『MacBook』シリーズなど、薄型ノートパソコンは持ち運びに便利ですが、常に問題になるのがポート類の少なさ。
そんなポートの少ないノートパソコンの拡張性を高めるために欲しいのが「USBハブ」です。

USBハブは様々な種類があり、ポート数や価格も様々ですが、本記事で紹介する『TP-Link 7 in 1ハブ UH7021C』は、4k60HzのHDMIポートを初め、UHS-I対応SDカードスロット、100WのPD対応USB-C、USB-A×3など様々なポートを搭載したUSBハブ。
価格も安価でコスパも良く、手軽に使える定番品が欲しいという方にオススメのハブとなっています。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。
タップできる目次
TP-Link 7 in 1ハブ UH7021Cとは?
『TP-Link UH7021C』は、TP-Linkから発売されているマルチポート対応のUSBハブです。
4K60HzのHDMIポートを初め、SDカードスロット、USB-A×3、PD対応USB-C×1など多彩なポートを搭載しながらも、コンパクトで安価と手に取りやすいのが特徴です。
スペック
| TP-Link UH7021C | |
|---|---|
| コネクタ | USB Type-C×1 | 
| ポート数 | 7 | 
| ビデオインターフェース | 4K@60Hz対応HDMIポート×1 | 
| SDインターフェース | UHS-I対応(最大200MB/秒) | 
| microSDインターフェース | UHS-I対応(最大200MB/秒) | 
| PDインターフェース | 100W PD対応ポート×1 | 
| USBインターフェース | USB Type-Aポート(5Gbps)×3 | 
| 対応OS | macOS・Windows 11/10/8.1/8/7・Linux・iPadOS・iOS・Android・ChromeOS | 
| 本体サイズ | 127 × 40 × 12.2mm | 
| 価格 | 3,980円(税込) | 
| ストア | Amazon | 
パッケージ内容


パッケージはTP-Linkらしい鮮やかな青緑が映える色合いのデザイン。

- UH7021C本体×1
- かんたん設定ガイドなど
パッケージ内容は上記の通り。

かんたん設定ガイドでは、各部の名称とはたらきを日本語でしっかりと説明してくれています。
本体デザイン
『TP-Link UH7021C』の本体デザインを見ていきます。

本体表面はアルミ合金製となっており、質感は非常に良いです。
色合いはやや黒に近いグレーという事で、『MacBook』で言うと「ミッドナイト」とか「スペースブラック」といった黒っぽい色との相性が良さそう。

ポート類。側面にはUSB3.0(5Gbps)のものが2つ。

ハブ先端にはSD/microSDカードスロット。こちらはUHS-I対応で最大200MB/秒の転送速度があります。

反対側の側面には、100WのPD給電に対応したUSB-Cが一つ、USB3.0が一つ、4K@60Hzに対応したHDMIポートが一つ備えられています。

背面には各種仕様や認証マークなどが見えます。
TP-Link 7 in 1ハブ UH7021Cの使用レビュー
『TP-Link UH7021C』を実際に使い、使用感などを詳しく紹介していきます。
ハブ一つで100Wの給電もでき、拡張性を大きく向上させる

『TP-Link UH7021C』は、これ一つで最大100Wの給電が行える他、多数のUSBポートを備えるので、ノートパソコンやiPadなどタブレットの拡張性を大幅に高めてくれます。
僕がメインで使っている『M1 MacBook Pro』は、HDMI、SDカードスロット、USB-Cが3ポートと、MacBookの中では拡張性が高い方ですが、それでも様々な周辺機器を繋げようとすると不足気味。
『TP-Link UH7021C』を繋げるだけで、キーボードの無線ドングルや、周辺機器の充電など様々なものを繋げられるようになるため、非常に便利になります。
特に『MacBook』はUSB-Aポートが無く、変換コネクタを使わなければUSB機器が挿せないので、USB-Aポートが3つと多く備える『TP-Link UH7021C』と『MacBook』の相性はかなり良いのでは無いかと思います。
様々なOSに対応し、ドライバ不要ですぐに使える
『TP-Link UH7021C』はWindowsやMacOSを初め、iOSやAndroid、chromeOSやLinuxにも対応と、幅広いOSで使うことが出来ます。

使うのにドライバをインストールする必要も無く、挿すだけですぐに使える「プラグ&プレイ」にも対応しているため、自宅でも外出先でもデバイスを問わず使えるという安心感があります。
iPadの様なタブレットで使う場合も、充電しながら周辺機器を繋げられるので、かなり便利ですね。
スリムでコンパクトな筐体なため、持ち運びにも便利
『TP-Link UH7021C』は127 × 40 × 12.2mmというスリムでコンパクトなため、カバンの中に入れておいても邪魔になりにくいのがメリットです。

使っていない時はケーブルを本体に挿して収納できるため、USBコネクタの保護にもなり、一緒に持ち運ぶものに傷を付くのも防止できるなど、持ち運びの事をよく考えられた設計となっています。
LANポートは無い

『TP-Link UH7021C』は様々なポートがありますが、LANポートは搭載されていません。
ネットを高速で安定して繋ぎたいので、有線接続したいという方も居るかと思いますが、その場合は同じ「UHシリーズ」の『UH9120C』か『UH6120C』を選ぶと良いでしょう。
TP-Linkハブの選び方
TP-Linkのハブは本製品『UH7021C』の他にも似たような型番の製品があり、どれを選べばよいのか分かりづらい点もあります。
そこで、TP-Linkのハブの中から「UHシリーズ」全6種類のスペックを比較してみました。
| 製品名 |  UH7021C |  UH7020C |  UH9120C |  UH6120C |  UH5020C |  UH3020C | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| ポート数 | 7 | 7 | 9 | 6 | 5 | 3 | 
| HDMIポート 4K@60Hz対応 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 
| SD/microSD カードスロット | UHS-I対応 (最大200MB/秒) | UHS-I対応(最大200MB/秒) | UHS-I対応(最大104MB/秒) | ー | ー | ー | 
| USB-Cポート 100W PD対応 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 
| USB-Cポート 5Gbps | ー | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 
| USB-Aポート 5Gbps | 3 | 2 | 3 | 2 | 2 | ー | 
| LANポート 1Gbps対応 | ー | ー | 1 | 1 | ー | ー | 
| サイズ 単位はmm | 幅:127 奥行:40 高さ:12.2 | 幅:127 奥行:40 高さ:12.2 | 幅:140.2 奥行:43 高さ:14.3 | 幅:118.2 奥行:43 高さ:14.3 | 幅:108.2 奥行:40 高さ:12.2 | 幅:53.7 奥行:60.5 高さ:12.2 | 
| 価格 | 3,980円 | 3,980円 | 5,380円 | 4,580円 | 3,500円 | 2,880円 | 
| ストア | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | 
TP-Linkの「UHシリーズ」ハブは、それぞれ搭載されているポートの種類や数によって型番が異なっており、自分の使用用途によって選ぶことができます。
嬉しいのは、安価な製品であっても仕様自体はどれも変わらない点。例えばHDMI出力の場合、どの製品でも4K@60Hz出力に対応しています。他社製ハブの中には4K@30Hz出力までしか対応していない製品もあるなか、安価だから性能が劣るという点が無いのは優秀です。
その上で、どれを選ぶかなのですが、まずSD/microSDカードスロットが欲しい場合『UH7021C』『UH7020C』『UH9020C』の3種、その中でLANポートが欲しい場合『UH9020C』一択となります。
SD/microSDカードスロットは不要と言った場合、LANポートがほしいなら『UH6120C』、不要なら『UH5020C』が良いでしょう。
なお、個人的オススメは『UH7020C』ですね。LANポートはありませんが、USB-C×1、USB-A×2という構成が今の環境下だと使いやすいと思います。
TP-Link 7 in 1ハブ UH7021Cのレビューまとめ
『TP-Link UH7021C』は、コンパクトながらもUSB-A×3、HDMI、SD/microSD、PD対応USB-Cと多彩なポートを備えたUSBハブ。
拡張ポートが少ない『MacBook』や『iPad』など、様々なデバイスの拡張性を一気に高めてくれます。
「プラグ&プレイ」にも対応し、ドライバ不要で繋ぐだけで簡単に使えるのも嬉しいポイント。価格も安く、手に取りやすいのもメリットですね。
ポートの構成については使う人によって好みが別れるポイント。『UH7021C』はUSB-A×3と、USB-Aの周辺機器を多く持っている方に特にオススメのUSBハブとなっており、USB-Cが欲しければ『UH7020C』、LANポートが欲しければ『UH9020C』といった風にラインナップが揃ってるのもTP-Linkのハブのメリットとなっています。
USBハブを検討している方は、本製品『TP-Link UH7021C』を始め、ぜひTP-LinkのUSBハブをチェックしてみてください。




COMMENT