VOLTME Hypercore 10K Sling モバイルバッテリー レビュー/USB-Cケーブル一体型でメチャクチャ使いやすい。重量も軽く持ち運びに便利
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VOLTME Hypercore 10K Sling モバイルバッテリー レビュー/USB-Cケーブル一体型でメチャクチャ使いやすい。重量も軽く持ち運びに便利
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外出する際にあると安心なのが「モバイルバッテリー」。ただ、モバイルバッテリーでスマホなどを充電する場合、MagSafeの場合を除き、必ず必要になるのが充電ケーブルです。

モバイルバッテリー本体に加え、充電ケーブルもという事になると、荷物も増えてしまうのが悩みどころ。

VOLTME Hypercore 10K Sling

そこで本記事で紹介するのが『VOLTME Hypercore 10K Sling』。このモバイルバッテリーはUSB-Cケーブルを本体に内蔵した一体型なので、別途ケーブルを持ち運ぶ必要がありません。

容量も10,000mAhと十分、本体も薄く軽いので持ち運びやすいのも特徴的です。

本記事では実際に『VOLTME Hypercore 10K Sling』を使ってみましたので、使い勝手や充電性能などを詳しく紹介します。

VOLTME Hypercore 10K Sling

総合評価

(4.5)
VOLTME Hypercore 10K Sling のメリット
  • USB-Cケーブル一体型でケーブルを持ち運ばなくても良い
  • 10,000mAhと十分な容量
  • 17.8mmという薄さと、約180gというかなりの軽量設計なので持ち運びやすい
  • USB PDやQC3.0などの高速充電規格に対応し、最大22.5Wまで出力可能
  • グレー×オレンジというオシャレな配色
  • 3千円台半ばで買え、セール時には3千円を切ることも…!
VOLTME Hypercore 10K Sling のデメリット
  • MagSafeや内蔵液晶ディスプレイなどトレンド機能は無い

本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。

VOLTME Hypercore 10K Sling モバイルバッテリーとは?

VOLTME(ボルトミー)から発売された、USB-Cケーブル一体型で、10,000mAhの容量を誇るモバイルバッテリーが『VOLTME Hypercore 10K Sling』。

VOLTMEは、充電分野で20年以上の実績を持つ「Voltnex Innovations Technology」社が立ち上げた独自ブランド。USB充電器やモバイルバッテリーなどの分野で多数の製品を手掛け、どれも高い評価を得ています。

更に「レッドドット デザイン賞」などデザインアワードで受賞するなど、そのデザイン性の高さでも注目されており、日本でも人気の高いブランドの一つです。

本体スペック

VOLTME Hypercore 10K Sling
バッテリー容量10,000mAh
定格容量6,000mAh
USBポート数USB-C×1、USB-A×1、計2ポート
USB-C入力5V-3A/9V-2A(18W Max)
USB-C出力5V-2A/9V-2.22A/12V-1.67A(20W Max)
USB-A出力5V-3A/9V-2A/10V-2.25A/12V-1.5A(22.5W Max)
合計出力5V-3A(15W Max)
パススルー出力
カラーグレー/ピンク/ブラック/ダークブルー
本体サイズ109.4×69×17.6mm
重量180g
価格3,680円(税込)

スペックは上記の通り。

10,000mAhの容量があり、スマホやタブレットの充電には必要十分。重量も180gと軽いのが特徴的です。

パッケージ内容

パッケージデザイン。背面にはスペックなどの他、PSEマークなど各種認証マークも記載されています。

付属品類
VOLTME Hypercore 10K Slingの付属品
  • VOLTME Hypercore 10K 本体×1
  • USB-Cケーブル ×1
  • 取扱説明書

付属品は上記の通り。

付属のUSBケーブル

こちらはモバイルバッテリー本体に充電するためのUSB-Cケーブル。

取扱説明書

取扱説明書は多言語化されており、日本語の表記もあります。

ただ、モバイルバッテリーってそんなに使うのに難しい説明が必要ないので、取扱説明書も簡易的なものになっています。

本体デザイン

VOLTME Hypercore 10K Slingの本体デザイン

本体デザイン。大きく刻印されたロゴが目立つデザイン。本体は光沢の無いマットな質感で、手触りも上々。そして何と言ってもストラップの様に飛び出たケーブルが目に付きます。

VOLTME Hypercore 10K Sling本体裏面

本体裏面には各種仕様やPSEマークなどの認証マークが見えます。

VOLTME Hypercore 10K Sling本体側面

本体側面にはUSB-CとUSB-Aポートがあり、このポートを使ってもデバイスへ給電できる他、モバイルバッテリー本体への充電も兼ね備えています。

そして何と言っても本製品最大の特徴である、内蔵のUSB-Cケーブル。

一見ストラップの様な見た目をしていますが、この内臓ケーブルからデバイスへ給電できるので、ケーブルを別途持ち運ぶ必要が無いというのが最大のメリットです。

グレー×オレンジの配色はオシャレ

グレーな本体カラーに対し、VOLTMEカラーであるオレンジの組み合わせがオシャレ。

グレー×オレンジってやはり相性良い配色だなと感じます。

電源ケーブルはストラップの様にも使える

この電源ケーブルはストラップの様に持つことも可能。ただ、強く引っ張ると普通にケーブルが抜けてしまうので、このまま何かに引っ掛けて持ち運ぶみたいな事はやめておいたほうが良いです。

側面にはボタン

本体側面にはボタン。こちらを押すとバッテリー残量が確認できます。

本体表面にLEDが見える

表面にあるLEDランプ。これ、ロゴの一部がバッテリー残量のLEDになっており、デザインセンスが凄いと思いました。

重量は軽く、もし運びやすい

本体重量は実測で184.1g。10,000mAhのモバイルバッテリーとしては、かなり軽い部類に入ると思います。

しかも本体にケーブルが内蔵されており、別途ケーブルも必要ないので、カバンの中に入れて持ち運ぶのに良いですね。

上:VOLTME Hypercore 10K、下:VOLTME Hypercore 10K Sling
上:VOLTME Hypercore 10K、下:VOLTME Hypercore 10K Sling

以前レビューした『VOLTME Hypercore 10K モバイルバッテリー』との比較。

形状は異なりますが、どちらとも容量は10,000mAhです。本製品の方が長さが短いですが、その分横幅はあったりと全体的な体積はそこまで変わらないように感じます。

左:VOLTME Hypercore 10K、右:VOLTME Hypercore 10K Sling
左:VOLTME Hypercore 10K、右:VOLTME Hypercore 10K Sling

本体の厚みは、『VOLTME Hypercore 10K』が15.5mm、本製品『VOLTME Hypercore 10K Sling』が17.6mmと、約2cmほどの違いがあります。

ただ、実際に両方とも持った感想としては、正直大差無い様に思いました。

個人的にはやはりケーブル内蔵している、本製品『VOLTME Hypercore 10K Sling』の方が多少厚みはあっても使い勝手は上の様に感じます。

VOLTME Hypercore 10K Sling モバイルバッテリーの使用レビュー

『VOLTME Hypercore 10K Sling』の使用感を詳しく紹介していきます。

ケーブル一体型で荷物が減る!重量も軽く持ち運びやすい

ケーブル内蔵で持ち物が減る

本製品は何と言っても、ケーブル一体型モバイルバッテリーという事で、別途ケーブルを用意しなくても良いという点が非常に素晴らしいです。

同じくケーブルを必要としない充電方法としては、iPhoneで採用されている「MagSafe」やその他スマホで採用されている「Qi」などワイヤレス充電規格がありますが、対応スマホ以外のデバイスでは使用することができません。

イヤホン類なんかも充電できる汎用性が魅力的

USB-Cであれば非常に汎用性が高く、スマホを始め、タブレットやパソコンの他にもワイヤレスイヤホン、ワイヤレスヘッドホンなど様々なデバイスに充電が可能。

最近では雑貨屋さんで購入できるハンディ扇風機の様な小型ガジェット類も軒並みUSB-Cで充電する製品が増えている事から、とりあえず『VOLTME Hypercore 10K Sling』を持っていれば何とかなるという高い安心感があります。

モバイルバッテリーは持ってきたけど、ケーブルを持ってくるのを忘れた…というミスをすることも無く、荷物も減るので、持ち運び用のモバイルバッテリーとして現状最適解の一つなのではないかと思います。

付属のケーブルはストラップの様にも見えるが、過信しない方が良い

『VOLTME Hypercore 10K Sling』の付属ケーブルは収納時にはストラップの様にも見えます。

ただ、これは普通にUSB端子にケーブルが刺さっているだけなので、当然引っ張ると抜けます。

引っ掛けられるけど、落とすリスクあると思う
カバンにも引っ掛けられるが、落とすリスクありそう

緩いわけではないので、ケーブル部分を持って持ち上げるくらいであれば抜ける心配は無いと思うのですが、本物のストラップの様にカバンか何かに引っ掛けて持ち運ぶ…みたいな事は、落とすリスクあると思います。

指でクルクルすると落とすと思います
指でクルクルはしないほうが良いです。※経験談

つい指でクルクルしたくなりますが、それも止めておいたほうがいいですね。ケーブルが抜けて、飛んでいきます。※経験談

10,000mAhの容量があり、外出先でしっかり充電できる

モバイルバッテリーの容量は様々ですが、本製品『VOLTME Hypercore 10K Sling』の場合、定格容量としては6,000mAhの容量があります。

例として、『iPhone 16』のバッテリー容量は3,561mAhなので約2回程度は充電でき、タブレットだと1回程度は充電が可能です。

1日中スマホを使う場合、5,000mAhモデルだとちょっと不安も残りますが、10,000mAhモデルの場合安心感が高く、外出先でもバッテリー切れをあまり気にせず使えるのが良い点ですね。

充電速度も必要十分

充電速度も必要十分

『VOLTME Hypercore 10K Sling』はUSB PDやQC3.0といった高速充電規格に対応しています。そのため、iPhoneとかであれば20W、QCに対応したAndroid端末であれば最大22.5Wでの充電が可能です。

実際に僕の『iPhone 15 Pro』で試してみた結果がこんな感じ。これはiPhoneのバッテリー残量を20%くらいにして充電した時の様子です。

だいたい15〜18Wくらいの間で充電出来ているのが分かります。これくらい速度が出ていれば充電速度としては必要十分なので、外出先など場所を選ばず高速に充電ができます。

MagSafeなど付加価値は無い

最近のモバイルバッテリーはMagSafeなどに対応していたり、液晶ディスプレイが付いていて残量が数値で見れるような製品がトレンドだったりしますが、『VOLTME Hypercore 10K Sling』にはそういう機能はありません。

反面、モバイルバッテリー本体のサイズや重量も抑えられている上、価格も手頃。

ケーブルが内蔵されているだけでも使い勝手としては他のモバイルバッテリーよりも優れているため、幅広い用途で使えるのがメリットだとも言えます。

VOLTME Hypercore 10K Sling モバイルバッテリーのレビューまとめ

VOLTME Hypercore 10K Sling

総合評価

(4.5)
VOLTME Hypercore 10K Sling のメリット
  • USB-Cケーブル一体型でケーブルを持ち運ばなくても良い
  • 10,000mAhと十分な容量
  • 17.8mmという薄さと、約180gというかなりの軽量設計なので持ち運びやすい
  • USB PDやQC3.0などの高速充電規格に対応し、最大22.5Wまで出力可能
  • グレー×オレンジというオシャレな配色
  • 3千円台半ばで買え、セール時には3千円を切ることも…!
VOLTME Hypercore 10K Sling のデメリット
  • MagSafeや内蔵液晶ディスプレイなどトレンド機能は無い

『VOLTME Hypercore 10K Sling』は、USB-Cケーブル一体型のモバイルバッテリー。

別途ケーブルを持ち運ぶ必要が無いので荷物が1つ減る他、ケーブル自体を持ち運ぶのを忘れてしまうといった、やりがちなミスを防ぐことができます。

容量も定格容量で6,000mAhと必要十分。充電速度も速いのでスマホやタブレットなどを素早く充電できます。

MagSafeなどには対応していませんが、その分本体サイズや重量も軽く、3千円台半ばで買える価格の安さも魅力的。

今やスマホを始め、安価なガジェット製品もほとんどがUSB-Cで充電するようになったので、『VOLTME Hypercore 10K Sling』みたいなモバイルバッテリーを1つ持っていると、何かと便利。

気になった方は、ぜひチェックしてみてください。

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Webデザイナー兼ブロガー
白い”モノ”を中心に、ガジェットや家電、デスク周りのアイテムなどをレビューしています。

バリューコマース メディアアワード 2021下期 新人賞1位 / 2022下期 ファッション・アクセサリー賞 受賞 | Amebaチョイス記事監修も行っています | Apple好き・ムジラー | 2児のパパ

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