自宅で使っているヘアドライヤーは、パナソニックの『イオニティ』というもの。実売価格は3〜4,000円とお手頃な価格ながら1.9㎥/分と大風量で、マイナスイオン放出も出来るコスパの高い製品です。
ところが、最近この『イオニティ』はどうも調子が悪く、ヒューズが劣化しているのか温風を出していてもすぐに冷風に切り替わったりと、そろそろ買い替えどきかと思っていた所、家電量販店で『SALONIA(サロニア)』のヘアドライヤーを発見。
SALONIAのドライヤーはデザインがとても自分好みで、ひと目見た瞬間に「これだ!」と思ました。すぐにネットで購入し、実際に使ってみましたので、デザインや使い勝手をレビューしていきます。
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SALONIA(サロニア)とは?
「BEAUTY is simple」をコンセプトにした、美容家電ブランドがSALONIA(サロニア)です。プロ品質の性能を持ちながら、機能はシンプルに絞り、使いやすさと性能を高いレベルで融合させているのが特徴です。
製品としては、ヘアドライヤーを始め、「ヘアアイロン」や「美顔器」など、理美容に関係する製品を数多く販売しており、そのデザイン性の高さや確かな性能で、人気のブランドとなっています。
そんな人気のSALONIAを手掛ける会社は、あのボタニカルシャンプー「BOTANIST」を販売している「株式会社I-ne」。「BOTANIST」と同じ、良いものをシンプルにというコンセプトでSALONIAも作られているので、人気なのも頷けますね。
スペック
SALONIA(サロニア)スピーディーイオンドライヤー | |
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型番 | SL-013WH |
風量 | 2.3㎥/分 |
温風温度 | 約80℃(TURBO・室温30℃・ノズル装着なし) 約103℃(TURBO・室温30℃・ノズル装着時) |
マイナスイオン搭載 | 有 |
定格消費電力 | 1200W(TURBO時) |
電源 | AC100V 50/60Hz |
本体サイズ | 202×75×199mm(使用時、ノズル装着時) 202×75×131mm(折りたたみ時、ノズル装着時) |
コード長 | 約1.7m |
本体素材 | PC(ポリカーボネート) |
重量 | 約495g(ノズル・コード込み) |
SALONIAのヘアドライヤーをスペックから見ていきます。特筆すべき点としては、やはり最大風量が2.3㎥/分と大風量な点。パナソニックの『イオニティ』で、1.9㎥/分、大風量が売りのダイソン『Dyson Supersonic』も風量は2.4㎥/分なので、ダイソンと同じレベルの大風量で出力できるという事になります。
パッケージの内容
『SALONIA(サロニア)ヘアドライヤー』を開封して、パッケージ内容や本体外観・サイズ感を見ていきます。
シンプルでオシャレなパッケージ。ゴチャゴチャした説明もないクリーンなものとなっています。近年、Apple製品を思わせるようなクリーンなパッケージが増えてきている様な気がしています。
パッケージ内容は上記の通り。
本体外観・サイズ感
今回購入したカラーは「白」。白の色味もかなりキレイです。ロゴがありますが、グレーなのでそれほど目立たず、うるさくないのは良いですね。
吹出口の方です。付属の速乾ノズルを付けることによって、最大2.3㎥/分の大風量が排出されます。
吸入口側です。一般的なドライヤーは本体色が白でも一部黒だったりグレーだったりすることが多いのですが、このドライヤーはしっかりと全て白色なので、白好きとしてはとても嬉しいポイントです。
写真では少し分かりづらくて恐縮ですが、本体の運転モードは「COOL(クール)」「SET(セット)」「TURBO(ターボ)」の3種類。
パナソニックの『イオニティ』は、それぞれの風量で「HOT」と「COOL」が切り替えられましたが、そういった機能は無いようです。
本体は全体的にシンプルなフォルムですが、ちゃんとモード切替スイッチ部分は盛り上がっており、親指で操作しやすいようになっています。
折りたたむとこのような感じになります。パナソニック『イオニティ』と比較してもコンパクトです。
本体の質感がマット
このドライヤーの大きな特徴の一つが「マットな質感」という点。
ドライヤーは一般的にはプラスチック素材出来ており、手触りはつるつるしていますが、このドライヤーはポリカーボネートを本体素材として採用し、スベスベしているのが特徴。これは実際に触ってみないと分からないかもしれませんが、初めて触った時には「おおっ」と思いました。このおかげか、実売価格が5,000円ほどながら質感に関しては安っぽさを感じない仕上がりとなっています。
SALONIA(サロニア)ヘアドライヤーの使用レビュー
実際にSALONIAのドライヤーで髪を乾かして思ったことは「確かに風量は凄いけど、驚くほどの差は無い」と感じました。元々使っていたパナソニックの『イオニティ』も、風量は1.9㎥/分とそこそこ大風量だったためか、驚くほどではないなと思ったのが正直な感想。ただ、両者を交互に使ってみると、確かにSALONIAのドライヤーの方が風量が強く感じます。
風量のあまり強くないドライヤーを使っている方だったらもっと明確に違いを感じることが出来ると思います。
音は大きめですが、『イオニティ』とはまた違った質の音です。個人的には「こんなものだろうな」と思う程度で、あまり気にはなりません。
SALONIA(サロニア)ヘアドライヤーのレビューまとめ
『SALONIA(サロニア)ヘアドライヤー』はなんと言っても、シンプルなデザインが目を引きます。他メーカーのドライヤーは派手な色使いの物が多い中、SALONIAなら洗面所に置いても余計な主張をせず、溶け込んでくれるので、シンプルなデザインが好きな方には間違いなくオススメ。
ダイソンやパナソニックのドライヤーの様に色んな機能は付いていませんが、マイナスイオン機能を搭載しているので、サラサラに仕上がる上に、大風量で素早く乾かせるので、ドライヤーとしての基本機能は十分すぎるくらい。
価格も5,000円以下で購入できるので、「手頃な価格かつシンプルでオシャレなドライヤーが欲しい」というニーズにバッチリハマるドライヤーだと思いました。
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