僕は、夜あまり部屋を明るくしたくないので、照明は消しており、デスクに取り付けたテープライトでほのかに照らしながら作業をしているのですが、流石にテープライトだけではデスク周りが暗く、目の疲れも酷いな…と感じていました。
ディスプレイに取り付ける照明でも買おうかな…と検討していた時、ちょうどBenQ様からお声がけいただき、『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』というスタイリッシュなデザインが特徴的なデスクライトを使用する機会を頂きました。
設置してから一ヶ月近くこのデスクライトを使ってみましたが、現在では毎日欠かさず使うくらいに気に入ってます。
本記事では『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』の特徴、使い勝手、メリット・デメリットなどを詳しくレビューしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
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BenQ WiT アイケアLEDデスクライトとは?
『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』は、BenQ(ベンキュー)から販売されている、デスクライトです。
BenQと言えば、一般的には液晶モニターなどの印象が強いかもしれませんが、実はプロジェクターやデスクライトなど、光学技術を活かした製品を数多く販売しているメーカーでもあります。
以前、オシャレな4K対応プロジェクター『BenQ GK100』をレビューした事もありましたが、BenQの製品はデザイン性が高いというのも特徴の一つ。
そんなBenQが手掛けるデスクライトは、特徴的な形状が印象的なスタイリッシュなものになっており、アイケア技術により目に優しいデスク環境を構築できるものとなっています。
スペック
BenQ WiT アイケアLEDデスクライト | |
---|---|
色温度 | 2700K〜5700K |
演色性 | >95 |
照度 | 中央照度1600 lux(照射面から45㎝の場合) |
照射範囲 | 90cm |
消費電力 | 最大18W |
サイズ | 59cm×22cm×62.5cm(H×W×D) |
重量 | 約4.8Kg |
スペックとしては上記の通り。
色温度は2700〜5700Kまで幅広く調整可能。色の正確性を示す演色性(CRI)は95%以上と、物の色を正確に表すことができます。
パッケージの内容
『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』を開封していきます。
製品はBenQのロゴが入った専用のダンボールで届きました。
ダンボールの中にはしっかりとした化粧箱で梱包されたパッケージが現れます。
化粧箱の中には、それぞれのパーツが発泡スチロールでしっかりと保護されています。輸送時に傷が付かないように丁寧に梱包されているのは嬉しいですね。
パッケージ内容は上記の通り。
付属する取扱説明書は日本語での記載もあるので安心。
デスクライトを支える台座。
サイズは直径約22cmほどと結構な大きさがあります。
そのためデスクやテーブルに、ちゃんと設置するスペースがあるかどうか事前に確認しておくことをオススメします。
またこの台座、重量がやたら重く3kg以上はあります。
注意イラストにもあるように、足の上に落としたら間違いなくケガをするので持ち運ぶ際には注意しましょう。
台座の厚みは約2cmほど。
台座の底面には滑り止めのゴム足が多数付いています。
前述の通り、この台座めっちゃ重いという事も相まって安定性は非常に高いと言えます。
続いて、ライトとアームを見ていきます。
特徴的な弧を描いているライトが印象的。この形のおかげで幅広い範囲を照らすことが可能となっています。
アーム部分は白くて細く、スタイリッシュなデザインとなっています。
電源ケーブルは太さがありますが、編み込みケーブルとなっており質感は上々。
編み込みケーブルはデザインも良く絡まりにくく、切れにくいので、個人的には好きです。
電源アダプタとはプラグで接続する方式になっています。
デスクライトの組み立て
デスクライトを組み立てていきます。”組み立て”と言っても、台座にアームを取り付けてネジ止めするだけなので、特に難しい事はありません。
アームの先端には台座に差し込む穴と、それを固定するネジが取り付けられていますので、まずは台座にアームを差し込んでいきます。
差し込んだ後は付属してきた六角レンチで、台座とアームをしっかりと固定していきます。
繰り返しになりますが、台座はかなりの重量があり、落としてしまうと間違いなくケガをするので、台座が外れないようにしっかりとレンチで締めておくことをオススメします。
台座とライトをしっかりと固定し、組み立て完了です。
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトの使用レビュー
『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』を普段作業しているデスクに設置し、その使い勝手を見ていきます。
なお、部屋の電気は全て消しており、このライト1灯のみで照らしています。
デスクの隅に配置し、主にMacBookの周辺を明るくするようにライトを持ってきました。
本体や台座は目立ちますが、アームは細くスタイリッシュなデザイン。
アームの先端には、さり気なくBenQのロゴが。
個人的にロゴが目立つデザインってあまり好きではないので、このくらい控えめなのはとても好印象。
なお、このアームかなり高い位置まで伸ばすことが出来ます。
上の写真くらいまで伸ばせば奥に配置してある液晶ディスプレイなんかも含めて、デスク全体をより広く照らすことが可能。
『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』の台座は、サイズが大きく重量も重めという事で、ある程度広い設置場所の確保は必要です。
重量が重い分安定感はかなり高く、ライトを動かしても台座がズレる事はありません。
また、台座はフラットな形状をしているので、小物などを置くのにも使えそうです。
特徴的な形状のライトは幅広い範囲を均一に照らしてくれる
弧を描いた特徴的な形状をしているライト部分。
一見、奇をてらったデザインなのかと思いきや、この形状にすることによって幅広い範囲を照らすことが可能。従来のデスクライトの約1.5倍となる90cmの幅をこれ1台で照らすことが出来ます。
デスクの上に資料を並べて作業する…といった場合でも快適に作業できます。
『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』1灯だけでデスクを照らしてみた様子。キーボード周辺はもちろんの事、デスクの端の方まで広く照らされているのが分かります。
”目に優しい”とされているだけあって、光り方もムラが無く、均一に照らされています。
ライトのヘッド部分もかなり可動域が広く、あらゆる角度に動かすことが可能。
安価なデスクライトの場合、細かい角度調整が出来ない製品も多いですが『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』は、アーム・ライト共に可動域が広いので自分好みの位置に細かく微調整できます。
ライト上部にはリング状の金属とノブがあります。
なんとこの金属リング、電源ボタンです。
金属リングはタッチセンサーとなっており、このリングに触れるとライトのON/OFFが出来ます。
なんてスタイリッシュなんだ…!
リングは反応も良く、どの部分に触れてもちゃんと動作してくれます。
ネカフェに置いてあるようなデスクライトの場合、反応悪くてイライラすることもありますが『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』はそんな心配は無さそう。
ノブの部分を回すと、色温度、及び明るさの調整ができます。
色温度は2700K〜5700Kまでの範囲で調節が可能。
2700Kの場合、電球の様な色合いなので、デスクで使うというよりもリビングやベッドサイドなんかで読書をする場合などに使うのが良さそう。
5700Kの場合は、キリッとした明るみが特徴。集中して作業や勉強をしたい場合などに活躍してくれそうです。
自動調光機能が優秀
今までは手動で色温度や明るさを調整してきましたが、『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』には周囲の明るさを感知し、自動的に色温度や明るさを調整してくれる「自動調光モード」が備わっています。
用意されているモードは2種類で、以下の特徴があります。
自動調光モード | |
---|---|
読書モード | 広い光で全体を均一に照らすモード |
デジタル読書モード | 中央部分の光を抑え、モニターに光が反射しないように照らすモード |
詳しくそれぞれのモードを見ていきます。
読書モード
LEDが赤く光るのが「読書モード」
こちらは色温度が高めで、幅広い範囲を均一に照らすような光り方をします。
読書や勉強でノートを取るなどする時に役立つモードです。子供の勉強用としても良さそうな印象です。
デジタル読書モード
LEDが緑に光るのが「デジタル読書モード」
こちらは読書モードよりも色温度が若干低く、少し赤みのある色合いになります。
「デジタル読書モード」の最大の特徴は、ライト中央の光量が抑えられている点。
これにより、ディスプレイにライトの光が反射することを抑える効果があります。
個人的には、この「デジタル読書モード」が非常に気に入っており、常にこのモードで動作させています。
自然な色温度なので、ディスプレイの色が変に変わることがありません。また、中央の光量は抑えられていますが、それでも十分に手元やデスクは明るく快適に作業が行なえます。
1点だけ残念に思う所は、この中央だけ光量を落とすという動作がマニュアルモードで行えない点。
「デジタル読書モード」のまま少し光量を下げたいと思うのですが、ノブを回すとマニュアルモードに切り替わってしまいます。
”自動調光”モードなので仕方ないのですが、マニュアル動作の時でも、中央の光量を落とした動作が出来れば完璧だなと感じました。
”目に優しい”は本当なのか?
『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』は、”アイケア”という名前が付いている通り目に優しい事が特徴。それを裏付ける特徴の一つが「フリッカーフリー」という点です。
”フリッカー”とは照明器具やディスプレイの様な装置で発生する細かい「ちらつき」の事。フリッカーが発生すると目の疲れや首肩のコリ、頭痛などに繋がると言われています。
BenQは液晶ディスプレイで培ったフリッカーフリー技術があり、本製品にもその技術が盛り込まれています。
写真を撮ると分かりやすいのですが、フリッカーが発生している場合、縞模様の様なものがクッキリと現れます。
『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』の場合、写真を撮っても縞模様が一切発生しておらず、ちらつきが無いのが分かります。
僕は今まで夜中作業する時は、LEDテープライトの明かりとディスプレイの明かりだけで作業していたので、かなり暗い空間でディスプレイを見続けていました。
作業が終わった後は、目の疲れが酷いな…と感じていましたが『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』を使い始めてからは、以前ほど目の疲れが酷くなくなった様に感じています。
やはり照明って重要なんだな…と思わされました。
BenQ WiT アイケアLEDデスクライトのレビューまとめ
『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』は、広い範囲を均一に照らしてくれるデスクライトです。
”アイケア”と名前が付く通り、「フリッカーフリー」「可動域が広く柔軟な調整が可能」「自動超高モード搭載」と、作業時の目の負担を抑えるような機能が豊富に搭載されています。
デスクライトとしては台座のサイズが大きく、価格も高めという難点もありますが、実際に『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』を使い始めてからは目への負担が軽減され、作業効率の向上に繋がっているという実感があります。
デスクワークだけではなく、勉強などでも活躍してくれそうなこのデスクライトは、投資に見合うだけの価値はあるんじゃないかと感じました。
「価格は高くても、良いデスクライトが欲しい」と考えている方は『BenQ WiT アイケアLEDデスクライト』を検討してみてはいかがでしょうか。
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