毎月新商品が多数販売され、それを楽しみにしている人も多いスリーコインズから、今度は「マウス」が販売されました。
スリコならではのシンプルなデザインに加え、接続方式は「Bluetooth / USBレシーバー」の2種対応、「クリック音が抑えられた静音スイッチ採用」と、税込1,100円という価格ながら、結構”ツボ”を抑えたマウスとなっています。
実際に購入し、色々と使ってみたので、使い勝手やメリット・デメリットなどをレビューしていきます。
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スリーコインズ Bluetoothハイブリッドマウスとは?
オシャレな雑貨が揃うスリーコインズから販売された、パソコンで使えるマウスです。
最近スリーコインズでは「完全ワイヤレスイヤホン」の様なモバイル製品から、「Bluetoothキーボード」みたいにパソコンで使える製品まで、デジタル製品が数多くリリースされています。
キーボードが販売されたので、いつかはマウスが出るかもと思っていましたが、これでスリーコインズでパソコンの周辺機器が揃えることが出来るようになりました。
スペック
スリーコインズ Bluetoothハイブリッドマウス | |
---|---|
Bluetooth | 5.1 |
対応OS | Windows/Mac/iPadOS/iOS/Android |
ボタン数 | 3ボタン |
DPI | 400/800/1200 |
対応インターフェース | USB/Bluetooth |
電波周波数 | 2.4Ghz |
接続距離 | 約10m |
カラー | ホワイト/ブラック |
本体サイズ | 約63×100×38mm |
レシーバーサイズ | 約14×18×6mm |
本体電源 | 単3電池×1(別売) |
価格 | 1,100円(税込) |
スペックは上記の通り。
ボタン数は3つと標準ながら、DPI(感度)が400/800/1200と切り替えられる事や、USBレシーバー、Bluetooth両対応しているなど、1,100円という価格の割に機能が充実しているのが特徴です。
パッケージの内容
『Bluetoothハイブリッドマウス』を開封して、パッケージ内容や本体外観・サイズ感を見ていきます。
3COINS DEVICEシリーズ共通のパッケージデザイン。『スリーコインズ Bluetoothハイブリッドマウス』は、「ホワイト」と「ブラック」の2色展開ですが、今回は「ホワイト」モデルを購入しました。
パッケージ背面には、各種製品の仕様が書かれています。
パッケージを開封すると、マウス本体はブリスターパッケージに収められていました。
パッケージ内容は上記の通りです。
本体外観・サイズ感
『Bluetoothハイブリッドマウス』本体のデザインやサイズ感を見ていきます。
マウス全体のフォルムはシンプルで素直な形です。持ち手の部分が少しへこんだ流線的なデザインとなっており、誰が持っても持ちにくいという感じは無さそう。
ただ、もう少し金額が高いマウスの場合、親指が当たる部分は滑り止めとしてラバー素材になっている製品も多いのですが、このマウスは全て同じプラスチック素材(ABS樹脂)なので、質感はちょっと安っぽさを感じる所があります。
今回、「ホワイト」モデルを購入しましたが、全体が真っ白で目に見える部分に装飾が無いのは良いですね。スリコの製品ってロゴとか主張しないので、デザイン的には好みなものが多いです。
ボタン類は左右と、中央にスクロールホイール、その下にDPI(マウス感度)切り替えボタンがあります。
スクロールホイールは、上下のみにスクロールするもので、左右にスクロールするチルトホイールではありません。
マウスの底面はこの様な感じ。光学式のセンサーと電池ソケットがあります。
使用する電池は単3電池1本。電池は付属してこないので、別途用意する必要がある点は注意です。
マウスに付属してくる「USBレシーバー」。このマウスは「Bluetooth」と「USBレシーバーによる無線接続」の両方に対応しているので、Bluetoothを搭載していないパソコンで使う際には、この「USBレシーバー」をパソコンのUSBポートに挿せば使うことが可能。
USBレシーバーのサイズは、約14×18×6mmと小さいので、パソコンのUSBポートに挿してもそこまで出っ張らないと思います。
実際に単3電池を入れて、使ってみます。
単3電池を入れた状態での重量は、実測で76g。
マウスとしては軽い部類に入ると思います。普段マウスを使う時はロジクールの静音マウス『M590』を使っており、それが割と適度な重さという事もあって、ちょっと軽くて不安になるくらいですw
『スリーコインズ Bluetoothハイブリッドマウス』のセンサーは赤色LEDを使った光学式です。
マウスのセンサー方式は幾つか種類があり、それぞれの特徴は以下の通り。
センサー方式 | 主な特徴 |
---|---|
光学式(赤色LED) | 価格が安く、ドライバも不要で手軽に使用できるが、 ガラスや光沢のある面で使う場合、読み取り制度が落ちる。 |
光学式(青色LED) | 赤色LEDと比較して波長がより短い青色の光を使うことにより、 細かな凹凸でも正確に読み取ることが可能。 |
レーザー方式 | 解像度や感度、読み取り制度が高く、光沢のある面など光学式マウスが苦手な面でも安定した読み取りが可能。 反面、価格が高く上位機種を中心に採用されている。 |
IR/LED方式 | 赤外線で読み取る方式。読み取り制度はあまり高くないものの、長寿命なのが最大の特徴。 |
現在最も主流なのが、青色LEDを使った光学式なのですが、『スリーコインズ Bluetoothハイブリッドマウス』はコストの関係か、従来の光学式(赤色LED)を採用しています。
そのため、ガラスや光沢のある面で使う場合、精度が落ちる恐れがあるのでマウスパッドを併用する事をオススメします。
スリーコインズ Bluetoothハイブリッドマウスの使用レビュー
『Bluetoothハイブリッドマウス』を使い、使用感を見ていきます。
このマウスは「Bluetooth」「USBレシーバー」の二通り接続方法がありますが、まずは「Bluetooth」を使い、Macとペアリングさせてみます。
ペアリング
MacのBluetoothメニューから「BT MOUSE」を選択し、接続すればペアリングが完了し、使い始めることが可能です。Windowsやその他のデバイスでもペアリング方法は変わりません。
操作感
マウスの大きさは比較的小型な事もあり、手が小さめな僕としては手に馴染みました。女性でも使いやすいサイズになっていると思います。
操作感としては至って普通で、一般用途で使う上では特に問題を感じることは無いでしょう。
ただ、やはり光学式(赤色LED)という事もあってか、光沢のある面や、凹凸のあるような面で使うとマウスカーソルが飛んでしまいます。マウスパッドは用意した方が良いですね。
クリック音は静か
パッケージではあまりアピールされていませんが、静音スイッチを採用しており、クリック音がかなり静かです。
「カチカチ・・・」という、高音が耳に刺さるような音ではなく、「スコスコ・・・」というような音なので、静かな場所で使う時にも役立ちそうです。
また、静音マウスってクリック感が無く違和感を感じる製品もありますが、『スリーコインズ Bluetoothハイブリッドマウス』は適度なクリック感があるので、慣れてしまえば特に違和感無く使えると思います。
2台のデバイスに接続でき、切り替えが可能
「Bluetooth」と「USBレシーバー」2種類の接続方法がありますが、それぞれを違う端末で接続した場合、DPIボタン長押しでデバイスを切り替えることが可能です。
例えば、BluetoothはMac、USBレシーバーはWindows、といった感じで接続した場合、DPIボタン長押しする度に、Mac、Windowsと切り替えて操作出来るので、2台の端末をこれ1つで操作できます。
スクロールホイールが硬め
スクロールホイールがちょっと硬めで、あまりスムーズな印象は受けませんでした。あまり柔らかすぎるのも考えものですが、もう少し柔らかくても良いかなと感じました。
スリーコインズ Bluetoothハイブリッドマウスのレビューまとめ
『Bluetoothハイブリッドマウス』は、無駄な装飾がなく、シンプルにまとまったマウスです。
特別な機能は無いものの、クリック音が静かなのは良いですね。
多少作りが安っぽく感じてしまう部分はあるものの、一般用途で使う分には特に問題は無いので、シンプルなマウスが欲しいという方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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