外でスマホやタブレットを使う際に、バッテリー切れから守ってれるのが「モバイルバッテリー」。今や一般的なアイテムとなっており、100均でも売られるくらいです。
価格や性能も様々で、お店に行けば迷うくらいに置いてありますが、その中でも薄型でシンプルなものが欲しいという場合、本記事で紹介する『VOLTME Hypercore 10K』はなかなかにオススメです。

MagSafeなど付加価値の様な機能は搭載していませんが、10,000mAhの容量を誇るモバイルバッテリーとしては薄く、本体も軽いので持ち運びやすいのが特徴。
実際に使ってみましたので、使い勝手や充電性能などを詳しく紹介します。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。
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VOLTME Hypercore 10K モバイルバッテリーとは?
充電分野で20年以上の実績を持つ「Voltnex Innovations Technology」社が立ち上げた独自ブランド「VOLTME(ボルトミー)」から販売されているモバイルバッテリーが『VOLTME Hypercore 10K』。
VOLTMEはUSB充電器やモバイルバッテリーなどの分野で多数の製品を手掛け、どれも高い評価を得ています。更に「レッドドット デザイン賞」などデザインアワードで受賞するなど、そのデザイン性の高さでも注目されており、日本でも人気の高いブランドの一つです。
本体スペック
VOLTME Hypercore 10K | |
---|---|
バッテリー容量 | 10,000mAh |
定格容量 | 6,000mAh |
USBポート数 | USB-C×1、USB-A×1、計2ポート |
USB-C入力 | 5V-3A/9V-2A(18W Max) |
USB-C出力 | 5V-2A/9V-2.22A/12V-1.67A(20W Max) |
USB-A出力 | 5V-3A/9V-2A/10V-2.25A/12V-1.5A(22.5W Max) |
合計出力 | 5V-3A(15W Max) |
パススルー出力 | ◯ |
カラー | グレー/ブラック/ブルー |
本体サイズ | 68.7×139.5×15.5mm |
重量 | 218.8g |
価格 | 2,899円(税込) |
スペックは上記の通り。


パッケージデザイン。背面にはスペックなどの他、PSEマークなど各種認証マークも記載されています。

- VOLTME Hypercore 10K 本体×1
- USB-Cケーブル ×1
- 取扱説明書
付属品は上記の通り。
本体デザイン

本体デザイン。大きくデボス加工されたロゴが目を引きます。
本体は光沢の無いマットな質感で、落ち着いた印象。

本体裏面には各種仕様やPSEマークなどの認証マークが見えます。

本体側面には小さくボタンが見えます。このボタンを押すことでバッテリー残量の確認が可能。
グレーにオレンジという配色がオシャレな印象を与えてくれます。

本体上部にはバッテリー残量を示すLEDランプと、USB-A、USB-Cポートがそれぞれ備えられています。

本体サイズは「68.7×139.5×15.5mm」と、僕が持っている『iPhone 15 Pro』とほとんど変わらないサイズ感。

厚みは15.5mm。10,000mAhの容量があるモバイルバッテリーとしては薄い部類に入ると思います。

重量は実測で218.5g。こちらも10,000mAhのモバイルバッテリーとしては軽量な方に入るので、持ち運びに便利。
VOLTME Hypercore 10K モバイルバッテリーの使用レビュー
『VOLTME Hypercore 10K』の使用感を詳しく紹介していきます。
10,000mAhの容量があり、外出先でしっかり充電できる

モバイルバッテリーは様々な容量の製品がありますが、『VOLTME Hypercore 10K』は10,000mAhの容量があります。ただ、モバイルバッテリーの場合定格容量の方を見る必要がありますが、定格容量も6,000mAhという容量を誇ります。
これくらいの容量があれば、スマートフォンであれば約2回程度、タブレットでも1回程度は十分に充電が可能です。
1日中スマホを使うといった場合、5,000mAhモデルだとちょっと不安に感じる事もありますが、本製品の様に10,000mAhモデルだと安心感が高く、外出先でもバッテリー切れを気にせずデバイスを使うことができます。
充電速度も必要十分

『VOLTME Hypercore 10K』はUSB PDやQC3.0といった高速充電規格に対応しています。そのため、iPhoneとかであれば20W、QCに対応したAndroid端末であれば最大22.5Wでの充電が可能です。

実際に僕の『iPhone 15 Pro』で試してみた結果がこんな感じ。これはiPhoneのバッテリー残量を20%くらいにして充電した時の様子です。
だいたい15〜18Wくらいの間で充電出来ているのが分かります。これくらい速度が出ていれば充電速度としては必要十分なので、外出先など場所を選ばず高速に充電ができます。
MagSafeなど付加価値は無い
最近のモバイルバッテリーはMagSafeなどに対応していたり、液晶ディスプレイが付いていて残量が数値で見れるような製品がトレンドです。
『VOLTME Hypercore 10K』はそういったトレンド機能は無く、ごくごくシンプルなモバイルバッテリーといった製品。付加価値はありませんが、その分価格も安価に抑えられているので、シンプルな製品が欲しいという方に最適です。
VOLTME Hypercore 10K モバイルバッテリーのレビューまとめ
『VOLTME Hypercore 10K』は、10,000mAhという十分な容量を持ちながら、15.5mmの薄型設計になっており、持ち運びしやすいのが特徴のモバイルバッテリー。
USB PDやQuick Charge3.0といった充電規格にも対応し、最大22.5Wまで出力可能。iPhoneを始め、スマホやタブレットも素早く充電できるので、外出のお供として心強い味方。
最近のトレンドであるMagSafeなどには対応していませんが、モバイルバッテリーとして必要なものはちゃんと備えたシンプルな製品といった印象です。
価格も2,000円台と安く、とりあえずシンプルに使えるモバイルバッテリーが欲しいという場合、『VOLTME Hypercore 10K』は良い選択肢だと思います。
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