少し太いケーブルでも問題ありません(詳しくは後述)
ケーブルクリップのマグネット接地面。
見た目的に、この部分にマグネットが仕込まれていそうに見えますが、このクリップ自体にマグネットは付いていません。
実際にマグネットが仕込まれているのは、台座部分。
台座に、クリップのマグネット接地面を近づけてみると、、
ピタッとくっつきます。このスッと付く感覚が気持ち良いですね。
マグネットの強さとしてはそこそこ強く、クリップを取ろうとすると少しだけ力を込める必要があります。あまり弱いとすぐ取れてしまうので、丁度良いくらいの強さだと思いました。
重量は実測で51.1g。ケーブルクリップとしては軽くは無いのですが、マグネットが入っているのでこんなものかなと思います。
Anker Magnetic Cable Holderの使用レビュー
実際に『Anker Magnetic Cable Holder』をデスクに取り付けて使ってみます。
今回ケーブルをまとめるデスク。
キレイに整理しているつもりですが、『MacBook Pro』に繋いでいる「MagSafe3ケーブル」「HDMIケーブル」、『iPhone 12 mini』用のライトニングケーブルなどが常にデスクの上に出ている状態です。
裏面の保護シートを外し、デスクに貼り付けていきます。
デスクは『FlexiSpot E7』と、FlexiSpot公式で用意されているメラミン化粧板の天板を使っています。
サラサラとした質感の天板ですが、『Anker Magnetic Cable Holder』を置いただけで、しっかりとデスクに固定できました。
かなりの粘着力で、手で本体を動かしても全然ズレません。
木製・金属製・ガラスなど、幅広い材質に対応しているとの事なので、よほど特殊な素材じゃない限り、問題なく固定できそうです。
続いて、ケーブル類をクリップに挟んでみます。
『MacBook Pro』に付属してくる「MagSafe3ケーブル」を挟んでみた様子です。
Anker公式だと3.5mm以下のケーブルに対応しているとの事ですが、ケーブル直径が4mmほどある「MagSafe3ケーブル」は問題なく挟むことが出来ました。
どのくらいの太さまで行けるかなと、ケーブルを探して見つけたHDMIケーブル。
こちらは直径約6mmのケーブルですが、ケーブルクリップに挟んでみた所、挟めはしたものの、明らかに無理があるように見えます。
やはり、太さの上限は直径4〜5mmほどといった所でしょうか。
一方、逆に細すぎるケーブルもあまり推奨できません。
こちらはヘッドホンのケーブルですが、細すぎてケーブルクリップが下に落ちてきてしまいます。
最低でも直径3mmほどあるケーブルに使うのが良さそうです(Apple純正ライトニングケーブルで直径3mmほどです)
先程のデスクに『Anker Magnetic Cable Holder』を設置し、ケーブルにクリップを取り付けた様子。
普段の様子はそこまで変わりませんが、特に便利だなと思ったのが『MacBook Pro』を別の場所で使おうと持ち運んだ時。
このようにケーブル類を『Anker Magnetic Cable Holder』に固定しておくことで、外したケーブルが床に落ちているという事がありません。
また、再度Macにケーブルを取り付ける時も、クリップごと簡単に取り外して付けられるのが便利。
ケーブルの”定位置”が決まる事によって、見た目がスッキリとした事も良いですね。
本体を外しても水洗い・自然乾燥で再度取り付けられる
『Anker Magnetic Cable Holder』の裏面は、特殊な吸着素材が使われており、剥がす際にも糊の跡を残すことがありません。
実際に僕も位置を変えようと、何回か取り外しましたが、デスクには全く跡が付いていませんでした。
粘着面は、このように水洗いし、自然乾燥させることで粘着力が復活します。
実際に数回位置を変更していますが、粘着力が衰えたと感じることは無く、しっかりとデスクにくっついています。
メーカーによると10回程度まで繰り返し使用可能との事ですので、そこまで頻繁に剥がす事をしなければ長く使えるのではないかと思いました。
Anker Magnetic Cable Holderのレビューまとめ
『Anker Magnetic Cable Holder』は、マグネット式を採用したケーブルホルダー。
マグネット式なので、ケーブルの「設置」「取り外し」が簡単になったのが最大のメリット。ケーブルの”定位置”が出来た事により、ケーブルがデスクの上に散乱することが無くなったのが良いですね。
正直、ケーブルホルダー自体は100円でも買えるものなので、価格としては高めなのは間違いありませんが、硬めのシリコン素材で出来た本体は質感も良く、見た目もシンプルでオシャレです。
「マグネット式」という点や、「高い質感」「選べるカラー」といった点に価値を感じるなら、買って損はない製品だと感じました。
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