以前より歯磨きは電動歯ブラシを使っています。今まで何度か電動歯ブラシを買い替えましたが、現在は無印良品の音波電動歯ブラシを使っていました。
無印の音波電動歯ブラシは、シンプルなデザインに加え、通常の歯ブラシがそのまま使える点や、本体価格が安く手に取りやすい点など気に入っていましたが、電池の消耗が激しい事などが不満でした。
そこで、電動歯ブラシを買い換えることにしました。候補は沢山ありましたが、以前使ったことのある「ドルツ」にしようと思い、ドルツ『EW-CDP34』を購入しました。実際に使ってみた様子などをレビューします。
タップできる目次
EW-CDP34とEW-DP34の違い
この電動歯ブラシには「EW-CDP34」と「EW-DP34」という非常によく似た型番の製品があります。この違いは何なのでしょうか?
結論から言うと、「本体は一緒。販売ルートの違いにより【C】が付く」という事のようです。僕が購入したのはヨドバシカメラですが、そういった家電量販店向けは「EW-CDP34」であり、amazonなどネットショップ向けには「EW-DP34」という型番で流通しているみたいです。
パナソニック公式サイトでは、「EW-DP34」の記載しかありませんが、中身は一緒なので問題ありません。
なぜEW-CDP34を選んだのかという理由と上位モデルとの比較
僕が購入した「EW-CDP34」は、現行ドルツのラインナップ上では上から3番目のグレードになります。どうせ購入するならという事で、上位グレードとの比較も行いましたが、我が家にはこの「EW-CDP34」で十分という結論に至りました。
その理由をスペックを交えて説明します。
ドルツ2020年モデルのスペック比較
EW-DT51 | EW-DP54 | EW-DP34 | |
---|---|---|---|
ドルツアプリ | Bluetooth搭載 ブラシの押しつけ強さ検知 カスタマイズコース機能 専門家監修レッスン動画 | 専門家監修レッスン動画 | 専門家監修レッスン動画 |
タタキ磨き | 約12,000ブラシストローク/分 | ||
ヨコ磨き | 約31,000ブラシストローク/分 | ||
Wクリーンモード | ○ | ||
ノーマルモード | ○ | ||
ソフトモード | ○ | ||
センシティブモード | ○ | − | |
Wガムケアモード | ○ | − | |
ガムケアモード | ○ | − | |
パワーコントロール | ○ | ||
コース/モード記憶機能 | コース記憶 | モード記憶 | |
磨きポイント切り替えお知らせ | ○ | − | |
磨き時間お知らせタイマー | − | ○ | |
充電残量表示 | ○ | − | |
充電催促機能 | − | ○ | |
本体防水設計 | ○ | ||
海外・国内両用 | − | ○ | |
充電時間 | 1時間充電 2分間クイックチャージ | ||
使用時間 | 約22日間(約90分) Wクリーン・Wガムケアモード時:約11日間(約45分) | 約22日間(約90分) Wクリーンモード時:約11日間(約45分) | |
充電方式 | 無接点充電方式(Li-ion) | ||
本体サイズ | 約24.1×2.9×3.4cm | 約23.5×2.9×3.5cm | |
重量 | 約115g | 約110g | |
付属品 | 極細毛ブラシ(ラージ) クリーン&ホワイトブラシ ポイント磨きブラシ 携帯ケース ブラシスタンド | 極細毛ブラシ(ラージ) クリーン&ホワイトブラシ ポイント磨きブラシ 携帯ケース ブラシスタンド | 極細毛ブラシ(ラージ) クリーン&ホワイトブラシ ブラシスタンド |
ドルツの2020年モデルのスペック表です。これらを眺めてみてまず分かるのは、どれも「タタキ磨き」「ヨコ磨き」のストローク量は全く一緒です。という事は、上位機種だからパワフルに磨けるとか、汚れがよく落ちるという事はないので、”電動歯ブラシ”としてはどれを買っても一緒という事になります。
では、主な違いはどの辺りにあるかと言えば、
- Bluetoothの搭載有無
- モード(コース)の数
- 付属品
が挙げられます。最上位モデルである『EW-DT51』は、本体にBluetoothを内蔵しており、アプリと連動して磨き方のアドバイスをくれるという機能があります。
アプリを使って本格的にしっかりと磨きたいといった場合は選択肢に入るかもしれませんが、個人的には、あっても使わないかなと感じました。
また、上位モデルはモード(コース)が多く用意されています(具体的には「センシティブモード」と「Wガムケアモード」がある)。
これは自分の実体験からなのですが、以前ドルツを使っていた時も、複数モードを切り替えることが出来ましたが、標準モード以外ほぼ使ったことはありませんでした。
細かくモードを使い分けてケアしている方は良いのかもしれませんが、僕の場合沢山モードがあってもおそらく標準モードしか使わないだろうと思いました。
また、その他の違う点としては、携帯ケースが付くとか付属ブラシが多く付くとかありますが、大した違いではないように思います。
以上の点から、普通に使う分には『EW-DP34』で必要十分であり、数千円〜一万円ほどの差額を払ってまで上位モデルに搭載されている機能を欲しいと思わなかったので、『EW-DP34』を購入しました。
ドルツ音波電動歯ブラシ EW-CDP34の開封と本体外観
ドルツ音波電動歯ブラシ『EW-CDP34』を開封して、パッケージ内容や本体外観・サイズ感を見ていきます。
パッケージ内容
パッケージ内容は上記の通りです。
本体外観・サイズ感
本体色は白。他のモデルでは、なぜか本体色は黒やシルバーばかりですが、『EW-CDP34』だけが白色がラインナップされています。
個人的に購入するものは出来る限り白色を選んでいるので、本体色に白があって良かったと思っています。
手に持った時のサイズ感がこちら。僕は手が小さい方なので、多少大きく見るかもしれません。
本体重量は、歯ブラシを付けた状態の実測で、103.1g。持った感じも重くなく扱いやすい印象です。
充電スタンドと電源アダプタ
『EW-CDP34』を充電するための充電スタンドと電源アダプタを見ていきます。
充電スタンドは本体色と一緒のものが付属してきます。今回本体色は「白」を購入しているので、充電スタンドも同じく「白」となっています。
電動歯ブラシ本体を充電する際には、このように充電スタンドに差し込んで充電します。無接点充電方式なので、充電をする際にケーブルを繋げる必要がない上、接点の腐食によって充電が出来なくなる心配も無いのが良いですね。
充電スタンドに繋げる電源アダプタはこんな感じ。正直かなり大きいです。
また、充電スタンドとはこのような形で接続します。近頃こういった家電製品の充電はUSB端子が採用される事が多いのですが、この製品は専用アダプタを使います。
ドルツ音波電動歯ブラシ EW-CDP34の使用レビュー
実際に使ってみた感想としては「パワーが凄くてしっかりと汚れが落ちる」と感じました。
今までは、無印良品の音波電動歯ブラシを使っていましたが、やはりそれと比べると段違いに振動がパワフルで、しっかりと汚れを落としきる感覚があります。磨き終わった後の歯のツルツル感もより増して、気持ちよく歯磨きができます。
数年前にもドルツの音波電動歯ブラシを使っていた事がありましたが、その当時と比較してもよりパワフルになっているように感じました。
パワフルな反面、動作音は無印良品のものと比較すると若干大きいかなと感じました。
イマイチな点
まず、電動歯ブラシ本体については今の所不満はありません。
問題なのは、付属してくる「充電スタンド」と「電源アダプタ」です。
実際に我が家の洗面台に一式を置いてみた様子です。
お分かりいただけますでしょうか・・・電源アダプタの巨大さを。
コンセント下の口はドライヤーのものですが、ドライヤーのコンセント挿し口をすべて隠してしまうくらい電源アダプタは巨大です。これはコンセントの場所によっては挿せない場合もあるのではないでしょうか。
また、地味に困るのが電源コネクタ。このコネクタ部分は固く、曲げることが出来ない為、電源スタンドの後ろに少し空間が必要になります。
電源コネクタはもう少し違った位置に挿せるようになっていれば、もう少し充電スタンドの位置を柔軟に決められるのですが、この仕様だと置き場所も限られてくるのは残念です。
前述した通り、最近の家電製品では充電するのにUSBを採用しているものが多くなってきています。電動歯ブラシを充電するくらいならUSB給電でも大丈夫だと思うので、そういった風になればいいなと思います。
ドルツ音波電動歯ブラシ EW-CDP34のレビューまとめ
ドルツ音波電動歯ブラシ EW-CDP34は、パワフルなW音波振動を採用し、しっかりと歯を磨くことが出来る電動歯ブラシです。磨いた後の歯はツルツルで、歯磨きした後の気持ちよさは手磨きとは段違いです。
電源アダプタやコネクタなどにちょっと残念な部分はあるものの、電動歯ブラシとしての完成度は非常に高く、使いやすいと思いました。
上位モデルと比較しても、機能面ではほぼ劣るものが無い『EW-DP34』はコスパが良いオススメのモデルです。
COMMENT