夜間に何かPC作業をしたい時ってありますよね。でも、家族構成や部屋の間取りによっては、部屋の電気を付けることが難しい場合もあります。
デスクライトなど間接照明を置くのも良いですが、モニターに直接セットし、手元だけを明るく照らしてくれる「モニターライト」も、夜間作業の明かりとしてオススメ。
今回紹介する『Quntis モニターライト L205』も、そんなモニターライトの一つ。5,000円くらいで購入でき、色温度変更、自動調光機能搭載と機能面でも大手製品に引けをとらないのが特徴です。
実際に『Quntis モニターライト L205』を使ってみましたので、使い勝手やどのくらいの明るさなのかなどを詳しくレビューしていきます。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。
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Quntis モニターライト L205とは?
AmazonのUSBライトカテゴリーにおいて、常に売上ランキング上位を誇る「Quntis」のモニターライトが「L205」です。
本製品は横幅は40cmと、24インチクラスのモニターとの相性が良いですが、もっと大きなサイズのモニターの場合、横幅52cmタイプの「L206」も用意されています。
主な特徴
Quntis モニターライト L205 | |
---|---|
ライト横幅 | 40cm |
最大照度 | 700ルクス |
色温度調整 | 3,000〜6,500K(4段階調整) |
演色性 | Ra>95 |
自動調光機能 | ◯ |
取付可能モニター厚さ | 0.7cm〜3.5cm |
消費電力 | 5W |
カラー | ブラック |
『Quntis モニターライト L205』は、最大700ルクスの高輝度LEDを搭載したモニターライト。明るさの無段階調整が可能な上、色温度も4段階から調整可能です。
Ra>95という高い演色性は、太陽光に近い自然な光でモノの色を正確に照らすことができます。
更に、自動調光機能を搭載しており、周囲の明るさに合わせてライトの明るさを調整してくれるなど、モニターライトとしては十分すぎるくらいの機能を備えています。
そして、これらの機能を備えながら価格が5,000円程度と非常に安価なのが特徴。モニターライトといえば、BenQの『ScreenBar』が最も有名ですが、価格が約13,000円と結構高めなのがネック。
『Quntis モニターライト L205』はその半分以下の価格で購入できるというコスパの高さが大きなメリットです。
それでは、実際にパッケージの内容などを確認していきます。
パッケージの内容
パッケージは黒を基調としたシックなデザイン。
日本語の記述は無く全て英語で書かれています。
パッケージ内容は上記の通り。
付属の取扱説明書は多言語化されており、日本語の記載もあります。
若干日本語が怪しい所もありますが、それはご愛嬌と言うことで。
付属の固定用クリップ。これを使いモニターに設置していきます。
モニターの厚みが太いなどの理由でクリップが付けられない場合、この調整クリップを使います。
付属のUSB-A to Cケーブル。長さは2mほどと十分な長さがあります。
付属品としてサイズ違いの六角レンチが2本付いてきます。
どこか締める所があるのかと思って探したのですが、見当たらず、現時点でどこで使うのかはちょっとよく分かりません…。
本体デザイン
『Quntis モニターライト L205』本体のデザインを見ていきます。
本体は黒でまとまったスタイリッシュなデザイン。
黒の色が濃く締まった色なので、デスク周りを黒でまとめている場合、非常に相性は良さそうです。
ボタン類はタッチ式。上部にまとまっています。
左側には「明るさ変更」「色温度変更」ボタン。
右側には「自動調光切り替え」「電源スイッチ」が並んでいます。
安価なモニターライトだと、表面にプラスチックが使われておりあまり質感が良くない事が多いのですが、本製品はアルミニウム合金に黒の塗装がされており、質感はかなり良く感じました。
LEDは高輝度LEDが使われており、最大700ルクスの明るさを出すことが出来ます。
本体裏面には給電用のUSB-Cポートがあります。
その他製品仕様などの記載が見えますね。
Quntis モニターライト L205の使用レビュー
『Quntis モニターライト L205』を設置し、使用感を詳しく見ていきます。
モニターに取り付け
まずは、固定用クリップをセットして、モニターに取り付けます。
モニターに設置するために、固定用クリップをモニターライトに取り付けます。
この固定用クリップが結構固く、やや付けづらい印象。
実際モニターライトに取り付ける際に擦れて少し白くなってしまいました。拭けばある程度は汚れは落ちるのですが、少し気になりますね。
取り付けるとこんな感じ。この隙間にモニターを挟んで取り付けます。
バネが内蔵されており、4.5cm〜6cmの厚みであれば調整クリップ無しで取り付けられますが、モニターの厚みが4.5cm以下の細いモデルの場合、調整クリップを使う必要があります。
今回設置するモニターは、MSIの27インチモニター「MD272QXP」。
背面がやや曲面になっているので、本当に付けられるかどうか若干心配。
実際に置いてみた様子。取り付ける前は少し心配でしたが、特に調整クリップなどを使わずとも簡単に設置できました。
ちょっと気になるのは、固定用クリップの重さがやや物足りない事。もう少し重さがあったほうがより安定するような気がします。
ただ、ボタン操作程度でズレたりするわけではないので、実用上特に問題があるわけではありません。
モニターライトを点けるためにUSBケーブルを繋げます。
電源はどこから取ろうかと思ったのですが、幸いこのモニターにはUSBポートがあるので、そこから取ることにしました。
USBケーブルは2mほどと長いので、余ったケーブルは処理を少し考える必要があります。
幸いモニターアーム『Flo Monitor Arm』を付けた際に、ディスプレイとアームの間に隙間があったので、そこに巻きつけるようにしました。
設置後はこんな感じ。
余ったケーブルも含め、結構スッキリと配線出来たのではないかと思います。前から見た時にケーブルが見えないのが良いですね。
ただ欲を言うならば、ケーブルの色は白の方が更に馴染むと思うので、そのうち白いUSBケーブルに変えようかなと計画しています。
実際にモニター、デスクを照らした様子
実際に『Quntis モニターライト L205』を使い、モニターやデスク周りを照らした様子を紹介。
色温度は電球色の様な一番低いモードにし、明るさも一番暗いものに調整して照らした様子。
部屋の電気は全て消し『Quntis モニターライト L205』1灯のみです。
キーボードも十分にキーが確認できます。
1灯でこれだけ明るければ、作業するだけの明るさは十分に確保出来ているのではないかと思いました。
明るさを最大にした時の様子。
部屋全体まで明るくなるくらいの明るさがあります。
これだけの明るさがあれば、部屋の照明を点けなくても良さそうなくらい。
色温度も電球色の様なものから、昼白色の様な明るいものまで選べるので、夜間だけではなく日中作業の照明としても十分に使えます。
自動調光機能も搭載
『Quntis モニターライト L205』は5,000円くらいというモニターライトとしては安価な価格ながら、自動調光機能も搭載しています。
ライト中央左に見える、小さな黒いくぼみみたいな箇所に照度センサーが内蔵されており、ここで明るさを検出。
自動調光モードがONになっている場合、周囲が暗いと自動的にライトの明るさを明るくしてくれるというものになっています。
モニターライトやデスクライトの中には、自動調光機能を搭載といいながらも、実は電源ONの時だけや、調光機能をONにした時だけ明るさを調整するみたいな「エセ自動調光機能」といった製品もあったりしますが、『Quntis モニターライト L205』はちゃんとモードがONの間は自動的に明るさを調整してくれます。
ただ照度センサーは結構シビアで、周囲の明るさが多少変わったくらいでは反応はしてくれず、ちゃんとセンサーにしっかりと光が当たらないと反応はしてくれません。
細かく変わると逆に鬱陶しく感じるかもしれませんが、もう少し敏感に反応してくれても良いような気もしました。
Quntis モニターライト L205のレビューまとめ
『Quntis モニターライト L205』は、明るさ調整、色温度調整、自動調光対応などの機能を備えながら、5,000円程度で購入できるモニターライトです。
この価格帯の製品だとプラスチック製のものが多かったりするのですが、本製品はアルミニウム合金が使われており本体の質感も良好です。
また、デザインだけではなく、自動調光機能搭載と機能面でも優秀。
特に派手なLEDライトが付いているわけでも無いですし、リモコンなどが付いているわけでも無いのですが、モニターライトとしての機能は必要十分以上に備えています。
モニターライトは欲しいけど、ちょっと価格が高いんだよな…と躊躇している方に『Quntis モニターライト L205』は、かなり良い選択肢なのではないかと思いました。
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