Morus V3 レビュー/香り機能を搭載した吸着式衣類スチーマー。前モデルより大きく進化したのに、価格はむしろ安くなっててちょっと意味がわからない

高温スチームによって、アイロンを使わなくてもシワを伸ばせることで人気の「衣類スチーマー」。その中でもMorus(モルス)が販売している製品は、衣類を吸着することでより効果的にシワを伸ばせるという画期的な機構を持った衣類スチーマーです。

Morus V3

本記事で紹介する『Morus V3』は、そんなMorusの最新衣類スチーマー。前モデルである『Morus V6』の使い勝手を更に向上させ、衣類に「香り付け」までできる次世代衣類スチーマーとなっています。

実際に使ってみて、使い勝手はどうなのか?前モデルと比較して何が変わったのかなどを詳しく紹介していきます。

衣類スチーマーが気になっている方は、是非最後までご覧ください。

Morus V3

総合評価

(4.5)
Morus V3 のメリット
  • 自立できるようになった
  • 水タンク容量が前モデルの2倍以上になった
  • 水タンクへの給水が非常にやりやすくなった
  • 吸引力が向上し、より衣類と密着させることができる
  • 長時間連続使用できるようになった
  • シワ伸ばし・除菌・消臭の他に「香り付け」も出来るようになった
  • 価格が前モデルの約半額と大幅に安くなり、手に取りやすくなった
Morus V3 のデメリット
  • デザインや質感は前モデル「Morus V6」の方が洗練されている
  • 吸引時の音は結構うるさい
  • 電源コードが1.8mと短い
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本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。

Morus V3とは?

Morus V3とは?

『Morus V3』は、持ち運べる乾燥機『Morus Zero』など、画期的な洗濯家電を手掛けている「MORUS(モルス)」より販売されている吸着式衣類スチーマー

前モデル『Morus V6』に寄せられた様々な意見を元に、本体の機能や使い勝手が大きく改善されています。また、ユニークな機能として、付属の香り付けパッドを使うことにより、衣類に好きなアロマオイルや香水を浸透させる「フレグランス機能」が追加されました。

これにより「シワ伸ばし」「除菌・消臭」「ホコリ・花粉吸引」「香り付け」といった機能を『Morus V3』1台だけで完結できるようになった画期的な衣類スチーマーへと進化しました。

スペック

Morus V3(新モデル)Morus V6(前モデル)
電源100V100V
消費電力900W900W
水タンク容量350ml170ml
予熱時間30秒約20秒
スチーム噴射時間連続約30分連続約10分
スチーム量最大約16g/分最大約20g/分
香り付け
カラーアッシュネイビー/リネンベージュホワイト/ダークグレー
本体サイズ幅11.3×高さ29.2奥行×16.2cm幅17.4×高さ24.1×奥行き10.9cm
重量850g959g
保証期間1年間1年間
価格9,980円(税込)19,800円(税込)

前モデル『Morus V6』との比較を交えたスペックが上記の表。

パッと見て分かるのは、2倍近い容量になった水タンクと、それによりスチーム噴射時間が最大30分と大幅に向上している点。一回の給水でより多くの衣類をケア出来るようになりました。

そして更に見逃せないのが、価格が約半額の9,980円と大幅に安くなっている点。機能的には進化しているのに価格が安くなるって普通なかなか無いことなので、最初見た時、表記ミスを疑いましたw

この通り、機能もコスパも大幅に向上した『Morus V3』をより詳しく見ていきます。

外観

Morus V3のパッケージ

パッケージは前モデル『Morus V6』が非常に凝ったものだったのに対し、『Morus V3』は、かなり簡素なものになりました。

これは確実にコストダウンのためですね。こういった地道な改善の積み重ねで約半額という価格を実現したものと思われます。

Morus V3の付属品
Morus V3の付属品
  • Morus V3 本体×1
  • 毛取り・香り付け用アタッチメント×1
  • 香り付け用セラミックパッド×1
  • クイックスタートガイド

付属品は上記の通り。

Morus V3本体デザイン

続いて『Morus V3』本体のデザインを見ていきます。

前モデルから大きく変わった点として、スタンドが無くても自立するようになりました。

本体背面側

背面側から見た様子。

吸引スイッチ

吸引スイッチ。前モデルでは「OFF/弱/強」の3段階だったのに対し、「ON/OFF」だけになり、分かりやすくなりました。

スチーム噴射口

スチームの噴射口と、吸引部分。

前モデルでは金属パーツが使われていましたが、本体同様の素材でよりシンプルに。

スチーム噴射トリガー

スチーム噴射するためのトリガー。

フィルター部分

吸引したホコリなどを貯めるフィルター部分は、ガバっと取り外しが可能。

フィルター部分も取り外せるようになり、よりお手入れが楽になりました。

大容量になった水タンク

スチーム噴射するために使う水タンク。容量が前モデルより倍以上の350mlと大容量になっており、連続で30分も使用できるようなりました。

Morus V3とMorus V6の比較

前モデル『Morus V6』と『Morus V3』の本体デザインを比較します。

Morus V3とMorus V6の比較
左:Morus V3、右:Morus V6

デザインは大幅に刷新されており、前モデルが衣類スチーマーとは思えない革新的なデザインだったのに対し、『Morus V3』はより一般的な衣類スチーマーに近づいた印象。

”Morusらしいスタイリッシュさ”みたいなものは、正直前モデル『Morus V6』の方が感じられると思います。

Morus V3とMorus V6の比較。横から
左:Morus V3、右:Morus V6

一方で使い勝手は大幅に向上。前モデルでは専用のアクリルスタンドが無いと立たなかったのに対し、『Morus V3』では本体だけで自立するようになりました。

これは大きな改善点と言えます。

Morus V3とMorus V6の比較。後ろから
左:Morus V3、右:Morus V6

また、両者を比較して目に付く点が本体カラー

前モデル『Morus V6』は「ホワイト」だったのに対し、『Morus V3』はリネンベージュという、より落ち着いた色合いになりました。

Morus V3とMorus V6の比較。斜め後方から
奥:Morus V3、手前:Morus V6

個人的には真っ白な『Morus V6』の方が好みですが、人によってはベージュの様な暖色系の方が好きだという方も居ると思いますので、一概に優劣は付けられません。

ただ、やはり本体の質感などは『Morus V6』の方が上ですね。

この辺りは、やはりコストダウンの影響を受けていそうです。

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Morus V3の使用レビュー

実際に『Morus V3』を使い、使い勝手などを確かめていきます。

蛇口から直接給水可能

まずは水タンクに水を入れていきますが、前モデルでは付属してくる給水用ロートを使い、チビチビと水を入れていたのに対し、本製品は水タンクの蓋が大きく開くため、水道の蛇口から直接水を入れられるようになりました。

前モデルのロートは正直使い勝手が良くなかったので、これは大きな改良点です。

大容量の水タンク

水タンクの容量も前モデルの2倍以上に増え、長時間使えるようになった点も嬉しい所。

電源プラグを差し込めば自動的に電源がONになる

水タンクをセットしたら、電源プラグをコンセントに差し込むと自動的に電源がONになります。

予熱時間は約30秒ほど。

予熱が終われば、後は衣類に当てながらトリガーを引けばスチームが噴射されます。

シワシワのリネンシャツ

今回試すのは、このリネンシャツ。

リネンという素材の特性上、シワッシワになるんですよね…w

これが『Morus V3』でどこまでシワが伸ばせるのか試してみます。

トリガーを引くと高温スチームが噴射される

トリガーを引くと、高温スチームが噴射されシワが伸びていきます。

吸引力もアップ

本製品最大の特徴でもある、衣類を吸着しながらスチーム噴射することにより、アイロン台を使わずともシワを伸ばすことができます。

前モデルからこの吸着機能はありましたが、正直前モデルの吸引力はあまり強くなかったのに対し『Morus V3』では吸引力が強化されたので、よりしっかりと衣類と密着させることが出来るようになりました。

吸引力が向上した一方で、吸引時の動作音も結構うるさくなっており、ハンディ掃除機くらいの音がするので、音を出したくない場合、吸引機能は使わないほうが良いです。

両手で引っ張ることでより効果的にシワを伸ばせる

片手だけでもスイスイとスチームは当てられますが、両手でかけるとより効果的にシワ伸ばせますね。

目立ったシワは伸ばせた

一通りスチームを当て終わった後のリネンシャツ。

結構シワが取れている様に見えます。お出かけ前に目立つシワを取るといった用途であれば十分に使えそう。

ただ、襟とかそういった部分もパリッと仕上げたい場合、そもそも衣類スチーマーというよりは普通にアイロンがけした方が良いと思います。

僕はあまりスーツなど着ないので、基本的には『Morus V3』だけでほとんどまかなえそうです。

香り付けができる

『Morus V3』のユニークな機能の一つに「香り付け」ができるフレグランス機能があります。これは、付属の香り付けパッドに自分の好きなアロマオイルや香水、エッセンシャルオイルなどを染み込ませて、スチームと一緒にあてることで、服に香りを付けられるというもの。

普通にスプレータイプの香水をかけるのとは異なり、高温スチームと共に繊維の最深部まで香り分子を届けることで、香りが長時間持続するとの事です。

付属のアタッチメント

香り付けには付属するアタッチメントを使用します。

香り付け用セラミックパッドをアタッチメントにセット。

自分で好みのアロマオイルなどを使うことも出来ますが、付属してきたセラミックパッドは元々香りが付いていたので、これをそのまま使ってみます。

アタッチメントを本体にセット

アタッチメントを本体にセット。

スチームをあてれば香り付けもできる

そのまま普通にスチームをあてれば香り付けができます。

実際に試してみましたが、ほんのり香るような感じで香り付けできました。使うアロマオイルや香水の種類・量によっても異なるとは思いますが、香りは強すぎず、香水などの強い臭いが嫌いな人でも使えるんじゃないかと思います。

除菌・消臭もできる

高温スチームで除菌・消臭ができる

高温スチームの効果で、洗いにくいスーツやジェケットなどの他にも、ベッドやソファなど布製品の除菌・消臭が可能です。

枕の様な、毎日使うけどあまり洗えないといったものに使うのもオススメ。清潔さを保つことができます。

ぬいぐるみの除菌・消臭にもオススメ

あとはやはり、ぬいぐるみみたいな洗えないけど、子どもが使うので清潔に保ちたいものに使うのが良いですね。

スチームをあてながら吸引もできるので、除菌・消臭の他にホコリやダニの死骸なんかも吸い取れます。

電源コードが短い

電源コードは短い

本製品はコード式なためコンセントに挿して使うのですが、電源コードが1.8mしかありません。

前モデルの場合2.4mあったので、使用場所がコンセントから離れていてもある程度余裕があったのですが、本製品は1.8mと短くなってしまったので、ベッドやソファなど大型家具のケアをする場合、使いづらい場面も出てきそう。

やはり理想を言えばコードレス式が良いですね。コードレスであれば電源コードの長さを気にする必要も無くなるので、今度のモデルに期待です。

Morus V3のレビューまとめ

Morus V3

総合評価

(4.5)
Morus V3 のメリット
  • 自立できるようになった
  • 水タンク容量が前モデルの2倍以上になった
  • 水タンクへの給水が非常にやりやすくなった
  • 吸引力が向上し、より衣類と密着させることができる
  • 長時間連続使用できるようになった
  • シワ伸ばし・除菌・消臭の他に「香り付け」も出来るようになった
  • 価格が前モデルの約半額と大幅に安くなり、手に取りやすくなった
Morus V3 のデメリット
  • デザインや質感は前モデル「Morus V6」の方が洗練されている
  • 吸引時の音は結構うるさい
  • 電源コードが1.8mと短い

『Morus V3』は、前モデルで感じていた、ちょっと使いづらいな…と思った点が大幅に改善され、めちゃくちゃ使いやすくなった衣類スチーマーです。

Morus衣類スチーマーの特徴である、吸着しながらスチームをあてるといった機能も、吸引力がアップしたことにより、更にしっかりとシワを伸ばすことが出来ます。

シワ伸ばし・除菌・消臭に加え、香り付けまで出来るようになり、性能が大きくアップしたのに、価格は前モデルの約半額と、正直ちょっと意味がわからない価格設定になっており、手に取りやすくなったのも大きなポイント。

手軽に衣類や布製品のケアができる『Morus V3』は、一家に一台あると何かと便利だと思います。特に小さなお子さんがいるような家庭の場合、ぬいぐるみの除菌・消臭が簡単に出来るのでオススメ度は高いですね。

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Webデザイナー兼ブロガー
白い”モノ”を中心に、ガジェットや家電、デスク周りのアイテムなどをレビューしています。

バリューコマース メディアアワード 2021下期 新人賞1位 / 2022下期 ファッション・アクセサリー賞 受賞 | Amebaチョイス記事監修も行っています | Apple好き・ムジラー | 2児のパパ

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