RingConn Gen 3 レビュー/サブスク不要で血管ヘルス測定。メリット・デメリットを解説
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RingConn Gen 3 レビュー/サブスク不要で血管ヘルス測定。メリット・デメリットを解説
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2026年に入ってから、スマートリング界隈が賑やかになってきました。

6月には『Oura Ring 5』が発売されて薄型・軽量化競争に火がつき、7月にはシャープが『からだメイト Ring』でこの市場に本格参入するなど、国内メーカーの動きも一気に活発になっています。

RingConn Gen 3

そんな中、サブスク不要勢の代表格「RingConn」から、満を持して登場したのが今回紹介する『RingConn Gen 3』です。

僕自身、前作の『RingConn Gen 2』を普段使いしているのですが、結論から言うと『RingConn Gen 3』は、サブスク完全不要で全機能が使えるスマートリングという特徴を引き継ぎながら、新たに「血管ヘルス傾向」と「振動フィードバック」という2つの新機能を追加してきた意欲作です。薄さと軽さはそのままに、前作Gen 2から健康管理の幅がぐっと広がりました。

Gen 2を使ってきた僕から見て何がどう変わったのか、他のスマートリングと比べてどうなのか。実際にしばらく使ってみましたので、メリット・デメリットまで詳しく紹介します。

RingConn Gen 3とは?

『RingConn Gen 3』は、ウェアラブルブランド「RingConn(リンコン)」が展開するスマートリングの最新モデルです。指にはめておくだけで、睡眠・心拍・血中酸素(SpO₂)・皮膚温・ストレス・活動量などを24時間365日トラッキングしてくれます。

RingConnシリーズ最大の売りは、なんといっても月額サブスクリプションが一切不要なこと。アプリ内の機能はすべて買い切りで、追加課金なしでずっと使い続けられます。『Oura Ring』のように月額料金を払い続けないと肝心の分析が見られない、というモデルとは真逆の思想ですね。長く使えば使うほど、この差はそのまま総額に跳ね返ってきます。

グローバルでは2026年5月に発売され、日本では2026年7月発売。ちなみにRingConnは、応援購入サービス「Makuake」で歴代No.1の実績を持つブランドでもあります。Gen 2の完成度が高かっただけに、Gen 3がどこを伸ばしてきたのか、正直かなり気になっていました。

スペック

主なスペックは以下のとおりです。

RingConn Gen 3
リング重量2.5〜3.5g(サイズにより変動)
リング幅約6.8mm
サイズ展開US6〜15の10サイズ
材質チタン(外側)+医療グレードエポキシ樹脂(内側)
バッテリー振動オフ時:約11〜14日/振動オン時:約10〜12日(サイズが大きいほど長持ち)
充電ケース併用合計150日以上(ケースで15回以上の追加充電)
充電方法・時間磁気吸引充電/満充電まで約90分
オフラインでのデータ保存10日
防水性能IP68/10ATM
センサー光学式心拍センサー、皮膚温センサー、3軸加速度センサー ほか
主な計測睡眠(睡眠時無呼吸リスク含む)、心拍数、HRV、SpO₂、皮膚温、ストレス、歩数、消費カロリー、女性の健康(生理周期)、血管ヘルス傾向
連携iPhoneヘルスケア/Google Health Connect
対応年齢18歳以上
カラーフューチャーシルバー/ロイヤルゴールド/マットブラック/ブラッシュドシルバー/ブラッシュドローズゴールド
価格59,800円(フューチャーシルバー・ロイヤルゴールド・マットブラック)
61,800円(ブラッシュドシルバー・ブラッシュドローズゴールド)

特筆すべきはやはり、この薄さと軽さ。

幅6.8mm・最薄2.3mmというのは数あるスマートリングの中でも上位クラスで、重量もかなり軽いのが特徴です。

光学式の心拍センサーや皮膚温センサーなどを搭載しており、心拍数や睡眠をはじめ、数多くのヘルスケアデータが観測できます。

パッケージ内容

パッケージは、製品が美しく並んだシンプルなデザイン。ごちゃごちゃした装飾はなく、上品にまとまっています。

箱は側面から開くタイプで、中を開けると製品が紙で丁寧に包まれているなど、細部の作り込みは前作『RingConn Gen 2』から明らかに良くなっています。

この価格帯の製品らしい、開封時のちょっとした高揚感がありますね。

パッケージ内容
RingConn Gen 3のパッケージ内容
  • RingConn Gen 3 リング本体×1
  • スマート充電ケース ×1
  • USBケーブル ×1
  • インストールガイド
  • クイックガイド

パッケージ内容は上記の通り。

マニュアル類

マニュアルは初期設定のやり方を記したクイックガイドと、製品の仕様を記したインストラクションマニュアルの2種類が付属。

どちらも多言語化されており、日本語でもしっかりと説明がされています。

編み込みUSBケーブル

付属のUSBケーブル。編み込みケーブルとなっており質感は上々。端子部分にはRingConnのロゴマークが刻印され、単なる汎用品とは少し違った装いです。

スマート充電ケース

リング本体を充電するケースから見ていきます。

充電ケース

『RingConn Gen 3』の充電ケースは、表面がマットに仕上げられた金属製で、質感がかなり良いですね。

サイズは直径64mm・高さ24.5mmほど、内蔵バッテリーは500mAhとの事で、リングを約15回フル充電できる計算になります。

『RingConn Gen 2』の充電ケース(67×67×27mm)と比べると一回り小さく、形状もより円に近くなっているので、数値以上にコンパクトに感じます。

充電ケース背面

背面には充電用のUSB-Cポート。

充電ケース底面

底面は周囲が硬質ゴムのようになっていて、衝撃を防ぎつつ滑りにくくなっています。

充電ケースを開けた様子

ケースを開けると、中央にリングとの充電接点があります。リングはマグネットになっており、スッと置くだけで自然にセットされ、充電が開始されます。

充電ケースは全サイズで共通になった

個人的に注目したいのが、この接点がGen 3で全サイズ共通になった点。Gen 2は接点の位置がリングサイズごとに異なっていたため、リングと充電ケースのサイズを揃える必要があったのですが、Gen 3ではその制約がなくなっています。

本体デザイン

『RingConn Gen 3』本体のデザインを見ていきます。

RingConn Gen 3の本体デザイン

スマートリングと聞くと無骨なガジェットを想像するかもしれませんが、Gen 3は指輪としての見た目にもしっかり気を配った作りになっています。

チタンならではの上質な質感に、今作から加わったヘアライン仕上げの新色も相まって、パッと見はヘルスケアデバイスというよりアクセサリーのような佇まいです。

リング内部に埋め込まれたセンサー

内部には、光学式の心拍センサーや皮膚温センサー、3軸加速度センサーといった各種センサーが埋め込まれています。

素材は外側が非アレルギー性のチタン、内側が医療グレードのエポキシ樹脂に高耐久PVDコーティングを施したもので、金属アレルギーが気になる方にも配慮された作りになっています。

RingConn独自の形状

構造としては、RingConn独自の「内側は丸く、外側は四角い」形状を採用。

指のカーブに自然にフィットしつつ、側面が薄くなっているので隣の指と干渉しにくく、スマートリングにありがちな「いつの間にか回転してセンサーが指の腹側からずれる」という現象も起こりにくい設計です。Gen 2から受け継がれている構造でもあります。

ちなみにGen 2の厚みは2.0mmだったので、Gen 3ではわずかに厚みが増しています(2.3mm)。

新色ブラッシュドシルバー

今回使っているのは、新色の「ブラッシュドシルバー」。

マットでも鏡面仕上げでもない、ちょうど中間くらいの仕上がりで、光沢はありつつも鏡面仕上げのようなギラつきはなく、落ち着いた光り方をします。

ヘアライン仕上げで美しい

表面に細かい線を入れたヘアライン仕上げで、イタリアの高級ジュエラー「ブチェラッティ」に着想を得ているとの事。

アクセサリーに近い上質な質感

おかげでガジェットというよりアクセサリーに近い、上質な印象に仕上がっています。マットか鏡面仕上げのギラギラしたものが大半のスマートリングの中で、この丁度良い光沢というのは珍しいのではないかと思います。

9号で実測3g

リングの重量は約2.5〜3.5gで、サイズによって異なります。

僕のブラッシュドシルバー(9号)を実測してみたところ、ちょうど3gでした。一般的な金属製の指輪と比べても軽いくらいで、着けっぱなしにしていても指の負担はほとんど感じないと思います。

RingConn Gen 3のメリット

『RingConn Gen 3』を実際に使い、感じたメリットを紹介します。

サブスク不要で全機能が使える

サブスク不要で全機能が使える

やはりこれが最大の魅力です。今回から新しく加わった「血管ヘルス傾向」も「睡眠分析」も、アプリの機能はすべて追加費用なしで使えます。

たとえば『Oura Ring』の場合、専用アプリの機能をフルに使うには月額課金が必要で、無料のままだと肝心の睡眠スコアなどが見られません。

スマートリングは長く使ってこそ価値が出るデバイスなので、「使い続けるほど料金がかさむ」構造がないだけで、精神的にかなり気楽です。

最初に本体を買ってしまえば、あとは追加費用なしで健康データを積み上げていけますし、アプリのアップデートによる機能追加にも期待できます。ランニングコストを気にせず使えるのは、やっぱり大きいですね。

防水性能も高く、薄型軽量でつけっぱなしにできる

薄型軽量

薄型軽量なので、日常生活でも寝ているときも存在感がほとんどありません。スマートウォッチを着けて寝ると窮屈に感じる…という方にとって、この軽さは大きな乗り換え理由になると思います。

防水性能も高い

さらにありがたいのが防水性能で、IP68に加えて10ATM(水深100m相当)に対応しています。手洗いや皿洗いはもちろん、シャワーや入浴、水泳のときも外す必要がありません。

24時間365日つけっぱなしにできるということは、それだけ計測が途切れず、睡眠から日中までのデータをまるごと拾えるということでもあります。「外して充電、外して入浴」で計測に穴が空きがちなデバイスとは、ここが決定的に違いますね。

バッテリーが長持ちで、充電のストレスが少ない

バッテリーが長持ち

公称で振動オフ時11〜14日、振動オン時でも10〜12日と、数あるスマートリングの中でもトップクラスの電池持ちです。

しかも付属の充電ケースを併用すれば合計150日以上使えるので、スマートウォッチのように「毎晩充電」ではなく、「たまに思い出したら充電する」くらいの感覚で運用できます。

スマートリングは常時つけっぱなしが基本なので、バッテリー持ちはそのまま使い勝手に直結します。他社製品には数日〜1週間程度のモデルも多い中、Gen 3は新たに振動機能を積みながらも、省電力設計「EcoPower Tech 2.0」で振動オフ時は最大14日という長さを確保しています。

バッテリー持ちはかなりのもの

実際に僕も1週間ほど着けっぱなしで生活してみましたが、まだ充電せずに使えています。公称値どおりの持ちと考えて良さそうです。

血管ヘルス傾向という新しい視点

血管ヘルス傾向

Gen 3の目玉が、新搭載の「血管ヘルス傾向(Vascular Health)」です。夜間の血管への負荷パターンや生活習慣などを組み合わせて、血圧の傾向をパーソナライズして見せてくれる機能で、これはRingConnとしては初のアプローチです。

ただ、注意しておきたいのが、本製品は医療機器ではないので、リングだけで正確な血圧を計測できるわけではないという点。この機能を使うには、最初に家庭用の血圧計で測った数値を登録しておく必要もあります。

あくまで計測できるのは、「最近の生活が血管にどう影響していそうか」という長期的なトレンドに留まる、という理解が正解です。

とは言え、実際に血管ヘルス傾向をチェックしてみると、生活リズムや睡眠時のコンディションなど、改善の余地がありそうな箇所を指摘してくれます。数値の正確さを追う機能というより、自分の生活を見直すきっかけをくれる機能、という位置づけで捉えるのが良さそうです。

アプリで体調の全体像がひと目で分かる

『RingConn Gen 3』は指に着けているだけで、心拍数・血中酸素濃度・HRV(心拍変動)・皮膚温度・睡眠・活動量などを24時間365日、自動で記録し続けてくれます。

まずアプリを開いて目に入るのが、「睡眠」「リラックス」「バイタル」「アクティビティ」という4つの指標。この4つが円形に並んでスコア表示されるので、今日はしっかり眠れているか、体は休まっているか、ちゃんと動けているかを、細かい数字を追わなくてもパッと把握できます。

上部には「心身のバランス」として総合スコアも出るので、健康的な生活が送れているかどうかがアプリを開いた瞬間に一目で分かります。

その中の「バイタルサイン」を開くと、心拍数・血中酸素濃度・HRV・呼吸数・皮膚温度がまとめて確認できます。

安静時心拍数や直近7日間の平均値との比較も表示されるので、「いつもと違う」を早めに察知できるのが良いところ。実際に僕の画面でも「バイタルサインにやや変動があります。体調に気を配り、時間があればゆっくり休んで体を整えましょう」といったアドバイスが表示されました。

睡眠計測が強力で、睡眠時の無呼吸まで記録できる

『RingConn』の真骨頂が睡眠計測です。睡眠スコアや合計睡眠時間はもちろん、睡眠ステージ(深い・浅い・レム・覚醒)が時間帯ごとにグラフ化され、ベッドにいた時間や睡眠効率、睡眠中の心拍数や体の動きまで細かく振り返れます。

中でも大きいのが「睡眠時呼吸モニタリング」。RingConnはスマートリングとして世界で初めてこの機能を導入したブランドで、Gen 3では睡眠中の無呼吸・低呼吸の回数まで記録してくれます。

自分が寝ている間に呼吸が止まっているかどうかなんて、普通は分かりません。それが毎晩データとして残るので、「よく寝たはずなのに疲れが取れない」というときに振り返る材料になります。もちろん医療機器ではないので診断の代わりにはなりませんが、気になる数値が続くようなら医療機関に相談する、というきっかけとしては十分ですね。

気圧の変化まで見てくれる「頭痛アラート」

Gen 3には「健康アラート」という機能があり、「頭痛の前兆」「生体情報の異常」「日焼け対策・脱水」の3つを常時監視してくれます。中でも実用性が高いと感じたのが、頭痛の前兆を知らせてくれる「頭痛アラート」です。

体が張り詰めている状態を検知すると、頭痛になる可能性があること、ペースを落として休憩を優先すること、症状を記録しておくことをアプリが提案してくれます。

判定の根拠になっているのが、HRV(心拍変動)と環境要因です。アプリではHRVの推移がグラフで表示され、「異常範囲」「異常解除の範囲」「過去7日間のHRV平均値」が色分けされているので、どのタイミングで体に負荷がかかっていたのかが視覚的に分かります。

そして感心したのが、その下に「環境要因」として気温と気圧のグラフが並んでいること。天気が崩れる前の気圧低下で頭痛が起きる、といういわゆる気象病に悩んでいる方は多いと思いますが、体の内側のデータ(HRV)だけでなく、外側の環境まで見た上で頭痛の前兆を判断しているというのは、感心しました。

アラートが出たら「頭痛の症状を記録」から実際の症状を残しておくことができ、記録が溜まるほど自分の頭痛の傾向が見えてきます。自分でトラッキングを開始することもできるので、「なんとなく頭が重いな」と感じた時点で記録を始めるという使い方も可能です。

RingConn Gen 3のデメリット

『RingConn Gen 3』を実際に使って感じたデメリットも正直に紹介します。

振動フィードバックはアラームやスマホ通知に非対応

振動フィードバックはアラームなんかには非対応

『RingConn Gen 3』の目玉機能の一つである「振動フィードバック」は、バッテリー残量が少ない時や、座りっぱなしの時に、リング自体が振動して教えてくれる機能です。

ただ、「振動する」と聞いて期待してしまうスマホの着信通知や、目覚ましアラームには対応していません。あくまで健康アラート専用という割り切りで、ここは正直ちょっと期待外れでした。

常時振動させればバッテリーへの影響は多少あるかもしれませんが、実際の消費は控えめです。せっかく振動モジュールを積んだのだから、通知やアラームなど、もう少し活用の幅を広げてほしいところ。今後のアップデートに期待ですね。

血管ヘルスは「傾向」であって血圧計ではない

メリットでも触れましたが、血管ヘルス傾向は医療的な血圧測定ではありません。しかも数値の傾向を出すには、家庭用の血圧計で測った値をアプリに登録して校正する必要があります。

つまり血圧計を持っていないと、この機能はうまく活かせません。数値の正確さや、単体で血圧が測れることを期待して買うと、ズレを感じると思います。あくまで生活習慣を振り返るための参考指標、と理解しておくのが正解です。

睡眠ログだけが目的なら、価格はやや高め

日本での価格は59,800円〜61,800円(今回のブラッシュドシルバーは61,800円)。スマートリングとしては標準的〜やや高めの価格帯です。純粋に睡眠ログだけが目的なら、もっと安い買い切りモデルもあります。血管ヘルスや振動、睡眠時無呼吸モニタリングといった付加機能に価値を感じるかどうかが、価格をどう見るかの分かれ目になりそうです。

RingConn Gen 3はこんな人におすすめ

『RingConn Gen 3』は以下のような方におすすめです。

  • サブスク課金なしで、買い切りでスマートリングを使い続けたい方
  • スマートウォッチの装着感が苦手で、寝るときに軽いデバイスがよい方
  • 睡眠の質や睡眠時の呼吸(無呼吸リスク)まで手軽に把握したい方
  • 心拍・ストレス・活動量など、幅広い健康データを1台でまとめて記録したい方
  • 血管や血圧の「傾向」を、生活習慣とあわせて長期で見ていきたい方
  • 充電の手間をできるだけ減らしたい方

逆に、スマホの着信・メッセージ通知までリングで受け取りたい方や、純粋に睡眠ログだけを最安で記録したい方には、本製品は合わないかもしれません。

とは言え、スマートウォッチなどと比べても格段に装着しやすく、長期間健康をモニタリングしたいという方にとって『RingConn Gen 3』はかなり適しているのではないかと思います。

RingConn Gen 3と競合製品の比較

前作『RingConn Gen 2』と、サブスク型の代表格『Oura Ring 5』を並べてみました。Gen 3の立ち位置が分かりやすくなると思います。

RingConn Gen 3RingConn Gen 2Oura Ring 5
メーカーRingConnRingConnOura
サブスク不要不要必要(月額999円/年額11,800円)
バッテリー約11〜14日(振動オフ時)最大約12日約6〜9日
厚さ約2.3mm約2.0mm約2.28mm
防水IP68/10ATMIP68最大100m防水
計測できる主なデータ心拍数・HRV・SpO₂・皮膚温・呼吸数・ストレス・睡眠・活動量・女性の健康心拍数・HRV・SpO₂・皮膚温・呼吸数・ストレス・睡眠・活動量・女性の健康心拍数・HRV・SpO₂・体表温・呼吸数・ストレス・睡眠・活動量・女性の健康
アプリの分析・インサイト全機能を無料で利用可全機能を無料で利用可VO2 Max・心血管年齢など高度な分析が豊富(サブスク前提)
血管ヘルス傾向
振動フィードバック
睡眠時無呼吸モニタリング△(呼吸の乱れ・血中酸素の傾向を通知)
参考価格59,800円〜61,800円52,800円65,800円〜81,800円

ざっくり言うと、サブスク不要の買い切りで、血管ヘルスや振動といった実用機能まで1台に詰め込みたいならGen 3、アプリの分析力やエコシステムの完成度を最優先し、月額コストを許容できるならOura Ring 5、という住み分けです。

薄さ自体はGen 3が2.3mm、Oura Ring 5が2.28mmとほぼ横並びで、正直つけ比べても違いはほとんど分かりません。両者の本当の差は別のところにあって、Oura Ring 5は内外フルチタン+PVDコーティングという上質な作りと、洗練されたアプリ・他サービスとの連携が強み。一方でGen 3は、そのアプリ機能をサブスクなしで全部使えるのが強みです。

Oura Ring 5はメンバーシップが月額999円(or 年額11,800円)かかるので、本体と合わせると3年で10万円を超える計算になります。ランニングコストを気にせず、買い切りで長く使いたいならGen 3のアドバンテージは大きいですね。血管ヘルスや振動といった新機能まで含めると、サブスク不要のスマートリングの中では、Gen 3は頭ひとつ抜けた完成度だと思います。

Gen 2から乗り換えるべき?

すでにGen 2を使っている僕の視点で、Gen 3での主な変更点をまとめておきます。

  • 振動フィードバックを新搭載(健康アラート・座りすぎ防止・バッテリー残量)
  • 血管ヘルス傾向を新搭載
  • サイズ展開が9サイズ(6〜14)→10サイズ(6〜15)に拡大
  • 充電ケースが全10サイズ対応に(Gen 2は大きいサイズで非対応があった)
  • オフラインストレージが7日間→10日間に拡張
  • バッテリーは振動を積みつつ据え置き(振動オフ時は上限が12日→14日に微増)

正直なところ、バッテリーの体感的な持ちや基本的な装着感は、Gen 2から劇的に変わったわけではありません。

睡眠計測が主目的で、Gen 2に不満がないなら無理に買い替える必要はないと思います。逆に、血管ヘルスや振動での気づき(特に低バッテリーを振動で知らせてくれるので、充電し忘れが減ります)に惹かれるなら、買い替える価値は十分にあります。

ちなみに細かい点ですが、充電ケースは間違いなく進化していますね。

充電ケースはかなり進化してる
左:Gen 3 充電ケース、右:Gen 2 充電ケース

Gen 2より一回り小型になった上に、従来からある前面のLEDに加えて、リングを収める部分の中央にもLEDが増え、充電中はここが青く光るようになりました。Gen 2はケース前面の小さなLEDだけで充電状態を判別する必要があったので、フタを開けたときに中央でも光ってくれると、ちゃんと充電できているかが一目で分かって安心感があります。

なお、RingConnはGen 2ユーザー向けに下取りプログラムも用意しているので、乗り換えのハードルはやや下がります(金額・条件は時期によって変わるため、購入前に公式で確認してください)。

RingConn Gen 3に関するよくある質問

『RingConn Gen 3』に関するよくある質問をまとめました。

RingConn Gen 3にサブスクリプションは必要ですか?
不要です。血管ヘルス傾向や睡眠分析を含め、アプリの全機能を買い切りの本体代だけで追加費用なく使い続けられます。
バッテリーはどのくらい持ちますか?
振動フィードバックをオフにした状態で約11〜14日、オンにした状態でも約10〜12日が公称値です。サイズが大きいほど長持ちし、付属の充電ケースを併用すると合計150日以上使えます。
血管ヘルス傾向で血圧は測れますか?
血圧そのものは測れません。本製品は医療機器ではなく、夜間の血管負荷や生活習慣などから血圧の”傾向”を可視化する健康管理機能です。傾向を出すには、家庭用の血圧計で測った値をアプリに登録して校正しておく必要があります。
お風呂やプールで使えますか?
IP68/10気圧(10ATM)防水に対応しており、手洗いや水泳などの日常的な水回りでは着けたまま使えます。ただしサウナや高温多湿の環境、高圧の水がかかる用途は避けたほうが無難です。
iPhoneでもAndroidでも使えますか?
どちらにも対応しています。iPhoneのヘルスケア(Apple Health)やGoogle Health Connectとのデータ連携も可能です。

RingConn Gen 3のレビューまとめ

RingConn Gen 3

総合評価

(4.5)
RingConn Gen 3 のメリット
  • サブスク不要で全機能が使える
  • 防水性能も高く、薄型軽量でつけっぱなしにできる
  • バッテリーが長持ちで、充電のストレスが少ない
  • 血管ヘルス傾向という新しい視点
  • アプリで体調の全体像がひと目で分かる
  • 睡眠計測が強力で、睡眠時の無呼吸まで記録できる
  • 気圧の変化まで見てくれる「頭痛アラート」
RingConn Gen 3 のデメリット
  • 振動フィードバックはアラームやスマホ通知に非対応
  • 血管ヘルスは「傾向」であって血圧計ではない
  • 睡眠ログだけが目的なら、価格はやや高め

『RingConn Gen 3』は、サブスク不要・薄型軽量・長時間バッテリーというRingConnの強みをそのままに、「血管ヘルス傾向」と「振動フィードバック」という新機軸を加えた一台でした。

この2つの新機能については、まだ発展途上な部分もあるかなという印象です。血管ヘルス傾向は家庭用の血圧計があってこそ本領を発揮しますし、振動フィードバックは今のところ健康アラート専用で、通知やアラームには使えません。このあたりは今後のアップデートに期待したいところですね。

ただ、リングとしての完成度は着実に上がっています。IP68/10ATMの防水性能に、実測3gという軽さ。つけっぱなしにできるからこそ計測が途切れず、睡眠から日中のバイタルまで、データがきれいに繋がっていきます。中でも、HRVと気圧の変化を組み合わせて頭痛の前兆を知らせてくれる「頭痛アラート」は、気象病に悩んでいる方にとってかなり実用的な機能だと感じました。

そして何より、これらの機能がすべて追加費用なしで使えるという点。サブスク型のスマートリングを3年使えば、本体代と合わせて10万円を超えることを考えると、買い切りで健康データを積み上げていけるのは、やはり大きな安心感があります。

健康管理を始めたいけど、スマートウォッチは寝るときに邪魔だし、月額課金も続けられる自信がない。そういう方には、『RingConn Gen 3』はよく噛み合う一台だと思います。

気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

AUTHOR

フリーランスWebデザイナー兼ブロガー
2016年よりガジェットブログ「モノペディア」を運営し、これまでに200以上の製品をレビュー。デザインから写真・執筆まで全て自分で手掛けています。バリューコマース メディアアワード受賞。

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