冬は空気が乾燥しますよね…。空気が乾燥していると、肌荒れや髪がパサつく他、風邪を引きやすくなるなど、想像以上に体への影響は大きいです。
そこで活躍するのが「加湿器」。様々なメーカーから多くのモデルが販売されており、価格も様々なのでどれを選べば良いか迷ってしまいます。
そこで今回は、シンプルな作りながらも4.5Lの大容量水タンクを備え、最大32畳までの空間をしっかりと加湿してくれる『VAKARIA 超音波式加湿器』を紹介。
実際に本製品を使ってみましたので、使用感や加湿具合などを詳しくレビューしていきます。
冬の乾燥に悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、作成しております。
なお、記事内容についてメーカー様からの指示は無く、率直な意見・感想を記載しています。
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VAKARIA 超音波式加湿器とは?
『VAKARIA 超音波式加湿器』は、その名の通り、超音波によって水をミストにして噴出する仕組みを採用した加湿器。
ヒーターを使用しないので吹き出し口が熱くならず、安全性が高く、消費電力も少ないので経済的にも有利です。
一方、熱を加えないので雑菌やカビが繁殖しやすいのが難点。なので超音波式の加湿器はお手入れのしやすさが重要なポイントになってきます。
スペックと主な特徴
VAKARIA 超音波式加湿器 | |
---|---|
加湿方式 | 超音波式 |
給水タンク容量 | 4.5L |
消費電力 | 26W |
連続加湿時間 | 12時間 |
加湿量 | 300mL/h |
動作音 | 通常時:30db 睡眠モード時:26db |
対応面積 | 最大32畳 |
タイマー | 2時間/4時間/8時間 |
素材 | PP+HIPS |
カラー | Light Brown / Light Gray |
重量 | 約1.135kg |
サイズ | 約26.9×18.6×21,7cm |
価格 | 7,980円(税込) |
『VAKARIA 超音波式加湿器』は、4.5Lという大容量の水タンクを備え、最大32畳までの広さを加湿できる強力な加湿性能を備えています。
それに加え、超音波式という事もあって動作音も静かで、通常時で30db、睡眠モード時で26dbという静音性を実現。30dbというと「郊外の深夜」や「ささやき声」くらいの騒音値で、非常に静かと言えます。
また、タイマー機能やアロマにも対応しているので、就寝時にも活躍してくれそうです。
それでは、実際にパッケージを開封して本体を見ていきます。
パッケージの内容
『VAKARIA 超音波式加湿器』のパッケージは、非常にシンプル。特に目立った装飾もなく簡素にまとまっているといった印象です。
側面には製品の特徴が書かれています。
パッケージ内容は上記のとおり。
ちょっと驚いたのが取扱説明書。
しっかりと日本語で書かれており、詳しく説明されています。
その手の製品って多言語化されている事が多く、日本語の説明が簡素だったり、もしくは日本語フォントが中華フォントだったりとあまりクオリティが高くなかったりするのですが、本製品の取り扱い説明書はかなり完成度が高いです。
しっかりと日本向けに作られた製品だという事が分かります。
付属のACアダプタ。24W出力できるタイプのものです。
ACアダプタなのでやや大きさはありますが、表面が真っ白で装飾が無いミニマルデザインとなっているので、コンセントに挿した時もそこまで目立たないのが良いですね。
本体デザイン
『VAKARIA 超音波式加湿器』の本体デザインを見ていきます。
全体的にはシンプルな印象を受ける本体デザイン。
オシャレさみたいなものはなく、ちょっと野暮ったさも感じますが、目立った装飾は無く部屋においても悪目立ちはしないと思います。
本体上部の蓋を外すと水タンクが見えてきます。
本体上部から水を給水できるので使い勝手は良さそう。
本体内部にはLOWとMAXという印が付いており、最大4.5Lもの水を入れることが可能です。
内部を構成するパーツは少なく、お手入れが簡単そう。
スイッチ類。タッチパネル式となっており、加湿量調整やタイマー設定、アロマモード、おやすみモードなどもここから設定します。
スイッチ類下部にはマグネットで着脱できるアロマボックスがあり、中にあるアロマパッドにアロマオイルを5、6滴垂らすとアロマを楽しめます。
本体底面には吸気口があり、中にあるフィルターを外して掃除することも可能。
側面には電源プラグ差込口があります。
VAKARIA 超音波式加湿器の使用レビュー
実際に『VAKARIA 超音波式加湿器』を使い、使用感や加湿具合などを詳しく見ていきます。
まずは水を入れますが、本製品は内部にハンドルが付いているため、本体ごと持ち運べます。
本体自体が水タンクみたいなものなので、水道の蛇口から直接給水することもでき、わざわざポットなどで水を運ぶ必要が無いのでかなり楽です。
この様に水を入れた状態で運べます。
当たり前ですが、多量の水が入っているので重量はそれなりに重く、落とすと床が水浸しになりますのでご注意をw
電源を繋ぎ、スイッチを入れると結構な勢いでミストが噴出されます。
弱でもこのくらいなので、加湿力はかなりありそう。
ミスト吹き出し口は360度回転させる事が可能。
ただ、どの方向に回転させても上部に向かってミストが噴出されるので、狙った場所に向かって噴出させられるというわけではありません。
加湿量はタッチパネルをタッチすると「弱・中・強」の3段階で調整が可能。
前述の通り、弱でも結構のミストが噴出されますが、強にすると凄い量のミストが噴出され、広い空間でもしっかりと加湿します。
最大32畳の広い範囲を加湿できるという事もあって、パワーはかなりのものです。
パワーが強い半面、加湿器近くの床は濡れてしまう事があるので、少し高い場所に置くとか、エアコンの風に乗せるなどして水分が溜まらないように工夫したほうが良さそうです。
加湿しすぎて濡れるのが嫌だという場合や、一定時間だけ加湿したいという場合、タイマー機能を使うと良さそう。
タイマーは2時間、4時間、8時間から設定でき、LEDの点灯数でタイマーの時間を教えてくれます。
LEDの明るさはかなり控えめで、寝室などの暗い空間で使ってもそれほど眩しくありません。
もちろんそれでも眩しい場合、本体一番下にあるボタンを長押しすると「おやすみモード」になり、全てのLEDが消灯しますので、就寝時にも使えます。
動作音は非常に静か
以前までは『無印の超音波式加湿器』を使っていましたが、古いせいか超音波の振動音みたいなものがうるさく、寝室で使っていると音が気になって仕方ないという悩みがありました。
ところが、本製品は動作音がほぼしないと言っても過言ではなく、非常に静かです。
強さを強にしてもほぼ動作音が変わらず、静音性の高さはかなりのものです。
寝室など静かな空間で使っても音が気になることはほとんど無いと思います。
パーツが少なく、お手入れが非常に楽
本製品は「超音波式」という事もあり、定期的なお手入れは必須。そこで重要になるのが「お手入れのしやすさ」です。
実際に掃除をした時の様子が以下のとおり。
まずはタンクに残っている水を捨て、
ミストカバーを外し
ミストガイドパイプを取り外し
ミストガイドパイプの中にあるフォーカスリングを取り外します。
内部を構成するパーツは以上。
パーツが少なく、全て取り外して丸ごと洗えるので常に清潔に保つことができます。
また、パーツを取り外した本体も丸ごと洗うことができます。
加湿器の中には、パーツを取り外しても洗えない箇所がある製品も多く、衛生面が気になりますが、本製品は全てのパーツが取り外し可能で、洗えない隙間がありません。
これは超音波式の加湿器としては非常に優秀ですね。
他の超音波式の製品も見習って欲しいくらいです。
VAKARIA 超音波式加湿器のレビューまとめ
『VAKARIA 超音波式加湿器』は、4.5Lの大容量水タンクを備えた超音波式の加湿器。
加湿能力はかなりのもので、最大32畳の広範囲をしっかりと加湿することができます。
動作音も静かで、場所を問わず使えるのもメリット。
また、本体にハンドルが付いているので持ち運びしやすい点や、構成するパーツ数が少なくお手入れがしやすいと、使い勝手も非常に良好です。
加湿器といえば独創的なデザインの製品も多い中、本製品はシンプルでオシャレさみたいなものはあまり感じられませんが、きっちりと仕事をしてくれる加湿器といった印象を受けました。
冬場の乾燥した時期にしっかりと加湿してくれる加湿器が欲しいという場合『VAKARIA 超音波式加湿器』は、良い選択肢だと思います。
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