北欧のスタイリッシュなオーディオ製品を手掛ける「Sudio(スーディオ)」より、2024年9月に発売された新型のワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンが『Sudio K2 Pro』。
以前『Sudio K2』をレビューしましたが、「Pro」と名の付く通り、デザインだけではなく、機能面や音質面も更にブラッシュアップされた製品となっています。
実際に『Sudio K2 Pro』を使ってみましたので、音質やノイズキャンセイリング性能を確かめると共に『Sudio K2』との違いも詳細にレビューしていきます。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。
メーカー様より、当記事限定のクーポンコードを発行していただきました!
クーポンコードを使うことにより、Sudio公式サイトの全商品が15%オフになりますので、この機会をお見逃し無く!
クーポンコード:monopedia
※有効期限2024年10月31日
タップできる目次
Sudio K2 Proとは?主な特徴を紹介
『Sudio E3』や『Sudio F2』など、数々のオーディオ製品を手掛ける「Sudio(スーディオ)」から新しく登場した、ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンが『Sudio K2 Pro』です。
同社のワイヤレスヘッドホンは『Sudio K2』がありますが、本製品はK2の上位モデルにあたる製品で、形状は変わらないものの、「Bluetooth 5.4対応」「ANC対応」など、内部的なスペックがブラッシュアップされています。
また詳しくは後述しますが、音質でかなり重低音が響くようなチューニングがされ『Sudio K2』とは別物の様な音になっているなど、音質面では違いが結構大きくあります。
Sudioについて
2012年に設立された、スウェーデンのストックホルムを拠点とするオーディオテクノロジー企業がSudio(スーディオ)。最新テクノロジーを取り入れながら、音質、デザイン、シンプルさ全てにおいて最高峰クラスのオーディオ機器を追求し続けているメーカーです。
9月5日、新作のSudio K2 Pro発売。詳しくはsudio.comをチェック!
Sudioはいつも30日間返品対応、Sudio Sphere登録で18ヶ月間製品保証。
ご自宅から安心してお買い物いただけます。
公式オンラインストアでは30日間の返品無料対応してくれるのに加え、無料のメンバーシッププログラム「Sudio Sphere」に会員登録することで、最大18ヶ月間の製品保証が付くなどメリットが多いので、興味ある方はぜひチェックしてみてください。
スペックと主な特徴
Sudio K2 Pro | Sudio K2 | |
---|---|---|
タイプ | オーバーイヤー型 | オーバーイヤー型 |
Bluetooth | 5.4 | 5.3 |
対応コーデック | SBC、AAC | SBC |
ドライバーサイズ | 40mm | 40mm |
再生周波数帯域 | 20Hz〜20kHz | 20Hz〜20kHz |
連続再生時間 | 65時間(ANC ON:30時間) | 60時間(ANC ON:27時間) |
充電時間 | 150分 | 90分 |
有線接続 | 3.5mmステレオミニジャック搭載 | 3.5mmステレオミニジャック搭載 |
充電ポート | USB-C | USB-C |
カラー | ホワイト/ブラック | パールホワイト / ブラック |
ノイズキャンセリング | ハイブリットANC | ハイブリットANC |
外音取り込み | − | − |
マルチポイント接続 | − | − |
サイズ | 197×173×83mm | 197×173×83mm |
重量 | 245g | 245g |
価格 | 14,900円(税込) | 9,900円(税込) |
『Sudio K2 Pro』は、前モデル『Sudio K2』で採用されたスタイリッシュなデザインと強力なノイズキャンセリング性能を引き継ぎつつ、「Bluetooth 5.4対応」「AAC対応」とより内部的なブラッシュアップがされているワイヤレスヘッドホン。
特筆すべき点は、基本性能が向上しているのに加え、再生可能時間も60時間から65時間へと伸びているという事。(ANC ONの場合も、27時間から30時間へと向上)
それでいて重量は245gと変わらず、まさに「Pro」の名に恥じない、上位モデルらしい実力を兼ね備えています。
付属品類は上記の通りです。
本体デザイン
『Sudio K2 Pro』の本体デザインを見ていきます。
前モデル『Sudio K2』の時も感じましたが、やはりこの無駄な装飾が一切ないミニマルデザインというのは非常にスタイリッシュで洗練されています。
元々Sudio製品は北欧のオーディオブランドらしいデザイン性の高さが魅力的ですが、本製品『Sudio K2 Pro』は、まさにSudioらしい洗練されたデザインに仕上がっています。
イヤーパッド内側には「L/R」の表記があるので、装着時に分かりやすい。
イヤーパッド部分はレザークッションが採用されており、手触りが良いのが特徴。
手で触ってみるとモチモチとした柔らかい感触。耳に当てたとき痛くなりにくく、長時間のリスニングでも使えそうです。
ヘッドバンド部分にもイヤーパッド同様のレザークッションが使われており、柔らかな感触です。
ヘッドバンドは長さの調整が可能なので、頭に合わせて長さを変えられます。
前モデルではヘッドバンドとハウジングを繋ぐ部分のパーツが白かったのですが、『Sudio K2 Pro』ではメタリックなシルバーになりました。
好みが分かれるポイントかもしれませんが、個人的には今回のシルバーのほうが好きですね。丁度よいアクセントになってますし、「白×シルバー」という色の組み合わせがスタイリッシュな印象です。
ヘッドホン右側(R側)には、端子やボタン類がまとまっています。
充電するためのUSB-Cポートに加え、3.5mmステレオミニジャックが搭載されているので、有線でも使うことが可能。
なお、前モデル『Sudio K2』では、有線接続するためのオーディオケーブルが付属していませんでしたが、本製品『Sudio K2 Pro』ではオーディオケーブルが付属してきます。
自分で用意する必要が無いのはありがたいですね。
ちょっと見えづらいですが、白いボタンがあり、そこで電源のON/OFFやノイズキャンセリングのON/OFFを切り替えます。
前モデルではヘッドバンド部分にSudioのロゴが入っていたのですが、本製品ではヘッドバンド部分への印字は無く、左側(L側)にタグが付く方法に変更されました。
個人的にはこちらのほうが好みです。
Sudio K2 Proの使用レビュー
それではここからは実際に『Sudio K2』を使い、装着感や音質、ノイズキャンセリング性能などを詳しく見ていきます。
装着した様子
実際に『Sudio K2 Pro』を装着した様子。
ヘッドホン自体が非常にシンプルなデザインなため、実際に付けてもスッキリとした見た目という印象です。
装着感としては、長期間使えばまた付け心地が変わるかもしれませんが、やや側圧は強めだと感じました。ただ、イヤーパッドがモチモチのレザークッションな為、そこまで耳の痛さみたいなものは感じません。
また、耳をすっぽりと覆う「オーバーイヤー型」なため、装着しただけでもある程度音が遮音される感覚があります。
操作方法
『Sudio K2 Pro』は、全ての操作をヘッドホン右側(R側)のユニットで行います。
具体的な操作は以下の通り。
動作・状態 | R側(右) |
---|---|
再生/停止 | タッチセンサーを1回タッチ |
曲送り | タッチセンサーを2回タッチ |
曲戻し | タッチセンサーを3回タッチ |
音量+ | タッチセンサーを2秒間長押し |
音量− | タッチセンサーを3秒間長押し |
通話開始 | タッチセンサーを1回タッチ |
通話終了/着信拒否 | タッチセンサーを2秒間長押し |
ANC切り替え | 物理ボタンを2秒長押し |
電源ON/OFF | 物理ボタンを2秒長押し |
タッチセンサーのタッチ回数や秒数によって動作が変化するので、場合によっては誤作動する事もありそう。個人的には一つのボタンやセンサーに複数の動作を割り当てるのはあまり好みではありません。
左右に操作を割り当てるか、スワイプなど異なる動作を組み合わせる方法にすればもう少し操作性は向上しそうな気がします。
音質
個人的に『Sudio K2 Pro』を最初に使ったときに一番驚いたのが音質です。
本製品『Sudio K2 Pro』は低音に軸足を置いたような音の作りになっており、かなり重厚な低音が響きます。前モデル『Sudio K2』は、比較的フラットで聞きやすい音だっただけに、この音作りの違いにはかなり驚きました。
そのため低音重視の方であれば、『Sudio K2 Pro』はかなりマッチすると思います。
ただ、低音が強い分、中高音域については少し埋もれがちな感じもしました。そこでイコライザを使って中高音域を持ち上げてやると、ググッと抜けの良い音になり、かつ低音も豊かという個人的にかなり好みの音に。
この様に好みによってイコライザなどで少し調整するとバランスの良い音になるのですが、残念ながらヘッドホン自体に音質調整機能は無いので、音楽再生ソフト側で調整してやる必要があります。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリング性能は、前モデル同様に低音ノイズを中心にカット、人の声など中音域の音はほどよく効果があるという傾向は変わりませんが、比較してみると本製品『Sudio K2 Pro』の方がノイズキャンセリング性能は1段強力…という印象を受けました。
強力なノイキャン特有の圧迫感みたいなものも少なく、普段使いできる性能といった感じです。ただ、少し気になったのは、無音時にノイズキャンセリングをONにすると少しホワイトノイズの様な「サー…」という音が聞こえる様な気がします。
音楽を聴いている最中などは全く気になりませんが、無音にしたくてノイズキャンセリングヘッドホンを使っている方はもしかすると気になるかもしれません。
外音取り込みやマルチポイント接続は無い
『Sudio K2 Pro』は、ノイズキャンセリング機能は搭載していますが、外音取り込み機能には非対応です。また、複数のデバイスに同時接続し、音のなる方に自動的に切り替えてくれる「マルチポイント接続」にも対応していません。
これは前モデル『Sudio K2』と変わらずです。この辺りの機能は「Pro」ならではの特徴として欲しかった所ですね。
アプリに非対応
『Sudio K2 Pro』はアプリに非対応なので、音質や操作のカスタマイズは出来ません。
本製品は前述の通りかなり低音が強力なので、人によっては音質を調整したいと思う人もいると思います。その時に、再生ソフト側ではなくヘッドホン本体側で調整できればいいのになと思いました。
Sudio K2 Proのレビューまとめ
『Sudio K2 Pro』は、Sudioらしいシンプルでスタイリッシュな北欧デザインが特徴のワイヤレスヘッドホン。
前モデル『Sudio K2』もオシャレでしたが、本製品はポイントとしてメタリックなシルバーが採用されていたり、ヘッドバンドにあったロゴがタグに変更されたりと、デザイン面で更に磨きがかかっており、見た目の良さという点では文句の付け所がありません。
音質面では前モデルとは随分毛色が異なり、低音重視の音作りへと変化。迫力のある低音が好きな方には非常にマッチすると思います。
機能面ではそれほど多機能という訳ではありませんが、「デザインが良くシンプルに使えるヘッドホンを探している」という方にとって、『Sudio K2 Pro』は良い選択肢になると思います。
気になった方は、ぜひSudio公式サイトでチェックしてみてください。
メーカー様より、当記事限定のクーポンコードを発行していただきました!
クーポンコードを使うことにより、Sudio公式サイトの全商品が15%オフになりますので、この機会をお見逃し無く!
クーポンコード:monopedia
※有効期限2024年10月31日
COMMENT