スウェーデン発のオーディオブランド「Sudio(スーディオ)」が手掛ける、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン『Sudio K2 Pro』。
北欧ブランドらしい洗練されたミニマルデザインに加え、ハイブリッドANCや最長65時間再生と、しっかりとスペックも底上げされた上位モデルです。

結論から言うと、『Sudio K2 Pro』は「デザインの良さ」と「重低音の迫力」を両立したい方にはかなりマッチするヘッドホンです。多機能さを求める方にはやや物足りない面もありますが、見た目と音質のバランスでは他にない魅力を持っています。
実際にしばらく使ってみましたので、音質やノイズキャンセリング性能、前モデル『Sudio K2』との違いなどを詳しく紹介します。
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Sudio K2 Proとは?
『Sudio E3』や『Sudio N3 Pro』など、数々のオーディオ製品を手掛ける「Sudio(スーディオ)」から登場した、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンが『Sudio K2 Pro』です。
同社には『Sudio K2』というワイヤレスヘッドホンがありますが、本製品はその上位モデルにあたる製品で、デザインは共通ながら「Bluetooth 5.4対応」「AAC対応」「ハイブリッドANC強化」など内部スペックがブラッシュアップされています。
また、音質面でもかなり方向性が変わっており、K2のフラットな音作りに対して、K2 Proは重低音が強く響くチューニング。見た目は似ていますが、聴いてみると別物のような印象を受けるヘッドホンです。
Sudioについて
2012年に設立された、スウェーデンのストックホルムを拠点とするオーディオテクノロジー企業がSudio(スーディオ)。最新テクノロジーを取り入れながら、音質、デザイン、シンプルさのすべてにおいて最高峰クラスのオーディオ機器を追求し続けているメーカーです。
公式オンラインストアでは30日間の返品無料対応に加え、無料のメンバーシッププログラム「Sudio Sphere」に会員登録すると最大18ヶ月間の製品保証が付くなど、サポート面も充実しています。
スペック
| Sudio K2 Pro | Sudio K2 | |
|---|---|---|
| タイプ | オーバーイヤー型 | オーバーイヤー型 |
| Bluetooth | 5.4 | 5.3 |
| 対応コーデック | SBC、AAC | SBC |
| ドライバーサイズ | 40mm | 40mm |
| 再生周波数帯域 | 20Hz〜20kHz | 20Hz〜20kHz |
| 連続再生時間 | 65時間(ANC ON:30時間) | 60時間(ANC ON:27時間) |
| 充電時間 | 150分 | 90分 |
| 有線接続 | 3.5mmステレオミニジャック搭載 | 3.5mmステレオミニジャック搭載 |
| 充電ポート | USB-C | USB-C |
| カラー | ホワイト/ブラック/ショコラブラウン | パールホワイト / ブラック |
| ノイズキャンセリング | ハイブリットANC | ハイブリットANC |
| 外音取り込み | − | − |
| マルチポイント接続 | − | − |
| サイズ | 197×173×83mm | 197×173×83mm |
| 重量 | 245g | 245g |
| 価格 | 14,900円(税込) | 9,900円(税込) |
- Sudioならではの洗練された北欧デザイン
- Bluetooth 5.4、AACに対応など基本性能が向上している
- しっかりとノイズを除去するハイブリットANCを搭載
- 重厚で迫力のある重低音
- 最長65時間再生可能なロングライフ設計
- 3.5mmステレオミニジャック搭載で有線接続にも対応
『Sudio K2 Pro』は、前モデル『Sudio K2』のスタイリッシュなデザインを引き継ぎつつ、「Bluetooth 5.4対応」「AAC対応」「5基のマイク搭載」とスペック面がブラッシュアップされたワイヤレスヘッドホンです。
再生可能時間も60時間→65時間へ、ANC ON時も27時間→30時間へと延長。それでいて重量は245gで変わらず、まさに「Pro」の名に恥じない上位モデルとなっています。
なお、カラーは発売当初のホワイト・ブラックに加え、2025年9月に新色「ショコラブラウン(Dark Chocolate)」が追加され、現在は3色展開です。ショコラブラウンはInstagramでのユーザー投票によって選ばれた、深みのあるダークチョコレートのような色合いが特徴。

- Sudio K2 Pro本体 ×1
- USBケーブル ×1
- 3.5mmオーディオケーブル ×1
- 巾着袋 ×1
- マニュアル類
前モデル『Sudio K2』では付属していなかった3.5mmオーディオケーブルが同梱されるようになりました。自分で用意する必要がないのはありがたいですね。
本体デザイン
『Sudio K2 Pro』の本体デザインを見ていきます。

前モデル『Sudio K2』の時も感じましたが、やはりこの無駄な装飾が一切ないミニマルデザインは非常にスタイリッシュで洗練されています。北欧のオーディオブランドらしいデザイン性の高さが魅力的で、まさにSudioらしい仕上がりです。

前モデルからの変更点として、ヘッドバンドとハウジングを繋ぐパーツが白からメタリックなシルバーに変更されました。個人的には今回のシルバーのほうが好きですね。「白×シルバー」の組み合わせがスタイリッシュな印象です。


イヤーパッドにはレザークッションが採用されており、手で触るとモチモチとした柔らかい感触。耳に当てたとき痛くなりにくく、長時間のリスニングでも使えそうです。ヘッドバンド部分にも同様のレザークッションが使われており、頭頂部も快適です。



また、前モデルではヘッドバンドにSudioのロゴが入っていましたが、本製品では左側(L側)にタグが付く方式に変更されました。よりシンプルになって個人的にはこちらのほうが好みです。

ヘッドホン右側(R側)には、充電用USB-Cポート、3.5mmステレオミニジャック、電源/ANC切替の物理ボタンがまとまっています。


Sudio K2 Proのメリット
『Sudio K2 Pro』を実際に使い、感じたメリットを紹介します。
北欧ブランドらしい洗練されたミニマルデザイン
まず一番に挙げたいのが、やはりこのデザインの美しさです。ヘッドホンに限らず「見た目」は使い続ける上でめちゃくちゃ大事な要素ですが、『Sudio K2 Pro』はその点で文句なしのクオリティ。


前モデルのK2もオシャレでしたが、メタリックシルバーのアクセントパーツやタグ式のロゴなど、細部がさらに磨かれています。ファッションアイテムとしても映えるので、外出時に首にかけているだけでもサマになるヘッドホンですね。
迫力のある重低音サウンド

個人的に『Sudio K2 Pro』を最初に使ったときに一番驚いたのが音質です。
本製品はかなり低音に軸足を置いた音作りになっており、重厚な低音がズンズンと響きます。前モデル『Sudio K2』は比較的フラットで聴きやすい音だったので、この変化にはかなり驚きました。
EDMやヒップホップ、映画のサウンドトラックなど、低音の迫力が重要なコンテンツとの相性はめちゃくちゃよいです。
なお、低音が強い分、中高音域は少し埋もれがちな印象もありますが、音楽再生ソフト側のイコライザーで中高音域を少し持ち上げてやると、抜けのよい音と豊かな低音が両立した、かなり好みの音になりました。
ハイブリッドANCでしっかりとノイズを除去
ノイズキャンセリング性能は、低音ノイズを中心にしっかりとカットしてくれる実力派です。前モデル『Sudio K2』と比較すると、1段階パワーアップした印象を受けました。
強力なノイキャン特有の圧迫感も少なく、普段使いできる自然な効き具合ですね。オーバーイヤー型でパッシブな遮音性も高いため、ANCと合わせてかなりの静寂感が得られます。
柔らかでモチモチとした装着感
イヤーパッドのレザークッションは本当にモチモチとした質感で、長時間装着していても耳が痛くなりにくいです。オーバーイヤー型なので耳をすっぽりと覆ってくれるのも好印象。
最長65時間再生のロングバッテリー
バッテリー持ちの良さは見逃せないポイントです。ANC OFFなら最長65時間、ANC ON時でも最長30時間と、毎日の通勤通学で使っても1〜2週間は充電なしで使えるレベル。充電を忘れがちな方にはかなりありがたいスペックです。
有線接続にも対応

3.5mmステレオミニジャック搭載で、万が一バッテリーが切れても有線ケーブルで使い続けることができます。オーディオケーブルが付属してくるのも嬉しいポイント。飛行機の機内エンタメ用としても使えますね。
Sudio K2 Proのデメリット
『Sudio K2 Pro』を実際に使って感じたデメリットも正直に紹介します。
やや側圧が強め

装着感は柔らかいイヤーパッドのおかげで快適なのですが、側圧はやや強めだと感じました。しっかりホールドしてくれるという意味ではメリットでもありますが、長時間だとこめかみ辺りに圧を感じる方もいるかもしれません。使い続けると馴染んでくる可能性はあります。
外音取り込み・マルチポイント接続に非対応
ノイズキャンセリングは搭載していますが、外音取り込み機能には非対応です。カフェや駅のアナウンスを聴きたいときはヘッドホンを外す必要があります。
また、複数のデバイスに同時接続する「マルチポイント接続」にも対応していません。PCとスマホを頻繁に切り替えて使いたい方にとっては少し不便に感じるかもしれません。
この価格帯の競合製品ではマルチポイントや外音取り込みに対応しているものも多いため、「Pro」ならではの差別化ポイントとして搭載してほしかった点ですね。
アプリ非対応で音質カスタマイズができない
『Sudio K2 Pro』は専用アプリに対応していないため、イコライザー調整や操作のカスタマイズができません。
前述の通り低音がかなり強力なので、人によってはヘッドホン側で音質調整したいと感じる場面があるかもしれませんが、そういった場合は再生ソフト側で対応する必要があります。
Sudio K2 Proはこんな人におすすめ
『Sudio K2 Pro』は以下のような方におすすめです。
- デザイン性の高いヘッドホンを探している方
- 低音の迫力を重視する方
- シンプルな機能で十分、多機能さより見た目を優先したい方
- 通勤や通学で毎日使える長時間バッテリーが欲しい方
- 有線接続もできるワイヤレスヘッドホンを探している方
逆にマルチポイント接続やアプリでの細かい音質調整を求める方は、あまり適しておらず、シンプルに調整なしで使える製品が欲しい場合、本製品が向いています。
Sudio K2 Proに関するよくある質問
『Sudio K2 Pro』に関するよくある質問をまとめました。
- Sudio K2 ProとSudio K2の違いは?
- K2 Proは上位モデルで、Bluetooth 5.4対応、AAC対応、5基のマイク搭載、ANC性能の向上、低音重視のチューニングなどが強化されています。デザインは基本的に同じですが、アクセントパーツがシルバーに変更され、質感も向上。価格はK2が9,900円(税込)、K2 Proが17,800円(税込、実売13,240円〜)です。
- Sudio K2 Proは折りたためる?
- 折りたたみには対応していませんが、イヤーカップが90度回転してフラットになるため、ある程度コンパクトにして持ち運ぶことはできます。
- Sudio K2 Proはどこで買うのがお得?
- メーカー希望小売価格は17,800円(税込)ですが、ヨドバシカメラやヤマダウェブコムなどの家電量販店では13,240円前後で販売されていることが多く、ポイント還元を含めるとかなりお得です。Amazonでは14,900円で販売されています。Sudio公式サイトでは30日間の返品対応や最大18ヶ月保証などの特典があります。
- Sudio K2 Proのカラーバリエーションは?
- ホワイト、ブラック、ショコラブラウン(Dark Chocolate)の3色展開です。ショコラブラウンは2025年9月に追加された新色で、Instagramでのユーザー投票によって選ばれたカラーです。
- Sudio K2 ProはLDACに対応している?
- LDACには対応していません。対応コーデックはSBCとAACのみです。ハイレゾ相当の音質を重視する場合は、LDAC対応のヘッドホンを検討してもよいでしょう。
Sudio K2 Proのレビューまとめ
『Sudio K2 Pro』は、北欧ブランドSudioらしいシンプルで洗練されたデザインが際立つワイヤレスヘッドホンです。
音質面では前モデル『Sudio K2』とはかなり毛色が異なり、低音重視のチューニングに変化。重厚でズンズンと響く低音は、EDMや映画サウンドとの相性がめちゃくちゃよいです。
一方で、外音取り込みやマルチポイント接続、アプリによる音質調整といった機能は搭載されておらず、同価格帯の競合と比べると多機能さでは劣る面があるのは正直なところ。
ただ、この製品の本質は「デザインと音の両立」にあると思います。多機能なヘッドホンは他にもたくさんありますが、ここまで洗練されたデザインで、かつ重低音もしっかり楽しめる製品はなかなかありません。
「シンプルに、おしゃれに、良い音で音楽を楽しみたい」という方にとって、『Sudio K2 Pro』はかなり良い相棒になってくれると思います。
気になった方は、ぜひSudio公式サイトでチェックしてみてください。


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