それ以前は1万円台のオフィスチェアを使っていましたが、2015年11月に思い切って買ったのが『ミラ2チェア』。
購入当時は約12万円くらいと買うのに勇気が必要でしたが、2025年現在までずっと作業のお供として活躍してくれています。

ただ流石に10年も使っていると全体的に薄汚れている上に、座面が剥離している部分があるなど所々不具合が目立つようになってきました。
そこで、ハーマンミラーの特徴である「12年保証」を使い、無償で修理してもらったので、その様子を紹介します。
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ハーマンミラーの12年保証とは?
アーロンチェアなど、高級オフィスチェアで最も有名なメーカーの一つが「ハーマンミラー社」です。
アメリカのミシガン州に本社を構えるハーマンミラー社は、ミッドセンチュリーモダンの象徴的な家具を数多く手掛ける世界的な家具メーカーですが、近年では「アーロンチェア」や「セイルチェア」など、人間工学に基づいたワークチェアを取り揃えています。
ハーマンミラーの製品は品質は素晴らしいものの価格も高く、例としてアーロンチェアはベーシックなモデルでも264,000円ほどします。

この様に高価格な分、保証もかなり手厚く、チェアであればほとんどの製品が12年保証となっています。

オフィスチェアの保証は3年や5年程度が一般的ですが、12年もの保証期間があるというのはハーマンミラーの品質に対する絶対の自信が表れているのが分かります。
修理前のミラ2チェア
修理する『ミラ2チェア』の様子がこちら。

一見何とも無いように見えますが、

この様にフレーム部分から座面が剥離していたり、

座面のメッシュ部分が剥がれていたり、

今にもメッシュが剥がれそうな部分があったりと、流石に10年間使っただけあって所々で結構ダメージがありました。
座り心地自体が大きく劣化したとは感じないものの、そろそろ保証期間も切れそうだし、良いタイミングだと思い修理を決断することにしました。
修理の流れ
ここからは修理の流れについてまとめていきますが、まず初めに時系列を紹介しておきます。
2025年3月末:修理申し込み〜修理内容確認と審査
2025年5月初旬:保証にて無償で修理対応可能との回答
2025年8月初旬:米国よりパーツ入荷の連絡
2025年8月末:訪問修理にて修理完了
具体的に手続きや注意点を紹介していきます。
修理の受付は購入した場所で
まず、修理をする際、どこに連絡すれば良いのかですが購入した場所によって異なります。
ハーマンミラーのオンラインストアから購入した場合はそのままネットで修理申し込みできますが、店頭で購入した場合、基本的に店頭へ問い合わせる事になります。
僕の場合、大塚家具の新宿ショールームで購入したので、大塚家具のサイトから問い合わせをしました。
シリアル番号・故障箇所・製品全体の写真が必要
修理をする際には、まず12年の保証期間内であるという事が大前提ですが、その上で「製品シリアル番号」「故障箇所」「製品全体」の写真が必要となります。

シリアル番号は座面の底にシールが貼ってあるので、それを撮影します。
僕の場合、この通り文字がかすれているのですが、これでも問題ありませんでした。
保証対象かどうかメーカーへ確認するのに約1ヶ月ほどかかる
大塚家具の担当の方から連絡があり、不具合が発生している箇所が本当に保証対象なのかどうか、メーカーへ保証対象の可否確認の申請をする必要があり、その確認でまず3〜4週間ほどかかるとの事。
それに加え、担当の方から「背フレーム部分のヒビ割れなどありませんか?」とご指摘いただきました。
実際に確認してみた所、



メチャクチャ割れてましたね…
フレームが割れていないか尋ねられたという事は、『ミラ2チェア』では良くある事なんでしょうね。という事で、こちらの写真も追加して送り、一緒に申請してもらう事にしました。
パーツは米国より取り寄せ。約3ヶ月ほどかかる
上記の申請から約1ヶ月後に結果が届きまして、今回の座面・背もたれの修理については保証にて無償で修理対応してくれるとの事でした。
無償で修理してくれるのはありがたいのですが、米国からパーツを取り寄せる関係上、入荷まで約3ヶ月ほどの期間が必要との事。
かなり長期間待たされるなぁ…というのが正直な感想です。
僕の場合、座面が剥離してますが普通に使えていたので待ってる間も問題はありませんでしたが、故障箇所によっては別の椅子を使わざるを得ない場合もあるかもしれないので、余裕をもって修理申請をした方が良いでしょう。
修理中の様子
ハーマンミラーのサイトを見ると、製品を送って修理してくれるという方法もあるみたいですが、今回の場合、「訪問修理」という形でハーマンミラーメンテナンスのテクニカルスタッフの方が自宅まで来てくれる事になりました。
なお、この訪問修理は平日のみの対応との事なので、日中お仕事の方は予定を調整しておく必要がありますね。

スタッフの方に許可を得て、作業中の様子を何枚か撮らせて頂きました。
工具を使い、椅子を分解していきます。
椅子の分解って全く想像出来なかったのですが、スタッフの方は手際良く作業を進めてましたね。

交換対象ではないパーツに付いているホコリや汚れなんかも軽く掃除してくれます。

背もたれが取り外され、フレームだけになってますね…

新品の背もたれ。
修理はパーツそのものを新しいものへと交換してくれるため、新品同様になります。

背もたれを取り付けた様子。当たり前ですがヒビ割れも無く新品そのもの。

座面も新品のパーツに交換してくれ、作業は完了。
作業時間としては1時間ほどで終わりました。なお古いパーツはスタッフの方が回収してくれたので、自分で処分する必要はありません。
修理後のミラ2チェア

背もたれと座面という椅子の中でも大きなパーツが2つとも新しいものへ交換してもらったので、もうほぼ新品と言っても差し支えないくらいに綺麗に生まれ変わりました。

背もたれも新品。ホコリなんかで薄汚れていましたが、見違えるように綺麗に。

背もたれは以前までなんかくすんだグレーだったのですが、こんなにも白かったんだなぁ…と実感しました。

実際に座ってみると、座面が新品になったおかげでメッシュにハリがあるため、最初は違和感を感じるくらいでした。
しかし、慣れてくると『ミラ2チェア』らしい、おしりから腰にかけて抜群のフィット感を感じられます。
今まで『ミラ2チェア』以外にも数々のオフィスチェアを試してきましたが、機能性はともかく、座り心地に関しては『ミラ2チェア』を超えるものにはまだ出会えていません。
価格は高いですが、オフィスチェアとしての品質は流石の一言。これからも長く使っていけそうです。
ミラ2チェアの修理まとめ
この様に、10年間使っているオフィスチェアでも無償で背もたれ・座面を新品に交換してもらえました。
改めて時系列をまとめますが、
2025年3月末:修理申し込み〜修理内容確認と審査
2025年5月初旬:保証にて無償で修理対応可能との回答
2025年8月初旬:米国よりパーツ入荷の連絡
2025年8月末:訪問修理にて修理完了
上記の通り、修理を申し込んでから実際に修理が完了するまでは5ヶ月程度かかっています。
オンラインストアだったり直営店で購入した場合、また少し状況は異なるかと思いますが、それでもある程度の期間は見ておいたほうが良さそう。
この様に修理までの期間はかかりますが、不具合ある部分は新品に交換してもらえるので、長年使っていてガタが来ているなと感じている方は、十分にやる価値があります。
ハーマンミラーの製品を修理したいという場合、本記事が参考になれば幸いです。


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