100円均一でお馴染みの「ダイソー」ですが、最近では100円以上の商品も数多く販売されています。そんな中でネット上で話題になったのが「500円で買えるヘッドホン」。ちょっと気になったので近所にあるダイソーへ向かい、実際に購入してみました。
使ってみて、付け心地やどうなのか、肝心の音質はどうなのかなどをレビューしていきます。
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ダイソー 500円ヘッドホンとは?
100円で様々なものが揃う「ダイソー」。どこの街にも1店舗はある、大型100円ショップです。最近では、100円という枠を越え、もっと高額な商品も販売していますが、どれも価格以上の実力と評判になっているものが多くあります。
そんなダイソーで、意外にも充実してきているのが、スマートフォン関連のガジェット製品や、イヤホン、ヘッドホンなどのオーディオ関連機器。特に最近では「500円で購入できるヘッドホン」がネット上で話題になり、品薄状態になるなど話題になりました。
僕も「500円で買えるヘッドホン」ってどうなんだろうと興味半分で近所のダイソーで購入したので、付け心地や音質などを見ていきます。
ダイソー500円ヘッドホンのスペック
ダイソー500円ヘッドホン | |
---|---|
再生周波数帯域 | 20Hz-20KHz |
出力音圧レベル | 115dB |
インピーダンス | 32Ω |
プラグタイプ | 3.5mm |
ケーブル長 | 1.2m |
価格 | 550円(税込) |
スペック的にはどれも大きな特徴はありませんが、再生周波数帯域が「20Hz〜20KHz」と狭いのが気になります。人間の耳で聞こえると言われている周波数帯が同じく「20Hz〜20KHz」なので問題無いと言えば無いのですが、1,000円台のヘッドホンでも「15Hz〜22KHz」辺りまで出力できるものが多いので、ここは少しマイナスポイントかなと思います。
ダイソー500円ヘッドホンのパッケージ
パッケージはパッと見た感じ、そこそこオシャレに見えます。今回購入したカラーは「カラーコンビ、ブラウン×ブルー」を購入しました。本当言えばホワイト系が欲しかったのですが、売り切れていたみたいで店頭には置いてありませんでした。イエローなど他の色もありましたが、ちょっと趣味と合わなかったのでこれを選びました。
パッケージ裏面にはヘッドホンのスペックなどが表記してあります。
ダイソー500円ヘッドホン本体
それでは『ダイソー500円ヘッドホン』本体を見ていきます。
ヘッドホン全体としてはこのようなデザイン。パッケージに入っている時はそこまで気にならなかったのですが、いざ本体を出してみると、プラスチック感が強く、安いっぽい印象があります。
イヤーパッドは柔らかくて耳への感触としては悪くありません。ただ、使われている素材がビニールか何かのようで、耐久性が無くすぐにボロボロになりそうな雰囲気でした。
ハウジング部分。やはりプラスチック感が強く、安っぽさが否めません。
気になったのはケーブルの付け根部分。どう見ても耐久性が無さそうに見えます。当たり前ですがリケーブル出来るわけでもないので、壊れたら買い換えるという使い方になるんでしょうね。
ケーブルの長さは1.2mと標準的。3.5mmの標準プラグなのでどのような環境でも使えそうです。
ダイソー500円ヘッドホンの音質
肝心の500円ヘッドホンの音質はどうなのかを実際に使って音楽を再生してみました。
※なお、音質って主観なので、あくまで「個人的意見」です。
少し音楽を再生して聞いてみましたが・・・正直に言ってナシです。確かにパッケージに謳われている通り、低音域は割と出てるような気がしますが、中高音域のクリアさが無く、籠もった感じに聴こえます。
籠もった音って個人的にはとても嫌いなので、これを音楽再生用として使うのはかなり厳しいと感じました。逆にあまり音質が必要でないテレビ視聴用などの用途として使うのであればまあ使えるかなと思ったりもします。
ネット上では「これで十分」「価格を超えるコスパ」という意見も目にしますが、正直そうは思いません。
ダイソー500円ヘッドホンのまとめ
ダイソーで販売されている商品の中には価格を超える優れた製品が沢山ありますが、ヘッドホンに関して言えば正直期待はずれでした。
肝心の音質は籠もった感じが拭えず、耐久性もあまり高くなさそうなので、少なくとも音楽再生用としてはオススメ出来ないかなと思います。安めのヘッドホンをお探しの方は、1〜2,000円台くらいからSONYやオーディオテクニカなど、オーディオメーカーからもかなり低価格な製品が販売されているので、そちらを購入したほうが幸せになれると思います。
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